日本語は、とにかく主語を省略したがる言語だと言われています。特に口語だとその傾向は顕著で、文脈から読み取れという無茶振りを平然と強要してきます。基本的に台詞しかない黄龍ちゃんに於いて、この問題はいつだって立ち塞がってきます。しかも掛け合いが主体で極限まで濃縮する向きがありますから、話の流れもへったくれもないことが多々あります。その状態で、一般的な口語のようにガシガシ主語を削っていくと、書いた本人すら、何処に掛かっているかの自信が無くなってきます。そして読み手の立場に視点を移して、『これだけだと分からんかなぁ、でも主語入れたら文量増えるよなぁ』と、葛藤を繰り返す訳です。という訳なので、普通の口語文として考えると、妙に説明口調な時があるやも知れませんが、この形式である以上、仕方のない面もあるのです。そこら辺も引っくるめて、今後も読みやすい文章を書いていこうと精進してまいりますので、お付き合いいただければ幸いです。 (・ω・) アニメとかのSSだと、前提となる情報を共有してるから、趣が違うよね 【単なる実験台の匂いがするのは触れてはいけない】 玄:ようこそいらっしゃいました。 月:なんだ、この近辺で祭りでもあるのか? 朱:縁日の屋台みたいに、たくさん連なってますね~。 玄:黄龍さん達を一番満足させた方が優勝と伺っています。 黄:誰の主催なんだよぉ。 月:腹は膨れそうだから、難しいことを考えるのはやめとこうじゃないか。 【この師弟以上の負け犬感を醸し出すのは逆に難しい】 朱:ものを食べない玄武さんが作る料理は、新機軸なんでしょうね~。 黄:ナチュラルにハードルを上げやがったんだよぉ。 月:味見を一切しないって、ヤバイ香りしかしないんだが。 玄:そこは感覚器が受け取る情報を数値化することで対応します。 月:データキャラは存在自体が敗北フラグだと、一言で切り捨ててしまいたい気分だ。 【今まで気付いてなかった方が問題じゃなかろうか】 玄:極端な話、大体の食材は熱を通して塩を振りかければ一応は食べられるものなんです。 食が進まない程の凶悪料理を作るのは、むしろ一種の才能と呼べるのではないでしょうか。 黄:ぶっとい予防線を張ってきたんだよぉ。 朱:ここで、その塩を掛けた程度の料理を出してコメントに困らせてこそ玄武さんですよね~。 黄:成程、前振りという解釈なら、別の意味で美味しそうなんだよぉ。 玄:皆さんが私をどう評価しているか、少しだけ分かってしまった気がします。 【結局なにを食べたかは不明のまま】 月:しかし、人工知能搭載の人型ロボットが作ってくれると言えばロマンがあるが、 機械が食事を提供すると言うと、一気に餌っぽくなるよな。 黄:世の中、言い方は大事なんだよぉ。 朱:その点、玄武さんが料理するって言うと、何かしでかしそうな安心感がありますよね~。 黄:こうやってちょっとずつ表現を変えることで捏造や風評被害が生まれるんだと思うと、 中々どうして、バカにできない話だと思うんだよぉ。 島国に住んでいてありがたみを実感しづらいですが、塩というやつは人類というか生物にとって重要極まりないものです。しかし摂り過ぎると血中塩分濃度が上がって浸透圧でとんでもないことになる辺り、なんとかならんかったんかなぁと毎度思う訳ですよ。 PR |
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