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2025

1105

 石炭紀と呼ばれる時代があります。地球史を区分した内の一つです。おおよそ3億5900万年前から2億9900万年前を指します。全体的に温暖で植物が生い茂り、酸素濃度が最も高くなった年代です。現代は約21%ですが、ピーク時は35%に達したとされています。この地層から石炭が多く産出する為、名付けられました。緑で覆われた理由は幾つかありますが、木材を分解可能な生物の不在が一因です。リグニンという物質でセルロースを強化するのですが、腐食させられる細菌があまり居ませんでした。逆に数千万年の時を経て進化したことで、石炭紀が終わったという説もあります。他の特徴としては、虫がやたら巨大でした。充分な酸素と温度、そして敵となる脊椎動物が少なかったことで繁栄します。70cm程もあるトンボの仲間や、10cmを超えるゴキブリが大量発生していたというのが通説です。そんなシダ植物と虫にとっての楽園が、どのように終焉を迎えたかは諸説あります。前述した細菌がその一つです。他にも噴火の影響で環境が激変した説や、二酸化炭素の不足で寒冷化が引き起こされた説などがあります。何事にも終わりがあるとは言うものの、昆虫は姿を変えてめっちゃ好き放題に生きてる訳でして。大きければ良いとするのは、浅はかさの象徴と言えるかのも知れません。

(・ω・) 殖やしやすさからして、今がベストまである

【シャドーにだって反復する目的があるのに】
月:失言番長の異名で知られる私だが。
黄:そこまで行くと逆にノーダメなんだよぉ。
月:失墜する権威が無いからな。
黄:サンドバッグは殴られる為に誕生したけど、
 これを叩いても得られるものは無いんだよぉ。


【業ってやつさとすれば悟った感を出せる】
月:人は何ゆえ炎上させるかと言えば、
 高い位置の連中を引き摺り下ろしたいからだ。
黄:酷い断言なんだよぉ。
月:自分のランクに影響は無いが、平均には近付く。
黄:足の引っ張り合いは不毛極まりないのに、
 辞められない人類史は何か間違ってるんだよぉ。


【若者言葉なんてノリが八割なので】
月:謎の表現ってあるよな。
  物凄いとか非常にの意味で鬼を使うとか。
黄:強いや怖いなら分かるんだよぉ。
月:鬼可愛いってどんな状態なのかと。
黄:感性の衰えが共感できない理由だろうけど、
 認めないのもまた年寄りなんだよぉ。


【まずどうやって生を受けるのかから】
月:鬼畜も大概だと思う。
  鬼は仕事でえげつないことやらされてるのに、
 畜生と同列に扱われるなんて。
黄:最悪の公務員なんだよぉ。
月:あいつら職業選択の自由が無いどころか、
 引退の概念が存在しないんじゃないかしら。

 一時期に流行っていた気がする炎上芸も、少し落ち着いた感があります。人は刺激に慣れる生き物なので、燃料を通り越して爆発物を放り込まないと反応しなくなるからでしょう。行き着く先は焼け野原だと、予測するまでもなく分かることですよね。
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2025

1102

 ミラクルフルーツと呼ばれる果実があります。原産は西アフリカで、アカテツ科フルクリコ属所属です。名前の通り、奇跡を起こすことで知られています。内容は果汁を舌に馴染ませると、酸味が甘味に感じられるというものです。それだけかいという雰囲気もありますが、味覚を錯誤させる食品は珍しかったりします。最古の記録は、1725年にフランスの探検家シュヴァリエ・デ・マルシェ氏が残しました。現地の住人が、食前に齧っていたのです。昔は甘さが貴重でしたから、彩りとしていたのでしょう。秘密は、タンパク質の一種であるミラクリンにあります。これが甘味受容体と結合し、酸っぱさの元である水素イオンと反応して活性化させるというのが一般的解釈です。ダイエットなどで糖分は控えたいけど、代替が欲しい時に活用されます。またレモンや梅干しのように、先入観がある食材と認識のズレを楽しむのも一興です。但し酸を中和している訳ではないので、あまり強いのだと歯や粘膜を痛める危険があります。ミラクルフルーツは熱帯植物で、栽培の難易度が高い為に稀少です。その上で実用性があるかと言われたら、割と局地的でして。大量生産される未来があるかは分かりません。

(・ω・) それにしても冗談みたいなネーミングである

【むしろ極めて知的な趣味とも言える】
月:超古代文明の浪漫を語りたい。
黄:古代だけなら学術的だけど、
 超が付くだけで一気に胡散臭いんだよぉ。
月:史学的根拠は皆無だからな。
黄:だからこそ好きに弄れる面もあるけど、
 仮にも学者としてどうなんだよぉ。


【衛生面のピークがローマ帝国なヨーロッパとか】
月:欧州にせよ、環太平洋にせよ、
 源流となる超大国が存在したとされる。
黄:文化的類似点は指摘されてるんだよぉ。
月:単に古代人の行動範囲が広かっただけなんだが。
黄:人類は過去の水準を過小評価しがちだけど、
 意外と一進一退だったりするんだよぉ。


【時に下手な論証より説得力を持つ】
月:優れた技術に依って自滅したのも定番だ。
黄:何でか現代より上にしたがるんだよぉ。
月:昔なりに凄いでどう盛り上げろと。
黄:更に学問から離れていくんだよぉ。
月:エンタメと割り切ってる内は良いが、
 真実だと思い込みだしたら、かなりヤバいぞ。


【なんやかんやで解明されつつあるけど】
黄:再現不能な遺物とか胡散臭いんだよぉ。
月:正確には全精力を籠めれば可能だが、
 やる奴が居ないだけだったりする。
黄:人類のリソースは限られてるんだよぉ。
月:無駄こそ文化だと考えているが、
 未知は未知のままが美しいのだろう。

 自然分解されにくい代表格扱いされているプラスチックも、数百年あれば朽ち果てます。仮に文化的断絶があったら、私達の遺物を数千年後の人類がどう読み解くか分かりません。将来の博士が大真面目な顔でトンチンカンな解説をしそうですが、いつの時代も似たようなものなんでしょうね。

2025

1031

 ジャン=フランソワ・ミレーという人物が居ます。19世紀に活躍したフランス出身の画家です。後の世でバルビゾン派に分類されます。バルビゾン派とは風景や農村を自然のまま描く面々です。彼らが台頭する少し前は新古典主義が主流でした。これはギリシャ・ローマ時代をリスペクトする考え方です。良くも悪くも荘厳であった為、反動でもっと素朴な絵が描きたくなったのかも知れません。ミレーも若かりし頃は肖像画がメインだったものの、キャリアを重ねて農民画家の肩書が知れ渡ります。1857年、疎い方でも目にしたことがあるであろう『落穂拾い』を発表します。3人の女性が、こぼれ落ちた麦の粒を拾う構図です。一見すると牧歌的なようでいて、僅かな収穫も無駄に出来ない厳しい生活を切り取ったものとされています。当時のフランス上流階級は芸術を高貴な存在と考えていて、題材が下賤なミレーを過小評価しました。結果、社会主義的なメッセージを籠めているなどの誤った認識が蔓延し、本国では批判すらされます。一方、伝統に縛られないアメリカでは価値を認められます。フランスでも晩年に見直されるものの、当初は合衆国が多く所蔵していました。農耕民族である日本人とも親和性があるのか、高い人気を誇っています。山梨県立美術館は70点を保有し、世界有数のミレー美術館として有名です。絵画に限らず創作物は、背景なくして語ることは出来ません。作品だけを見てあーだこーだ言うのは片手落ちなのですが、どれほどの教養が必要になるって話ではあるんですよね。

(・ω・) 情報だけ詰め込むのも違うんだろうけど

【更に地域や年代で細分化される】
月:話の導入に使われる理系学者は多いが、
 文系が稀少なのはどういうことだ。
黄:どんな転がし方するんだよぉ。
月:古文書を発見するとかあるだろ。
黄:それは考古学系じゃないと不自然で、
 利便性がかなり落ちるんだよぉ。


【むしろ居た堪れなくなるから辞めてくれ】
月:世間は理学者が一通り修めてると思ってるよな。
黄:現代の学問は専門性が極まる一方なんだよぉ。
月:雑食の私が時代遅れみたいに。
黄:個性的と言い換えておくんだよぉ。
月:そうやって無理矢理に褒められるのは、
 小学校の頃から変わってないなぁ。


【わざわざ人が入るサイズを特注したらしい】
月:大体の単語は頭に『血の』を付けることで、
 物騒な歴史的事件っぽくなる説を提唱する。
黄:血の電子レンジとか良く分からないんだよぉ。
月:文明の機械化を拒む一団が、
 反対派の粛清に電子レンジを使った惨劇だな。
黄:こじつけ力が試されるというか、
 初手から何でもありなんだよぉ。


【不謹慎論者が噛み付きかねない案件だ】
黄:血のブラッディマリーとかどうなるんだよぉ。
月:あのカクテル自体がプロテスタントを惨殺した、
 メアリー一世が元ネタな件。
黄:知りたくなかった豆知識なんだよぉ。
月:日常に潜む恐怖こそ、
 我々を心から震え上がらせてくれるのである。

 世界史には、ブラディサンデーと呼ばれる事件が幾つも登場します。一週間はいつだって7日なのに、やたらと日曜日だけ多いようです。休みだと悲劇性が強調されるからでしょうか。AIさんが言うにはキリスト教的に重要な日だからだそうですけど、本当かは分かりません。

2025

1029

 贈与税と呼ばれる国税があります。文字通り、個人から財産を受け取った際に掛かる税金です。相続税と同じく、資産が一族間で継がれるのを抑制する名目で制定されています。順番としては、相続税が先です。1904年、日露戦争の戦費調達が目的で施行されました。しかし終結後も財政難のままで、結局1949年まで続くことになります。ここら辺は新たな憲法の下で税制を再構築している時代です。現代まで続く相続税はこの頃に形作られました。贈与税は同時期の新参で、生前に渡す節税への対抗策として設けられます。背景としては、財閥解体も一因です。軍国主義からの脱却と、富の独占に依る不公平を減らすのが主な趣旨でした。こちらに関しては、中途半端に終わったという見解が強いようですけど。相続税、贈与税は共に累進課税です。移動する額が大きいほど、率が上がります。やはり金持ちが金持ちで有り続けることを少しでも抑える為のものなのです。一方で、この手の税が無い海外に移住されたら意味がありません。そもそも税金対策が庶民よりうまいからこそ資産家な訳ですし。必要悪なのかは微妙なところですが、何か腹立つ徴収だなと感じるのは仕方ないと思うんですよね。

(・ω・) 蓄えずに使えやってのが国の本音ではある

【近所付き合いを大事にって観点なら分かる】
月:プリントを家に届けるって謎の風習、
 今でも行われてる学校は少なくない。
黄:ネットで済むんだよぉ。
月:そもそも学生に一日を争う用件があるのか。
黄:もしや小中学校は古のシステムを保存する、
 社会実験でもしてるのかと疑うんだよぉ。


【どうせ無くしたらそれまでだしな】
月:個人情報問題から連絡網は廃止されたらしい。
  欠席もメールでオーケーとか。
黄:チグハグなんだよぉ。
月:片手落ちなのが実に役所的だ。
黄:紙は視認性や保存性で優れてるけど、
 大層なことが書かれてる率は低いんだよぉ。


【そろそろ文化財に片足突っ込んでるかも】
黄:わら半紙は絶滅寸前と聞いてるんだよぉ。
月:あの安っぽさが懐かしい。
黄:今だと別に安価でも無いんだよぉ。
月:技術の進歩で消えるのかと思ったが、
 別に失われたところで困ることは無いな。


【納得できるなら不便要素は何でも良い】
月:生徒がタブレットを使う時代なのになぁ。
黄:少しくらいアナログを残しておかないと、
 凄さが分からないのかも知れないんだよぉ。
月:敢えて右腕だけで過ごして、
 左腕に感謝するみたいなもんか。
黄:まあまあ珍妙な光景だけど、
 考え方としては間違ってないんだよぉ。

 学校ってのは不可思議空間で、世間とは違う時間の流れ方をしていると思うことがあります。実際に教師と生徒だけで話が進んで、保護者でさえ外的要素に過ぎないと言えるんですけど。ガラパゴス進化を遂げて異形の習わしが誕生するのは自明なのかも知れません。

2025

1026

 金団と呼ばれる和菓子があります。読みはキントンです。金飩、橘飩など別の表記もあります。甘いという共通項はあるものの、示す対象は様々です。最も認知されているのはおせち料理で良く見る一品でしょう。さつま芋、栗、いんげん豆などを味付けして、裏漉ししたものの総称です。また求肥、練り切りを団子状にし、そぼろ状の餡をまぶした甘味も指します。他には米団子に砂糖を詰めた品も範疇です。なので文脈なく登場すると、齟齬を引き起こすかも知れません。金団の字は、金色の塊を意味しています。めでたさが凝縮していることから、縁起物の側面を獲得した訳です。呼び名や元となる調理法は大陸からやってきたとされています。しかしアレンジや新機軸が重なって別物に派生し、言葉だけ残ったというのが通説です。なので元祖については解釈次第で、名乗ったもの勝ちの面は否定できません。豆類を使う際も工夫して黄色系統に仕上げるのが主流な辺り、金の部分が重要視されています。かつて装飾以外には役立たなかった黄金に何ゆえ惹かれるのか。心理学的に興味深いですよね。

(・ω・) 光沢がレアだったとかかしら

【責任者には絶対しちゃいけないタイプ】
長:メイドの性根を叩き直す、
 更生施設に放り込もうか悩んでるんだけど。
芽:残念なメイドも居たものだ。
長:どう考えてもあんたでしょうが。
芽:例え明言されようと現実は見ない、
 それもまた処世術なんじゃないかな。


【寝てる間に箱詰めされかねない】
芽:突拍子もない特訓をさせられて、
 新たな必殺技が身に付きそう。
長:少年マンガ的な場所じゃないから。
芽:じゃあ行かない。
長:拒否権を発動できると思ってるのが、
 危機感の無さを象徴してるわよね。


【新兵ならまだしも掃き溜めはどうだろう】
芽:逆に考えよう。
  私みたいなのが大量に寄り集まったら、
 教官の内臓がボロボロになるのでは。
長:個人的にはやりたくないわ。
芽:ああいうのは歴戦の猛者が晩年にやるから、
 将来の就職先に困らなくて良いじゃない。


【何処かで我に返って放り投げる気はしてる】
芽:本当に送られたら、同士を募って反逆する予定。
長:そこで頑張るなら働いた方がマシじゃ。
芽:誰しも自尊心は死に物狂いで守るべき。
長:言葉だけは立派なんだけどねぇ。
芽:自分でも基準がおかしいと感じるけど、
 きっとこれが私の本質なのだ。

 監禁して訓練すると言えば、タイガーマスクの『虎の穴』が挙げられます。日本の創作物に於ける元祖かは分かりませんが、代名詞的存在です。近年は専門学校のような組織も多いですが、子孫と呼べるのかも知れませんね。
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