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 クロロホルムと呼ばれる化合物があります。トリクロロメタンの別名です。炭素原子を中心に、1つの水素原子と3つの塩素原子がくっついた構造をしています。常温だと液体で、溶媒や合成原料などで活用されています。かつては麻酔薬として吸引させていた時期がありました。しかし心臓に負担が掛かり、毒性も強い為に使われなくなっていきます。昏倒させる目的でハンカチに染み込ませて吸わせる展開を見掛けるのは、その名残と言えます。しかし現実にそんな現象は起こらないとされています。理由は単純で、一瞬では肺に充満するほど揮発しないからです。いきなり口を塞がれて、全力で息を吸い込む人は滅多に居ないでしょうし。首チョップと同じく、ファンタジー的なお約束と解釈すべきもののようです。現代なら意識を失わせるのに何かしら有用な物質があるかも知れません。しかし簡単に入手できるとは思えませんし、そこにリアリティを追求する必要性も乏しい訳でして。やっぱりクロロホルムか、それっぽい存在で良いんだなという話です。

(・ω・) 時計型麻酔銃に、マジツッコミを入れたりしないじゃんか

【もう一般人に戻ることは出来ない気がする】
マ:探偵と睡眠は、重要な関係がある思うねん。
玄:事件が起こったら、寝ずに動けるのが理想です。
マ:熟睡しとる間に犯行とか、恥晒しやで。
玄:その状況で体力を回復できる精神は凄いですけど。
マ:焼死を目の当たりにした直後に、
 バーベキューを楽しめるくらいの根性は欲しいわな。


【肝心の活躍がいつになるかを問い掛けてはいけない】
マ:ちゅう訳で、こういった平時に寝溜めしとくんや。
玄:探偵とは、不摂生の権化であるべきなのでは。
マ:どないな偏見や。
玄:ダメ人間だからこそ、非常時に映えるんです。
マ:一理はあるな。
玄:まともじゃない環境だから混乱しているだけで、
 信頼を積み重ねてる人の方が良いに決まってますけどね。


【チョコ系だと溶けるし選択肢が少ない】
マ:探偵の食いもんって、どないすればええんや。
玄:言われてみれば、探偵食とか聞いたことありません。
マ:有名所の好物はあっても、個人の嗜好やしな。
玄:お腹が膨れて、頭が回転すれば何でも良いのでは。
マ:一応、栄養バーは懐に入れとる。
玄:あまりに使う機会が乏しくて、
 封を切ったら粉々になっていそうです。


【事態の好転に寄与する要素が皆無】
マ:いっそ兵糧丸みたいなんを開発したろかいな。
玄:定着したら、名を残せます。
マ:推理以外で知られるのはどうなん。
玄:全くの無名よりはマシに思えますけど。
マ:現場で『あの探偵丸のマモンさんですか』ゆわれても、
 微妙な空気にしかならへんで。

 今年のお盆頃に体調を崩したのですが、体力の維持に食べることと寝ることが如何に重要か痛感させられました。本当に一杯一杯の時は、どちらもまともに出来なくなります。情報として何となく知っていましたが、体感すると肝に銘じざるを得ないのです。
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