マスケット銃と呼ばれる武器があります。マスケットにも銃器という意味が含まれているので重複していますが、分かりやすくする為に付けたのが定着したと思われます。ライフリングが施されていない、先込め式の滑腔銃を総称したものです。火薬と弾を詰めて火を付けるという観点では、日本史でお馴染みの火縄銃もマスケットに分類されます。語源は、フランス語でオスの灰鷹を意味する単語から来ているというのが有力視されています。御存知の方も多いかと思われますが、銃弾の弾道はライフリングの有無で大きく変わります。進行方向に対して垂直に回転させることで空気を切り裂き、軌道を安定させる訳です。この火器業界に於ける大革命が実用化されたのは19世紀に入ってからで、別物と言って良い性能になります。なのでマスケットはここで死に絶え、前時代の骨董品と化しました。言い換えると、時代を表現する小道具として便利なのです。17~18世紀と言えば主にカリブで海賊が大暴れしていた時期でもあるので、代名詞的存在と認識している方も多いでしょう。前述の通り、射程が微妙な上に精度も低いので、どれほど役に立ったかは怪しいものがあるんですけどね。 (・ω・) 決闘にも使われたが、恐ろしいほど当たらなかったとか 【最初に食い付かせるのが大仕事だからな】 マ:かつての名探偵が現代に転生するネタはどうや。 玄:時流に乗りまくってますね。 マ:今時どないしたかて被るんやし、開き直るで。 玄:その精神性は必要なものですけど。 マ:ライバルも同じ境遇いう手垢まみれを予定しとる。 玄:そこまで行くと、一見だけしたくなるのが術中です。 【前世でも世捨て人みたいな生活をしてただろうに】 玄:どのくらい昔の方を想定しているか分かりませんが、 今の知識と常識に対応できるんでしょうか。 マ:スマホ一つ取っても、泡吹いて倒れるかも知れへん。 玄:そういった人物が本質を突く展開は受けそうですが。 マ:助手のサポート能力が問われるな。 玄:要介護探偵と呼ばれないかが気掛かりで仕方ありません。 【師匠だけでええやん感が拭いきれない】 玄:この設定だと、当代の名探偵が噛ませ犬になりませんか。 マ:しゃーない、必要な犠牲や。 玄:或いは、この業界は進歩が無い暗喩とも言えます。 マ:尾行や調査ならいざ知らず、 推理の技術なんて一代限りで継承されへんし。 玄:考えてみれば後継をしっかり育ててから引退する方は、 私が知る限り少ないです。 【増やすだけ増やして手詰まりになるソシャゲだろうか】 玄:末期は歴代探偵勢揃いで、犯人に同情するんでしょうね。 マ:敵役は徹底的に叩くべきいう、ヒーローもんの論理や。 玄:結論に大差が出る訳でもありませんし、 謎解き役が複数居る必要性は無いと思いますけど。 マ:とりあえず新規参戦させときゃ話題になるし、 活用方法は後で何とかしたらええねん。 ベッタベタですが、シャーロキアンの主人公が転生ホームズと共に事件を解決するという話は普通に成立するような気がしてなりません。著作権もとっくの昔に切れてるでしょうし。既に存在しているかも知れませんが、私が書く可能性はゼロなので、そこら辺は大した問題じゃないということにしておきます。 PR |
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