醍醐味という言葉があります。ダイゴミと読みます。物事を構成する要素の内、特別に楽しい真髄的な意味で使われます。醍醐とは仏教にちなんだ言葉で、乳製品の一種です。牛、或いは山羊の乳を5段階に精製することで誕生します。これを五味と称します。乳(ニュウ)、酪(ラク)、生蘇(ショウソ)、熟蘇(ジュクソ)、醍醐(ダイゴ)の順です。特に醍醐は最高に美味とされていて、ここから現行の用法へと繋がりました。但し、正確な製法は失伝していて、チーズ、ヨーグルト、バターのいずれに近いかは諸説あります。仏教の開祖である釈迦牟尼が断食後に乳粥で癒やされた逸話は有名で、乳は重要なものとして扱われます。殺生をせずとも得られるタンパク源ということで、相性が良いというのもありますし。現代人の感覚だと、我が子の為に生成した食事を横取りするのはセーフなのかというのはさておきまして。余談になりますが、日本人の大半が飲んだであろうカルピスという飲料があります。これはカルシウムと、サンスクリット語で熟蘇を意味するサルピスを組み合わせた造語なのだそうです。ここで何で醍醐じゃないのという疑問も湧きます。どうやらこちらはサルピルマンダという発音で、カルピルだと微妙だからということらしいです。言葉なんて案外その場の勢いで決まるものだというのが、見え隠れしてますよね。 (・ω・) 21世紀の言語感覚だと、カルピルでも普通に売れそう 【月読には無かったから腫れ物になったんですね】 月:黄龍の真の姿を目にして、 長生きできた者は居ないという都市伝説を聞いた。 黄:むしろ吉兆の象徴だったはずなのに、 何がどう歪んでそうなったんだよぉ。 朱:表舞台から姿を消してる期間が長いと、 妄想で語られてしまうものですし~。 月:むしろイジられるだけ美味しいと思える度量が必要ですらある。 【そもそも露出が恥ずかしいという感情はあるんだろうか】 朱:そういえば私もそれなりの付き合いですけど、 ドラゴンモードは拝見したこと無い気がします~。 黄:でかいと色んな意味で不便だし、 特に理由が無ければ戻ろうと思わないんだよぉ。 月:毎回、服をボロボロにしたんじゃ不経済だもんな。 黄:市販されてるのも着るけど、 外装くらいイメージで構築できるから要らぬ心配なんだよぉ。 【変身とかする時点で自然科学は通用しないんじゃ】 朱:実際、どのくらいのサイズなんですか~。 黄:長いこと変化してないから、正確には不明なんだよぉ。 月:龍族は、死ぬまで肉体的成長を続けるんだったな。 朱:もしかして理論上は、 銀河系すらも凌駕する存在に成り得るんでしょうか~。 月:質量保存の法則を無視するなと言いたいけど、 生命の基本をないがしろにしてる面もあるし、可能性はある。 【計測されてるのはどっちかなという展開か】 朱:実際に見てみないと分からないことってありますよね~。 黄:たまには身体測定してみるのも悪くないんだよぉ。 月:よぉし、スリーサイズとか測っちゃうぞ。 朱:その数値に、何か価値はあるんでしょうか~。 黄:ワニやトカゲでイメージしてもらえば分かりやすいけど、 何処をそう呼ぶつもりなのかで、月読の教養が分かりそうなんだよぉ。 早いもので、今年もラス前エピソードとなりました。最後はオムニバスと決めているので、ここの話は少し凝る傾向があります。今回は黄龍の掘り下げという、こっそり珍しいものになりましたが果たしてどうなることやら。 PR |
フリーエリア
最新記事
(11/22)
(11/20)
(11/17)
(11/15)
(11/13)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
自己紹介:
ブログ内検索
アーカイブ
|