2016
という訳で、黄龍ちゃん十一期の接尾語が決まりました。既に更新されたのを御覧になっている方もおられるでしょうが、敢えてここでも報告させていただくと、『オモイカネ』になります。日本神話に於ける、知恵の神様です。アラヤシキ以来、三期振りに宗教系となりました。考え始めた頃は仏教から何か取るかなぁといった感じだったのですが、アラヤシキでやったからなぁと思い直し、だったら日本神話からでいいか、何か五音の言葉あったっけ、という経緯で決定しました。毎回、大体、こんなもんです。別に由来がそうだからって、今期、日本神話勢を優遇する予定は特にありません。そもそも、そんな見通しを口にしたところで守れる訳が無いのは笑い飛ばしてやってください。ところで、オモイカネって以前にも候補に上がったことがあるような記憶がかすかにあるのですが、ブログを検索しても引っ掛かりませんし、思い過ごしですかね。まあ、私の記憶力は猫並なので、あてになるようなもんではないんですけども。
さて、オモイカネと聞いて、某機動戦艦アニメを思い出した方は、そこそこ年配のアニメファンか、古い作品も意欲的に視聴する本格的なマニアのどちらかでしょう。私も、十年以上前に観たっきりなのでイマイチ憶えてないのですけど、マザーコンピューターなんでしたっけ。話全部とっ散らかして投げっぱなしやがってという記憶が強いのですが、同時期に大ヒットした新世紀アニメに比べれば大分マシな気もするので許してさしあげることにします。どっちも二十年は前の作品だという事実に戦慄を覚えつつも、今日も目を逸らして生きていこうと思います。
(・ω・) 必殺! 黄龍の人生から見れば大体は誤差だっていう現実逃避!
【養殖して世界に配布すべきという意見も】
?:失礼する。
朱:また、新たなお姉さんが入ってきました~。
黄:もういっそ、一般開放してやろうか、なんだよぉ。
白:黄龍ハウスの保養所度が増すね。
朱:たくさんの動物さんも居ますし、サファリパーク的な楽しさもありますよね~。
黄:一応、義務として、一番見てて面白い生き物は朱雀だと、
お約束だけは口にしておこうと思うんだよぉ。
【時には変身シーンは攻撃を控える悪の幹部のように】
朱:ところで、どちら様ですか~?
黄:ワンテンポ遅いんだよぉ。
白:只でさえ朱雀なのに、温泉浸かってダルダルだからね。
阿:我が名は阿弥陀。悠久より来たりて、悠久へと還る者。
黄:そしてこっちも大概テンポがズレてるし、
これはもう、グダグダのグズグズが約束されているんだよぉ。
【もしかすると逆に噛み合ってるかも知れない】
朱:ふに~、阿弥陀さんですか~。
黄:多分、どんな素性か理解してないと思うんだよぉ。
天:話題に出た、仏様のイメージに近い存在の一つと言って宜しいかと。
阿:そう、我こそは如来にして、極楽に住まう天上の超越者なり。
朱:それはそれは、立派な方なんですね~。
黄:この、ある意味において頂上決戦的な感じに、
ワクワクするような、ゾワゾワするような微妙な気分になってくるんだよぉ。
【能力的には特甲級なのに節穴なせいで丁級みたいな】
白:まー、私達の業界って基本的に偉いことになってるから、
ランキング制にでもして貰わないと、どれくらいの格なのかは分かりづらいよね。
黄:また荒れそうなことを、なんだよぉ。
朱:黄龍さんは、霊格を重視して上位なのか、働いてないから下位なのか、
意見が分かれそうですよね~。
黄:どう評価されようと今更気にしないけど、
その手の格付け屋には裏があるとしか思えない辺り、年を取ったものだと思うんだよぉ。
いつだって、新キャラの登場は雑なのです。この形式だと颯爽ととか難しいですし、こうするしかないのですよと、言い訳だけはいつだって無尽に用意されています。
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2016
アメリカ大統領選、共和党代表候補のトランプ氏の支持率が、下落傾向にあるようです。ですよねー、いくらなんでも、あれが完走しちゃうほど、民主主義は死んじゃいませんよね。一議員でいいなら、あのレベルは掃いて捨てるほど居るという事実からは敢えて目を逸らしますが。やっぱり私の最初の印象である、奴に入れるくらいなら他の誰でも遥かにマシだ作戦だったのでしょう。いわゆる当て馬です。たしかに、彼が代表にならなさそうというだけで何か安堵感的な空気が流れつつあるような気もします。が、有力な対抗馬であるクルーズ氏はもっと過激だという話も聞きます。具体的に言うと、キリスト教的な保守なのだとか。ちなみに、民主党の有力候補であるサンダース氏は社会主義的な極左と呼んでも差し支えのない人物の様です。大丈夫か、この国とも思いますが、市民権を持たない私にはどうすることも出来ません。ある意味において、民主主義の行き着く先とはこの様な極端から極端へと走る、刺激的なジャンクフードのようなものなのかも知れませんね。
(・ω・) それでもこれよりマシな政治形態が、私には全く思い付かない
【現代社会で混浴を義務化は難しいな】
猿:ウキャキャ。
朱:山の動物さんまで集まってきました~。
白:最初から、蝮やら、鳥やら、神様やらまで入ってるけどね。
黄:冷静に考えると、すごい環境なんだよぉ。
朱:世界の皆さんも、温泉に入って争いをやめられればいいんですけどね~。
天:何だかいいこと言ってるような感じだけはしますが、月読曰く、
『温泉回は男主人公が女の子に引っ叩かれるまでが様式美』だそうです。
【現場で殉職は叶わぬ願いさ】
朱:そういえば、神様は何人か会ったことありますけど、仏様は無い気がします~。
白:まー、言葉の問題で、神ってある程度の格を持った存在の総称だけど、
仏は仏教派生系にしか使われないから。
黄:ってか、朱雀自体を神様と呼んでも差し支えは無いんだよぉ。
朱:私は崇められるより、もっと身近な存在として親しんで貰いたい派ですから~。
白:世間はそれを、出世を諦めた者の捨て台詞として処理するけどね。
【宗教界にも外来種は存在するからな】
天:仏教! なんと恐ろしい単語でしょう。
千五百年くらい前に進出してきた時の衝撃は、黒船以上でした。
黄:中々に粘着質な話なんだよぉ。
白:黄龍にだけは言われたくないってのはさておくとして。
天:もっとも江戸時代には神仏混淆で、温泉に入り合うくらいの仲にはなってましたけど。
白:結局は、千年以上いがみ合ってる黄龍と麒麟がおかしいってだけの話になっちゃったね。
【面白い展開だけは保証されている】
天:明治に入って時の政府の意向で分割されましたが、
初詣に神社とお寺、どっちに行ってもいい辺り、再統合の向きはありますね。
朱:神社にも鐘があったりしますもんね~。
白:除夜の鐘って、仏教的な百八の煩悩を滅するものだっけ。
黄:この日本人的な、よくも悪くも大雑把な宗教観を輸出したらどうなるのか、
見てみたいようで腫れ物に触るような、そんな微妙な感じなんだよぉ。
お前らいつまで温泉入ってるねんと思いつつありますが、三十分アニメで冒頭からエンディングまで一貫して入ってる作品があれば、逆に新しい気がしてきました。面白いとは言っていないのが、話の肝です。
2016
さて、本日より始まる新章にて、新キャラが登場します。出てくる奴らの種族がバラバラな為、一柱なのか、一匹なのか、どう数えていいか分からないので一人と総称しますが、ともあれ新しいのは一期につき一人と去年辺りに決めました。つまりは、一年に一人ということです。プリンシパルの枠はマモンということになりますね。これは、思い付きで新しいのを出すと、その後の扱いが実に残念になる可能性が高いという、切実な事情を勘案してのものなのです。私はこれを、『鳳雛の悲劇』と命名致しました。『落鳳坡かよ!』と、分かる人を更に狭めていくツッコミはさておくとしまして。
そしてその新キャラの初出は、一期冒頭のオムニバスが終わった次の回というのも決めました。つまりは二話目ということです。こうすることに依って、次のキャラを構築するのに一年間という猶予期間を得られるのです。逆に言うと、もう考え始めていないといけないことになるのですが、今のところ、何の宗教にするかもノープランです。夏頃に煮詰め始めればへーきへーきと、浪人生みたいなことを言っておきましょう。結局、今回も宗教と性格的な方向性は割と早く決めていたのですが、具体的にどの偉いさんにするかは、先週くらいまで確定させてなかった気がしてなりません。一年の準備期間とはなんだったのか、浪人は本当に人生にとって有意義なものなのか問われるというメッセージが籠められているのではないでしょうか。
(・ω・) 結局は今年も、適当で緩い流れになる訳ですよ、これが
【温泉回は業界の必須事項です】
朱:ふに~、極楽極楽です~。
天:今時、温泉に入って、この言葉を口にする方も珍しいのではないでしょうか。
白:いやー、穴掘ってたら湯が噴き出した時はどうなることかと思ったよ。
黄:人んちの山、勝手に掘り返しやがって、なんだよぉ。
白:変温動物の黄龍にとっちゃ、大事な暖を取る手段じゃないの。
黄:たしかに氷河期を思えば命を繋ぐものと言っても過言ではないけど、
結果オーライで居直ってる事実に変わりはないんだよぉ。
【腹は減るけど長生きらしい】
朱:ところで~、極楽って仏教でのすごい世界のことですよね~?
黄:人を含めて、生き物は六道の苦難に満ちた世界を巡るものだけど、
悟りを開くことで解脱し、極楽へ行けるようになるんだよぉ。
朱:天道、人間道、畜生道、修羅道、餓鬼道、地獄道でしたっけ~。
白:餓鬼道に堕ちたら、二日で死ぬね、あたしゃ。
黄:いや、死んだ結果その世界に行くようなもので、
大体、簡単に飢え死に出来るなら、システム自体が成立してないんだよぉ。
【夢のカード連発で観戦マニアも納得】
天:修羅道など、逆に喜ぶ戦闘狂が居そうですけども。
黄:バトル漫画の主人公達を送り込んで、半永久的に潰し合わせるんだよぉ。
朱:この世界の支配者は、阿修羅さんでしたっけ~。
白:あー、思うに自分と同等のバトルマニアを生み出す為、蠱毒的に作ったんだろうね。
黄:トーナメントの方が短期的な人気は確保できるだろけど、どうせ死ねないんだし、
ありあまる時間を有効活用するということで、総当たりを採用するんだよぉ。
【蜘蛛の糸ってそういう話だと思うんだ】
白:んでさ、極楽って一度行ったら帰れないの?
黄:何の憂いもない世界から、なんでわざわざ戻ってくるんだよぉ。
白:下々が苦しむ姿を見てこそ、自分が如何に恵まれてるか分かるもんじゃない。
黄:言ってることは案外正しい気もするけど、それって全然悟れてないよなと、
パラドックスが生じてきた気がするんだよぉ。
割と普通に六道システムで人気ラノベを作れそうなものですが、もう既にあるんですかね。人気作が無いなら、私もちょっと考えてみましょうか。
2016
本日で早くも一月が終わりとなりますが、芸能界は色々と騒動があった月だったようです。基本的にこの業界にさほど関心の無い私ですが、SMAP解散の見出しにはビビりました。同時に、40過ぎてアイドルでもあるまいとも思いましたが。なんやかんやで、関係者全員が評価を下げるという、酷い結末が待っていましたけど。SMAPレベルで奴隷だとか、芸能界は本当に恐ろしい世界だと思います。
そして、今話題の人と言えば甘利元大臣なのでしょうが、世間はSMAPやら、ベッキー氏やらで食傷気味になっていて、割とどうでもいい扱いになってませんかね。結局、経緯がよく分からないままなのですが、お金を受け取ってしまったのは事実の様なので、辞めざるを得ないのはたしかなのでしょうけども。脇が甘いってのは、やっぱり政治家としてはまずいことであることは間違いありません。
(・ω・) 月間MVPは、木村拓哉氏で文句ないよね?
【思えば遠くに来すぎだと思う】
朱:黄龍さんって~、正確な年齢が分からないんでしたっけ~?
月:その、全力で地雷を踏みに行く姿勢、嫌いじゃない。
黄:西暦とか無かった時代の生まれなのに、
季節が何回巡ったとか憶えてるわきゃないんだよぉ。
月:そりゃま、そうか。
朱:一万って、三十歳くらいの人が生きた日数ですもんね~。
黄:そういう風に考えると割と本気で怖いから、
思考しないという選択は、あって然るべきなんだよぉ。
【宇宙が何周しようと生まれる気がしない】
朱:誕生日のロウソクはどうしたらいいんですかね~。
黄:そもそも、物心つくまでにラグがあったから、生まれた季節すら分からないんだよぉ。
月:記憶喪失でも無いのに謎に包まれた女。流行りそうで流行らんな。
黄:そのジャンルで言うと、朱雀がもはや崇拝の領域だから、勝てっこないんだよぉ。
月:そりゃま、そうだな。
朱:ふに?
【白虎まで呼び寄せる気で満々か】
朱:この業界って、神聖なのと俗っぽいの、どっちが受けるんですかね~?
黄:神聖系の代表格がキリスト教辺りで、俗がギリシャ神話や日本神話なんだよぉ。
メ:ん?
天:呼びました?
朱:こうして見ると、どっちも大差ない感じですけど~。
黄:まあ神話や聖典の類は人間の都合で脚色されてる訳で、
こっちサイドの住人の本質は大して変わらないと、猫が考えても分かることなんだよぉ。
【一人が考えてるならマンネリにもなるわ】
天:私の、何処が俗っぽいと言うのでしょうか。
黄:妹や弟とのケンカを大々的に記されておきながら、
逆に何処が俗じゃないと言い張る気なんだよぉ。
メ:それを言い出したら、天使長ミカエルと堕天使の長ルシフェルも双子だし、
うちも大概な感じはあるかも。
黄:この業界、意外と話のバリエーションが乏しいと言うか、
誰かに作られた世界なんじゃないかって気になってきたんだよぉ。
神話に於ける双子、三つ子ネタは鉄板中の鉄板ですが、古い漫画の水増し作戦と同類と考えると、人間の考えることなんて所詮はこんなものかも知れません。
2016
この一週間、微妙に頭のピントが合わず鼻もズルズルしていたので、『ついに来たるべき時が来たか……』などと思っていたのですが、少し風邪気味だっただけの様です。ですよねー、まだ一月ですよー、と。お陰で少しだけ溜まっていたストックが全部吹き飛んで、むしろマイナスの状況です。農民とは、コツコツ蓄えたものを領主に略取されるだけの簡単なお仕事なのです。
それはそれとして、今年も無駄な足掻きかも知れないと思いつつも、色々と新たな対処をしています。一番いいのは、飛散時期に海外辺りに逃亡することなのでしょうが、現実的にクリアすべき問題が多いのが難点です。しかし不快な環境から逃れる為に遠方へと足を運ぶなど、ちょっと前なら貴族か富豪階級くらいしか出来なかったでしょうに、最近は小金持ちでも出来るんだから時代は変わったものだと思わなくもありません。
(・ω・) 早く宇宙旅行を解禁して、彼らの金の行きどころを作ってあげるんだ!
【黄龍の食事で割と満足してるもの】
白:昔の宮廷料理と、現代の高級料理って、どっちが美味しいの?
則:ほむ。
黄:何食っても、旨いか不味いかしか言わないのに聞いても、
参考になるかは怪しいものなんだよぉ。
則:味覚など、その時の体調ですら随分と変わると言うのに、
それ以上に細かい話をするなど、アホウのすることじゃての。
白:こんなのに贅を凝らした最高級品を供給し続けたのって、
さりげに無駄だったんじゃないかなぁ。
【もうそろそろ武則天は諦めるべき】
黄:大体、いくらか予算に差があっても、
食材の選択肢や技術の進歩を考えれば、昔のが勝てる気しないんだよぉ。
白:南からライチを運ばせて食べてたのも居たけど、今じゃ温室栽培で済むもんね。
則:妾の前であやつの話をするとは、いい度胸をしておるの。
黄:何か楊貴妃の話題が出るのがすごい久々な気もするけど、
相変わらず、中国史で一番の知名度を持つ女性であることに、安心感すら覚えるんだよぉ。
【業界の人材不足は深刻】
白:皇帝ってさ、ボケた時、誰かツッコんでくれるものなの?
則:甘くみるでない。専門の担当官がおるわいな。
黄:ツッコミが公務とか、惰性でキレがなくなりそうなんだよぉ。
白:プロの芸人でも、年取ってくるとパターン化してくるしね。
則:たしかに、そなたの口上もここのところ慢性気味じゃの。
黄:何でツッコむのが人生における義務みたいに言われているのか、
少しは自分達で賄うことを検討しやがれなんだよぉ。
【大事なのは退屈を感じさせないことという考え方】
白:じゃさ、一番面白いってか、居なくてもいいくらいの担当官ってどんなのだった?
則:妾の肘置きが動いた時、元に戻す役目を与えた者はおったかの。
白:そこまで行くと、閑職を通り越して軽い拷問だよねー。
黄:こいつら、案外仲がいいんだよぉ。
則:虎を従えるということは、よい箔になるじゃろ。
白:こんな面白い人間、そうは転がってないよ。
黄:これを本当に仲良しと呼んでいいのかは多少の疑問が残るけど、
意外と友情なんてものは、こんなものなのかも知れないんだよぉ。
わがまま放題の猫は、案外、皇帝様と相性がいいのではとちょっと思いました。互いに生活圏さえ脅かさなければ、高飛車同士も仲良くやっていけるものなのかも知れません。見栄の張り合いで成立してる関係だと、そうはならない感もありますが。