変化球という言葉があります。ヘンカキュウと読みます。主に野球やソフトボールで投手が放る、ボールの回転や空気抵抗などを利用した非直線的な球筋を意味します。サッカーなど、他の球技に用いられることもあります。転じて、正攻法や王道から外れた、搦め手に近いニュアンスで使われたりもします。要するに、直球の対義語としてのものです。しかし、最近の野球に少し明るい方なら気付いてしまうことでしょう。そう、何処からが変化球なのか問題です。そもそも直球、すなわちストレートボールの定義は曖昧です。指先から離れてベース上に到達するまでの軌跡が、『概ね』直線に近いということくらいしかありません。当然のことながら様々な要素が絡み完璧な一直線になるはずもなく、話はややこしくなります。最も正統派の直球と言われるのは4つの縫い目に指を掛けるフォーシームです。これを真上から投げ下ろすことでキレイな順回転が掛かり、重力や空気抵抗に依る落下を軽減するとされています。一方で、数十年前にムービングファストボールと呼ばれる球種が認知され始めました。握りを変えたり、腕の振りを工夫するなどして、フォーシームに近い速度を出しながらもちょっとだけ動きを見せるというものです。日本語だとクセ球なんて呼ばれたりもしています。現代では、こんな球ばっか投げる人も少なくありません。空振りを狙うというよりは、バットの芯を外してゴロやフライの確率を上げることを意図したものです。野球業界では直球の派生とするのが主流ですが、用途は比喩的な意味での変化球に近いと言えましょう。中々に矛盾を孕んでいるとも解釈できます。そもそもが、こういった戦術が一般的になる前に浸透した用法なので、例えとして時代遅れな面もあります。とはいえ、江戸時代に成立したものが、元ネタが廃れきったのに残るなんてケースも多々あります。変化球が何処まで生き残るかは、言語学者の先生にも分からないことなのでしょうね。 (・ω・) よし、野球ネタにしては短くまとまったな! 【それだけは無いとツッコむことすら面倒だ】 玄:ファンタジーでは、ドラゴンと大トカゲは別物というのが定番です。 もしや龍族も、似てるけど別種というのが居るのではないでしょうか。 青:極端な話をすれば、長寿な大蛇が龍と呼ばれているに過ぎないのですが。 黄:その過程で霊力を帯びただの、何歳以上だのといった条件はあるけど、 厳密な定義は難しいと言わざるを得ないんだよぉ。 朱:クジラさんとイルカさんが生物学的に差が無いみたいなものだと考えると、 私も普通の鳥類な気がしてきました~。 【社会の枠組みから外れておいて保障を期待するのは図々しい】 青:そういえば西洋系は、組合があるらしいです。 玄:なんですか、それ。 黄:会員制で、非組合員はドラゴンと公認してもらえないんだよぉ。 朱:はぐれドラゴンさんが居る訳ですか~。 玄:アウトローっぽくって、ちょっと憧れます。 青:竜殺しの称号を得たい方は報復の恐れが無いそちらを狙うので、 言うほど羨ましい立場とは思えませんけどね。 【ならなんで聞いたのかとツッコみたいわ】 朱:黄龍さんは、ツッコミをどの様にお考えなんでしょうか~。 黄:その、エキスパートに尋ねるみたいな質問はなんなんだよぉ。 朱:話題に困ったインタビュアーさんにとって、 最低限の形を作る為の切り札だと伺ってます~。 黄:たしかに雰囲気は出せるけど、思考放棄な気がするんだよぉ。 朱:信念とか哲学的なものはあるでしょうけど、 言語化すると安っぽく感じてしまうことも多いですしね~。 【ボケにボケを上乗せすると着地点が見えなくなる】 黄:返答としては、救済とでもしておくんだよぉ。 朱:ふに? 黄:ボケというのは、意図するしないに関わらず人格の発露であって、 それを分かりやすくするのは、言うなれば魂の浄化作業なんだよぉ。 朱:そんな崇高な使命があったんですか~。 黄:というボケであるとツッコんで欲しかったんだけど、 朱雀にはちょっと早かったんだよぉ。 これにて今年の黄龍ちゃん本編は終了です。年々、ワンシーズンが早くなってないかという有りがちな恐怖心はさておき、年明けくらいには忘れたことにして再開しようと思う所存です。 PR |
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