誕生石と呼ばれる概念があります。1年に12ある月のそれぞれに宝石を割り当てて、誕生月のものは好相性とする考え方です。団体に依って認定している石が違ったりしますけど、4月のダイヤモンド、7月のルビー辺りが有名所です。ルーツを遡ると、ユダヤ教に行き着くのが通説となります。旧約聖書の出エジプト記に、12種類の宝石が高僧の胸当てに埋め込まれているという記述があります。これが暦に結び付いたとする説です。他にも新約聖書のヨハネの黙示録に、12種の宝石がエルサレム城壁の土台に飾られていたと書かれています。いずれにしても、伝説としては数千年にもなる長い歴史を持っているのです。現代的な誕生石は、18世紀頃の宝石商が始めたとされています。売り文句として秀逸なこともあって瞬く間に流行しました。一方で、各商家が好き勝手に決めたので統一感は無かったとされています。ある程度の共通認識が持たれるようになったのは、1912年、アメリカの宝石商組合が設定してからです。昔はダイヤモンドがさほど人気で無かったにも関わらず選ばれている辺り、思惑が見え隠れしている訳ですけど。日本では1958年に制定されたとのことです。縁起物なんて突き詰めれば誰かが作ったと言ってしまえばそれまでなので、是非について論じるのは無粋なのかも知れません。 (・ω・) 人間なんて所詮、気分の生き物だからな 【安定させる為に多少は必要なのが痛し痒し】 朱:重要なポジションの神様って、 始祖の近い親戚ってパターンが多いですよね~。 月:赤の他人が食い込んでくるのは、 他の勢力がのさばる暗喩になって宜しくない。 黄:生々しいんだよぉ。 朱:権力構造は身内で固めてしまいたいという、 人間社会の闇が詰め込まれてる訳ですか~。 【国家の起点という意味ではそんなに間違ってない】 黄:そもそも始祖ってのが胡散臭いんだよぉ。 朱:と言いますと~。 黄:人類自体は何万年も前から居るのに、 数千年前にいきなり生えてくるのは不自然なんだよぉ。 月:センシティブなところに切り込んできたな。 朱:それだけ聞くと新たな支配者が、 正当化目的で主張しているように思えます~。 【考古学と違って証拠が要らないからね】 伊:たしかに、日本国が全ての始まりを名乗るのは、 驕りと言えなくもありません。 月:世の中、宇宙の創生を謳ってる神話ばっかだけどな。 朱:それらの起源となった、 元祖にして究極って設定はどうでしょう~。 黄:実際、そんな感じに盛ってみたのはあるけど、 言ったもん勝ちの泥仕合になるんだよぉ。 【電波を受信するってそういうことだったのか】 黄:創造神的なのが本当に居るとして、 コミュニケーション出来るとも思えないんだよぉ。 天:そんな時の為の朱雀さんじゃないですか。 朱:翻訳機扱いされてます~。 黄:何とか理解できる内容に落とし込んだとするなら、 少しくらい意味不明でも御愛嬌なんだよぉ。 創世神話を見るに、元祖が偉いという考え方は古来から連綿と受け継がれているようです。初めての人が持ち上げられるのは、失敗を繰り返した末に成し遂げたなどの功績が評価されるからです。そこんところを掠め取ろうとする辺り、人の小狡さも大昔から変わってないのかも知れません。 PR |
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