黒岬、黒岬と、言ってきてみたけど、微妙に語呂が悪いような。ブラック岬よりはマシかな? ってかそもそも、白い時があったのかと。
( ・ω・) 本編ではそれなりに純だった気もするけど、今やすっかり腹黒さんに
【儲けるところは裏があるもの】
岬:微妙に尺が余ったので、今項目は報道機関の黒い噂について語ります。
公:何、その無駄なチャレンジングスピリッツ。
岬:先ず一部で有名なのは押し紙制度ですね。
端的に言うと、新聞社から販売店への押し売りです。
販売店に大量の在庫を抱えさせて経営を圧迫させるだけでなく、
発行部数の水増しをして広告費を余分にせしめる詐欺行為と言われています。
その数は諸説ありますが、二割から三割といったところでしょうか。
発行部数と販売部数はたしかに違うでしょうけど、
無駄になると分かっているものを刷る段階で、もうアレですよね。
エコエコ言ってる会社とは思えない話です。
拡張販売員自体が押し売り紛いだというのに、
ダブルでやらかすとは中々に図太いものだと思いますよ。
公:そんなことしてんのかよ。全然、知らなかったぞ。
岬:そりゃ、報道機関がやってることを、報道機関は出さないでしょう。
まあ一応、未だにシラを切っているので、疑惑の段階です。
被疑者の段階でガシガシ実名報道するマスコミ様が、
自分の事に関しては実に大らかなものだなぁとは思ってしまいますが。
公:さぁ、黒岬がフルスロットルの香りですよ。
岬:似た感じの話ですが、報道関係者の不祥事は割と普通に隠蔽して、
すぐに風化させてしまうのは得意技です。
2008年1月、NHK職員のインサイダー取引が発覚して、
職員三名が懲戒免職処分を食らったことを、どれだけの方が憶えておられるでしょうか。
公:言われて、思い出した。
岬:そもそも、報道関係者は一般人が入手できない情報に触れられる立場にある訳で、
株取引自体、社の倫理規定で禁止すべきことだとも思えるんですけどね。
トカゲの尻尾を切っただけで終わった感が否めません。
大体、あそこは国民の受信料で成立してるんですから、
得た情報は全て国民のものである自覚を忘れてはいけないんです。
公:特定の会社を掘り下げるのは、主眼じゃないので、これくらいで。
岬:既に触れたところですと、スポンサーの不祥事には触れづらい点でしょうか。
逆に、特定の業種を盛り上げる為に、必要以上に飾り立てて報道する、
提灯記事なんかも有名ですね。
へこへこと媚びへつらう人を指す、提灯持ちという蔑称が由来だそうです。
公:行楽系番組には多い気がする。あくまで勘だけど。
岬:基本的なところですけど、報道被害問題も深刻です。
誤報に依る無関係な方への風評被害はもちろんとして、
個人的な恨みがあるのではと思えるレベルで、徹底的に叩くというのもアンフェアです。
まあこれも、広告費という貢ぎ物の大小で加減してるんでしょうけど。
余談に近いですが、凶悪犯罪が起こる度にマンガアニメの話題が出てくるというのが、
そろそろ、報道機関渾身のギャグなんじゃないかって思えてきましたね。
アニメはともかく、昨今の若者で、
マンガを一冊も持っていない人の方が珍しいでしょうに。
公:卒業論文晒しも、そろそろ名物だな。
俺、真面目に何を書いたか憶えてねぇ。
岬:思春期と反抗期が入り混じった時期に書いたものなんて、
98%情緒不安定だっていうのに、一体、何を考えてるんでしょうね。
今項目の纏め:報道機関は、かくも色々と胡散臭い部分が多いものだが、ちゃんと仕事してる人も居る……はず。多分、いや、おそらく――きっと。
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