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2009

0524

【所詮は猫科よ】
朱:囚人のジレンマって言うのは~、
 個として最良の選択が全体として最良の選択とは限らず、
 又、それに依って個としての利益をも損なわれることの喩えなんです~。
白:……くー。
黄:寝るんじゃないんだよぉ。
白:難しいことを考えるエネルギーがあるなら、その分は休養か攻撃に回す。
  これ、私の人生哲学!
黄:一応、自称軍師の娘の発言だとは思えないけれど、
 父親の血が濃いと言われれば納得出来るから、実に不思議なんだよぉ。

【一種の生体防御反応】
白:で、結局、どゆこと?
朱:例えば~、白虎さんと窮奇さんが森へ狩りに行ったとします~。
  約束として~、二人が狩った分、全てを山分けにするんです~。
  つまり~、狩れば狩る程、労力に対する取り分が減る訳です~。
  ですから、一切、働かないというのが、
 最も、効率の良い選択になる訳で~。
白:ぐがー。
黄:この行動はもしや、ひょっとして脳レベルで欠損があるのではなかろうかと、
 考えさせられてしょうがない自分が居るんだよぉ。

【どちらが正犯扱いか】
白:ハッ!
黄:何が、ハッ、なんだよぉ。
白:いや~、子供の時分はそうでもなかったんだけどね。
  お母さんに勉強仕込まれ始めた頃から、
 どうにも難しいことは身体が受け付けなくなってさ。
黄:純粋に、遺伝子の問題かと思ったけれど、家庭環境も多分にあるとは、
 人格形成とは、奥が深いものなんだよぉ。

【共同戦線は禁止ね】
白:それで、狩りに行って、働いたら負けって話だっけ?
朱:そこに~、二人が狩った量が二倍以上開いたら、
 ヘルさんに全て没収されるという項目を付けるんです~。
  狩り過ぎてもダメ、狩らな過ぎてもダメの状況で、
 白虎さんはどうしますか~?
白:うーん。そんなややこしい現場はあきらめて、
 黄龍に御飯をたかるってのはどう?
黄:と、この様に、現実には第三の選択肢があることが多い訳で、
 案外、こんな発想をする輩が成功するのではなかろうか、なんだよぉ。

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2009

0523

【渡来人にありがち】
朱:子曰く、賢を見てはひとしからんことを思い、
 不賢を見ては内に自ら省みる、なんです~。
白:え、何これ、何処の言葉?
黄:れっきとした、中国の故事なんだよぉ。
白:私、外国の虎だから分かんなーい。
黄:この潔いまでの開き直りっぷり、評価すべきか呆れるべきか、
 微妙に判断が分かれるところなんだよぉ。

【残念無念のフィルター補正】
黄:要は、賢い人を見たら師匠として参考にし、
 アホの子を見たら反面教師にしろってことなんだよぉ。
月:おぉ、何という私の為の言い伝え。
黄:後者なのは言うまでもないんだよぉ。
朱:そうですよね~。月読さんは、本当に色々と教えてくれます~。
黄:朱雀の台詞だけを聞くと良さげな発言なのに、
 相手が月読であることを考えると皮肉に聞こえる辺り、人格は残酷なんだよぉ。

【歩く教典的存在】
朱:子曰く、君子は周して比せず。小人は比して周せず、なんです~。
白:今度は、ラテン語?
黄:この野良猫は、放っておくんだよぉ。
朱:白虎さんは~、少し先人の教えを勉強した方が良いと思うんですよ~。
黄:ある意味、過去の価値観を根底から崩しかねない小鳥が言うというのも、
 業が深く、色々と考えさせられてしまうんだよぉ。

【解くことは不可能です】
月:たしか、偉くて賢い人は客観的かつ広い視野で判断するけど、
 器の小さい人は、主観的かつ狭い価値観で物事を見るとか何とか。
黄:麒麟に聞かせてやりたいんだよぉ。
朱:麒麟さんは~、度量以前に、思考回路が一本線過ぎると思うんですよ~。
黄:だから、絡まりあった釣り糸より奇々怪々な思考をする朱雀が、
 そういうことを言うのは、本当にどうなんだよぉ。

2009

0522

【何はなくとも言ってみる】
朱:ふに~……。
白:うにゃー……。
黄:ふに。人生って~、どうしてこうも、深遠なんですかね~。
月:このいつも通りとも思える電波発言が、
 よもやあの様な大事に発展するとは、
 この時点では誰にも予想しえないのであった。
黄:相変わらず、立ち位置の見えない発言で、
 場を乱すのが御得意の模様なんだよぉ。

【どう考えても異常事態】
朱:量子論の本って、面白いですね~。
黄:明らかに、おかしいんだよぉ。
白:おかしいのは、いつものことじゃない?
黄:それもそうなんだよぉ。
朱:シュレディンガー方程式は、もっと世に知られるべきなんです~。
月:これを見て尚、納得出来る程、私は達観している訳でも、
 悟りを開いている訳でもないのであった、丸。

【同属じゃなきゃ問題無し】
黄:あの面妖な裏人格でも目覚めたのかも知れないんだよぉ。
朱:わ、私は私ですよ~。
黄:真犯人は、とりあえずやってないって言うんだよぉ。
月:ここは、カツ丼の代わりに、親子丼でも使って尋問すべき。
朱:ちょ、鳥類に親子丼は如何かと思うんです~。
黄:割と普通に卵料理を食べる朱雀にその台詞を言う資格はあるのか、
 ちょっと難しい話になってきたんだよぉ。

【立ち位置は変わらない】
黄:それで、一体いきなり、どうしたと言うんだよぉ。
朱:何だか~、何処かさっぱりした気分なんですよ~。
黄:いつも脳がさっぱりのくせに、良く言ったものなんだよぉ。
月:だが少し待って欲しい。
  普段、余りにも使われていない脳漿が、
 数年分の鬱憤を晴らしている可能性はないだろうか。
黄:ということは、せいぜい数時間位しか持続しない、
 期限付きブースターということなんだよぉ。
朱:ふ、ふに~。

2009

0521

【夢と理想の狭間】
朱:ところで伊邪那岐さんって~、今は御隠居さんらしいですけど、
 普段は何をされているんですか~?
月:ニート仲間の黄龍が、この質問に反応を示した模様です。
黄:勝手に、心情を捏造しないで欲しいんだよぉ。
白:いや、食って遊んで寝るだけの生活って、
 むしろ一番、有意義だと思うんだけど。
黄:それはあくまで、野良猫の人生観であって、
 世間一般様は、そうでもないと思うのは間違ってるのか知りたいんだよぉ。

【冥利どころじゃないレベル】
伊:そうですね。テレビゲームなんかを、結構やりますよ。
月:仲間、ナカマ。
黄:ネトゲは、パソゲーなんだよぉ。
伊:やはり8ビットのレトロゲームは、世代を超えて楽しめるものだと思うんですよ。
黄:ン十年も前のゲーム機を、日本国の始祖が世紀を跨いで楽しんでいると知ったら、
 開発者は、どれ程に喜んでくれるのであろうか、なんだよぉ。

【生きながら亡者に】
伊:初期装備のまま、ラスボスを倒せる程にやりこんでいます。
黄:アホだ、アホが居るんだよぉ。
月:一方、私はチートコードを使って、ラスボスの名をアマテラスに変えていた。
黄:この似た者父娘は、隠遁生活者同士、迷惑が掛からない様、
 ひっそりと暮らして欲しいものなんだよぉ。

【むしろ楽しんでるのか】
朱:それにしても~、随分と濃いお父さんでしたね~。
月:そりゃまあ、姉さんの父親だから。
黄:サラリと、人のせいにしやがったんだよぉ。
月:何だかんだ言って、数え切れない程たくさんの子供達に、
 大体は顔を見せに来るんだから、良い父親なんだと思う。
黄:そこまでするなら、いっそ姉妹間の調停もやってくれれば円満だろうに、
 後、一押しが足りない辺り、本当にジャポニズムって感じなんだよぉ。

2009

0520

【誤差範囲扱いで】
天:だ、ダディ。たまにしか会えないのに、月読とばっかり遊んでズルいです。
伊:天照は、お姉さんなんだから我慢なさい。
黄:伝家の宝刀を抜いたんだよぉ。
天:わ、私達は双子なんですから、そういうのは無いと思うんです。
黄:今、サラリと三つ子である事実が隠蔽された気もするけど、
 あの弟だったら、特に問題は無いかなと思ったりもしたんだよぉ。

【あくまで傍観者視点】
天:大体、私が跡目を継いだのも、産まれた順番云々は関係無いじゃないですか。
朱:そう言えば~、お兄さんやお姉さんがたくさん居ましたよね~。
白:それじゃ、どうやって決めた訳?
天:もちろん、私が最も貴い子で、優秀だからに他ありません。
月:ほほぉ。
黄:今、姉妹に強烈無比なヒビが入った気もするけれど、
 所詮は他人の家のことなので、これも気にしないでおくんだよぉ。

【父子関係もバカなのか】
須:親父ぃ! 覚悟しさらせぇ!
伊:甘いな、我が息子よ。
朱:あ、あれって真剣ですよね~。指で受け止めましたよ~?
黄:しかも、宝剣クラスとみたんだよぉ。
月:いやぁ、いつものことながら、父さんの体術は見事なもの。
伊:やはり男子にとって、父親とは超えるべき壁であると、そう思いませんか?
黄:いや、ここで同意を求められても、子も居なければ、
 親の顔も憶えてない身では、答えようが無いんだよぉ。

【戦いはいつでも空虚】
月:まーまー、須佐之男。ダディは格上なんだから、そうヘコんだりしない。
須:落ち込んでなんか……ないけん。
黄:完全に抜け殻なんだよぉ。
白:まー、親に勝てない時は、諦めるのが一番だよね。
黄:その逃げの一手もどうかと思うけれど、
 たしかに、あの親達に勝ったところで、実益が無いのも事実なんだよぉ。

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