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 家格、というものがあります。読んで字の如く、一族のランクのことを指します。これは洋の東西を問わず、世界中、大抵の場所にあるもののようです。根拠となるのは、領主としての実績だとか、王朝の公認だとか、幾つかあるようです。単に金を持っているだけでは、中々、高くはならないっぽいです。それを元にして巨大な組織を運営したり、政治的、或いは文化的な貢献を長年果たして貴族的な立ち位置に食い込むことでようやく認められる感じでしょうか。成金という言葉に下品さを籠めている辺りに上流階級の傲慢を感じるのはさておいて。
 さて、この家格、歴史的にはどういった必要性で誕生したのでしょうか。人がまだ集落単位でバラバラに生活していた頃、迅速に行動する為、縦の指揮系統が構築されていたものと推察されます。犬の様な集団生活をする動物は上下関係に厳しいと言いますが、その延長線上です。文明の向上と共に生活に余裕が出て階層に固定化が生じることで家柄と呼ばれるものが定着したと考えると、一種の文化的存在と言えるのやも知れません。近頃、貧困家庭の子供が大人になっても貧困のままというのを問題視している向きもありますが、一万年は前からあった問題ではありましょうからねぇ。現代日本社会では、いい大学に受かる権利は誰だって有してますし、事業を興すなりして家格を獲得するチャンスだってあります。視点を変えれば、最も機会が均等に近いのは乱世ですから、きっとそういう世界を望んでいるんでしょう。さりげに平等主義と平和主義は並立しない、そういった関係性にあるのやも知れませんね。

(・ω・) 下層だって割り切ればそれなりに幸せと居直ることこそ肝要じゃ

【日本という変態国家だからああいう関係なだけだぞ】
黄:戦女神アテナはアルテミスの異母姉で、敬愛していると聞いてるんだよぉ。
ア:お姉様は、世界の誰よりも尊敬できる方です。
朱:どこかの姉妹とは随分違いますね~。
月:正しい姉妹道とは、いがみ合うことで女社会の恐ろしさを体現するものだろ?
黄:事実上の一人っ子に、んな同意求められても困るんだよぉ。
ア:歪みきった愛もその本質は変わらないと、私は思いますけどね。


【イージスの艦名に天岩戸を採用すべきとの声も】
月:アテナと言えば、完全防御を誇るイージスの盾が有名だな。
朱:だから守護女神とも称されるんですね~。
黄:守備重視の玄武とは扱いが違うんだよぉ。
朱:天照さんも引き籠もりという防衛システムを作動させてるのに、
 冗談みたいに言われてますもんね~。
月:思いがけない方向から矢が飛んでるけど、無論、止めるような真似はしない。


【それっぽいことを言ってる辺りが天上人の会話っぽい】
月:あとは、アテナの付き人的な神様、ニケが居たな。
  こいつが味方に居ると勝利が確約されるという、洒落にならんバランスブレイカーだ。
朱:北欧神話のグングニルといい、どうしてそんなに必勝が好きなんですかね~。
黄:一つ勝つということは、一つ負けられない理由を積み重ねることだと、
 気付いていない輩が多すぎるせいだと思うんだよぉ。
ア:ですが一つ負けるということは、
 一つ勝てない理由を積み重ねることだとも思いませんか。



【月読には無理だからってひがんでるな】
朱:ところで、無敵の盾にニケさんを立ち向かわせたらどうなるんですか~。
黄:朱雀が、故事を駆使してきたんだよぉ。
ア:使い手であるお姉様の魅力で骨抜きになって、戦い自体が起こらないかと。
月:戦女神としてどうなんだ、それ。
黄:不戦の極意は、敵にケンカを売るデメリットを思い知らせることと考えれば、
 相手を惚れさせるのも一つの戦略であるとは思うんだよぉ。

 一部の筋では聖闘士星矢のイメージが強いアテナですが、随神が勝利の女神で、盾がエクスカリバーの鞘と同じ完全なる厄除けとか、ふざけてんのかという設定です。そりゃ、聖闘士同士で仲間割れを起こして数を削らないと、他の軍団は渡り合えない訳ですわ。
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