パイを分ける、或いはパイを奪い合うなどという言い回しがあります。この場合のパイは、アップルパイやミートパイなど、食品としてのパイです。ホール状のパイが一つあるとすると、当然のことながら量が限られています。そこから、上限がある程度決まっているものの分配をすることを喩えるようになりました。アメリカ英語から直接輸入した言い方のようで日本人もたまに使います。けれど、よくよく考えてみると複数人で食べられるほど大きなパイを日常的に目にする方は稀でしょう。ホールケーキだってお祝い事でもなければ、そうそう見掛けません。アメリカ人にとってパイはおやつというだけではなく家庭料理の代表例なのだそうで、日本の感覚だとおふくろの味が近いようです。なので何となくで使用してしまいますが、実感としては掛け離れたものがあるのでしょう。海外に輸出された日本的な表現も結構あるそうですが、日本人じゃないと分かりづらいものも結構あると推察されます。 (・ω・) もったいないとか、貧乏性もあるけど八百万信仰も絡んでくるからな 【浮動票を持っていかれると困る候補は居るだろう】 亜:生徒会長選挙で大演説ぶちかますのに、ちょっと憧れてる。 黄:仮にも四神という国家の重鎮だったのが、 学生相手に本気を出すのは品性を疑うんだよぉ。 亜:いや、受かる気はあんま無いんだけど、 会場をどよめかせてみたいっていうか。 玄:冷やかしも選挙の華ではありますけど。 朱:エキセントリックな方であるのは間違いありませんから、 結構な票を集めそうなのが厄介ですよね~。 【選挙なんて意味が無いとダメな方に振り切れそう】 亜:理想としては、当選はするんだけど即日辞めるみたいな。 黄:何、無駄な伝説作ろうとしてるんだよぉ。 亜:立候補者がどういう人格か見極めないと面倒なことになるって、 若い内に知っとくのは良いことなんじゃないかな。 玄:口先だけは政治家並と言えます。 黄:人生勉強としてはちょっとばかり高度な感じがあるし、 予防接種として考えたら害の方が大きそうなんだよぉ。 【親が記録好きじゃない設定で良かったんじゃなかろうか】 亜:さりげにアルバム制作が楽しい。 朱:どういうことでしょう~。 黄:おそらく、友人に過去を問われた時に見せる用の、 偽りの画像をどうするかという話だと思うんだよぉ。 玄:性格から推察するに、これでもかってくらい盛りそうです。 朱:個人的には、家族を含めて幼い自分の写真を用意出来るというところに、 恐怖を感じてしょうがありません~。 【いつの日かデジタルデータが時代遅れになるだろうし】 亜:普通の中流家庭ってことにしてるから、そんな面白いもんじゃないよ。 玄:標準的家族というのも時代に依って変わってきますから、 いずれ更新が必要になりそうですね。 黄:いつまで高校生やる気なんだよぉ。 朱:百年も積み重ねれば立派な文化資料になりそうです~。 黄:継続は力なりという言葉はあるけれど、 こんなしょうもないことにも適用されるかと思うと微妙な気分になるんだよぉ。 物凄くふわっと高校生活してるなんて書いちゃいましたけど、細かい部分を考えると面倒な話になってきますね。そこら辺もエンジョイしてるようなので、先代にとっては問題なさげなんですけど。 PR 竜骨と呼ばれるものがあります。大型動物が化石化して、生薬として扱われているものもそう呼ぶらしいのですが今回は違います。船舶、特に木造船に於いて、船底を通すようにして船首から船尾までの中央部分に使われる、大黒柱的な建材の名称です。なんでこんなカッコいい名前が付いたんだというのが気になるところです。英語だとkeel、carina、Longguなどになるようで、ドラゴンとは関係がなさげです。中国の歴史に於ける龍への信仰心は、我々日本人には想像しにくいくらい強いものなので、そこら辺の絡みなんだとは思います。船なくして大規模な輸送は成り立ちませんし、その中心的存在な訳ですから。飛行機の文化が中国中心に発展していたら、龍や竜にちなんだ名称が浸透した可能性はあります。20世紀前半というと動乱期なので、時期的に厳しいっちゃ厳しい話なんですけどね。 (・ω・) というか、直近で安定してたのっていつになるんだ 【エコとコスパを両立させる科学者の理想像と言える】 亜:学園祭も毎年やってると流石に飽きが出てくるのよ。 朱:数が限られてるから貴重ってのはありますよね~。 黄:お得意の発明品で、記憶を曖昧にすればいいんだよぉ。 玄:適当に返事してるんでしょうけど、 物凄く危険なことを口にしたと気付いていますか。 黄:たしかに、これでもかってくらい悪用が容易なんだよぉ。 朱:早くも工具箱を取り出して、ガラクタから何かを錬成しようとしてます~。 【有能なマネージャーが付けば可能性が無いとは言えない】 亜:あの清新な感動を再びって感じで売り出したら、 物凄い収益になるんじゃないかな。 黄:とりあえず、悪魔陣営にスカウトされない為に策を講じるべきなんだよぉ。 朱:相性は最悪と言っても過言では無いですよね~。 玄:逆に最高という解釈も出来ますが。 亜:どんなんだろうと、もう組織に属して仕事するのは嫌なんだけど。 黄:とはいえ、フリーでやってけるタイプかと問われたら首を傾げる辺り、 世の中って変なところでバランスを取るものだと思うんだよぉ。 【ここまで別物だと一周回って噛み合うかも知れない】 亜:修学旅行の行き先が海外になって、 喜ぶ振りをしないといけないのが地味にめんどい。 玄:私達は散歩感覚で世界中に行けますものね。 黄:そのせいで、ここが神族や聖獣の寄り合い所になってるんだよぉ。 朱:いっそのこと、神界ツアー的なものを企画したらどうでしょう~。 亜:私にとって珍しいものじゃないことに変わりないじゃん。 黄:感動の類を共有したいという主張は分からんでもないけど、 世代的、種族的、更には出身地的に難易度が高過ぎるんだよぉ。 【せめて月面都市くらい実現しないと盛り上がりそうな気がしない】 亜:関連技術を流して、庶民でも宇宙に行けるようにすべきかなぁ。 朱:ですけど地球外って、素人が行って楽しいところでしょうか~。 黄:基本的になんも無いし、数日テンションをもたせるのは難しそうなんだよぉ。 玄:無重力ふわふわ、地球綺麗くらいのもので、 食事を含めた生活に制限が掛かりまくりですものね。 亜:君達、夢とか持って生きようよ。 黄:その具体的な発露が人間の高校生になりすますことってやつに言われても、 全く心に響きゃしないんだよぉ。 先代当代と当代の玄武、どっちがキャラが濃いかと言われると意外に悩んだりします。でもそんな重要な立ち位置だったろうかと思わなくもありません。 ロボットやマシーンという言葉を人間に対して使うことがあります。意味としては決められた特定のことしか出来ない、や、感情を失っているかのように淡々と作業をこなす、といった比喩的なものです。最近この二つはとんでもない高能力になっていますが、想定していないことに弱いのは相変わらずのようです。一般的な人間が言うほど対処能力に秀でているかと言われると、怪しいものがありますが。人間的と言えば聞こえは良いですが、単に反応に法則性が無いというだけの話なのかも知れません。唯物論的というか、人格なんてものは情報量が多いだけでプログラムだと主張する方には反論されるかも知れませんけど。選択肢がやたらと多くて、処理方法も複雑だからパターンを解析しづらいという考え方ですね。人間の脳なんてものは最新科学でも分かっていないことだらけなので、偉そうに他のもので喩えること自体が誤りな気もしてきます。いつか人工知能に人格権が認められる時代が来れば、差別的な表現として狩られる対象になるんでしょうかね。 (・ω・) SFで、普通にありそうな話になってきた 【玄武になったばかりの頃はどんな性格だったのか気になる】 亜:私が、女子高生の心得ってのを教えてあげるわ。 朱:たしかに、先代玄武さんほどキャリアのある方は珍しいですが~。 黄:生徒視点だけで学生を語ろうとか、片手落ちも良いところなんだよぉ。 玄:教師になってこそ見えてくるものもあるということでしょうか。 亜:まあ、お喋りするって目的の為には、ありっちゃありだけど。 三年ごとに経歴捏造して入り直す手間も要らないし。 朱:今更ですが、道徳というストッパーは、 どの時点で捨て去ってしまったんでしょうね~。 【それを言ったら当代玄武も封印しないといけなくなるんじゃ】 黄:大体、何の教科を担当する気なんだよぉ。 朱:普通に理科系と見せかけて、 トンデモが過ぎて高校の授業に落とし込むのは難しそうです~。 亜:物質転送装置とか見せたら食いつくんじゃないかって考えてるけど。 朱:手品の類だと思われそうですね~。 黄:自分で説明できないものを他人に晒すなというのを、 そろそろ法律で明文化すべきな気がしてるんだよぉ。 【世間の大学生がちゃんと勉強してるのかって反論されると困るけど】 朱:そういえば先代玄武さんって、進路の話題をどう乗り切ってるんですか~。 亜:科学者としての才能を見込まれて、海外留学するってことにしてる。 黄:うまい逃げ口上を思い付くものなんだよぉ。 玄:連絡がソーシャルツールだけになっても不自然さがありません。 亜:中国出身の私としては、日本で学生やってることがそれに当たるんだけどさ。 黄:あくまで学ぶことが目的という大前提から考えれば、 本来は学生と呼ぶことすら間違ってるんだよぉ。 【保身を第一に考える方が人間味があるって言い逃れは用意してある】 亜:いつかでっかいことやりそうって毎回のように噂されてるのは気付いてる。 朱:玄武から高校生への転身は、矮小化も良いところですけど~。 黄:このまま眠ったように生きてもらった方が、 色んな意味で平和だってのが面倒なところなんだよぉ。 玄:本来、青龍さんが首紐を付けてでも飼い殺すべきなんでしょうけど、 そうすると私が失職してしまうのが困りものです。 朱:世界の危機という話題だったはずが個人の心配になってるのも、 話として実に小さくなってますよね~。 という訳で、どういった脳内経緯で決めたかは曖昧ですが先代玄武編をお送りします。今回は八百歳超えてるくせに高校生してるという強靭な精神に重きを置いて話を勧めていくんじゃないかと思われます。 浪花節と呼ばれるものがあります。ナニワブシと読みます。浪曲とも言います。江戸末期から明治初期辺りに誕生した、三味線を伴奏として物語を進めていく演芸の一つです。現代の大阪府近辺で興ったということで、別名の浪花をとってこの名になったようです。内容は義理や人情を主体とした情緒に訴えかけるものが多かったようです。そこから転じて、良くも悪くも人間関係に重きを置いた、しっとりとした話や展開を浪花節と呼んだりもします。昭和後期でいうと、下町ものなんかが代表例でしょうか。大抵のジャンルに言えることですが、何かが受ける背景には、そういったものへの飢えとか渇望があるものです。明治政府が成立する前後や、戦後間もない時期は混乱期で、人と人との繋がりが大切に思われたと考えられます。そういった観点で流行を追っていくと、また別のものが見えてくるような気がしてきますよね。 (・ω・) 80年代なんかそれはもう、物欲にまみれまくってますよ 【特に意味もなく回転させるだけで映えるのは好材料だ】 朱:さりげに中国はこれといったのが無いですよね~。 黄:統一神話が無いから、しょうがないんだよぉ。 月:下手すれば孫悟空の如意棒が知名度ナンバーワンかもな。 朱:神器扱いで良いんでしょうか~。 月:客がつくなら、細かいことは気にしないことにした。 朱:商売上手という名の節操の無さは、ここでも健在です~。 【ある程度まで売れた証拠だからそれはそれで良いんじゃないの】 朱:西遊記と言えば芭蕉扇が有名です~。 黄:鉄扇公主が持つ、火焰山を消し止める程の風雨を呼ぶ扇なんだよぉ。 月:風と水、どっち属性になるんだ。 朱:両方ってことで良いんじゃないですかね~。 黄:そして安直な強化に歯止めが掛からなくなって、 ゲームバランスが崩壊するまでが定番の流れなんだよぉ。 月:インフレあるある恐ろしすぎる。 【二度や三度の破産で怖気づかないのが真の商売人だぞ】 月:最終的にはこれらのアイテムをカードだとかデータにして提供する訳だ。 朱:わざわざ模型を作ったのはなんだったんでしょう~。 月:最近の流行は少コスト超リターンだし。 黄:そうやって失敗した時の傷口を考えるから成功率が残念なんだよぉ。 朱:少年向けでしたら、命を賭した必殺奥義を出すべきですよね~。 月:他人の財布だと思って外野が好き放題言うのは、 もはや伝統芸能の域にすら達してる。 【二千年も埋もれてた理由が分かり過ぎて困る】 朱:どうあれ、大々的に宣伝しないといけないのは変わりませんし~。 黄:ゴリ押しで無残なことになっても、 それはそれでネタとして笑えるから万全の体制なんだよぉ。 月:今は動画配信とか、安く済むのも多いし。 黄:とことんケチくさいんだよぉ。 朱:発想は商いに向いてるのに、 根性の部分が追いつかない辺りが実に月読さんですね~。 玩具販促作品というネタが取っ掛かりな訳ですが、月読でなくてもいけるんじゃないかと考えてみたところ、こいつ以上の適任なんか居ないという結論に至ってこうなりました。 ビタ一文という言い回しがあります。僅かな金銭という意味で使われることが多い言葉です。一文は江戸時代の小銭だと認識している方は多いでしょうが、ビタはどうでしょうか。漢字で書くと、鐚になるようです。潰れて見づらいでしょうが-、金偏に悪の旧字体という、中々にドスが利いた文字です。この場合の悪は、質が悪い、粗悪なという捉え方で、苦労をしなかったとか、倫理的にダメなことをして得たという解釈が多い悪銭とは違うようです。低品質という意味も一応はあるみたいですけど。室町後期から江戸初期に掛けて、出来がイマイチな銅銭が流通していて、それを鐚や鐚銭と称していたのが始まりなのだとか。現代日本で日本円が使えない場所などほぼありませんから分かりづらいですが、信用に欠ける現金は安い値で扱われたり、そもそも受け取りを拒否されることが珍しくありません。政情や経済が不安定な国の通貨が足元を見られたり、両替を渋られたりすることからも分かるでしょう。ビタ一文出したくないというのが最も多い用法でしょうが、そんな安っぽい銭ですら嫌だというのは、結構な否定具合です。まあ、一円でも出してしまったら価値を認めてしまうということなので、ゼロとは意味合いが全く違う訳ではあるのですけどね。 (・ω・) 金偏に良でロウと読むらしいけど、シルバーと見分けが付かない 【因果が巡るとすればゼウスへの天罰はいつ下るんでしょうか】 月:ギリシャ神話にはクロノスが使っていたとされる、 全てを切り裂くアダマスの鎌ってのがある。 朱:分かりやすいのは人気が出そうです~。 黄:たしかクロノスってのは、ゼウスの父親なんだよぉ。 朱:アルテミスさんのお爺さんですか~。 月:ちなみに、クロノスはこの鎌で自分の父ウラヌスを追放したんだが、 後にゼウスにぶっ倒されて奪われてたりする。 【大抵の人に分かり易い因縁だからしょうがないんだ】 月:最強であるイージスの盾とぶつけ合わせてみたいというのは、 東洋人であれば誰しも思うところであろう。 黄:持ち主のアテナは、ゼウスの娘なんだよぉ。 朱:親子喧嘩ばっかりですね~。 月:最大の敵は身内なのが世の真理ってことだ。 朱:作品内容に絡めてきました~。 黄:むしろ自分の姉妹喧嘩を肯定してるつもりなんじゃないかと、 勘繰りたくなるのが月読の人望なんだよぉ。 【鉄道から宝石に至るまで老若男女を問わないのが厄介だ】 月:ゼウスの雷霆ケラウノスも強そうだよな。 全力出したら雷光を轟かせて、宇宙を滅ぼせるって話だ。 黄:あのオッサン、どんだけハチャメチャな武器持ってるんだよぉ。 朱:同好の士として、月読さんと話が合いそうです~。 月:威力だけに拘るようなタイプは、私の好みと掛け離れてる。 黄:面倒な派閥争いが始まったんだよぉ。 朱:興味ない方から見たら同類だってのは、 マニア的には分かりづらい話なんでしょうね~。 【実父と実兄にも容赦なく信念を貫き通していく】 朱:そういえばアルテミスさんは何か持ってないんですか~。 月:アルテミスの弓、らしい。 黄:そのまま過ぎるんだよぉ。 月:兄貴のもアポロンの弓で捻りがなくて、 どっちも同性を射抜くと苦痛なく死に至らしめるんだと。 朱:アルテミスさんがアポロンの弓を使ったらどうなるんでしょう~。 月:あのアルテミスが、男が使ったものに触ろうと思う訳が無い。 ギリシャ神話も結構な粒ぞろいです。神器の能力が高すぎると神様の権威が落ちそうな気もしますが、ここの場合、倫理的にもっと何とかしろ感があるので気にならないのかも知れません。 |
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