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2018

0413

 スポーツなどの大会で、優勝者や優秀成績者に盃を模した記念品が贈呈されることがあります。大会名にカップや杯が入るものも多いですが、推察するに祝杯を上げる為のものなのだとは思います。一説に依ると、古代ローマくらいの昔に、戦勝記念に頭蓋骨で器を作って宴を開いたのが起源なのだとか。日本では信長が似たようなことをしましたが、事実だとしたら割と血なまぐさい話ですね。カップを冠するものとして一番有名であろうサッカーワールドカップの優勝トロフィーが球状なのは、そこら辺が理由なのでしょうか。それでも、カップの名が消えない辺りに、伝統を感じたりもしますが。個人的な予想としては、戦国後期の茶器のように、褒章として下賜されたのではと思ったのですが、あんま関係なかったみたいですね。

(・ω・) それっぽい適当が、いつも当たるとは限らないよ

【よく知ってるからこそ遠慮が無いんだと思う】
玄:ところで、無学で恐縮なのですが、
 仙人とはどういった方を指すのでしょうか。
黄:神仙思想や道教に於ける求道者で、
 転じて、欲がない方向で浮世離れした人間に使われることもあるんだよぉ。
玄:月読さんの対極ということでしょうか。
月:我が弟子が、師を立てるということを知らなくて辛い。


【井の中の蛙という言葉が似合い過ぎてむしろ使いたくない】
月:その特徴は、山に籠もり、神通力を得て不老不死であることらしい。
玄:山を家に置き換えれば、ほぼ黄龍さんじゃないですか。
黄:引き籠もりみたいに言わないで欲しいんだよぉ。
月:俗世から隔絶され、容貌が幼いままの彼らが仙人である可能性はあるな。
黄:別に、なんか極めようと思って留まってる訳でも無いと思うんだよぉ。
月:方向性はともあれ趣味人であることは多いが、
 第一人者であるかと言われれば微妙な感じなのは否定しない。


【ウサギとカメから何も学ばなかった典型例】
玄:具体的に、仙人はどの様な生活をしているんですか。
黄:秘密主義が徹底していて、謎が多いんだよぉ。
月:ブランド価値を維持する為には、生々しい部分を見せない方がいいからな。
  私もそう思ってミステリアスさを醸し出した訳だが、失敗した。
黄:本当、ペラペラと適当なことぬかしやがるんだよぉ。
玄:三貴子というアドバンテージにあぐらを掻いて、
 気が付いたら取り返しの付かないことになってしまったというのが定説でしたね。


【般若湯と同じ理屈でこっそりと食べてるんじゃないかな】
黄:ちなみに霞を食べるってのはものの例えなんだよぉ。
月:そうなの?
黄:一説には、朝日と夕日を浴びることを活動源としてるらしいんだよぉ。
月:光合成システムを搭載してたのか。
玄:ニュートリノを取り込んでいると言っておけば、それっぽくなりますね。
黄:実際、オーラ的な意味での気を吸収してるって解釈もあるらしいから、
 素人には理解不能って意味では似たようなものなんだよぉ。

 ドラえもんで、仙人が霧的な意味での霞を食べていたせいで騙されていました。日本人がマンガの類に嘘知識を植え付けられるのは、もはや文化の一端だと思うんですよ。
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2018

0411

 レアメタルと呼ばれるものがあります。日本語に訳すと稀少金属になります。元々の意味は単純で、生産や流通量が少ない金属のことでした。現代に於ける定義は曖昧で。鉄や銅といったメジャーな金属以外全般を指すのが一般的な様です。境界線が何処ら辺にあるのかは不明です。多種多様な金属を精製して活用しようという経済活動自体、人類史で見れば最近のことなので、歴史が浅いものをそう呼んでいい気もします。そもそも、なんで区分をしなきゃならんのだと言われると、特に理由も思い付きません。レアメタルとされる金属は工業的に様々な場面で使われていますが、当然のことながら元素ごとに産出する地域や生産量が違う訳でして、一括で扱う必要が乏しいはずなのです。概論として説明する時に、大量消費される金属ではないという意味で作られた言葉なのでしょうが、定義からしてグラグラしていて、なんか落ち着かないものがある訳です。

(・ω・) 金属学会的なところが、明確に声明を出して欲しい

【その諜報力を有効活用できないものだろうか】
月:何処かに、不人気仙人なるものが居るらしい。
黄:単語だけでテンション下がる存在なんだよぉ。
月:仙人ってのは中国の方が本場だが、過当競争で埋没してしまい、
 逆にその道を極めることでトップカテゴリに至ったとかなんとか。
黄:新しい感じもあるけど、関わりたくないんだよぉ。
月:こういうのを発掘してくるから、
 私自身もマイナーから抜け出せないのは否定しない。


【オチを先んじて潰していくのはやめてくれ】
月:ともあれ、そんな大物からなら、
 何か現状を打破するヒントを貰えるのでは無いかと思った次第だ。
黄:この世に、月読以上の反面教師が居るとも思えないんだよぉ。
月:私も、随分と格が上がったものだな。
黄:というか、月読のことが捻じ曲がって伝わって、
 不人気仙人の噂になったんじゃないかと深読みしてしまったんだよぉ。


【悟るのなんて構造的に無理なんじゃないかと時たま思う】
玄:不人気からの脱却と聞いて、黙っている訳にはいきません。
黄:別に、静観しててもいいんだよぉ。
月:結果に結びつくかどうかは別にして、貪欲なのはいいことだ。
黄:仙人からかけ離れた思考回路の気もするんだよぉ。
月:考えように依っては、煩悩を捨て去る以上の強欲も無いだろ。
黄:そういう、少しだけそれっぽい詭弁を考えるのは得意だよなと、
 感心しかけた自分に疑問を持ったんだよぉ。


【暗雲が立ち込めるのが早過ぎである】
黄:とりあえず仙人組合に連絡してみるから、
 返事が来るまでちょっと待ってやがれなんだよぉ。
月:夢も希望もない組織名を聞いた気がする。
玄:単なる窓口的存在ならまだしも、
 団体交渉などをしていたら興ざめもいいところですよね。
月:仙人は霞を食って生きてると聞いていたが、
 内部事情は世俗的なのかも知れないな。

 不人気仙人で完全検索を掛けたら、見事に0件でした。新ジャンルとして何かできそうな気もしますが、多分、特大の地雷です。

2018

0408

 一般に首都圏と呼ばれる一都三県は、積雪に弱いという残念な特徴を持っています。たかだか三センチの雪が積もっただけで、数千万人もの人が立ち往生してしまうという脆さを露呈してしまいます。どうしてこうなってしまうのかと言えば、単純に雪国のような対策を行っていないからです。首都圏で積雪を確認出来るほどになるのは年に一度あるかないかで、その為に予算を組むのは費用対効果が悪いのでしょう。逆に言えば、そんな日は最初から捨てているという見方もできます。無理をして世の中を動かそうとしたところで、いつもより効率は悪いですし、怪我をする危険性も高い訳でして。人はどうあろうと自然には勝てないと思うのですが、現代人は通常営業であろうとします。本当に、一日二日働かないだけでダメになるような社会なら、ちょっとしたアクシデントで崩壊すると思うんですけどね。生活水準は確実に向上していますが、人は本当に前に進んでいるのか、考えてみるのも一興なのやも知れません。

(・ω・) まず効率化という概念が乏しいと言われると、そんな気もする

【起承転結の承まで盛り上げておけば残りは投げっぱなしでいいんだよ】
玄:しかし朱雀さんの話ですから、
 これから無尽蔵に増殖を続けるかも知れませんよね。
白:一日に二倍になるとして、動物の総量を超えるのに何日掛かるかな。
黄:恐怖映画に見せかけた、二流のコメディ作品なんだよぉ。
玄:ラストは画面を朱雀さんで埋め尽くせば、とりあえず格好は付きそうですね。


【中途半端に気付いてしまう方がしんどいってどうなってんだ】
玄:経済成長などもそうですけど、普通は収束点というものがありますが、
 朱雀さんの場合、終わりが見えないのが一つの特徴だと思うんです。
朱:無限の可能性を秘めてるってことですね~。
白:これ、ポジティブと言っていいの?
黄:若さが生み出した勘違いが近いと思うんだよぉ。
玄:死ぬまでと言いますか、自我が存在しなくなるまで錯誤を続ければ、
 その人にとって真実ではありますよね。


【大量破壊兵器みたいな話になってんな】
白:ところで、もう一匹の朱雀と引き合わせる気はないの。
青:何が起こってもアナタが責任を負うと言うのであれば止めませんが。
白:最悪、この宇宙次元が崩壊しそうで、躊躇うものはあるね。
朱:影響が私自身で留まるという話にはならないんですかね~。
黄:本来、朱雀の取り扱いに関しては、世界会議を開くべき案件なんだよぉ。
朱:その割に、粗雑な感じがあるのは気のせいじゃないと思うんですよね~。


【龍族の寿命が無限と言っても過労死しない訳じゃないっぽい】
朱:結局、あれから出現しませんけど、なんだったんですかね~。
白:やっぱ青龍の幻覚だったんじゃないの。
玄:前に寝込んで以来、こまめなメディカルチェックを欠かしていないと聞いていますが。
白:壊れかけのコンピューターとか、どんなに修理したって誤作動するしねぇ。
黄:耐久性が限界に近いならサイボーグ化したらどうだと冗談を言ったら、
 大真面目に検討されそうなところが怖いんだよぉ。

 最初は、もう一人の朱雀を出すつもりだった気もするのですが、それをするとダメなような気がしてやめました。そのせいで青龍が只のヤバイ奴になってる気もしますが、まあ、あれで大概なところがあるので、問題は無いということにしておきます。

2018

0406

 娑婆と呼ばれる言葉があります。シャバ、と読みます。なんとなく字面から類推できる感もありますが、元は仏教用語です。仏様が居て面倒を見ている範囲、ないしは仏教が浸透している地域や国のことなんだそうです。転じて、刑務所や軍隊のように束縛の強い場所とは違う、自由に生きられる場所のことも意味します。というより、普通の日本人が使う場合は、ほとんどがこちらでしょう。言い換えるなら、仏教的視点で見ると、入信していない人はなんという不自由な牢獄に囚われているのだろうと思っているということになります。案外、上から目線の言葉なんじゃなかろうかと気がしてきました。まあ、宗教なんて突き詰めれば是か非かの二択で構築されてる部分がある訳ですが。どんな宗教も、生き残る為にえげつないことをした過去はある。そういったことを感じ入らないでもありません。

(・ω・) それは国も一緒だろと言われると、まあ、そうっすよね

【謙遜の九割はそんなことありませんよと否定して欲しい】
白:で、青龍的にこの件、どうするつもりなのさ。
青:給料は一人分で済みそうですし、
 しばらくはどちらが働いていようと気にしないつもりですが。
黄:常々思ってたけど、やっぱり頭がおかしいんだよぉ。
玄:私達が居るせいで、少しばかり埋もれてる感はありますよね。
黄:自分で言ってしまうのを開き直りと見るか、度量と見るか、
 個人的には九割以上前者としか思えないんだよぉ。


【パイの大きさが決まっていると競争原理は働かないらしい】
朱:私一人でお給料を受け取れるなら、得な話の気がしてきました~。
黄:こっちも、物怖じしない子なんだよぉ。
白:本当に人知を超えた存在なら、謎の力で半分奪われそうだけど。
玄:いっそ働いた比率で配分することにすれば、
 仕事にも身が入るのではないでしょうか。
黄:斬新なワークシェアリングだなとは思ったけど、
 そのシステムだと足の引っ張り合いの方に力が入りそうなんだよぉ。


【生真面目な人ほど鬱になりやすいという統計もあるんだそうで】
白:朱雀的には、どうしたいの。
朱:私が一人増えたところで世界情勢に影響は無さそうですし、
 別にいいんじゃないですかね~。
黄:そういう問題でも無い気はするんだよぉ。
玄:己の存在意義とか真面目に考えだすと、ちょっと怖くなりますが、
 最終的には難しすぎてどうでもよくなりますよね。
黄:それは自我を保つ為の安全装置みたいなものだとは思うけど、
 玄武に搭載されてることには、モヤモヤが残りまくるんだよぉ。


【白虎も考えすぎで分からなくなって決行するリスクがあるな】
黄:それにしても、白虎が片方を食べてもいいんじゃないかって、
 言い出さないのが意外なんだよぉ。
朱:わ、わざわざ振らなくてもいい話題じゃないですかね~。
白:いや、それもちょっと考えたんだけど、
 今後ずっと本物かどうかの確証を得られないことに気付いて保留した。
黄:こっちも哲学的な話だったんだよぉ。
朱:私としましては、安心していいのか分からなくて困ります~。

 四神の頭のおかしさランキングを付けるとどうなってしまうのか。もしかすると、肉キチガイってところに目を瞑れば、白虎が一番まともなんじゃないかと思わなくもありません。

2018

0404

 エベレスト、またはチベット名でチョモランマと呼ばれる山は、この地球上で最高峰の土地です。言い方を変えれば、その一点だけで圧倒的な知名度を誇っている訳です。では二番目はどこかと言われると、K2となります。これはカラコルム山脈測量2号の意です。一応、最初の測量者であるゴドウィン=オースチンの名で呼ばれたこともあったのだそうですが、定着せずにこうなったのだそうです。エベレストも測量者の名前なのですが、どういった理由で違いが生じたのかは興味深い点だと思います。やっぱり、ナンバーワンでないとどうでもよくなるという、人間らしい感情の末なのかも知れません。ちなみに第三位はカンチェンジュンガなのだそうですが、あまり知られていない感じが強まってきます。そもそも、どっちの山が高いという競争に何の意味があるのかと言われると、国内最高気温で熱いバトルを展開してる市町村と同程度な気もします。ところで皆さんは、日本二位の山の名を即答できますか。私は完全にお手上げだったので、グーグル先生にお伺いを立てました。

(・ω・) 南アルプスの北岳らしいんだけど、どんな山か全く知らんな

【白虎か玄武を騙す方が遥かに楽そう】
玄:現実的な話になりますが、朱雀さんを装うことで、
 何か機密を手にしようとしている可能性は無いでしょうか。
黄:こんな珍妙な生物をコピーするだなんて、プロとして尊敬しそうなんだよぉ。
朱:引っ掛かる物言いですね~。
黄:ハッキリと、朱雀の真似をするほどの演技力があるなら、
 もっと効率のいい手段があるはずと言い換えてもいいんだよぉ。


【鍛え上げられた諜報部員も裸足で逃げ出す】
玄:たしかに私達の職場に潜り込もうと思ったら、朱雀さんは難しい部類でしょうね。
  私の肉体は作られたものですから複製が可能でしょうし、
 白虎さんにはそっくりの妹さんが居ます。
黄:青龍になりすまそうってアホが湧いたら楽しそうなんだよぉ。
白:数時間ともたずに、もう勘弁してくださいと泣きつく方に賭けるね。


【昭和の大投手の凄さを若者が理解できるはずがない】
朱:黄龍さんの偽物が現れたらどうなるんですか~。
白:麒麟にさえ見付からなければ、怪訝な目をされるだけで済むと思うよ。
玄:オフィスに黄龍さんが居る違和感は、八百屋で鮮魚を頼むくらい甚大なのですが。
黄:なんつう言い草なんだよぉ。
白:この中で、黄龍がまともに働いてる時代を知ってるの、
 青龍しか居ないからしょうがないと思うよ。


【御意見番ってつまりは権限と責任を放棄した立場だからね】
白:根本的な話として、手間暇掛けて盗む程の仕事を任されてるのかってのはあるかも。
朱:それすら分からないまま、右から左に流してる部分はありますよね~。
黄:四神を作った身としては、行く末に心配しか無いんだよぉ。
玄:ですが見てるだけで、特に何をする訳でもないんですよね。
黄:考えなしに手を出してややこしくなった場合の後始末を思えば、
 案じてる雰囲気だけ出して好々爺ぶってる方が気楽なんだよぉ。

 労働者に責任を負わせることで自覚を促すというのは、経営者側の欺瞞という考え方もあります。労働者は労働の対価として給料を貰っているだけというのが健全な関係だと思うのですが、その境界線を意図的に曖昧にしてる感がありますよね。
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