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 ぐうたらという言葉があります。やる気が無く、ダラダラと過ごしている状態を意味します。単語として、江戸時代には存在していたとのことです。語源としては、愚を伸ばしたものと、たるむが変化して融合したという説が有力なのだとか。俗説として、スコットランドの一部で怠けるを意味するグウタル、怠け者だとグウタラーから来ているというものもあるのですが、ほとんど地球の裏側で文化的繋がりも大して無いので単なる偶然というのが濃厚なようです。人は誰しも何かを成し遂げたい野心と、何もしたくない堕落の狭間に生きている部分があると思います。適度に気を抜くことも明日への活力となるので、折り合いをつけて生きていきましょう。

(・ω・) とはいえ、年中ぐうたらしたいという欲求も常々抱えている

【手段と目的が逆転する辺りが迷走の境界線】
茜:実戦は兵法書通りにはいかないって言うけど、
 そんなもの丸暗記してるのが前提で、応用を何処まで出来るかって話だよね。
麗:無策に依る無軌道は最初だけ面食らいますが、所詮は人間のやること。
  法則性を見出したら一方的なものです。
千:優等生は、言うことが違うなぁ。
茜:むしろ調子に乗った猪武者が罠にハマったと気付く顔を見たくて、
 わざわざ道を整備して落とし穴を掘るみたいな真似するのが趣味な訳だもの。


【関ヶ原みたいに半日で決着する方がレアケースなのだとか】
茜:真に兵法を修めた者同士が同程度の戦力を持って対陣すると、
 半年くらい平気で睨み合ってるから恐ろしいものなのよ。
千:そういった好敵手を求めてる雰囲気を感じてたりする。
麗:その間に本城で叛乱が起こったりして、収集が付かなくなる流れです。
茜:手が足りなくなるほど混乱してきた方が楽しくない?
千:どうしてここまで共感出来ない人についていってるのか、
 自分でも分からない部分がある。


【こうして地図に乗らない独自の文化を持つ隠れ里が誕生するのである】
麗:世間では、私達の土地が存在しないものとして扱いつつあると聞いたのですが。
千:難攻不落だけど領土的野心がある訳でもないから、無視することにしたってこと?
茜:そういうことされると、嫌がらせのしがいが出てくるってものなんだけど。
麗:童子が異性の気を惹く為、必死にちょっかい掛ける様な話ですね。
千:行動原理としては、大体それで合ってるのが悲しい。
茜:いつまでも幼いあの頃を忘れないって、人として大事なことなんだよ。


【秩序と混沌の落とし所をどうするかは永遠の課題なのだ】
茜:個人的には、支配地域を増やさないっていうのは崩したくないのよ。
千:そこのところの拘りが何処から来るのか理解不能だったりする。
麗:新たな領地や報奨を貰えるから家臣が奮起するという基本を無視していますからね。
茜:間諜を増やして、内部闘争を苛烈にしてく方向で行こうかなぁ。
  理想としては、東の大大名が幾つかの中堅大名に分裂するみたいな。
麗:こういった方が居るから乱世が終わらないと考えるか、
 飼い慣らす英傑が誕生しないからとするかで、社会に対する考え方が問えそうですね。

 戦国浪漫編もマンネリ入ってきた気がしたので、今年はちょっと動かしてみるかとも思ったのですが、一話減らした影響か、グダグダになった部分がありました。来年の秋頃にどう思うかは、全く読めないのが私という生き物です。
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