2019
大袈裟という言葉があります。オオゲサと読みます。話で言えば、元ネタはあるものの誇張や脚色が入っていて実際との乖離が激しい様を意味します。他にも、必要以上に飾り立てるなどして目的から外れてしまう状態全般も称します。袈裟と言えばお坊さんが着る法衣のことですが、大袈裟は単純にビッグサイズの袈裟ということになります。とはいえ、直接的な関係は薄いという説が有力なのだとか。順番としては、大胆、大それたといった意味を持つ『大気さ(オオゲサ)』が先にあって、時代が下る際に今の字に差し替えられていったのだそうです。大きな僧衣を身に着けて権威を示そうというのが本道から外れていると考えられてこうなったとするとしっくり来ます。他に袈裟を使う単語というと、袈裟懸け、袈裟斬りくらいしか思い付かないのですが、日常で用いることは稀でしょう。大袈裟だけが生き残ってる辺り、昔から宗教関係者は胡散臭い目で見られていたのかも知れませんね。
(・ω・) 意訳すると、外見ばかりで中身が無い、だもんなぁ
【強くなる為に人間を辞めたって自己肯定には繋がらない的な】
月:覚醒イベントさえあれば、私も一段上のステージに登れるはずなのだが。
黄:地下五階から地下四階に上がっても、誰にも認識されないんだよぉ。
月:下層の努力が他人に認めてもらいにくいのはそういうことか。
黄:高層ビルを階段で駆け上がるくらいの変革が必要なんだよぉ。
月:遺伝子レベルで弄くらないと無理だろうし、
それはもう私じゃないんじゃないかって気もする。
【正式に首をすげ替えるとなると事務的な手続きが面倒だし】
黄:いっそどっかの誰かを影武者として雇う手もあるんだよぉ。
月:不遇の有能なら可能性ありそうではある。
しかし他の教授連中が見て見ぬ振りをしそうで辛い。
黄:程度はともかく、学者の質が上がるのを拒む理由は無いんだよぉ。
月:所詮、研究と論文でしか評価できぬ凡俗共の限界だな。
黄:コネとかしがらみに縛られてるよりは、
よっぽど清廉で正統派だと言わざるを得ないんだよぉ。
【それ以前に話相手が限られすぎてる事実に気付いてはいけない】
月:最近、書こうと思ってた題材が大物教授に発表されてボツになることが多い。
黄:絶対に被害妄想なんだよぉ。
月:いや、私を潰そうとする勢力の仕業だって。
盗聴器とかスパイなんかを疑うべき段階に入ってる。
黄:容疑者にされそうな勢いなんだよぉ。
月:真犯人が序盤から居る身近なやつってのは、定番中の定番だからな。
【何処も経営厳しくて隙あらば経費削減を狙ってくる訳で】
黄:漏洩するメリットがあるか考えてから喋って欲しいんだよぉ。
月:もしや私の教授の椅子を狙って。
黄:引き摺り下ろして座れるならやってもいいけど、
まとめて追放される展開しか想像できないんだよぉ。
月:無駄飯食いが無駄飯食いになるだけで、大学側に利益が無いか。
黄:こんなのと大差ない評価ってのも腹立たしいけど、
世間的にはそんなもんだってのが残念すぎるんだよぉ。
今年もこれで終わりということで色々とネタの欠片を処分した訳ですが、なんでこんなのをメモしておいたのかなというのがチラホラあるのが実に私らしいと思います。考えてみれば、大昔から似たようなことを繰り返してる気がしてなりません。
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