2016
この一週間、微妙に頭のピントが合わず鼻もズルズルしていたので、『ついに来たるべき時が来たか……』などと思っていたのですが、少し風邪気味だっただけの様です。ですよねー、まだ一月ですよー、と。お陰で少しだけ溜まっていたストックが全部吹き飛んで、むしろマイナスの状況です。農民とは、コツコツ蓄えたものを領主に略取されるだけの簡単なお仕事なのです。
それはそれとして、今年も無駄な足掻きかも知れないと思いつつも、色々と新たな対処をしています。一番いいのは、飛散時期に海外辺りに逃亡することなのでしょうが、現実的にクリアすべき問題が多いのが難点です。しかし不快な環境から逃れる為に遠方へと足を運ぶなど、ちょっと前なら貴族か富豪階級くらいしか出来なかったでしょうに、最近は小金持ちでも出来るんだから時代は変わったものだと思わなくもありません。
(・ω・) 早く宇宙旅行を解禁して、彼らの金の行きどころを作ってあげるんだ!
【黄龍の食事で割と満足してるもの】
白:昔の宮廷料理と、現代の高級料理って、どっちが美味しいの?
則:ほむ。
黄:何食っても、旨いか不味いかしか言わないのに聞いても、
参考になるかは怪しいものなんだよぉ。
則:味覚など、その時の体調ですら随分と変わると言うのに、
それ以上に細かい話をするなど、アホウのすることじゃての。
白:こんなのに贅を凝らした最高級品を供給し続けたのって、
さりげに無駄だったんじゃないかなぁ。
【もうそろそろ武則天は諦めるべき】
黄:大体、いくらか予算に差があっても、
食材の選択肢や技術の進歩を考えれば、昔のが勝てる気しないんだよぉ。
白:南からライチを運ばせて食べてたのも居たけど、今じゃ温室栽培で済むもんね。
則:妾の前であやつの話をするとは、いい度胸をしておるの。
黄:何か楊貴妃の話題が出るのがすごい久々な気もするけど、
相変わらず、中国史で一番の知名度を持つ女性であることに、安心感すら覚えるんだよぉ。
【業界の人材不足は深刻】
白:皇帝ってさ、ボケた時、誰かツッコんでくれるものなの?
則:甘くみるでない。専門の担当官がおるわいな。
黄:ツッコミが公務とか、惰性でキレがなくなりそうなんだよぉ。
白:プロの芸人でも、年取ってくるとパターン化してくるしね。
則:たしかに、そなたの口上もここのところ慢性気味じゃの。
黄:何でツッコむのが人生における義務みたいに言われているのか、
少しは自分達で賄うことを検討しやがれなんだよぉ。
【大事なのは退屈を感じさせないことという考え方】
白:じゃさ、一番面白いってか、居なくてもいいくらいの担当官ってどんなのだった?
則:妾の肘置きが動いた時、元に戻す役目を与えた者はおったかの。
白:そこまで行くと、閑職を通り越して軽い拷問だよねー。
黄:こいつら、案外仲がいいんだよぉ。
則:虎を従えるということは、よい箔になるじゃろ。
白:こんな面白い人間、そうは転がってないよ。
黄:これを本当に仲良しと呼んでいいのかは多少の疑問が残るけど、
意外と友情なんてものは、こんなものなのかも知れないんだよぉ。
わがまま放題の猫は、案外、皇帝様と相性がいいのではとちょっと思いました。互いに生活圏さえ脅かさなければ、高飛車同士も仲良くやっていけるものなのかも知れません。見栄の張り合いで成立してる関係だと、そうはならない感もありますが。
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