ドミノと呼ばれる遊具があります。正方形を二つ繋げた形状をしており、そこにサイコロの目のような数字が刻まれています。一応、トランプ的に複数の遊び方が出来るものらしいのですが、一般的にはドミノ倒しに使われる認識が強いでしょう。かくいう私も、ドミノでどうやってゲームをするのかさっぱり分からない一人です。将棋崩しのように、用があるのはその造形だけというのも、彼らにとって矜持に関わる問題なのではないでしょうか。将棋の駒は職人が作った高級品がありますが、ドミノは多分、量産品しか無いでしょうから、立ち位置が違う感じもありますけど。匠が一つ一つ手作りしたドミノがパタパタパタッと倒される展開のショートギャグマンガがありそうな気がしますが、もし無ければ御自由にお使いください。 (・ω・) こういうネタって、被りが無いか裏を取る方が大変な気がする 【善行はヨーグルトみたいなものだったのか】 朱:心の中の悪魔さんと天使さんって、比率が変わったりするものなんですか~? マ:そら、生きてりゃ何かしら揺れ動くこともあるやろ。 黄:善玉菌と悪玉菌みたいな話になってきたんだよぉ。 朱:バランスのいい食事を摂るみたいな感じで調整できるんですかね~。 黄:それを世間は徳だとか戒律だとか言ってる訳だから、 むしろどんどんと近付いてきたんだよぉ。 【世界の全ては陰謀論で説明可能】 マ:言うとくけど、天使成分が増えたからって、ええことばかりや思うたらあかんで。 黄:たしかに、騙されやすくはなりそうなんだよぉ。 朱:騙す側より、騙される側の方がマシって考え方もありますけど~。 マ:その理屈広めたん、悪魔やで。 朱:ふ、ふに? 黄:一番いいのは騙しも騙されもしないことなんて明白なんだから、 そりゃ、糸を引いてるのが居て当然なんだよぉ。 【プログラムでいうところのオーバーフロー的な】 マ:他にもなー。あんまし天使分が多すぎると天国行きにくくなるで。 朱:不可解な理屈がありましたね~。 黄:その見解は初耳なんだよぉ。 マ:考えてみぃや。天使ゆうんはルール守れんくらいのことを許容でけへん連中やで。 自分達より天使しとるんを受け入れる思うか。 黄:なんて酷い論理展開なんだと思ったけど、 会員制の組織なんてそんなもんだという悲しい現実も思い出してしまったんだよぉ。 【百年に一人くらいしか生まれそうもないもんな】 マ:大体、とてつもなく心の清い人間が、死後に安穏とした生活望む思うんか。 黄:振り切った善人なんて狂人と変わらないと考えれば、天国は退屈そうなんだよぉ。 朱:地獄へ落ちて革命を志しそうですね~。 マ:たまに来るそないなんを圧倒的な悪意で染め上げるんが密かな楽しみや。 黄:人間の中で飛び抜けてようと、軍団化された悪魔には敵いそうもない辺り、 個の限界というものをしみじみ感じ入ってしまうんだよぉ。 善悪の概念自体、文化圏で違うものですから、あんま深く考えてもしょうがないと、身も蓋も無いことを言っておきましょう。 PR 化学物質という言葉があります。これでいて、中々に謎の多い単語です。字面だけ見れば、化学的な物質ということになるのですが――現代科学では、全ての物質は原子で出来ていることになっているので、特定のものを指すとは言えなくなってしまいます。辞書を引いてみると、人工的に合成された物質のことを呼ぶのだそうです。となると今度は、人工的、の部分が引っ掛かってきます。天然のものから精製や濃縮しただけではなく、何らかの処理を加えて化学式が変化しなければいけないのでしょうか。しかし化学変化なんて日常的なもので、木を燃やして二酸化炭素と水になっても適用されてしまいます。二酸化硫黄とかならともかく、水を化学物質と呼ぶ人はいないでしょう。ジハイドロジェンモノオキサイドみたいなジョークもある訳ですけど。それに何故だか化学物質には負のイメージがつきまといます。一般のニュースで出てくる時は、健康被害とか、悪い方向の話題だからでしょうけど。やっぱり世の中、漠然とした印象だけで語られるものなんだなと、しょうもない部分で納得してしまう次第です。 (・ω・) 物理学的、化学的、生物学的で、全く方向性が違う言葉なのも、興味深いよな 【ポールシフトで熱帯と寒帯が入れ替わるでもいい】 朱:それで、両方少ないっていうのは、どう受け止めたらいいんですか~? 黄:話の流れからほぼ純粋な小市民という解釈もできそうだけど、 朱雀に関して、それはありえないんだよぉ。 マ:せやな。嬢ちゃんが凡庸やゆうんやったら、ウチも唯一神になれてまうわ。 朱:それって威嚇をしようとしたら砲手の腕が悪くて直撃しちゃったみたいに、 基準線がズレまくってるって話でいいんですかね~。 【朱雀がツッコミに回るという非常事態に突入】 マ:一言でまとめると、九十九パーセントがダークマターや。 黄:国が認めた品質規格ですと言って、テレビ通販で売りたい気分なんだよぉ。 マ:心の切り売りは、悲劇的決着しか生み出さへんで。 黄:朱雀なら、ちょっとくらい削っても瞬時に再生しそうなんだよぉ。 朱:ここだけ切り取ったら、誰が悪魔なのか本格的に分からないですよね~。 【切磋琢磨じゃなくて足の引っ張り合いになる不毛さ】 黄:悪魔の力をもってしても分からないと、素直に認めるんだよぉ。 マ:悪魔いうんは、何でも分かってる振りするんが商売みたいなもんやから無理や。 朱:神様サイドとあまり変わらないですね~。 黄:天使と悪魔の抗争なんて、 跡継ぎ争いで揉めてる本家と元祖みたいなものだからしょうがないんだよぉ。 【数千年後も生きてそうなくせに何言ってんだ】 朱:結局、私の心は誰にも分からないんですね~。 黄:すごく詩的なことを言っているようで、 本人も分かってないんだからモヤモヤしか残らないんだよぉ。 マ:うまいことすればものごっつい活用法がありそうで、こっちも落ち着かへんわ。 黄:古代人にとっての電気や石油ってこういうもんだったんだろうなと考えると、 次世代に託そうという思いで満ち溢れたんだよぉ。 テレビ通販で、『お、これいいじゃないか』と購買意欲を刺激されて、ネットで類似品を探して買ったことがあります。あの業界、ジリ貧にしかならないのでしょうなぁ。 一般論として、ヒーローと対をなす言葉はヒロインと言われています。しかしヒーローは救世主、勇者、英雄的な意味合いが強いのに対して、ヒロインはもっと幅広い使われ方をします。男性主人公の相手役、女主人公、果ては単純に女性キャラクターまで当て嵌まります。男で相当する単語は存在するのでしょうか。少し考えてみましたが、ちょっと思い付きませんね。ヒロインという言葉も、元を辿ればヒーローを女性に置き換えただけのニュアンスだったようなので、解釈が広がっていったというのが近しいみたいですが。何故、男だけ原義に寄ったままで、女は膨れ上がっていったのか。一点集中型が多い男性と、マルチタスクが得意な女性の差と結びつけてしまうのは、強引さが過ぎるでしょうかね。 (・ω・) ダークヒロインみたいに接頭語次第で、元の意味に近くなる傾向はあるかも 【魔球も皆が投げれば普通の変化球理論】 マ:さっき嬢ちゃんの心を覗いてみたねんけど、おもろいなー。 黄:しれっと、とんでもないことを言われた気がするんだよぉ。 朱:私自身、私の内面をよく分かってませんから、 見られたところで困ることは無い気もするんですけどね~。 黄:とてつもない大物の発言なのか、或いは頭の線が何本も足りないのか、 多分、どっちもだろうなという、常識的見解に落ち着いたんだよぉ。 【仕事なら割り切ってるという解釈も可能だからね】 マ:そない深う考える必要あらへんで。 悪魔と天使、どっちの要素が多く含まれてるか調べてみただけや。 黄:妙ちくりんなスキャン能力を持ってやがるんだよぉ。 朱:悪魔としての営業活動に役立てるんじゃないですかね~。 マ:うんにゃ、ほぼ純粋に好奇心やな。 黄:そっちの方が随分と悪魔的な気もするけど、 悪魔なんだしやむを得ないと思える辺り、こっちも麻痺してるんだよぉ。 【アウトオブ生態系の称号は伊達じゃない】 マ:ほいで、心全体を百とするやろ。 悪魔と天使が二十や三十ずつくらいあるんが普通やねんけどな。 この嬢ちゃん、両方、一にも満たへんねん。 黄:衝撃的事実のようで朱雀ならありえるかもという二つの意見が戦ってるんだよぉ。 マ:ウチも長年悪魔やっとるけど、こないに珍妙な生きもん見たことあらへんで。 朱:転生して十年ちょっとですが、 何度言われたか憶えてない御言葉をまた頂いてしまいました~。 【睨み合って結局はグズグズな選択をしちゃうよね】 マ:ちなみにあんさんは、悪魔二十五、天使二十五っちゅうとこやな。 黄:標準的過ぎて、コメントに困るんだよぉ。 朱:むしろ残り半分はなんなんですかね~。 マ:毒にも薬にもならへん、凡人のそれや。 黄:成程、天使と悪魔の葛藤という表現に違和感があったけど、 現実はそういった三国志状態だとすれば、すごく納得できるものがあるんだよぉ。 朱雀と悪魔という、書いている本人もよく分からない組み合わせはどのような結果をもたらすのか。作者的に悲惨な展開もありえますが、困った時は無かったことにできるのが短編連作のありがたいところです。 挙句という言葉があります。アゲクと読みます。元は連歌や連句で、最後に並んでいるフレーズのことを指します。しかし、現代日本語では、何か色々あった末の最後の部分、という意味合いで使われることが多いです。どういった理由かは謎ですが、否定的な使い方をされることがほとんどです。『散々迷った挙句、最悪の選択をした』的な。連歌の締めなら、必ずしも負のイメージは無いはずなのですが、言葉の変遷とは時に不可解な結論に至るものです。これを挙げ句の果てと解釈するかどうかは、個々人に委ねることとしましょうか。 (・ω・) 二十八代続いた挙句が当代朱雀だと、言われたこともあった気がする 【ツッコミには直感型と理詰め型が居るらしい】 朱:青龍さんは寿命もたっぷりあるんですし、 もっと気の長いものがいいんじゃないですかね~。 白:盆栽とか? 黄:ジジ臭さを加速させてどうするんだよぉ。 青:私にとっては植樹政策が似たようなものなのですが。 黄:話の規模がでかくなりすぎだろと言うべきか、 又しても仕事かよと言うべきか、選択するのにも飽きてきたんだよぉ。 【言い方はともかく似たようなことは思ってそう】 白:お酒造りとかどうかな。飲み頃になるのに年単位のも多いし。 玄:何かいいことがあった時に振る舞えば、好感度上昇も間違いなしですね。 黄:地味に真っ当な趣味を提示しやがったんだよぉ。 白:問題は、我慢しきれず味見と称して飲んじゃわないかだけどね。 黄:熟成肉の自作に挑戦する度、すぐ耐えられなくなる白虎と一緒にするなと、 青龍の目が訴えてる気がしないでもないんだよぉ。 【ネコ科の下半身振り振りは何の意味があるんだろうか】 玄:ネットで趣味を検索してみましたら、女装というものが見つかったのですが。 黄:禁断の果実に、手を出しやがったんだよぉ。 玄:当初のコンセプトに立ち返り、ここは青龍さんを玩具にすべきでは無いでしょうか。 黄:ここで、いつも涼しい顔で仁王立ちしてる青龍が、 足を曲げて重心を落としたことに着目すべきなんだよぉ。 白:ありゃ、全力で逃げ出す用意だね。草食動物で見慣れてるから分かるよ。 【結果オーライも実績の内という考え方】 玄:という訳で、第一回青龍さんを囲む会は、無事成功に終わりました。 黄:政治家のパーティみたいなネーミングだなと言うべきか、 あれを成功と言い切るメンタルの強さに触れるべきか悩むんだよぉ。 青:あなたがそうやって嫌々ながらも面倒を見てくれることで、 私の負担が減っていることには感謝していますよ。 黄:気分としては、外れだと勘付きつつもゲームを投げ出せない感じというか、 何にしてもそんな大層な心掛けでやってないことだけはたしかなんだよぉ。 生涯現役と言うか、寿命が無限で活力も減らない青龍にとっては、仕事だけの人生も弊害が少ないのかも知れません。同じような生き方をしていて、急に職務を奪われた黄龍もなんやかんやで生きてるわけですしね。 陸上動物の大半は、水を摂取しないと生きていけません。同時に、塩分も必要なものがほとんどです。以前にも書いたことがあるようなのですが、だったら海水を飲めるようにして、余分な塩化ナトリウムだけ排出する機能を搭載すれば、もうちょっと楽に生き残れたはずなんですよ。しかし、海水を飲用とできる陸上動物は、あまり居ません。元々、海から陸に上がったはずなのに、そのシステムがすっかり失われているというのは、中々、謎な部分だとは思います。もしや限られたソースを奪い合わせることで生存競争を加速させているのではと勘繰ってしまう程です。まず、雨という大規模蒸留装置が無ければ真水なんて生成されませんからね。視点を変えれば、海という親から独立していくという気概を感じなくもありません。と同時に、海産物は仕送り説が浮上してまいりました。海の幸が大好きなあなたは、もしかするとマザコンの気があるのやも知れませんよ。 (・ω・) 心理テスト並に無茶な理屈だけど、敢えて撤回はしない 【これだけ何でも食す動物は他に居ないはず】 白:料理って、たまにやる分には楽しい趣味だと思うんだよね。 黄:火も使い慣れると、無限のバリエーションを生むんだよぉ。 玄:燃え盛るものは怖いという、獣としての矜持は何処に捨て去ったのですか。 朱:お陰で、私も食うか食われるかの立場になってしまってますからね~。 黄:人類が火の扱いを憶えたせいで朱雀が捕食対象になったと考えると、 フグと同様に、生態系への干渉だなと思わなくもないんだよぉ。 【青龍なら根性で習得しかねないな】 青:食事など、栄養があって早く済ませられれば、何でもよいのですが。 玄:そんなことを言っているから、仕事中毒などと言われるのです。 私は、御飯を食べたことありませんけど。 朱:玄武さんみたいに、 わずかな核燃料で稼働できる特性を身に付ければいいんですね~。 黄:流石にそれは非現実的すぎるから、 光合成と体内細菌を活用して必要分を賄えばいい気がしてきたんだよぉ。 【そんなに優秀な人材がやってくれるのか問題もある】 白:とりあえず、部下を労ると思って昼ごはんを作ってみたらいいんじゃないかな。 青:いいように使おうとしているのが見え見えですが、 職務の一環とあれば仕方ありません。 黄:この、ボケしか居ない空間に、誰か鉄槌を下して欲しいんだよぉ。 朱:黄龍さんは、もっと業務を忠実に遂行すべきですよ~。 黄:ツッコミが仕事というのなら下請けに押し付けたいところだけど、 青龍が経費として認めてくれるか怪しいんだよぉ。 【清い部分が何処なのかは誰にも分からない】 朱:それで出てくるのが満漢全席っていうのもどうなんですかね~。 青:やるからには、手を抜きたくありませんからね。 黄:あ、これ、かえって色々溜め込むパターンなんだよぉ。 白:何にしても、美味しいから特に問題は無いんだけど。 玄:日々の賄いもお願いすることで効率が上がるのではないでしょうか。 黄:こいつら、本当に聖なる獣と書いて聖獣なのかと疑いたくなるけど、 清濁併せ呑むということにすれば、誤魔化せるのかも知れないんだよぉ。 昨今は食事をするだけのマンガが一大ジャンルとなっていますが、青龍が幸せそうに食べる姿が想像できないことに気付きました。無表情系飯マンガってあるんですかね。絶対売れないと分かっていながら、血迷って描いてしまう方も居そうですけど。 |
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