2010
何だか、電子タバコなるものにニコチンが含まれていたとかで、指導だか何だかがされたようです。いやいや、煙草やめようって人が、ステップとして使うものでしょうに、摂取させてどうするんですか。
まあ、それはそれとして嫌煙家として、10月の大増税でどう出るかが楽しみなところではあるんですが。
( ・ω・) そこには、ニュースも全く見ず、キレだす喫煙者達の姿が!!
若干、ブラコンとシスコンの気があったのは否まないけど。
「十三までは魔法使いになる気満々で、兄さん達の失踪で勇者にならざるを得なくて――何回か言った気もするけど」
「そーいうんじゃなくて、女の子に突撃してこっぴどく振られたみたいな面白話無いの」
「シスにとっての面白さの基準が今一つ分からないんだけど」
ってか、トウカ姉さんへの恋慕みたいな感情については、話してない気がする。薄々は、勘づかれてる気はするけど。
「それより、こういう話題だったらアクアさんでしょ」
何しろ、一年以上の付き合いながら、十年前と十年後が、全く想像出来ない訳で。このままの性格の女の子とか淑女って、実際問題、浮くっていうレベルじゃないし。恐らくはきっと、ちょっとぐらいは、性格に違いがあるに違いないと思うんだよ。
「わたくしも、普通の女の子でしたわよ?」
何だろう。この一言で、一気に僕の発言まで信憑性を失ってやいないだろうか。言葉の遣り取りっていうのは、何処までも奥深い気がしてならない。
「シスは七歳までの記憶がないけど、十歳までならトランスさんが知ってるよね」
あんま話す機会が無かったけど、この際だから弱みの一つや二つ、握ってみたい気分になってきたよ。
「あたしこそ、ふつーの女の子だったよ。そりゃ、まだ小さかったから、家に忍び込むなんてのは無しで、金持ちからスるくらいだったけどさ」
ここまで堂々と盗みを公言されると、嗜める気も起きなくなってくるから恐ろしい。