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 タブーと呼ばれる概念があります。英語では、tabooと表記します。和訳は禁忌や法度辺りです。やってはいけないこと、触れてはいけないことといった感じの意味合いになります。理由は倫理、宗教、法律など様々ですが、根拠にさえ言及したくない雰囲気が籠められています。語源はポリネシア語にあるというのが通説です。海洋冒険家であるジェームズ・クックが西洋社会に持ち帰り、世界に広がりました。禁止される事柄には、成立する経緯が存在します。戒律で口にしてはいけない食材も、衛生管理が難しいという合理的由来に辿り着いたりしますし。慣習化してしまうと、時代に合わなくなっても変えるのが困難であるという問題点は否定できませんが。他には誰かの都合で隠したいパターンもあります。基本的に権威なんてのは張子の虎で、真相を暴くと崩れるのが大半です。そこらを誤魔化す目的でアンタッチャブルにする訳です。一般人だろうと晒したくないプライベートがあるのは当然で、世の中なんて踏み込んではならないタブーだらけです。タブーをタブー視することこそ、真の意味でタブーなのかも知れません。

(・ω・) とりあえず否定を繰り返しときゃ深い感じになるよね

【知能が高いからといってクレバーとは限らない】
マ:ウチの明晰な頭脳をもってしても謎は深まるばかりや。
月:教授の私に尻尾さえ掴ませないとはな。
黄:このポンコツコンビはなんなんだよぉ。
玄:漫才師として売り出してみてはどうでしょう。
黄:計算でやってるなら大したものだけど、
 世間様にお出しして良いかは別の話なんだよぉ。


【自信が無いやつほど代表ヅラしたがるものだ】
玄:そういえば教授がバイト感覚で、
 探偵の真似事をする展開は定番ですよね。
マ:本業に失礼な話やで。
黄:賢人のアイコンとして便利なんだよぉ。
月:実態はこんなんだがな。
玄:月読さんを標準とするのは、
 それはそれで各方面に申し訳ない気がしてなりません。


【美味しいとこだけつまみ食いしてる感すらある】
黄:結局、後で報告書を送付することになったんだよぉ。
月:調査会社としては正しいんだが釈然としない。
黄:現場で口頭説明のみとか、社会人失格なんだよぉ。
月:最終的に正式な調書を作るのは警察の仕事だし。
黄:謎を解明してくれるのは良いとして、
 後始末を投げられて文句言ってる刑事は居そうなんだよぉ。


【月読之命と黄龍の信者なんて微々たるものなんだけど】
月:犯人は妖怪・書簡隠しって書いてあるんだが。
黄:納得できるかはともかく、結論は出たんだよぉ。
月:何一つ解決がされていない。
黄:理不尽なことは超常現象のせいにしておくんだよぉ。
月:宗教の類はそうやって誕生した訳だが、
 我々が頼るのはどうなのであろうか。

 刑事でも探偵でも無い人物が謎解き役を担う場合、どの職業の比率が高いのでしょうか。教授は良い線いきそうですけど、やっぱりトップは学生なんですかね。創作に於ける若年層の優遇は、ジャンルを問わないみたいです。
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