ふにでも分かる小沢氏側近の変遷。
『6月の代表選はあくまでも仮。ちゃんとサポーターや地方議員も入れた正式な選挙をやらないと』
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主として、サポーター票で大敗
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『ノーーーーサイーード! ノ、ノ、ノ、ノーサイドォォォ!!』
( ・ω・) 『うわぁ……』以外の感想が出てこないのが逆に凄いと思うんだ
だけどアクアさんが居ないから、回復役が居ないというのが結構、キツい部分だと思う。一応、僕も回復呪文が使えるは使えるけど、初歩のベホイミくらいが限度だしなぁ。
「行かないの……?」
又しても、小首を傾げたままジュリは僕に問い掛けてくる。
うっ、だから、その顔は反則だってば。シスはああ言うけど、こんな状況で断れるのは、相当の冷血漢だけだと思うんだよ。
「うん、分かった。洞窟に篭ってるモンスターくらい、僕に任せておいてよ」
そう遠くない将来、僕は女の人を庇って死ぬんじゃなかろうか。或いは、この経験が免疫となるのか。若輩の僕に、男女の奥深さは理解しきれないや。
◇
「この坑道の一番奥に、件のモンスターが居る。どうやら奴は鉱物を餌にする特異なモンスターらしく、場合に依っては繁殖するやも知れん。故に、一刻も早い排除が求められるのだ」
鉱山の責任者である男性に、簡単な状況の説明を受ける。話を聞く限り、つがいの二匹以上、居るってことなんだろうか。いや、世の中、一匹で殖えるモンスターも居るらしいしなぁ。
「尚、この中で何が起ころうと、我々は一切、関知しない。君達はあくまで、警備の目を盗んで勝手に入り込んだという扱いになるので、あしからず」
そして、勤め人らしい、実に割り切った扱いで。まあ、勇者として旅立ったその日から、こと自分の命に関して、誰かに責任を取って貰おうと思ったことは無いから、別に良いけどね。
「何処の地域でも、流れの冒険者の扱いなんてこんなものよ」
クリスさんが、物憂げな顔でそんなことを口にした。その表情の意味を理解したのは、もう少し後の話な訳で。
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