【夢と理想の狭間】
朱:ところで伊邪那岐さんって~、今は御隠居さんらしいですけど、
普段は何をされているんですか~?
月:ニート仲間の黄龍が、この質問に反応を示した模様です。
黄:勝手に、心情を捏造しないで欲しいんだよぉ。
白:いや、食って遊んで寝るだけの生活って、
むしろ一番、有意義だと思うんだけど。
黄:それはあくまで、野良猫の人生観であって、
世間一般様は、そうでもないと思うのは間違ってるのか知りたいんだよぉ。
【冥利どころじゃないレベル】
伊:そうですね。テレビゲームなんかを、結構やりますよ。
月:仲間、ナカマ。
黄:ネトゲは、パソゲーなんだよぉ。
伊:やはり8ビットのレトロゲームは、世代を超えて楽しめるものだと思うんですよ。
黄:ン十年も前のゲーム機を、日本国の始祖が世紀を跨いで楽しんでいると知ったら、
開発者は、どれ程に喜んでくれるのであろうか、なんだよぉ。
【生きながら亡者に】
伊:初期装備のまま、ラスボスを倒せる程にやりこんでいます。
黄:アホだ、アホが居るんだよぉ。
月:一方、私はチートコードを使って、ラスボスの名をアマテラスに変えていた。
黄:この似た者父娘は、隠遁生活者同士、迷惑が掛からない様、
ひっそりと暮らして欲しいものなんだよぉ。
【むしろ楽しんでるのか】
朱:それにしても~、随分と濃いお父さんでしたね~。
月:そりゃまあ、姉さんの父親だから。
黄:サラリと、人のせいにしやがったんだよぉ。
月:何だかんだ言って、数え切れない程たくさんの子供達に、
大体は顔を見せに来るんだから、良い父親なんだと思う。
黄:そこまでするなら、いっそ姉妹間の調停もやってくれれば円満だろうに、
後、一押しが足りない辺り、本当にジャポニズムって感じなんだよぉ。
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