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 鴨という名で知られる鳥が居ます。御存知の通り、カモと読みます。マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモなど、何故か品種名になると濁ります。そして人に対して使う場合は、騙しやすい、扱いやすいなど、大抵は悪い意味で用いられます。どうやらこれは、鴨が鳥類の中では捕まえやすく、罠への対応能力も低いことから生まれた俗語のようです。おっとりとしている為にアホウドリなどと名付けられ、乱獲の末、絶滅の危機に瀕している鳥を思い出します。鴨を用いたことわざといえば、鴨が葱を背負って来るがあまりに有名です。鍋にする際、鴨と葱の相性の良さから、良いことがダブルでやってくるや、獲物が無防備に近付いてくるなどといった意味合いで使われます。他にも隣の貧乏鴨の味というのもあるそうです。これは、隣の貧乏、鴨の味と切るものらしく、隣人に悪いことが降りかかるのは楽しくてしょうがない的に使うのだそうです。他人の不幸は蜜の味と同義といって良いでしょう。鴨の立場からすれば、こんなところに俺を起用するなと言いたくなる気もしますが、存在感があるだけマシなような感じもありますね。

(・ω・) 慣用句の多さ的に、日本人は鳥が結構好きなのやも

【魂を調べたら売約済みとか書かれてたりして】
朱:死にそうな時に天使さんのお迎えが来るのは定番ですが、
 同業である悪魔さんがやってこないのは不自然な気がするんですよ~。
黄:死体の横で奪い合いをするのは、業界の信用を下げそうなんだよぉ。
朱:公務員的なものですから、民間を足蹴にしてるんでしょうか~。
メ:悪代官みたいに言われても。
黄:悪魔と生前契約してたんなら焦って来る必要はないし、
 その場で天使を選ばないやつも珍しいってだけの気もするんだよぉ。


【本人の希望が考慮される余地は無いのだろうか】
朱:死神さんがやってくるパターンもありますが、
 あれは天使さんが相手する価値もないっていうことですかね~。
黄:死神と悪魔は別物だから管轄違いだと思うんだよぉ。
メ:他の所のと鉢合わせて気まずくなるって報告なら聞いたことある。
朱:その場合、どうするんですか~。
メ:現場で対処すると宗教戦争に発展しかねないから、
 上に送って穏便に済ませる的な協定が結ばれてたはず。
朱:それで行き先が決定するというのも、モヤモヤが残ります~。


【ボケを全て拾う義務が存在してる訳でもない】
朱:と言いますか、魂を集めてどうするんでしょう~。
黄:根本的な部分を理解してなかったんだよぉ。
メ:数が多い方が、人気があるってことだからバックボーンになる。
朱:塾の合格実績みたいなものですかね~。
黄:喩えが常に俗っぽいんだよぉ。
メ:せめて得票上位のアイドルみたいな感じで。
黄:それはそれで大衆に寄りすぎだと言いたくなるけど、
 なんかもう、どうでも良くなってきたんだよぉ。


【現世に絶望してるやつは何処行ったってつまらないと思うけど】
朱:大体の宗教は死後にどうなるか設定されてる訳ですが、
 これってポイントや特典でお客さんを奪い合うのに似てると思うんですよ~。
メ:今なら期間限定で、出血サービス開催中。
黄:笑顔でとんでもねーこと言い出したんだよぉ。
朱:いつまでにお亡くなりになれってことですものね~。
メ:どうせいずれ落命するんだから、少しでも好待遇を望むのが人の性。
黄:確実に天国に行けるって話なら受け入れるのが多そうな辺り、
 天使と悪魔なんて大した違いは無いと再認識させられるんだよぉ。

 黄龍ちゃんなんかを書いてるせいか、私の死生観は一般人と比べてかなり変てこになってる気もします。こうも冷めた目で見てると既存の宗教にはハマらないようでいて、こういう輩が怖いんだとよいう可能性もありますね。
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