箔と呼ばれるものがあります。ハクと読みます。本来は、薄く加工して紙のようになった金属を指します。金箔が代表例と言えるでしょう。主な用途は装飾になります。ここから転じて、実績、肩書、経験など、他者が個人などを評価する要素の総称にもなりました。現代日本語としては、こちらの方が多く使われているかも知れません。箔が付く、であればアップ、箔が落ちる、ならばダウンといった感じです。良くも悪くも外から見える部分の話なので、内面や技術などといった言語化、数値化しにくいものは含みません。好意的に見れば客観性があると表現もできますが、慣例に毒された権威主義という見方も出来ます。なので一般的な解釈からは外れますが、メッキと同様、ぱっと見だけは良いといった意味で用いるケースもあります。箔は、間違いなくそれを構成する一部ではあります。そして人が何かを評する時、分かり易いものに依存しがちという考え方で行くと、良く出来た単語であると言えます。何事も偏りすぎると真理から遠ざかるという観点で箔を全否定する気はありませんが、頼りすぎるのも危ういと思う次第です。 (・ω・) どうしてもムショ帰りが箔になる極道が頭から離れないんだ 【綺麗にまとめるのが面倒になることってあるし】 マ:ミステリーでやったらマズいことって、ぎょうさんあるやんか。 一卵性の双子を後付で登場させたらアカンみたいな。 玄:読者とのエンタメバトルとも表現できますからね。 白ける要素を避けるのはマナーと言えます。 マ:恋愛もんで身分の違いに悩んどったんに、 実は王家の出身やったて発覚する的な話やで。 玄:それで解決したら返金騒動とまではいかないものの、 風評は底辺まで落ちてしまうことでしょう。 【現代的な感覚だと清潔感に欠ける店舗は怖いってのもありそう】 マ:ゆうて、本格派と銘打ってなければ腹も立たんのやけどな。 玄:喫茶店なんかも似たところがありますよね。 味に拘ってますとでも言いたげな雰囲気を出しておいて、 標準程度のを提供されると損した気分になりますし。 マ:ハードル上げるんはリスキーっちゅう話や。 玄:この事務所もクラシカルな装いをしているせいで、 期待値が高くなって客が寄り付かない可能性が出てきました。 【比率が高くなると大変だから歯止めを掛けるけど】 玄:探偵に荒事は付き物ですが、身を守る手段は持っているんですか。 マ:口喧嘩やったら、ちょい自信あるで。 玄:血走った目でフシューフシューと吐息を漏らしながら、 牛刀を振るってくるような狂人相手に有効ですかね。 マ:言葉が通じへんのは厄介やな。 玄:歴史上のどの局面を切り取っても、 暴力が一定の立ち位置である理由が伺えます。 【相手が物凄い技を使った可能性は否定できないだろ】 玄:不思議なもので、戦えない系の主人公ですと、 犯人やその一派がやたらと理性的なんですよね。 マ:拳銃一つで推理が御破算になるんは、 リアルっちゃリアルやけど、釈然とせーへんし。 玄:やはり、最低限の護身術は必要なのではないですか。 マ:いざって時は助手がなんとかしてくれるやろ。 玄:残念ながら、柔道の授業で間合いを計っている時に転びかけて、 『一人空気投げ』と称された程度には役に立ちませんよ。 探偵である以上、逃げ道を確保する慎重さと足の速さは必要不可欠な気もします。安楽椅子探偵みたいな動かないタイプも居るっちゃ居ますが、大体は職業としてやってないのでノーカンで良いんじゃないでしょうか。 PR |
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