2010
国民新党の、亀井郵政・金融担当大臣がその大臣職を辞したそうです。その理由は、郵政改革法案成立の断念だとか。何て言うか、すげーなぁ。時系列的には、所信表明演説の前に大臣が辞めたってことになるんですが。かつてあったんですかね、こんなこと。火曜発足で、金曜辞職ですよ。
自民党の谷垣氏も言ってますが、鳩山総理が辞め、福島大臣が罷免され、亀井大臣が辞任って、三代表全部内閣から去ったって、もうどうにもなってませんね。つーか、発足早々、総理ともあろう御方が、与党代表同士としての約束を破ったんですよ。今後、何一つ、守る保証は無いってことでことじゃないですか。
( ・ω・) 信義という観点では、もう地べたを這いつくばってるってことさ
「お、こいつぁ、ジパング製だな?」
バーネットさんは、刀身に巻かれた白布をスルスルと巻き取ると、そんな言葉を口にした。
「分かりますか」
「職人舐めんなよ、と言いたいところだが、何のこたぁねぇ。俺は若い頃、ジパングで修行したことがあってな。分かって当然さな」
成程、姉さんが言ってた通り、ジパングって鍛冶職人のレベルが高くて、聖地みたいな存在なのか。
ジパングでは、この剣を作った職人が消息不明で世話になれなかったけど、これだけ離れた地でその流れを組む人に会うなんて、人生ってのは奇縁で出来てるんだねぇ。
「刀身が曇り一つねぇってのは流石と言いたいところだが、柄の部分がちょっと緩んでやがるな。下手な使い手が、変な振り回し方でもしやがったか」
うぐっ、そ、それってもしかしなくても僕のせいですか。
うん、いや、まー、兄さんがヤマタノオロチの首を叩き切った時かも知れないし、犯人探しはやめておこうよ。
「まあ、そっちはすぐにでも直せるが、問題は鞘の方だな。ちょいと時間が掛かるぞ」
「どのくらいです?」
「二日か三日ってところか。何しろ、刀身が規格に収まらねぇ大きさと形だ」
「それくらいなら別に」
正直、三ヶ月と言われたらどうしようとか、ちょっと思ってたりしてたんだよ。
「よぉし、となりゃあ、この剣を作った職人との魂の大勝負だ。
うふぅ、血が燃えてきやがったぜ」
「え、いや、その前に、お代についての話なんかは――」
「あぁん? んなもんは終わった後で良いだろうが。邪魔すんじゃねぇ、ここからは、職人にしか分からねぇ領域だ」