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 ギリシャが、面白いことになっているようです。まあ面白いのは遠い地でノホホンと聞いているからであって、当事者は溜まったものじゃないんでしょうけど。広い意味では私達にも無関係ではありませんが、相対的に見れば大したことはないので、やっぱり他人事の感は拭い切れない訳で。そもそも、あの状況になって緊縮財政反対派が政権を取った時点で、ギリシャ国民の認識不足が分かるというものですが。現状でも政府は、『イケるイケる、まだ諦めるのは早いって』と、どこかの元テニスプレーヤーみたいな鼓舞を続けてるそうです。民主党を政権政党にした日本人ですが、すぐさま見切っただけ、ギリシャ人よりはマシだったのかもと、下を見てしまいます。正直、国民投票で反対派が勝つくらい突き抜けて欲しいと思っています。
 やっぱり、国なんてものは、元々仲が悪いから国という単位で分かれてる訳であって、連合すれば力が増すだなんて理論は幻想だったのではないかと、今更ながら思わんこともありません。働き蟻の話じゃないですけど、集団が形成されれば、必ずサボる奴が出てくるのでしょう。本来この機構は、非常時の予備戦力として投入される為のものと聞いていますが、ギリシャ人が覚醒する気配は感じられません。この間の蚕の話みたいに、自力で生きていく力は皆無なのではないでしょうか。日本もこうなってしまわないよう、少しくらいは将来のことを考えて生きていくべきなのかも知れませんね。

(・ω・) でもナチスドイツみたいに、追い込みすぎてパワーアップするパターンもあるよな?

【一発ネタなら許される傾向も】
朱:ふに~。
黄:その、溜め息にも似た鳴き声はどうしたんだよぉ。
朱:このままの自分でいいのか、少し悩んでるんですよ~。
月:ロリにしろショタにしろ、
 成長するというのはアイデンティティを失うだけだからやめておいた方がいい。
朱:そ、そういった話ではないんですけどね~。


【人格すらも包み込む】
月:近頃は、変身ヒロインだって見た目年齢が据え置きな感じ。
黄:せいぜい髪型と服装くらいしか変わらないんだよぉ。
月:所詮、女が言う変身など、変装の域にすら達していないということか。
黄:まあ、化粧一つで別人の領域に踏み込めるんだから、
 単純に必要ないだけな気もするんだよぉ。


【昼行灯と見せかけた凄腕会社員パターンとか】
月:そういえば、男が変身する時はバトルスーツとかフルフェイスとか、
 顔が隠れるパターンが多いな。
黄:自分の存在を抹消してしまいたいという願望があるのかも知れないんだよぉ。
月:酷い解釈だが、ありえて困る。
黄:女はきらびやかに、男は過去の一切を消したいのが本能的な変身だとすると、
 色々、考えさせられるものがあるんだよぉ。
朱:そろそろ、私の話をしてもいいですかね~?


【真の大人は免許皆伝か何かだろうか】
朱:身体は無理にしても、心構えだけでも大人になりたいんですよ~。
月:その話題、終わったよな?
黄:諦めろということで、結論が出たんだよぉ。
朱:な、なんでやる前から、そんな感じなんですか~。
黄:別に大人の振りをするだけで生きていけるし、
 世の大人に見える人も、大抵の場合これだからなんだよぉ。

 大人になりたいと思うのは子供のエゴですが、大人になったらなったで子供になりたいって思うんですから、トントンです。
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 サザエさん時空という言葉があります。マンガ、アニメ作品として人気を誇るサザエさんの作中で、季節は移り変わるのに、主要人物が年を重ねる様子を見せないことから、同じ様に時間経過が曖昧な現象を、そういう風に呼ぶことがあるようです。ドラえもんやそれいけ!アンパンマンといった他の長寿アニメも同じなのに、なぜサザエさんが選ばれるのでしょうか。一つには、アニメ化が一番早かったことがあるのでしょう。調べてみると、サザエさんが68年、ドラえもん(テレ朝版)が79年、アンパンマンが88年スタートの様です。テレビアニメ第一作とされる鉄腕アトムが63年であることを考えると、サザエさんの凄さというか異常性がよく分かります。あと、サザエさんはSFやファンタジー要素があまりないというのも、言葉として使われる一因なのではないでしょうか。最近はあまり見てませんが、磯野家の御先祖様が出てくるネタもあった気がしますが、あれくらいは御愛嬌ということで。やっぱり、サザエさん時空はサザエさん時空でいいのだと再認識しました。ドラえもんですら初期は二十一世紀のロボットだったのに、いつの間にか二十二世紀が定着してますしね。アトムが生まれる2003年なんて、もはや遥か過去のことのようですらあります。人間並の思考ができる人工知能はいつ生まれるのか。スパコンがどれだけ人外の演算能力を得ようとも、脳のことなんて全く理解できていないのだと痛感させられます。
 あんまし関係ありませんが、アンパンマンの正式なタイトルが、それいけ!アンパンマンだと今回知りました。そういや、そんな感じだった気もします。あまり思い入れがないので、意識したことがありませんでした。

(・ω・) 黄龍ちゃんは、それ『ゆ』けだから、セーフだよな?

【マスコミで噂の美人女医みたいな物言い】
天:思ったのですが、私はもう少し、人様に媚びることが必要なのではないでしょうか。
黄:日本最古の萌え神様が、何か言ってるんだよぉ。
天:私って、そういう立ち位置だったんですか?
黄:かぐや姫なんかと違って絶世の美女とかいう記述は無いっぽいけど、
 これだけ格が高ければそこそこでも美人扱いになるから問題ないんだよぉ。


【最高神のやるこっちゃないな】
天:日本人は、なんだかんだと言って、あざといのが大好きなんです。
黄:しょうもないけど、事実なんだよぉ。
天:きゃるきゅるぴーんとか言っておけば、イケるでしょうか。
黄:極一部の人気は得られるかも知れないけど、
 同時に失うものについても、ちょっとは考えておいた方がいいんだよぉ。


【また朱雀計算説が持ち上がったのか】
朱:ふに~。
天:やはり、最終的にはこれくらいに達したいです。
朱:わ、私の立ち位置って、そうだったんですか~?
天:ふにふに言って浮いているだけで全てを許されるだなんて、
 狙っている以外のなんだと言うのですか。
黄:たしかに、それはそうなのかも知れないんだよぉ。
朱:す、少しは否定してくださいよ~。


【外見については脳内補完でなんとか】
天:やはり、ローティーンの容姿は鉄板でしょうか。
黄:真面目なアホが本気出すと、アホに拍車が掛かる好例なんだよぉ。
朱:月読さんの姉だって、実感しますよね~。
天:見た目年齢を下げてドジっ子属性を追加。これで何とかいけませんか。
黄:一応、義務みたいなものだから言っておくけど、
 うっかり引き籠もって太陽も隠したあんたは、素で立派なドジっ子なんだよぉ。

 天照と玄武の喋り方が似てるせいで、なんか凄い既視感のある雰囲気ですが、話とはしては大分違う様な、そうでもない様な感じです。

 『それゆけ黄龍ちゃん!』に於ける、黄龍や白虎といった聖獣勢は、人間サイズの、人間の形で生活しています。黄龍には巨大な黄金龍形態がありますし、白虎も本来の姿は五百キロくらいだと、どっかで書いたような記憶があります。ではなぜ、わざわざ人間を模して生きているのでしょうか。作者に、ケモナー属性が薄いんだよという冗談はさておき、おそらくは普段の生活が便利だからでしょう。ホモ・サピエンスという種は、多少の個体差はあれど、大体150センチから190センチくらいの大きさです。その人類が使うほとんどのものがそれに合わせて作られているので、それに合わせた結果と言えるのではないでしょうかと、今、適当に理屈を捏ねました。人の、もっと快適に暮らしたいという欲望の発露を掻っ攫うような行為ではありますが、上に生きるものなんてこんなものという風刺が籠められていたんですよ。これも、今、適当に考えたものですが。

(・ω・) しかし朱雀の鳥形態は、ビックリするほど想像がつかないな

【童心をどこに捨ててきた】
月:正義とか悪って、勝者が決めるものだよな?
黄:絶対的な正義が存在しないことに気付いた中学生みたいなことを言い出したんだよぉ。
月:伊賀忍者が善玉っぽい扱いが多いのは、徳川家と関わりが深いからだという事実。
黄:歴史は、権力者と小説家が作るとはよく言ったものなんだよぉ。
朱:ひ、ヒーローものの番組を見ながら、
 そういう感想を述べるのもどうかと思うんですよ~。


【黄龍好きにも通じるものが】
マ:どっちかっちゅうたら、隠密なんてどれも悪もんちゃうんか。
月:ダークヒーローに憧れる気持ちは、大抵の青少年にあるものだ。
マ:たしかに、ウチらへの信仰もその類っちゅう感じはするわな。
月:今からでも、そっち路線で何とかならないだろうか。
黄:月読が好きでたまらないとか言い出す奴はダークヒーロー推しと言うより、
 天邪鬼か、サブカルをこじらせすぎた末路って感じなんだよぉ。


【積み木は崩すまでが知育です】
朱:私達の正義は、社会の秩序を守ることじゃないですか~。
マ:ウチはちゃうで。
月:姉さんはそんな感じらしいけど、私はどうなんだろうか。
黄:千年単位でその仕事をしてると、町作りシミュレーションみたいに、
 全部、一気にぶっ壊したくなる瞬間が出てくるんだよぉ。
朱:こ、この方々に、正義とは何かを語る資格があるんですかね~。


【年功の味はほろ苦く渋い】
月:そういう意味で、少なくても五千年は頑張ってる青龍は凄いな。
黄:あれはもう、一種の中毒症なんだよぉ。
マ:何より凄いんは、その努力を上回る形で混沌となる中国社会の方やろなー。
黄:結局、働こうと働くまいと、社会の摂理は大して変わらないんだよぉ。
朱:い、一応は若い私の前で、
 そういうくたびれきった意見を言うのはどうなんですかね~。

 調べてみたら、今年の戦隊が忍者モノで、主人公が伊賀者らしいのですが、そこから発想した訳ではありません。伊賀忍者のヒーローと言ったら、ハットリくんでしょうが。

 古来、中国の特産品の一つに絹がありました。英語ではシルク、蚕が吐き出す糸を紡いで作られる繊維です。蛾のサナギを茹で殺して、糸だけ掻っ攫うとか、中々に凄いことだと思うのですよ。生物工学がこれだけ進んだ現代なら、糸を延々と吐き出して成体には決してならない蚕とか作れそうな気もしてきました。こっちの方がエゲツナイですか、そうですか。
 さてこの絹、かつてはシルクロードと称されるほど、ヨーロッパなどで珍重されたものでした。大昔は中国近辺しか作り方を知らず、各地の上流階級が大枚をはたいてでも手に入れたがりました。あのスベッスベの感触には、得も言われぬ魔力があるのでしょう。冷静になれ、それ、虫が吐き出したもんだぞと言ってしまうと、現代の虫がダメな子達はどう思うのでしょうか。何とも言えません。
 時代は下り、養蚕方法が世界中にバレてしまって、中国が持つ特権は失われました。同時に、蚕自体も完全に野生への執着をなくし、家畜として生きる道を選んだそうです。現代の蚕はどう足掻いても自然界で生きていけないらしく、人類が滅亡するとまではいかなくても、同レベルの化学繊維を作れる技術を得てしまった時点で相当に危機的な状況なんだとか。大半が茹で殺される運命にありながらも、種としては存続させてもらえて、しかも三食昼寝付きなら、生き物も平然と堕落するという好例なのかも知れません。教師とすべきか、反面教師とすべきかは、皆様方の人生観に委ねることに致しましょうか。

(・ω・) その点、家猫ってあれだけ飼い慣らされても、生まれながらのハンターだよな!

【深夜のテンションで観るなら面白そう】
月:今日は、恐ろしくも悲しい桃三郎の話をしようと思う。
朱:桃太郎さんは有名ですけどね~。
月:そもそも、人の世で争いが尽きるはずがない。
  第二次鬼ヶ島戦役で生き残った鬼達は桃太郎への復讐を誓い、
 鬼ヶ島改で雌伏の時を過ごした。
黄:この、三流映画並のしょうもない設定に、
 ちょっとワクワクしてる自分が嫌なんだよぉ。


【岡山県民に怒られるぞ】
月:不可解に思ったことは無いだろうか。
  桃太郎が入っていた桃が一つ限りだったことに。
黄:そう言われても困るんだよぉ。
月:ここで言う桃とは、かつて鬼を虐殺した伝説の戦士を、
 クローン技術で培養したガラス管を暗喩したものだとすれば、辻褄は合う。
黄:早くもツッコむの疲れてきたし、とりあえず最後まで喋らせようと思うんだよぉ。


【一人での戦闘には限界があるからな】
月:第二次鬼ヶ島戦役から十数年後、鬼は逆襲の狼煙を上げた。
  桃太郎は鬼ヶ島で受けた怪我が悪化していて、戦士としてはゴミ同然だった。
朱:戦いは、傷跡しか残さないんですね~。
黄:別に、うまいこと言えてる訳でもないんだよぉ。
月:クローン二号たる桃次郎に期待が掛けられたが、すぐさま消息を絶った。
  彼には、動物を手懐けるだけのコミュニケーション能力が無かったのだ。
黄:さて、ここからどうやって桃三郎で話を転がすのか、
 ダメな方の意味で先が気になってきたんだよぉ。


【桃三郎まで到達してないじゃないか】
月:ここからの物語は、君達が描いて欲しい。
黄:最低の投げっ放しが来たんだよぉ。
朱:作家としては、敗北宣言と同じですよね~。
月:だが貴様ら忘れるなよ。
  物語なんぞ、こうやって作品背景を煽ってる間が一番面白いのだ。
黄:何で逆ギレされたのかは分からないけど、
 そういう面もある辺り、業の深い話だと思うんだよぉ。

 この桃三郎ネタは、セネレで使おうかとも思ったのですが、単発でどこでも使えそうなので、数合わせでこっちに回ってきました。この業界ではよくあることです。

 バブル経済華やかなりし頃、日本の成金達は、こぞって世界の有名絵画や美術品を買い漁っていました。ある人は、純然たる投機の為に。ある人は、箔を付ける為にと、目的は違えど相当の額を注ぎ込んだのは事実のようです。日本人は基本的に商売人を卑下する文化が長年続いていたので、いざ金が有り余る状態になってしまっても、使い道が分からないのでしょう。島国日本人にとって土地は限られたものの上、逃げたり、溶けて消えるようなものでもないので、不動産に一極集中するのも自然な流れだったとも言えます。現代人の感覚からすると、土地は値下がりしない神話なんて、アホ以外の何物でもありませんが。原野商法など、詐欺同然の投資で庶民から幾ら騙し取ったのやらという話は余談として。
 さて、そのマイケル・ジャクソンの様に雑な買い占めを行った美術品は、今現在、どうなっているのでしょうか。バブル崩壊から数年後は、買った時と比べて相場が下がりに下がって、売るに売れない状態だったそうです。結局、金庫の中に塩漬けするという、これまたアホ以外の何物でもない行動をとっていたとかなんとか。持ち主に関わる企業が潰れそうになってようやく放出するという、経営戦略という単語が悲鳴を上げそうな状態だったという話はどこかで聞きました。そこから更に十年以上が経ちましたが、まだ塩漬けされたものは残っているのかは、よく知りません。そう言えば、中国の富裕層が買い漁ってるとか、前に書いたことがあったみたいです。こうやって、美術は成金の玩具にされていくのは、いつの世も変わりないのかも知れません。かつて金で美術品を買い漁った日本人を下品だと白人層は揶揄したそうですが、そもそも金を出せば買える場に日本人を入場させている時点で同罪とも言える訳で。文化とは、美術とは、誇りとはなんなのか、今一度考え直してみるのも、いいのかも知れません。

(・ω・) こんな偉そうなこと言ってる私だが、芸術は今一つ分からないぞ!

【でも治そうという発想は出ない】
朱:大人になるって、どういうことなんですかね~?
黄:苦々しい記憶が思い出に変わったなら、青年期も終わりなんだよぉ。
月:今尚、昔のことをネチネチ言う私は、まだまだ若いな!
黄:それは世間的に女々しいと表現されるんだよぉ。
月:自分でも、少しぐらいの自覚が無い訳じゃない。


【親如きに影響される子供は軟弱者理論】
白:とりあえず、子供が居るからって、必ずしも大人じゃないっていうのは、
 お父さんとお母さん見てもらえれば分かると思うけど。
月:ああ、うちの父さんでも可。つーか須佐之男も。
亜:ん? 何の話?
黄:よくよく考えたら、そもそも親らしい親が居ないという、
 軽く絶望的な環境の気がしてきたんだよぉ。


【まるで精神は成長してるみたいな物言い】
朱:そんなことはありませんよ~。私のお母さんは立派な方です~。
月:生まれた瞬間に転生して育児をしないのに立派と言えるのだろうか。
黄:幼い容姿で庇護欲を煽って、周りに育てさせる作戦なのかも知れないんだよぉ。
月:要するに、カッコウみたいなものか。
黄:鳥類は中々、えげつない生存戦略を展開するんだよぉ。
朱:わ、私の見た目が子供のまま成長しないのには、そんな理由があったんですか~。


【先達が少ないというのも大変だ】
白:んで、こういう子供みたいなことばっかり言ってて、
 誰も大人になりきれてないってオチだね。
黄:アハハと、笑い飛ばしてやろうと思うんだよぉ。
朱:長生きしてるからって大人という訳じゃないと理解しました~。
黄:死ぬ直前にどれだけ後悔を少なくできるかが大人の生き様と聞いたことがあるけど、
 寿命が無限の場合、どうしたらいいのか、誰か教えて欲しいんだよぉ。

 大人になるということはどういうことなのかと、一石を投じてみたかったんですよ。


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