2016
日本の仏教は、西暦でいうと538年に伝来したというのが最も有力な説となっているんだそうです。どうでもいいのですが、高校までの社会の授業で、重要な出来事の年号を丸暗記しますが、あれは何の意味があるんでしょうね。まあ、前後関係を整理したり、その時期、他所の国では何がどうなっていたという、鳥瞰で見るという意味ではいいのやも知れませんけど、そんなのは調べればすぐ出てくるものですし、優先度は低いと思うのですが。ちなみに鳥瞰とは、鳥の視点という意味で、俯瞰と同じ感じで、高いところから見下ろすという使い方をされるのだそうです。思春期以来、ずっと憶えたばかりの難しい言葉をとりあえず使ってみたい年頃なのは話が逸れまくってるとしまして。
話を戻して、戦国時代にはキリスト教が入ってきて、一時期は相当に浸透したと言われています。豊臣秀吉が規制を掛けた後も大変だったところを見るに、宗教は麻薬と称した何処かの無責任な学者の言い分も分からんでもありません。その後、明治時代に解禁となったような気がするのですが、もしも秀吉が禁止しなかったら、仏教の様に国教に近い立ち位置になったのかも知れないと、ちょっと思ってみました。明治政府は国家神道を是としましたが、戦後は特にこれといって推奨されているものはないので、今後どうなるかは、ちょっと予想がつきませんね。
(・ω・) もしや私が何か作っても、ワンチャンあるんだろうか
【亀って色のバリエーションが乏しいよね】
玄:第一歩として、サッカーチームの広告枠を抑えることに成功しました。
黄:国際的な人気を持つスポーツは、世界展開に有用なんだよぉ。
朱:ところで、玄武さんって海外進出する時、どんな名前になるんですか~?
玄:黄龍さんがイエロードラゴン、ないしはゴールデンドラゴンなのですから、
素直にブラックタートルでいいかと。
黄:まあ分かりやすいっちゃ分かりやすいけど、
只の黒タートルネックに思われかねないという弊害もあるんだよぉ。
【この話題は一体何度目なのか】
亜:蛇要素が無いのが、凄い不満なんだけど。
黄:ブラックスネークタートルとか言われても、なんのこっちゃなんだよぉ。
朱:私達も、玄武がなんなのか今一つ分かってませんけどね~。
黄:それは、朱雀だけなんだよぉ。
玄:安心してください、私もです。
黄:いや、そんなキメ顔で言うこっちゃないんだけど、
全ては先代の教育の賜物だということにしておこうと思うんだよぉ。
【憶えてもらえればやりようはある理論】
玄:見てください、あの立て看板。玄武の名がしっかりと映っています。
黄:結局、漢字で行くということでまとまったんだよぉ。
朱:あの形を憶えてもらうのが当面の目標でいいんじゃないですかね~。
亜:題字として凝ってはいるんだけど、なーんか面白味が無いなぁ。
こう、七色に光るとか、デコってみるとか、もうちょっとやりようあったような。
黄:わざわざ玄武にアッパラパーのイメージを植え付けることは無いと思うけど、
玄武本人はそれでもいいと言いそうなのが厄介なんだよぉ。
【境界線が分からなくなってきた】
亜:しかし正規の手段であそこ使おうと思ったら幾ら掛かるんだろうねぇ。
黄:朱雀の年収は、間違いなく吹き飛ぶんだよぉ。
朱:なんという恐ろしさでしょうか~。
亜:言い換えれば、あそこの権利を転売すれば研究費くらいはあっという間に稼げるね。
黄:それは流石に悪質すぎるだろうと言い掛けたけど、
只で間借りしてる時点で酷すぎるから、今更だったんだよぉ。
黄龍は中国読みだとファンロンにならしいというのは、どっかで書いた記憶があります。日本人の感覚だと結構サマになってると思うのですが、欧米とか、他の文化圏の方がどう感じるかまでは私には分かりかねます。
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2016
Googleが開発した囲碁ソフトが、世界でも最高クラスの棋士に勝利したそうです。21世紀になった辺りの頃は、人工知能が囲碁のトップに勝つには数十年は掛かると言われていましたが、とうとうほぼ追いついてしまったようです。ここ二十年ほどで、革新的な進歩を遂げたテクノロジーは通信機器を含めたコンピューターくらいのものの気がしますが、本当、とんでもないことなのですよ。囲碁の盤面は361個、石を置ける場所がありますから、単純に考えて361の階乗だけ勝負のバリエーションがあるはずです。実際には上下左右対称なので4で割る必要がありますが、コウの問題もあるのでむしろ多いのではないでしょうか。ちなみに、361の階乗は769桁に及ぶとか。なお、現代において、漢字圏で一般的に使われる桁の上限は、無量大数の69桁の様です。どんな思考ルーチンを組めば囲碁で有利となる手を生み出せるのか、興味はありますが、多分、全く理解できないと思います。そんな現代の技術をもってして、人間どころか、恐らく、犬や猫レベルですらの知能を持たせることはできないのですから、何が何だか分からない話だと思います。意識って、一体、なんなんですかねぇ。
(・ω・) 実は作れるけど、大人の事情で封印されてるってのもロマンがあるよな!
【所詮は箱庭の中の自由に過ぎないけどな】
玄:ですけどこれ、多くの人に使えない上、すぐ解けるんですよね。
どう使ったらいいのでしょうか。
亜:そこまでは知ったこっちゃないなぁ。
黄:責任感のパラメータが、マイナスで振り切ってそうなんだよぉ。
亜:昨今の知育玩具よろしく、どう遊ぶかを決めるかは子供次第ってことだね。
黄:そしてこの無駄にキレのいい詭弁を、
もうちょっと世間様の為に使えないのかと思ってしまうんだよぉ。
【月読とタッグを組む日が来ないことを祈る】
黄:だけど先代がスポンサーを手のひらで転がしてないところを見るに、
自分の為にすら使いこなせてるという訳でもなさげなんだよぉ。
朱:予算を与えてはいけないランキングで上位に食い込みますからね~。
亜;私に資金さえ回してくれれば、その百倍はリターンがあるのに見る目ないよねー。
黄:但し、更にそれを上回る形で被害を受けるリスクもあるという、
どんな山師でも躊躇いそうな投資先であることはたしかなんだよぉ。
【しかし手伝おうとは思わない】
玄:閃きました! 広告業界の方を幻惑して、宣伝を紛れ込ませます。
黄:母娘揃って、やり口がセコいんだよぉ。
亜:でもまあ、そんなとこが限界だよね。
玄:ところで、何処に行けばそういった人に会えるのでしょうか。
黄:それにしても、この企画力と実行力の残念っぷり、
普段の青龍の苦労が伝わってくるんだよぉ。
【だけどそれが宗教ですよねと言われると反論できない】
玄:困った時は、青龍さんにお願いすれば何とかなります。
黄:その内、倒れるのを通り越して人格が崩壊したりしないだろうか、なんだよぉ。
朱:青龍さんなら大丈夫ですよ~。
黄:かつての日本では土地が値下がりするなんて有り得ないと言われ、
他にも共産主義が破綻することは無いなど、
思い込むことと現実は乖離すると、憶えておいた方がいいのやも知れないんだよぉ。
幼少の折、幼児用のロボ玩具のネジを外してバラバラにして、元に戻すのが好きでした。段々と、パーツが足りなくなったり、どう組まれてたか忘れて戻らなくなるんですけど。こういう自由な発想を忘れてはいけないと思うんですよ。
2016
野球には、ノーヒットノーランと完全試合という記録があります。ノーヒットノーランは文字通り、ヒットを打たれず、かつ一失点もせずに一試合を投げ切ることです。この場合のランは、相手チームの得点のことを指します。一方で、完全試合とは安打のみならず、四死球、失策、振り逃げなど、内容の如何に関わらず、一塁に走者が生きた状態が一度もないまま試合を終えることを指します。つまり完全試合はノーヒットノーランの完全上位互換であり、難易度も高いことになります。
さて、どれほど難しいのかは素人である私には分かりかねますが、滅多に出ない記録であることは間違いありません。プロ野球が二リーグとなって以降、66シーズンが終了しましたが、ノーヒットノーランの達成は68回、その内、完全試合は15回なのだそうです。各球団、年に百試合以上をこなしておきながら、一回出るかどうかという風に見れば、その程が分かるでしょう。ちなみに平成になって27シーズンが終わりましたが、ノーヒットノーランは21回なので、年々、難しくなっているのかも知れません。尚、平成に完全試合を達成したのは、元巨人の槙原寛己投手、只一人です。現代野球では、ノーヒットノーランと完全試合の間にある壁の厚さは、相当にでかいものなのでしょうか。考えてみれば、3ボールになってあからさまなボール球を投げられないという縛りは、配球読みが複雑化した今の時代では、結構キツいものの気もします。あと、どれだけ投手が頑張ろうと、他の守備陣がやらかして一塁に走者が生きれば記録されないので、信頼やら天運やらも絡んでくるのでしょうね。
ノーヒットノーラン、完全試合の余談として、9回を終えようとも、味方が無得点なら正式な記録にならないというのがあります。ここで話題に上がるのは、去年引退した元西武の西口文也投手です。彼は2005年に9回まで無走者で投げ切ったものの、味方打線も沈黙して延長に突入、10回にヒットを打たれて夢破れています。彼は九回二死までノーヒットノーランで、最後のワンナウトを取りきれずに達成できなかったことが他に二回もあった為、業界では何かしら憑かれてるのではとすら言われています。下手に成し遂げるより、ファンの記憶に強く残った分、プロのアスリートとしては正解なんじゃないかと、他人事として言っておきましょうか。
(・ω・) 野球回は長文になる! このブログの鉄則だね!
【聖獣界の治安維持システムはどうなってるんだ】
玄:何かこう、一発でバーンと玄武の名を刻める道具はないんですか。
亜:私、どんな願いも叶える系の立ち位置じゃないんだけどなぁ。
どっちかと言うと、面白発明で周りを困らせるみたいな。
黄:自覚あるとか、ひでー話もあったものなんだよぉ。
亜:でも、自粛はしない! 玄武を辞めてでもやりたかったことがここにあるから!
黄:字面だけ見れば青春モノの最終回みたいな格好いい台詞があった気もするけど、
中身は、病院かムショにブチ込まれても文句は言えないものなんだよぉ。
【汎用性と応用性が桁外れ】
亜:あ、そだ。これとか使えないかな。
玄:なんですか。
亜:一種の催眠装置でね。
有効時間や範囲は大したことないけど、それなりには洗脳できるよ。
黄:言った傍から、ロクでもないものが飛び出してきたんだよぉ。
朱:悪用以外の使い道がありませんよね~。
黄:世界平和の為には即座にぶっ壊して鉄くずにすべきなんだろうけど、
その瞬間にこっちが洗脳させられるオチしか見えないんだよぉ。
【チェックする人に問題は起きないのかという無限ループ】
亜:大丈夫、大丈夫。人を傷付けるのは包丁じゃなく人だって言うじゃん。
その理屈を応用すれば、どんな道具も、結局は使う人次第ってことだから。
黄:単なる、自己弁護だったんだよぉ。
朱:何一つとして大丈夫な要素が無かったですね~。
亜:そもそも私、作り終えて放置した発明品のことなんて憶えてないから、
あとで責任追及されても、割と本気で何のこっちゃだし。
黄:もはや誰かが常時監視して、
危険そうなものが出来た時にはすぐ壊すべきな気がしてきたんだよぉ。
【素材型で将来性を買ってるんだ】
朱:青龍さんの仕事が、また増えますね~。
黄:自分でやるとは絶対に言わないこの部下、大したものなんだよぉ。
亜:青龍ならともかく、朱雀なら騙くらかすのも簡単だしね。
朱:出来ないことを無理にすると、取り返しが付かないことになりますから~。
黄:言ってることは概ね正しいのだろうけども、
じゃあ、何が出来るんだと問われると返答に窮するのではなかろうか、なんだよぉ。
戦争は科学を加速させると言いますが、予算が潤沢なこともさることながら、倫理が雑になるのも一因だと思うのですよ。それがいいことなのかどうかは、黄龍ちゃんで消化できるようなテーマではないのでノーコメントで。
2016
民主党と維新の党が合併して出来る新党が、その名称をネットで公募してるんだそうです。期間は、三月四日から六日までです。短ぇよ、たった三日って、何を考えてるんでしょうか。建前上は自公政権を打ち倒す為の、一種の同盟連合なのですから、今後十年は使うもののはずです。それを素人の思い付きに託すとか、冷静に考えると恐ろしい話です。その上、ネット投票はともかくとして、党内で投票を行う気も無く、幹部が候補の中から話し合いで決める予定の様です。これが、かつて自民党の密室政治を批判してきた方々のやることでしょうか。完全な出来レースで既に名前は内定していて、『国民からの熱い御意見を反映した』という薄っぺらい大義名分を得る為だけのものと勘繰られても仕方ないのではないでしょうか。ってか、多分そうでしょう。
そして何度も書くようであれですが、今は来年度予算案の審議中という、一年で一番国会が忙しい時期のはずなのです。去年までに合流合意、三月一杯まで党名公募しつつ選考、四月に新党発足くらいの日程にしておけば、多少は印象がよかったでしょうに。テスト期間中、部屋の掃除が楽しくてしょうがなくなるあの現象ですね。中年以上の集団なのにメンタルは学生並、あれ、どこかの神様も似たような感じだった気がしてきました。
(・ω・) 採用されないと分かっているけど、何か送りつけてやろうかしらん
【よくもここまで揃ったと感心するレベル】
亜:はぁ、各方面に玄武を売り出していきたいから、私に相談、ね。
黄:確実に、人選を誤ってるんだよぉ。
朱:ですけど、先代で生みの親なんですから、真っ先に選ばれるべき方ですよね~。
黄:とはいえ、玄武の名を高めることに興味がない、金があれば自分の研究資金にする、
技術バカで他者と交流する気があんまないと、見事なまでに前向きな材料が無いんだよぉ。
【大乗仏教にケンカを売っていくのか】
玄:何とかなりませんか。
亜:科学の力に、すがってみるってのはどうかな。
朱:な、なんだか怪しげな勧誘みたいになってますよ~。
黄:宗教関係者としては、間違ってないんだよぉ。
亜:そう、科学は信じる人だけなんてチャチなことを言ったりしない、
究極の宗教と呼べる存在だからね。
黄:だけどこのプチマッドサイエンティストが口にすると、
やっぱりどうなんだって気にはなってしょうがないんだよぉ。
【せめてラインスレスレになりませんかね】
玄:具体的に、何か策があるのですか。
亜:よくぞ聞いてくれました。この装置を使えば、あら不思議。
公共の電波にちょこっとだけ割り込んで、一コマだけ玄武の文字を――。
朱:さ、サブリミナル効果じゃないですか~。
黄:全方位で犯罪行為なんだよぉ。
亜:手段選んでられる立場じゃないでしょ。
玄:法を犯さなければ玄武の知名度を上げられないという事実は、
さりげなく、私の精神領域を侵してきました。
【そこまで行ければ大成功の感はある】
亜:他には、人間の耳じゃ知覚できない超高音波で――。
黄:なんでそう、こすっからい方法ばっかりなんだよぉ。
亜:まともな方法とか面白くないし、そもそも私じゃなくていいじゃん。
朱:アイデンティティは大切ですよね~。
玄:個人的には、有名になれるのであれば個性など放り投げていい派なのですが。
黄:なんか芸能人とかマンガ家みたいなこと言い出してるけど、
その論法で辿り着けるのは、せいぜいが中堅くらいなんだよぉ。
そろそろ、書いてる方も何で先代玄武が亜やねんと思いつつありますが、玄武の座を禅譲して、人間として暮らす上での名前が、片瀬亜沙だからです。あれ、亜紗でしたっけ? たしか、氵だったと思うのですが、まあ、この名前自体がどっかで出てくることもないでしょうし、調べるまでもないということにしておきましょう。
2016
アメリカの選挙は、火曜日に行うのが慣例となっています。アメリカは世界中の人種、宗教が混在する多民族国家ではありますが、主流となっているのはキリスト教系です。キリスト教で日曜日は安息日の為、あくせくと動きまわる選挙は好ましくないと除外されました。又、昔は交通網も発達していなかった為、日曜の夜、ないしは月曜の朝に出立しても、投票場に着くのに一日程掛かる人も多いという理由で、火曜日となったというのは余談として。アメリカ人は合理主義という人も居ますが、百五十年以上前の伝統を、大した理も無いのに継続してるのはどうなんだろうというのは更に余談として。
その為、アメリカの二大政党、民主党と共和党が大統領選挙に出馬する代表を決める予備選挙も、火曜日に行われることとなっているようです。その中でも各州の投票日が集中する日をスーパー・チューズデーと呼び、場合に依っては候補者指名争いを決定づける程の影響力を持ちます。ここで大勢が決すれば立候補を取り下げる候補も少なからず居ます。各州の人種や、宗教、経済的な階級といった市民の構成を勘案すれば、どれほどの勝算が残っているか大体、分かってしまいますしね。過日、そんなスーパー・チューズデーが執り行われましたが、民主党はヒラリー氏、共和党はトランプ氏が圧勝したそうです。すげーな、アメリカ人、本当に何も考えてないのかしらと、あんまし他人事じゃないけど、他人事のように思ってしまいました。
(・ω・) 民主主義の代弁者を標榜するアメリカが、選挙結果を覆す訳にはいかないのがまた
【今ならネットで吐露できるだろうに】
玄:世間は、分かってくれないんです。
黄:いきなり、反抗期みたいなこと言い出したんだよぉ。
朱:流石は永遠の中学生メンタルである月読さんの一番弟子ですね~。
黄:嫌な認識方法なんだよぉ。
玄:話を、聞いてくれますね。
黄:そして無視していこうとしてる空気を読みもせず、
とにかく構って欲しい辺りが、思春期っぽさを倍増させてるんだよぉ。
【早くも扱いが残念なことに】
黄:仕方ないから、聞き流してやるんだよぉ。
玄:今、聞き流すって言いませんでした?
黄:細かいことが気になるお年頃なんだよぉ。
朱:多分、黄龍さんは『話を耳に入れてやるだけ感謝しろ』って言いたいんですよ~。
玄:曲解っぽく見せかけて、割と本気でそう思ってますよね。
黄:それにしても、馬耳東風とか馬の耳に念仏とか、
馬ってやつはどれだけ話を聞いてないのか、そっちの方が気になってきたんだよぉ。
【人生の長さとは関係無いよね】
玄:ともあれ、それはそれとしておきましょう。
黄:案外、打たれ強いんだよぉ。
玄:本題ですが、世の人々が玄武に興味が無いのを痛いほどに思い知らされたんです。
黄:そこに至るのに、一体、何年を費やしたことか、なんだよぉ。
玄:私の耐用年数は数千年あるそうですから、人間で換算すると一ヶ月にも満たないはずです。
黄:一瞬、割とまともなこと言ってるんじゃないかと思ったけど、
ちょびっと頭を動かしただけで詭弁と気付けてしまうほどの薄っぺらさだったんだよぉ。
【それが出来るなら黄龍はもうちょっと有名だ】
朱:お話は分かりましたが、具体的にどうしようって言うんですか~?
玄:現代社会でイメージは、どのように宣伝するかで決まります。
つまり、様々なものをスポンサードすることで、玄武を押し出していけばいいのです。
黄:意外に、真っ当な論理展開だったんだよぉ。
朱:資金はどうしましょう~。
玄:そこは、黄龍さんの多様な人脈で何とかなりませんかねと、お願いしに来た次第です。
黄:まあ、根幹部分に関してはスッカスカな辺りが、玄武っぽくはあったんだよぉ。
実は黄龍ちゃんを書いてて、屈指のレベルで気に入ってるんじゃないかと思えるのが玄武です。一見したところ卑屈なのに不遜を兼ね備えるという人間臭さが何かいいんでしょう。無生物という、一番、人間から程遠い存在なのに不思議なものです。いや、無生物だからこそと言っておけば、ちょっと奥深いっぽくできるかも知れません。