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 米騒動と呼ばれる事件があります。何回か起こっていますが、但し書きが無ければ1918年(大正7年)のものを指します。第一次世界大戦が終わり好景気になったものの、物価上昇が甚だしい、いわゆる実質賃金低下の状態でした。更にシベリア出兵の決定で投機的に米が買い占められ、価格が高騰します。庶民の家計を圧迫したことで不満が爆発し、中世の一揆さながらの暴動に発展した訳です。導火線は富山県沿岸の主婦達であるというのが定説です。この土地は北海道や樺太に人員や物資を送る中継地点で、県内の食料が根こそぎ奪われるのではと危惧します。そんな噂話をしている内に不安と怒りが最高潮に達して、米屋に殴り込みを掛けたのです。もっと釣り上げられると溜め込んでいた店舗もあったので、因果応報の側面もあります。この一件が新聞等で知れ渡ると全国各地に波及し、大騒動になりました。国軍を動員するほどの規模になり、なんとか沈静化したものの寺内内閣は総辞職を余儀なくされます。近頃も食料品が値上げしていますけど、とりあえず食うに困るほどではないでしょう。しかし限界を超えた時、矛先が何処に向かうかは想像に難くありません。そんなところに気を遣える為政者なんて稀有なのが、歴史的事実と言ってしまえばそれまでなんですけどね。

(・ω・) 最近、元総理が暗殺された割に危機感皆無よね

【程々の味が求められる定食屋的立ち位置】
天:神様を教育する機関があって良いと思うんですよ。
朱:いきなり現場に放り込まれた身としては、
 学生時代を経験してないのが心残りです~。
黄:安直な創作物みたいな発想なんだよぉ。
天:とりあえず学園編と銘打っておけば、
 内容を察せられて、お互いに楽ですからね。


【言語化すると悲しくなってくる】
黄:だけど誰が教師をやるんだよぉ。
天:かつて中枢を務めながら、
 暇してるのがここに居るじゃないですか。
黄:本気で言ってるなら頭おかしいんだよぉ。
朱:黄龍さん程の感覚派は滅多に居ません~。
黄:朱雀の教育係的な扱いになってるけど、
 どうせ青龍も期待なんかしてないんだよぉ。


【利益誘導に興味無い人材は貴重】
黄:責任者決めも揉めるはずなんだよぉ。
朱:派閥争いが発生しそうです~。
天:宗教の壁を越えて若獅子を育てるのですから、
 思惑が交錯することでしょう。
朱:これこそ黄龍さんに任せましょう~。
天:腕力の関係で逆らいにくいですし、
 思想も柔軟という名の大雑把ですからね。


【他人のガキの未来とか知らんくらいで良いよ】
黄:大前提になるけど、何を教えるんだよぉ。
天:普通に読み書き算数から。
黄:どれだけ新米の水準が低いんだよぉ。
天:基礎固めの後に個性を見極めて、
 徹底的に磨いていく所存です。
黄:先生という職業を神格化して、
 理想に押し潰されるタイプの考え方なんだよぉ。
 
 教員になりたいという人が激減していますが、やはり単純に求められるものが多すぎるせいでしょう。社会人として最低限の所作と担当教科の指導能力さえあれば充分な気がしてるんですけど、世間はそれ以上を求める訳でして。数十人の人生を安月給で担わさようってシステムが間違ってると思わなくもありません。
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 NASAと呼ばれる組織があります。National Aeronautics and Space Administrationの略で、和訳は米国航空宇宙局です。英語でもナサと発音すれば通じます。文字通りアメリカ合衆国の行政機関で、主な担当は宇宙です。冷戦時代にはソ連を相手に覇を競ってましたが、あちらが失速気味の現代では世界最高峰と言っても過言ではありません。その為、創作だと宇宙絡みの厄介事はNASAに問い合わせるのが定番です。設立の発端は、1950年代に遡ります。第二次世界大戦が終結したものの、火種は燻ったままでした。天下を狙う為に軍事力と諜報力の強化が必要であると各国は考えます。そこでこの二つを兼ね備え、プロパガンダとしても優秀な宇宙開発に白羽の矢が立ちました。1957年10月4日、ソ連が史上初の人工衛星打ち上げに成功します。アメリカが全ての技術に於いて最先端でなかった事実は国内に衝撃を与え、対策が急務になりました。そして約1年後にNASAが始動し、革新と泥沼の競争が始まるのです。当初はソ連が先を行っていましたが徐々に追い付き、アポロ11号に依る有人月面着陸が一つの区切りとなります。その後は両国の緊張緩和や懐事情もあってか協力体制に舵を切り始めます。この分野、恩恵はありますが金食い虫なのも事実な訳でして。どうやって予算を確保するのか、永遠に頭を悩ませ続けないといけないみたいです。

(・ω・) 結果、定期的に宇宙人情報をチラ見せしてくる

【苦渋の決断なら良い訳でもないけど】
天:太陽にもオフがあるべきではと考えています。
朱:恐ろしいことを言い出しました~。
黄:一日休んだら生物が死滅しそうなんだよぉ。
天:地球には大気や地熱がありますから、
 致命傷にはならないらしいですよ。
黄:それでも大絶滅を引き起こしかねないから、
 軽々しくは辞めて欲しいんだよぉ。


【少なくても非常時のマニュアルは存在しない】
天:私だけ気を抜けないって理不尽です。
黄:店長が留守にするなら、
 代理を立てるのが常識なんだよぉ。
朱:手頃なスペアが居ますよね~。
天:月読に任せるのは不安でなりません。
黄:そのワンマン気質が天岩戸事件に繋がったのは、
 至極当然と言えるんだよぉ。


【情報共有こそが組織の要である】
天:太陽神が基本的に一柱なのが間違ってるんですよ。
  例えば曜日ごとに七柱で持ち回りとか。
朱:夢の週休六日制です~。
黄:むしろ出勤日が死ぬほど憂鬱になるんだよぉ。
天:休日明けであれば似たようなものでは。
朱:それ以前に引き継ぎが恐ろしく面倒になるので、
 二交代くらいが現実的じゃないでしょうか~。


【奴は我らの中で最弱とか言われるレベル】
朱:偉い方は誰よりも働くべきだと思ってます~。
黄:青龍に毒されてるんだよぉ。
天:全てを把握した上で、労働を減らしたいんです。
朱:トップに向いてない気がしてきました~。
黄:こういう手合がパワハラを横行させるんだけど、
 神話界全体で見たら温厚な部類なんだよぉ。

 曜日にそれぞれ担当の神様が居るとしたら、最も信仰を集めるのはどれになるんでしょう。土日が休みとすればそこに集中しそうで、金曜日がダークホースになりそうなところはあります。ともあれ月曜日が悲惨なことになるのは想像に難くないんですけどね。

 カニカマと呼ばれる食材があります。御存知の通り蟹蒲鉾の略称で、蟹風味の蒲鉾全般を指す単語です。本物の蟹は高価な上に取り扱いが難しいので、お手軽なコピー食品として定番になりました。言うほど蟹っぽいかという部分はともかくとして、これはこれで美味しいとする方が多いと思われます。インスタントラーメン、レトルトカレーと並んで戦後三大加工食品にカテゴライズされたりしますが、こちらも見解が割れる気がしてなりません。誕生の経緯は半ば偶然でした。長年に渡って中国からクラゲを輸入していたのですが、1960年代後半に関係が悪化して入手が困難になります。そこで水産加工メーカー「スギヨ」に代替品の開発が依頼されました。試行錯誤の末に醤油を垂らして食してみたところ、肝心のクラゲには似ていないものの蟹の様な感じに仕上がります。折角だからとこちらを突き詰めて商品化したのが、現代のカニカマのルーツです。科学世界では副産物が大発見になることもありますが、食品業界にもあるようです。結局、クラゲの模倣はどうなったんだよとも思いますが、国交が回復して有耶無耶になったんですかね。ぶっちゃけカニカマとクラゲでは消費量が段違いですし、大事の前の小事として扱われてしまったのかも知れません。

(・ω・) ウニやイクラの代わりは良く聞くのにな

【不毛すぎて働いてる方がマシだ】
白:かくして、猫プロデュースは完遂された。
黄:やっぱり頑張ってなるものでもないんだよぉ。
朱:自然体が一番です~。
白:この白猫が望んだことじゃん。
黄:始まりはそうだったけど、
 恐らく飽きて仕事に戻りたいと思ってるんだよぉ。


【自分が黄龍に相応しいかなんて直視したくない】
猫:なーなー。
朱:『猫の道とはこれほどに過酷なのか』だそうです~。
黄:適性の問題なんだよぉ。
白:猫に生まれながら猫に向いてないって、
 不幸なんだろうか。
黄:悩んだところで本質は変えられないんだから、
 考えないのが楽で良いんだよぉ。


【下手な成功体験になるのはマズいんじゃ】
猫:にゃーみゃーぎゃー。
朱:前にも増して業務に没頭してます~。
黄:気分転換になったっぽいんだよぉ。
白:お役に立てて何より。
黄:恩着せがましいんだよぉ。
朱:結果オーライでも功績は認めないと、
 意欲に響くらしいですよ~。


【外的要因での進化誘発的な】
猫:なおーん。
朱:『俺が猫を忘れるくらい滅私することで、
 猫達が猫として生きられればそれで良い』ですって~。
黄:高潔な御言葉なんだよぉ。
白:とことんまでに猫から掛け離れてる。
黄:もしや朱雀の電波を浴び続けたせいなのではと、
 よぎった可能性を掻き消すことにするんだよぉ。

 生き甲斐を持った猫の話だから深刻になりませんでしたが、一般人だとどうなるんでしょう。人として生を受けたのに、人としてやっていく資質が皆無な方も居る訳でして。一芸があれば何とか食っていけるんでしょうけど、無い場合は過酷な道しかありませんよね。

 蛇遣い座と呼ばれる星座があります。トレミーの48星座の一つです。両手を広げて蛇を掴んだ男性の姿だとされています。アポロンの息子で名医のアスクレピオスであるとするのが一般的です。彼は蛇を使って死者さえも蘇らせる腕の持ち主だとされています。それがハデスの気に障り、ゼウスの手で雷殺されました。生殺与奪の専門家であるハデスからすれば、縄張りを荒らされたも同然なのでしょう。やり口が反社会勢力なのはともかくとしまして。ちなみにWHO(世界保健機関)のロゴの中心を陣取る形で枝に巻き付いた蛇が描かれているのは、この逸話に由来します。一方で、蛇遣い座は黄道に位置する星座です。しかし星座占いなどで知られる黄道十二星座には含まれていません。理由を辿ると実に古く、なんと2500年ほど前まで遡ります。古代バビロニア人は天文学に優れ、星座と暦を関連付けていました。けれど月が12であった為に要らない子として除外されたのです。後に一部の占星術師が蛇遣い座を加えた13星座を提唱しましたが、あんまし定着しませんでした。約数が多い12と素数の13では、後者に特別感はありますが落ち着かないのも分かる訳でして。何より割を食って蠍座が一週間程度しかなくなるのが致命傷だったのかも知れません。

(・ω・) 日本人は均等に分割されてないと納得しない

【子猫を自称したら養って貰えるかしら】
猫:ぎゃーみゃー。
朱:『上っ面じゃなく猫の本質を教示しろ』ですって~。
白:哲学の領域に足を踏み込んだ。
黄:外見と遺伝子が猫なら、世間は認めるんだよぉ。
朱:それ以外の判定方法が分かりません~。
黄:昨今は自認一つで年齢性別が思いのままらしいけど、
 種の壁を乗り越えられるかは不明なんだよぉ。


【他人を理解する難易度を考えれば至極当然】
白:オッサンが中に入ってる感じの猫も多いけど、
 それが可愛いとか言われるもんねぇ。
朱:逆に中身が猫の中年男性はどうでしょう~。
黄:世にはありとあらゆる嗜好が存在するけど、
 世界で三人くらいしか需要が無さそうなんだよぉ。
白:見た目さえ整えときゃどうにでもなるって、
 処世術の極意みたいなものを感じた。


【飼い主からして聖獣なのか怪しいし】
猫:なーなーお。
朱:『そもそも俺は猫なのだろうか』と言ってます~。
黄:中々の難題なんだよぉ。
白:拾ってきた子で出自不明なんでしょ。
黄:猫っぽい妖怪の可能性を否定できないんだよぉ。
朱:私の家族であることが最重要ポイントですから、
 カテゴライズは気にしない方向で行きましょう~。


【答を出せたら思い残すことが無いやつ】
白:己は猫だという確固たる意志が重要なのかも。
猫:みゃーごぉ。
朱:『精神が猫である定義を述べよ』だそうです~。
黄:何が何だかになってきたんだよぉ。
白:誰もが自分を追い求める旅をしてるからね。
黄:それっぽい発言が出てきたし、
 面倒だからこれでお開きにしたくなってきたんだよぉ。

 極端な話をすれば、飼い猫が本当に猫である必要は無いと言えます。猫っぽい見た目をしていて、猫みたいな挙動さえしてくれれば良い訳でして。SF世界ではそういうロボットが定番なんですけど、ドラえもんはこの発想の延長線上に無いのが今にして思うと不可思議です。

 樫と呼ばれる樹木があります。カシと読みます。ブナ科の常緑高木の総称です。漢字から推測できますが、人間視点だと堅いのが最大の特徴です。しかも高粘度、高耐久なので材木として優秀ですが、当然のことながら加工が難しいという欠点も抱えています。近縁種に楢(ナラ)があります。こちらもブナ科ですが、基本的に落葉樹です。日本では区分していますが、ヨーロッパでは境界線が曖昧です。オークと一纏めにしますが、どちらかと言うと楢を指します。そして欧州人は楢を尊びます。これほどに持て囃されているオークが国内で雑木扱いの楢であるはずがないと思い込み、オーク=樫という誤解が誕生しました。なので未だにオークが樫であるとする方は情報のアップデートが出来ていないということになります。かく言う私もそうなんですけど。余談ですがファンタジー世界の怪物として定番のオークはスペルが違い、トールキンの造語だとするのが通説です。また樫は国字、つまり日本で生み出された漢字です。如何に長年愛してきたかが伺えます。現代でも高級木材を聞かれたら、檜、欅、樫なんかを連想する辺り、深く刻み込まれているんでしょうね。

(・ω・) 堅そうな木製武器を見たら樫だって思うもんな

【力加減を間違えたのはお前だろうと】
白:ネコ科は小さな器が好きだよね。
  手近なところで段ボール箱とか。
朱:みっちり詰まってる姿は可愛いです~。
黄:それで破壊して切ない顔をするんだよぉ。
白:愛する玩具って、どうしてああも儚いのか。
黄:なんか戦闘狂キャラが、
 遊び相手を再起不能にしたみたいなんだよぉ。


【ジャングルでコソコソする為に習得したっぽい】
猫:まーご。
朱:『閉所恐怖症気味なんだよな』と言ってます~。
黄:衝撃の告白なんだよぉ。
白:猫ではあんまし聞かないなぁ。
朱:多様性の時代ですから~。
黄:適者生存の理屈から言えば色々居るべきなんだけど、
 これが役立つ自然環境が検討付かないんだよぉ。


【親バカ的なものが発現してますね】
白:暗所はどうなの。
猫:みゃー。
朱:『瞳孔を開くのに手間取るから苦手だ』ですって~。
白:まさか生理現象すら鈍化してるとは。
黄:もう猫を返上したら良いんだよぉ。
朱:これだけ特徴を持ってるのって、
 逆に凄いことの気がしてきました~。


【理解に見せかけて関わりたくないだけである】
朱:そう言えば箱の寝床には入らなくて、
 カーペットの上で大の字になってます~。
黄:合致してる方が少ない間違い探しなんだよぉ。
白:もしかしてツッコんだ時点で負けなんじゃ。
黄:変わってるけど迷惑は掛けてないんだから、
 深く考えないのが今風らしいんだよぉ。

 一般論として型に嵌まった人間が好まれるのは、社会の生産性が向上するからです。言い換えると、個性を重んじるなんて思想は全体に余裕があるから成立するに過ぎません。自然界も同じで現環境に適応できないのはとっとと息絶えていく訳でして。人権が無制限に膨張すると最終的に皆の首を締めることになるのが痛し痒しなのです。


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