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 インディアンポーカーと呼ばれるトランプの遊び方があります。用意するのはトランプ一組と賭ける為のチップだけです。人数は最低で2名からですが、ある程度は居た方が面白いようです。理論上はトランプの枚数分まで参加出来ますが、収集がつくかは分かりかねます。まずはカードをシャッフルし、裏側で山を積みます。次に各人が一枚ずつ引き寄せ、同時に額へとくっつけます。この際、絵柄が他の人に見えるようにしながらも、自分は認識しないようにするのが肝です。ルールは実に単純で、数が最も大きい人が勝ちとなり、総取りとします。エースが最弱でキングを最強とするのが一般的です。同数だった場合、マークで序列を付けるパターンもあります。賭けられる最低のチップ数と上限を設定して、レイズ(上積み)とドロップ(降参)を駆使する点は良く知られるポーカーと同様になります。一回限りであれば運が重要になりますが、数を重ねるほど駆け引きの割合が高くなる為、シンプルながらも奥が深いとされています。語源は、アメリカ先住民が頭の近辺に羽飾りを付けていることが多かったからなんだそうです。昨今の風潮的に狩られそうなネーミングなのですが、別名を聞いたことがありません。メジャーリーグのチームも改名を余儀なくされましたし、その内に変わる可能性はありそうですね。

(・ω・) こういうのって、新しいのがダサいから微妙感残るんだよね

【ほぼ在宅な同居人もそれはそれでどうかと思うけど】
朱:近場で戦っては周囲に迷惑が掛かるという、
 バトル漫画の様なセリフと共に皆さんが消えました~。
黄:マモンも見届けるとかで着いて行っちゃったし、
 正直、間が持たないんだよぉ。
朱:夕御飯の支度でもしましょうかね~。
黄:帰宅がいつになるか分からんのが一番困るという、
 基本中の基本を思い知らされてるところなんだよぉ。


【記憶の中では実際に起こったこととして処理されそう】
朱:青龍さんにメッセージを送ってみましょうか~。
黄:戦闘中だったらどうするんだよぉ。
朱:スマホを使う余裕が様になりそうですし大丈夫でしょう~。
黄:凄い理屈だけど、ちょっと分かるんだよぉ。
朱:黒龍さん辺りが激高して文句を言いそうです~。
黄:それも容易に想像できるし、
 折角だからどんな戦いをしてるか脳内補完しておくんだよぉ。


【ちゃんと休暇申請したのかも重要な判断材料だ】
朱:既読にすらなりません~。
黄:考えてみれば、携行してる確率の方が低いんだよぉ。
朱:どんな状況でも連絡できるようにしておけと言ってましたのに~。
黄:そこはかとなくブラック臭が漂ってるんだよぉ。
朱:白虎さんが野生の勘を取り戻すとか言って、
 一週間くらい山に籠もったせいなんですけどね~。
黄:それを聞くと青龍に理がある気がしてくる辺り、
 正しさなんて相対的なものなんだよぉ。


【青龍の庇護を失ったらヤバいってのを忘れてそう】
黄:帰ってこないんだよぉ。
朱:全滅した場合、黄龍さんが五龍唯一の生き残りになります~。
黄:他はともかく、青龍が消えたら色々と終わるんだよぉ。
朱:その時はその時で、私も第二の人生を歩むことにしますね~。
黄:意外とドライなんだよぉ。
朱:炎の聖獣が熱血で情に厚いというのは、
 固定観念に囚われた古いものだと思うんですよ~。

 朱雀と青龍がスマホを持っていて、メッセージアプリでやりとりしているのが軽い驚きです。普通に働いてるんだからそれくらいあるだろうとも思えますが、微妙にイメージしづらいのが不思議です。
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 居士という言葉があります。コジと読みます。学問に秀でていて、且つ官に属していない在野の人物を指します。他にも出家しないまま仏教に帰依した男性、或いは男に対する戒名として用いられたりもします。日本語だとこちらの意味の方が強いかも知れません。元々は古代インドに源流があり、当初は資産家の家長を示していました。それが中国に入った時に民間の学者となり、更には日本に、という流れのようです。とまあ、本来はかなり褒めている単語のはずなのです。しかし現代だと、一言居士という、何かに付けて一言多い人に使われたりもします。他にも、性格に足して、嫌味っぽくするパターンもあるようです。慎重居士、謹厳(キンゲン)居士なんかが例となります。謹厳とは、真面目で重々しい様のことです。普通に持ち上げる場合でも使用して良いようですが。何にしても用いる機会が乏しくなっている感があるのは否めません。故事、誇示、孤児なんかと音が被ってることも不運と言いますか、陽が当たらなくなった一因な気もしてきますよ。

(・ω・) 長いこと、キョシって読むと思ってたのはここだけの話

【青龍も黄龍を露払い扱いしてる節があるからお互い様だ】
黒:では黄龍、相手をしてもらうぞ。
黄:戦いたかったら、まずは青龍を倒してもらうんだよぉ。
青:火の粉を振りかけるのはやめていただけませんか。
黄:こっちに対する感情は逆恨みの類だけど、
 青龍へのは再雇用を門前払いされた直接的なものなんだよぉ。
朱:大人はこうやって厄介事を押し付けるのだと、実に勉強になります~。


【今までで最も有意義な使用法を思い付いてしまったのか】
セ:私は執事として生きていくと決めているので不採用は構わないのですが、
 癪に障ったのは事実ですし、どちらが掛かってきても構いませんよ。
青:安い逆鱗です。
朱:本来は、温厚な龍族の数少ないマジギレポイントだったはずですけど~。
黄:こいつらが品位を下げてることにすれば
 少しくらい自堕落な生活をしても矛先を逸らせる気がしてきたんだよぉ。


【ちょっとだけ善戦して反応に困りそうではある】
青:仕方ありません。たまの休息を穏やかに過ごす為、早いところ片付けますか。
黄:この状況で、全く動じてないんだよぉ。
朱:普段はやられ役の三人衆が強化されて再登場って、
 一般的には苦戦する流れのような気がするんですけど~。
黄:逆に一蹴されればそれはそれでギャグとして成立するし、
 どっちに転んでも問題の無い布陣ではあるんだよぉ。


【手っ取り早さで他の追随を許さないからな】
マ:ウチとしても、どないな結果になるか分からへんで。
黄:いつものことながら、実に悪魔的な無責任さなんだよぉ。
朱:失敗した場合は魂のやりとりが無いみたいですし、
 それも込みでの契約なんじゃないでしょうか~。
マ:元金を保証せーへん投資話みたいなもんや。
黄:世間には人様の懐を直接狙いに行く輩が多いけど、
 大体は悪魔が唆してるんじゃないかと思えてくるんだよぉ。

 最強クラスの龍族達が真っ向勝負とか、文字にすると中々の王道展開です。しかし敵がどれだけ強かろうと、或いは複数であっても青龍がどうにかなるイメージが湧かないのが難儀であります。

 ビリヤードという遊戯があります。英語のbilliardsを直輸入した単語です。和訳に撞球(ドウキュウ)というのもありますが、どのくらい通用するかは不明です。遊び方としてはまず、長方形で低い壁に囲まれた台の上に数字が入った球を幾つか置きます。そしてキューと呼ばれる棒でボールを突き、反射などをさせて転がし方を競います。穴に落としていくポケットビリヤードと、他のに当てることを目的とするキャロムビリヤードの二つが有名です。日本ではほぼ前者を指すと言っても過言ではありません。更には特殊な状況を設定して曲打ちを見せるアーティスティックビリヤードなんてのもあるようです。歴史は実に古く、原型は紀元前のギリシャにあるとされています。但し、これは石を棒で弾くというもので、ゲートボールのルーツの一つとも言えるみたいです。私達がイメージするものに近い屋内競技が登場するのは15世紀くらいとされています。元は貴族社会で流行していたのですが、あまりの人気っぷりに庶民にも広まったというパターンです。ちなみに、達人級のビリヤードプレイヤーをハスラーと称したりもしますが、これは1961年に公開されたアメリカ映画のタイトルに由来しているそうです。英単語的には詐欺師だの、イカサマを厭わない勝負師なんてのもあるらしく、褒め言葉になるとは限らないので慎重に使用した方が良いのかも知れませんね。

(・ω・) マニアってのは、細かい言い回しの違いでイラッとするからな

【朱雀と三龍のみならず黄龍にも突き刺さりませんかね】
黄:マモンも、なんでこんな連中を相手にしたんだよぉ。
マ:鬱屈した人間おらんかなぁと探してたら、
 とんでもない負のオーラを放ってるのが転がってたんや。
朱:大悪魔さんですのに、仕事はマメです~。
黄:この謙虚な姿勢自体は見習うべきだと、
 チラチラと色んな方向を見ながら言い放ちたいんだよぉ。


【このケースも分割払いと言って良いのかしら】
マ:まー、今回はウチも新しいこと試そ思てるからな。
  成功報酬は魂の三割で手ぇ打ったわ。
黄:実験台にする気なんだよぉ。
青:こういった時にどうなろうと後腐れがない対象を選ぶのは、
 古来より変わらぬ基本ではあります。
朱:世の中、只より高いものは無いと言いますけど、
 訳アリ品もそれなりのリスクを抱えてますよね~。


【自己同一性を重視する玄武は躊躇いそう】
マ:ほいで使てみたんは、重ね合わせ方式や。
  これは異次元の自分を複合させることで能力の増加が期待できるで。
朱:なんだか凄そうなのが出てきました~。
マ:人格が侵食される恐れもあるけど、些末な問題やろ。
黄:そんな都合いい技術がある訳ないと思って聞いてたけど、
 想像よりもヤバそうなのが笑えてくるんだよぉ。


【強さより健康状態で変動する幅の方が大きいかも】
黒:くわはは、たぎる、たぎるぞぉ。
黄:随分とテンション高いんだよぉ。
青:たしかに、龍圧の上昇が確認できますね。
朱:バトルパワーみたいなものでしょうか~。
黄:龍族にだけ発生する内なる生命力の発露らしいけど、
 長生きしてても滅多に使わないから憶える必要性は皆無なんだよぉ。

 龍圧に関してはきっとこれっきりになる設定だという予感がしています。こうやって使い捨てられたのが無数に転がっているのでカルトクイズが出来そうな感じはありますけど、作者も正解だという確信を得られないので成立しないでしょうね。

 ならず者と呼ばれる存在があります。振る舞いが実に悪く、下卑で粗暴な人物を指します。チンピラやゴロツキと言い換えることも可能です。集団としてだと古くは野盗、現代に近付くとギャングなんかに所属している場合もあります。ならずとは、漢字で書くと成らずで、どうしようもない的な意味になるんだそうです。真っ当な生活が送れない、取り扱いに困る、人としての水準に達していないなど、幾つもの解釈が可能と考えると、良く出来た単語に見えてきます。成るはそこそこ好意的な使われ方をしますが、それの否定形となると反転して、かなり良くない感じが出てきますし。他の表記として破落戸と書くこともありますが、ゴロツキとも読みます。どちらにせよ、どうしたらそう読めるの感はありますが、元は中国語のようです。落ちぶれた家柄という意味合いで、食べるのにも困っている為に悪さをするということで当てられたのだとか。古来より衣食足りて礼節を知るとは言いますが、人間らしい営みをさせることが治安維持には不可欠な要素なのでしょうね。

(・ω・) なお現代人は、食えるだけじゃ不満たらたらなのである

【成長できるはずの五千年を失ったのはでかかった】
黒:くっくっくっ。その様なナメた態度が取れるのも今だけだぞ。
黄:どういうことなんだよぉ。
セ:あなたが強気なのは圧倒的戦力差にあぐらを掻いてのこと。
  つまりまとめて掛かっても返り討ちだという前提があるからなのです。
朱:割と恥ずかしいことを言ってませんか~。
青:あまりに成功体験が乏しいと、
 自身を客観的に見ることが困難になるという典型例なのでしょうね。


【そろそろ国外追放になる程度のポイントが溜まってそう】
黒:だが、我らが真の力を解放したとすればどうだ。
黄:怪しげな宗教にでもハマった感があるんだよぉ。
朱:私達は騙す方ですのに~。
青:再雇用する気をとことんまでに削ぎ落としてくれます。
黄:元がゼロだからマイナスになったところで影響は無いんだよぉ。
朱:逆に下の限界点を突破したら、
 どういったことになるのかは見てみたい気もします~。


【いっそ介錯してやるのが慈悲な気すらしてくる】
黒:貴様ら、悪魔の契約というのを聞いたことがあるか。
  死後の魂と引き換えに願いを叶えてくれるのだ。
黄:割とスタンダードなのに引っ掛かってたんだよぉ。
青:考えてみれば、眠る前は一般的で無かったですし、
 彼らにとっては新興宗教なのかも知れません。
朱:社会復帰をさせる義理はありませんけど、
 よそ様への迷惑を考えて基本的な知識を与えるべきなんでしょうか~。


【身の丈で満足できるなら苦労しないんだよ】
マ:龍族の寿命は無限やし、実質的にノーリスクゆうたったんや。
  サービスは即もろて支払いはのんびりいうんが賢い消費者やろ。
黄:カードローンの宣伝みたいなこと言ってるんだよぉ。
朱:限りなく悪魔さん的な発想で成り立ってますし~。
マ:この世に欲するもんがおる限り、ウチらみたいなんが存在できるんやで。
青:そういった表現をされると、悪いのはどちらなのか悩ましくなってきます。

 悪魔✕三龍というのは、多分、今までに無かったんじゃないかなぁと思います。三龍自体、たまにしか出てこないので色々な可能性があるのでしょうけど、使い勝手は低そうというジレンマを抱えています。

 軍師と呼ばれる、職業というか立ち位置があります。決定権を持つ大将に仕え、運用に関する意見を出したりするのが主な業務です。参謀の軍限定バージョンみたいな感じの単語になります。現代の軍隊だと参謀本部という部署が近いようです。指揮権こそありませんが高度な情報処理を行わなければならず、頭脳集団として最精鋭と言い換えることも可能です。しかし国軍が政府の指揮下に入る、いわゆるシビリアンコントロールが基本となったのは、歴史的に見れば割と最近の話です。以前は洋の東西を問わず、領主が若い男を徴兵するのが一般的でした。そしてそれを支える副官も、政治家として領民を養う立場の人が多く、専任の軍師はほぼ居なかったようです。軍記物などで敵の手の内を読み切って戦局をひっくり返す様は痛快ですが、それだけをやっている訳ではなく、あくまで業務の一部に過ぎません。武芸も最低限は出来ないと舐められますし、それ以外の面でも人望が無ければ誰も言うことを聞いてくれないでしょう。頭が良ければ務まるというものでは無いのです。今の世で、創作の軍師的な仕事をするのは困難と言えます。参謀本部に入るには士官学校に相当する場所でトップクラスの成績を修めないと無理でしょうし。せいぜい傭兵部隊の偉い人に気に入られるくらいですかね。立場としては使い捨ての駒なので、イメージとのギャップに苦しみそうなところがありますけど。そしてふと思ったのが、経営コンサルタントって似てるところがあるんじゃないでしょうか。方針などに口出しはするものの責任は薄く、それでも多数の人間の命運を握っています。更に言えばコミュニケーション能力が無ければ懐に入ることも出来ません。特定の誰かに仕えるというよりはフリーに寄っていますが、統率に憧れがあるのならば目指してみるのも一つの手なのかも知れませんよ。

(・ω・) 何にせよ、アホほど専門知識が無いと出来はしないのである

【フラグを立てたら回収する責務が発生するのではなかろうか】
黄:そういやここのところ、
 黒龍、赤龍、白龍の旧三バカが因縁を付けてこない気がするんだよぉ。
朱:生きるのに精一杯で、それどころじゃないんじゃないでしょうか~。
青:経験上、面倒事というのは忘れた頃にやってくるものですが。
黄:その理屈だと、思い出したから大丈夫なんだよぉ。
朱:これほど分かりやすい前振りですと、
 むしろ黄龍さんが望んでいるような気すらしてきます~。


【世には爪痕っぽい印象すら残せない方も居るんですよ】
黒:ふわははは、久方振りだな。
赤:けかか。
黄:余計なこと言わなきゃ良かったんだよぉ。
朱:ここまでは予定調和ですので、善後策を講じましょう~。
青:前向きなようでいて、中身は考えていないんでしょうね。
朱:私が目指すのは、意味深なことを言っておきながら、
 本筋には関わらない黒幕風一般人ですから~。
黒:貴様ら、満を持して登場した我らをいつもの如く放置してくれるな。


【流石に夏王朝以前のノウハウは使い道が乏しいよな】
黄:だったら、どう扱うべきかを具申書として提出して欲しいんだよぉ。
青:無論、その通りにするかは別の話ですが。
セ:私達を、若手社員か何かと思っていませんか。
黄:五千年も現場から離れてたんだから似たようなもんなんだよぉ。
朱:昔とった杵柄にも、限度ってものがあります~。
青:むしろ変に経験者ぶるのが害悪だと、何度となく言っているはずです。


【それっぽい適当を言う達人が多すぎる】
黄:考えるの面倒になってきたし、
 全力でぶん殴ってお星様にしてやろうかとも思うんだよぉ。
朱:話くらいは聞いてあげるのが紳士淑女の振る舞いだそうですけど~。
黄:どうせ何一つ受け入れるつもりは無いんだから、
 初っ端に全否定してやるのも優しさなんだよぉ。
朱:一理ある気がしてきました~。
青:実はこちらの都合に合わせて理屈を構築しているだけですよ。

 今年のラス前の話は割と以前からこれにしようというのがあったのですが、このラス前々に関しては直前までまとまりませんでした。武則天か三龍かなぁと悩んだ末にこうなりましたが、正解であったかは書き上げて頭が冷えるまで謎のままです。


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