ヘカトンケイルと呼ばれる存在があります。ギリシャ神話に登場する三名の巨人兄弟で、名前はコットス、ブリアレオス、ギュエスです。家系的には、始祖と言っていいウラノスの息子です。ゼウスはウラノスの孫なので、彼から見ると伯父に相当します。ヘカトンケイルとは百の手を意味するらしく、百腕巨人と和訳されることもあります。頭が五十個という特徴もあるのですけど、そちらはあまりクローズアップされません。その異形ゆえにウラノスから疎まれ、他の兄弟姉妹と共に片っ端から遠ざけられます。母親であるガイアはそれを許せず、末子クロノスに討伐させて世代交代へと繋がりました。しかしヘカトンケイル達を救出したのはゼウスです。どうもクロノスも父親同様に嫌っていた、もしくはその力を恐れたらしく、敢えて助けなかったようなのです。三兄弟はそのままゼウス軍に加わって、クロノス率いるティタン神族と戦います。そこで戦功を挙げ、後に冥界の門番となりました。彼らの参戦が勝利の決定打になったとされていて、結局のところ個人的感情で選り好みをするのは器が小さいって話になるんでしょうね。 (・ω・) もちろんゼウスが相応しいかは、また別の問題である 【執事なら立ち居振る舞いでカバーできただろうに】 月:大学祭で教授達が集まって、メイド喫茶をやることになった。 黄:この世の地獄みたいな企画なんだよぉ。 月:普段、単位目的で媚売ってる相手にへつらわれても、 どうしていいか分からんのはあるだろう。 黄:そこじゃねーんだよぉ。 月:中年男性がエプロンドレスで接客するのは、 一種の見世物小屋ではと言ってはいけない。 【汚れ仕事が板についた元アイドルみたいだ】 月:教授会の一大派閥が強硬に推してきたからしょうがないだろ。 黄:完全に趣味なんだよぉ。 月:仮にも立場がある身だから、口実が欲しかったに違いない。 黄:画像が世界へと拡散する時代に、良くやるんだよぉ。 月:お茶目アッピールになるかも知れない。 黄:端から研究で目立つのは厳しいし、 イロモノ枠を狙うのも手と言えるんだよぉ。 【こんなのに仕事を割り振る方が悪いと言わざるを得ない】 月:私の専門は服飾関連なので、衣装作りを任されてしまった。 黄:たまには役に立つんだよぉ。 月:折角だから面白ギミックを組み込めないかと画策してる。 紐を引っ張るとキャストオフして露出が増すとか。 黄:それはオッサンが喜ぶネタであって、 オッサンにやらせるものじゃないと言っておくんだよぉ。 【新境地の開拓は凡人に出来るものではないのだ】 黄:それにしても学生との距離が近い大学なんだよぉ。 月:精神年齢がさほど変わらんからな。 黄:認められると、それはそれで納得しかねるんだよぉ。 月:垣根が低いことを売りにしようとしてるらしい。 黄:アットホームな職場に通じるものを感じるんだよぉ。 月:個性を求めてあれやこれやしてるのに、 ありきたりに収束するのが興味深いところではある。 メイド喫茶は学祭のネタとして定番が過ぎて、変化球を求めてみるものの結局は王道へ戻ることに定評があります。素材大好きな日本人らしい話なのかと思ってみましたが、そもそもクラシカルなメイド姿ってプレーンなのかという疑問も湧いてきました。 PR |
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