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 オタクと、ちょっとその分野に造詣が深い方の境界線は、何処にあるのでしょうか。明確な定義は設定しようもありませんが、一つには、それについて語りたがる性質があるか否かというのがあるのではないでしょうか。語ろうとする部分が趣味そのものと同等、ないしはそれ以上の人間は、オタクと呼んでいい気がしています。完全無欠な私見ですが。
 それにしましても、何故、そういった方々はやたらと持論を展開したがるのでしょうか。布教が目的だとすれば、一種の承認欲求と言えるのやも知れません。俺がいいと思うものだから、他の人にも認めて貰いたい。或いは、そこまでいかず、ぶち撒けるだけで満足なのか。私も、ここやらそこやらで色々と語りたがる方なのですが、どういった機微でこうしているのかは、今一つ分かっておりません。

(・ω・) でも、ブログのネタが無い時は、割と苦労したりもしてるぞ

【そこまで勝ちに拘る教育は一般的じゃないし】
玄:日本の部活動には、助っ人制度があると耳にしたのですが。
黄:アニメや漫画の見過ぎなんだよぉ。
月:まー、現実には運動部に引っ張りだこのスポーツ万能な奴なんて、
 そうそう居ないわな。
朱:人数がギリギリならいざ知らず、レギュラーが一人削られる訳ですしね~。
黄:その助っ人が入ることによって弾き出されてしまった、
 正部員のフォローが出来る部長も、そう居るとは思えないんだよぉ。


【こうやって既得権益の構造が確立するのだな】
玄:皆さん、現実を見据え過ぎではないですか。
黄:じゃあ逆に、青龍が玄武以上に玄武として相応しい人材を見つけてきた時、
 素直にそれを受け入れられるのか、なんだよぉ。
朱:実際、真武さんの時は危なかったですよね~。
玄:その時は、三代目玄武として権利を目一杯活用して居座るに決まってるじゃないですか。
黄:どうも絶妙に会話が成立してるような、してないような微妙な感じだけど、
 立場が変われば意見も変わる、典型的案件としておくんだよぉ。


【落語みたく綺麗には持っていけないさ】
玄:ともあれ、それはそれとしましてですね。
  そこから着想を得たのですが、我ら聖獣業界も融通を利かせまして、
 オールラウンダーな万能選手を手伝いに回すシステムを作るべきではないでしょうか。
黄:ここまでの流れ、ガン無視なんだよぉ。
月:まあ、いつものことだ。
黄:話の枕というやつは、ちゃんと本題に繋がるよう持ってくるべきなのだけれど、
 現実は足置き台みたいに、微妙にズレた場所に存在するものなんだよぉ。


【それ自分の立場が危うくなるパターンですよ】
朱:サッカー界隈には、レンタル移籍なんてものがあるらしいですね~。
黄:プロスポーツならともかくとして、国家間の人材交流は面倒な部分が多いんだよぉ。
月:機密漏洩とかの可能性を考慮せんといかんからな。
朱:世知辛い世の中ですよね~。
玄:仕事を他人に任せて楽が出来るいいアイディアだと思ったのですが、ままなりませんね。
黄:想像しうる範疇で、一、二を争う薄っぺらい理由だったことに、
 どう反応したものか、熟考しかけてしまう自分が居るんだよぉ。

 という訳で今回は、玄武オムニバスで一本行こうと思います。何か色々微妙なネタを思い付いたけど、イマイチ広がらなかった為の処置だというのは、公然の秘密ということで。
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 検索汚染という言葉があります。前回も少し触れましたが、ネット検索で知りたい単語を入力した際、一般的な意味合いとは違うものがズラリと並んで、目的が果たしづらくなることを指します。一昔前は何かをモチーフとしたアニメ作品に多かったようですが、最近はソーシャルゲームが主流のようです。あの手のゲームは次から次へと新要素を投入しないといけないので、何がしかの元ネタを必要とすることが多いのでしょう。特に画像検索に関しては、一見さんお断りの雰囲気が強く醸しだされているようです。
 気付いたのは、神話に関して言えば、マイナーな輩ほど、汚染の度合が酷い傾向があるということです。四神クラスなら割と本来の意味での画像が並びます。それでも多少アレなのが混じりますが。天照、月読、須佐之男でいくと、大体は神話系ですが、月読だけちょっと異質です。しかし、アマテラス、ツクヨミ、スサノオと、カタカナにするだけで全く世界が変わります。メジャーなソシャゲで採用されている表記だと、こうなってしまうようです。マモンとメタトロンに関しては、もう笑うしかありません。ローカルな神様やら神獣やらを優先起用する身としては、興味深いことなのかも知れません。ちなみに我らが黄龍は、何か平和です。中国に黄龍風景区という、風光明媚なところがあるのが悪いのです。地名に勝てない聖獣って、なんやねんなと思わなくもありませんけど。

(・ω・) 黄龍がメジャーになったら、この作品の根本が揺らぐだろ!

【恨むなら光に誘われる虫の習性を恨め】
則:して、悪魔とは何をすればよいのじゃ。
黄:まずはそこから、なんだよぉ。
マ:せやなぁ。端的にまとめると、人の道を外させたらええんやな。
朱:今更ですけど、凄い世界ですよね~。
黄:まさに、ザ・外道なんだよぉ。
マ:言うとくけど、ウチらはほんのちょっと誘導するだけで、
 勝手に転がり落ちるんは人間の方やからな。


【悪魔の存在意義に関わりかねないよな】
則:ふむ、民草を堕落させよと言うのか。悪政を敷けば容易なことじゃて。
黄:為政者の発想と効率、やべーんだよぉ。
朱:ですけど、人の道を踏み外すのは得意でも、外させるのは不得手じゃないんですか~。
黄:しれっと、本当のことを言いやがるんじゃないんだよぉ。
マ:この手の、何もせんでも飛ばしまくってる人種に対して、
 ウチらはどない対応したらええんのやろな。


【そんじょそこらの悪徳政治家と同列にしてもらっては困る】
則:妾ほどの才覚をもってすれば、
 意識するでもなく名君と呼ばれてしまうのは致し方無いことであろうて。
黄:すげー傲慢なようでいて、割と史実だから反論しづらいんだよぉ。
朱:悪魔に向いてない気がしてきましたね~。
則:そもそもの話として、臣民を飢えさせては末永く栄華を楽しめぬではないか。
黄:行動原理は私利私欲に基づいてるんだけど、結果として社会の為になるのであれば、
 これはもしや善的行動と言えるのではなかろうか、なんだよぉ。


【奴が刺客という可能性を忘れてはいけない】
朱:ですけど、月読さんみたいに公認悪魔の方も居ますし、
 今後の行動次第で勝手に認定されるんじゃないですかね~。
黄:本格的に、悪魔を評価する組織の存在が謎に満ちてきたんだよぉ。
朱:某財閥が世界を牛耳ってるみたいに、私達も影から支配されてるのかも知れません~。
黄:たしかに麒麟辺りなら操るのもすげー楽だろうけど、
 青龍に五千年以上バレないのは、流石にちょっと無理があるんだよぉ。

 皇帝と悪魔という、何かよく分からない取り合わせも、とりあえずは終了です。食い合わせが悪くて腹を壊しかねないような二人ですが、意外と丸く収まった気がするのは私だけでしょうか。

 黄龍ちゃんに於けるマモンというキャラクターは、ぶっちゃけた話、マモンである必要性がほぼありません。悪魔の肩書を持つ新キャラを出す予定が無いので、その役割を殆ど兼任しているからです。ちなみに、数いる悪魔の中から、何でマモンにしようと思ったかはよく憶えていません。多分、七大悪魔のリストとにらめっこして、個人的に一番、ローカルな気がしたのを選んだのでしょう。少なくても、ルシファー、サタン、ベルゼブブほどの知名度はありませんよね。あとは、ベルフェゴール、レヴィアタン辺りも聞いたことある気がしたので、アスモデウスと一騎打ちになった結果、色欲より、強欲の方が使い勝手がよさそうだくらいのノリだと思います。アスモデウスだと呼びにくいですし。自分で考えたことのくせに、推定の域を出ませんけど。
 ちなみにマモンで検索を掛けると、モンスターストライクを主体とした、二次創作物ばかり出てきて実に鬱陶しいです。こんなもん書いてるお前が言うなとツッコまれると、反論のしようがありませんが。一般人は、関羽雲長や、長門と検索してしまった時、どのように思うのでしょうか。いや、他人事なので心底どうでもいいのですけど。そのせいという訳でもありませんが、実はマモンという悪魔について、よくは知りません。関西弁もどきの、容赦のない悪魔的性格という初期設定がよかったのか、特に本来のマモンについて弄らずとも、動き回ってくれるからです。というか、ちょこっと調べたくらいだと何が何だか分からないので、漠然と悪魔という部分を推していこうとしたのだと思います。悪魔ってだけで美味しいので、今後も特に問題は生じないでしょう。ちなみに、関西弁的な言葉を操るのは、強欲→商売上手→浪速の商人という、自分でも驚くくらいにしょうもない連想ゲームに依るものだというのは、以前にも触れた通りです。

(・ω・) あくまでもマモン語なので、地元有志に依る校正は一切受け付けない所存だ

【悪魔が唆さなくても悪魔的に生きるよね】
則:悪魔のぉ。今一度最下層からのしあがるのはちと手間じゃが、
 それはそれで楽しい面があるやも知れぬな。
黄:何でちょっと乗り気なんだよぉ。
朱:障害が大きい方が、テンション上がる人も居ますよね~。
黄:そういった人種は科学者かアスリートにでもなればいいのに、
 どうして権力者や悪魔を志すんだよぉ。
マ:それが人っちゅう罪深い生きもんの性や、諦めーや。


【正直たまに誰が悪魔か分からなくはなる】
マ:一応、悪魔も天使的に階級制やねんで。
  実力主義のランキングシステムや思てもろたら分かりやすいやろな。
朱:スポーツみたいに対戦が無いですけど、どうやって査定するんですかね~。
黄:悪魔だけにきっと、陰険で陰湿な足の引っ張り合いがあるんだよぉ。
則:妾は、そういった争いごとは得意中の得意じゃぞ。
朱:競争相手を一人ずつ蹴落とすことで皇帝に上り詰めただけのことはありますね~。
マ:あんたら、悪魔を一体、なんやと思てるねんな。


【悪魔だって騙されることくらいあるさ】
マ:こんだけ長いことやっとると実力は大体分かっとるからな。
  委員会が提出する順位付けに文句言う奴はあんまおらへんで。
黄:その格付けしてる連中の素性が気になるんだよぉ。
朱:実は神様の関係者とかだったら、大笑いですよね~。
黄:所詮悪魔も、掌の上から抜け出せぬ孫悟空なんだよぉ。
マ:ほんまにそうやないかと、疑心暗鬼になるからやめてーや。


【四神の勤務実績を誰が決めてるのか気になってきた】
則:成程の。委員会とやらを丸め込めばよいのじゃな。
黄:発想が、常に貧しいんだよぉ。
朱:実に現実を見据えてると言える気もしますが~。
マ:言うとくけどな。ウチですら、何もんなのかようは知らんのやで。
黄:よくそんなのに託せるものなんだよぉ。
朱:ですけど人間社会も、人事部のよく分からない人に評価されてるんですから、
 似たようなものなのかも知れませんよね~。

 悪魔といえば、この間、NHKがデーモン小暮氏にコメントを求めた時、『デーモン閣下さん』と呼んでいました。現在の芸名が『デーモン閣下』だからといって、それはどうなんだと少し思った次第です。

 民主党、もとい民進党の代表選準備が、着々と進んでいるようです。これは岡田氏の辞任を受けてのものですが――結局、何で辞めたのか、未だによく分かっていません。何しろ発表をしたのが、東京都知事選の前日という、謎に満ちたタイミングでした。参議院選の責任を取ったにしては遅すぎですし、都知事選の結果は、概ね分かっていたとはいえ、確定していなかった訳で。叩かれるのが嫌で、先んじて逃げてやったと言われても仕方がないのではないでしょうか。公人としてというか、人としてあるまじき行為ですが。
 さて、世間的には割とどうでもいいイベントの様な気もしますが、選挙マニアとしては、多少の関心があります。が、入ってくる情報は、『蓮舫氏、無投票で決定か』というものばかり。辛うじて前原氏が出るか出ないかとの話もありますが、あまり競った結果にはならなそうです。それでも、やらないよりはマシですが。そもそもの話として、蓮舫氏って参議院議員ですよね。その他大勢の泡沫政党ならいざ知らず、一応は政権を担うべく活動しているはずの民進党が、参議院議員を党首に据えるのはいいのでしょうか。次に衆議院が解散された時、民進党に投票する方は、参議院議員の総理大臣が誕生することを是としているも同然なのですが。国会議員であれば総理になる権利はありますけど、少なくとも前例はありません。それに彼女には多少コアな人気があるとはいえ、総理の器かと言われると、否定する方がかなりの多数派なのではないでしょうか。結局は岡田氏の弾除けとしての傀儡という見方が大勢を占めているようです。どうせやるなら民進党を結成した時にやれば多少の御祝儀相場になったかも知れないのに、しばらく国政選挙も無い状態でやる辺り、勘が悪いと言わざるを得ません。あと、蓮舫氏のキャラクターは、たまに見るからちょっとまともに見えるだけです。野党第一党党首なんていう、露出の多いポジションに収まったら、言っていることの無茶苦茶さ加減が浮き彫りになるだけだと思うのですが。手札の使い方が下手な辺りも、全く成長してないなぁと思う次第です。

(・ω・) これで一年後の支持率が上昇してたら、俺は日本国民というものをマジで疑う

【ゲームのジョブくらいのノリで変更可能だ】
朱:ここは発想を転換してですね、
 則天武后さんを悪魔に勧誘するというのはどうでしょうか~。
マ:目の付け所は、悪ないな。
黄:何つう会話なんだよぉ。
マ:悪魔っちゅうんは基本、元天使なんやから、
 神を模した人間が悪魔になったかて問題あらへんやろ。
黄:たしかにこの業界、人間が神になったり、仏になったりするけど、
 そうなると今度は、自称ってことで済まされないかという問題が生じるんだよぉ。


【世論を敵に回した宗教ほど悲惨なものはない】
朱:職業なんて、本人が名乗ったかどうかで決まるという考え方もありますよ~。
黄:世間様が認めてくれるかどうかは、また別の話なんだよぉ。
マ:自称ニートとか、色々と予防線張っとる感じはするな。
黄:ほっときやがれなんだよぉ。
朱:自称神の子でしたら、何で神そのものを名乗らなかったのが気になりますよね~。
黄:いや、それは職業じゃないだろとツッコむべきなのか、
 信者が一人でも居れば立派な教祖と言うべきなのか、頭がぐゆぐゆとしてきたんだよぉ。


【逆に派閥やコネ人事のない理想的な環境という可能性も】
則:今更下っ端なぞ御免こうむるぞ。上級悪魔待遇なら考えんでもないがの。
黄:再就職で高望みしすぎる中高年みたいなんだよぉ。
マ:この業界、完全出来高制やから、
 ウチが大悪魔っちゅうんも肩書やのーて、実績だけがバックボーンなんやけどな。
黄:何という真っ黒な組織なんだよぉ。
朱:悪魔だけに、至極当然といった感じもありますけどね~。


【怠け者とちゃらんぽらんは似て非なるものだからな】
朱:それにしても、よく怠惰の悪魔ベルフェゴールさんは大悪魔の地位を維持できますね~。
マ:怠けもんほど、効率ええ仕事の仕方するんやで。
朱:青龍さんに分けてあげたいですね~。
黄:朱雀だけには、言われたくないと思うんだよぉ。
朱:足して二で割ればバランスがいいとはよく言われます~。
黄:青と赤だけに対極なのは必然なのかとも思ったけど、
 代々の朱雀はここまでではなかったし、単なる偶然で片付けてしまおうと思うんだよぉ。

 ぶっちゃけ、七大悪魔を空で言うことは出来ないのですが、ベルフェゴールだけは使い勝手がいいので憶えてしまいました。七大だと、サタンとルシファーが別枠で、ベルゼブブと……あと二つが思い出せません。

 現代の大相撲の番付は、上から、横綱、大関、関脇、小結、前頭、十両、幕下、三段目、序二段、序の口となっています。相撲取りのことを関取と称することもありますが、そう呼んでいいのは十両以上です。待遇の面でも十両と幕下の間には越えがたい一線があるらしく、一人前の力士と言えるのは、十両からなのだそうです。その中でも前頭以上は幕内力士と呼ばれ、優勝争いをする権利を持っています。個人競技な上、実力差が如実に出る世界なので、中々、下の方が勝つのは難しいようですけども。
 さて、ここで個人的に気になったのは、十両という番付です。他は格を感じるネーミングなのに、何故、これだけ金銭の単位なのでしょうか。調べてみると、江戸時代、十両は年に十両の給金を貰っていたからなのだとか。思った以上に、そのままでした。現代で、肩書が一千万円とか言われても嫌でしょう。でも、一億ドルのスーパースターなら、ギリギリセーフの気もしてきました。あくまでも二つ名であって、役職的なものでは無いのがアレですけど。もっとも、正式には十枚目と呼ぶのが正しく、十両というのは俗称なのだそうです。前頭などは上から一枚目(筆頭)、二枚目、三枚目と数える為、混同を避ける為に十両の方が定着したのだとか。何事にも、理由があるのだなぁと、豆知識を漁っていると思ってしまう訳です。

(・ω・) 千両役者って、千両の年俸とってたのが語源ってマジですかね

【競争率はともあれトップはトップだ】
朱:こうして御二方を並べてみますと、ちょっと雰囲気が似てますよね~。
則:ほむ。
マ:せやろか。
黄:たしかに、方向性は違うにせよ、
 振り切った性格という意味では通じるものがある気がするんだよぉ。
朱:音楽界と料理界の重鎮が、言葉も交わさず分かり合えるみたいな感じですかね~。
黄:どちらかと言うと、オンラインゲームやバッティングセンターの帝王辺りだけど、
 何かを極める輩は大体頭おかしいんだから、何でもいい気がしてきたんだよぉ。


【このダウトと言ったら負けとしか思えない発言】
マ:ウチ、この姉ちゃんと何となく合わん気がしとるで。
朱:そうなんですか~?
マ:悪魔の取引とか、絶対に応じへん気せーへんか。
則:己の力で成さぬことに、何の価値があると言うのじゃ。
黄:無駄に男前なんだよぉ。
朱:私のような一般人は、結果さえそこそこなら何も文句無いんですけどね~。


【でなければ皇帝まで上り詰められないよ】
黄:大体、悪魔は死後の魂を対価に持っていくのに、
 この地縛霊から何を搾取しようと言うんだよぉ。
朱:意外な盲点ですよね~。
マ:現世に満足したら寄越せやったらあかんのかいな。
則:面白いことを言うの。
朱:絶対に、満ち足りるということが無さそうなんですけど~。
黄:下手をすれば強欲の悪魔より底なしなのではと、
 恐ろしい仮説が湧いてきてしまったんだよぉ。


【葬り去ってしまった方がいい才能だってあるさ】
朱:そう、何よりも恐ろしいのは悪魔の囁きではなく、人間の欲望だったんですね~。
黄:寓話っぽくなってきたんだよぉ。
マ:な、扱いきれへんやろ。
黄:限りなく正解に近いのは、操縦しようと思わないことなんだよぉ。
朱:ある程度の放任主義が、自由な感性を育てるんですよね~。
黄:その論にも一理ある気はするんだけど、
 朱雀と共に、これ以上伸ばしてしまっていいのかという問題は残されているんだよぉ。

 マモンにとっては武則天すら姉ちゃんという、無駄な設定が追加されてしまいました。一体、どんだけ昔から悪魔やってるんでしょう。


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