ミミックの名で知られるモンスターが居ます。英語表記はmimicです。宝箱などになりすまして襲いかかってくる、ファンタジー作品に於ける定番となります。本来の意味は真似をする、模倣する、擬態辺りです。パントマイムの役者と作者も指します。変化能力保有者の総称としてシェイプシフターというのがあるのですけど、そのまますぎるのと、文字数が多めなせいか採用頻度は高くありません。冷静に考えた場合、宝箱ってなんやねんというのは拭いきれない疑問として湧いてきます。慣れて気に留めなくなっていますが、そこらに転がっている理由を論理的に説明するのは難しいところです。言い換えると、宝箱が普通に存在する世界で、積極的に開けようとする輩が居るからこそ生態を獲得したとも解釈可能です。昔は別のものとなって誘き寄せていたんでしょう。洞窟や塔といった日が当たらない場所で、油断した動物が近付いてくるという条件を満たすとなると難易度が高くなりますけど。湧き水とか良い感じかも知れませんが、水中に潜むのはリアルでも普通に居ます。液体に化けるのは更に難しそうですが、作風的には有りな気もしてきました。 (・ω・) 飲み込んで腹の中から侵食されたら対応しようがねぇな 【失策待ちは探偵の敗北な気がしてならない】 マ:犯人をおだてて燻り出す作戦を取れへんやろか。 玄:なんて完璧な密室なんだと持ち上げて、 油断したところをということですかね。 マ:人殺しは自尊心が高いし、有効や思うねん。 玄:トリック自体が顕示欲の発露というのは分かりますけど、 エンタメとしてどうなんでしょうとしか言えません。 【導入として悪くないけど全滅エンド以外あるんだろうか】 マ:真相を究明する以上に大事なことがある訳ないやろ。 玄:ドロドロとした人間関係を垣間見たいという、 道義的に残念な理由でこの仕事を始めた方が正論を述べないで下さい。 マ:更に言うんやったら、 問い詰めて慌てふためく様を観察したいとも考えとる。 玄:似たような願望を持った犯罪者予備軍を集めて、 孤島に隔離する計画を実行しても良い気がしてきました。 【普通なら五十年は掘り起こすことが無いだろうしなぁ】 マ:ややこしい殺し方も、誰かに罪をなすりつけたいとか、 遺産目的で事故死に見せ掛ける必要があるならゼロとは言えへん。 玄:単に捕まりたくないだけなら、 大型建造物の土台に埋める辺りが最適解でしょうか。 マ:遺体が見付からんかったら事件にならんでな。 玄:後に発覚するパターンもありますが、 身元の特定は困難で展開は限られそうです。 【カッとなったんなら仕方ない空気がある恐ろしい世界だ】 マ:御都合主義の話をするんやったら、 名探偵ゆわれるやつを認識しながら決行するのも理解でけへん。 玄:損するであろうと分かっていながら退けないのは、 人間心理として珍しくない気もしますけど。 マ:まー、そんな冷静な判断を下せるんやったら、 そもそも殺す以外の選択はでけんのかっちゅうことになるんやけど。 ただでさえ実現可能なのか怪しいトリックが多いのに、それを使わなければならない必然性まで求めて娯楽作品たりえるのかという大問題とは常に戦わないといけません。それを考えるのが仕事だろと言われればそうなんですが、顧客の無茶な要望に応えるのは何の業界でも大変です。 PR |
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