2026
トヨタ2000GTと呼ばれる自動車があります。トヨタがヤマハの協力を得て1967年に発売したスポーツカーの名称です。2000は排気量、GTはイタリア語で長い旅路を意味するGran Turismoからきています。1970年までに337台が生産されました。技術の粋が注ぎ込まれていることと稀少性の両面で、幻の名車として知られています。当時の新車販売価格は238万円です。大卒の初任給が2万円程だったことを考えると、現代の数千万円に相当します。市場に出る数と保存状態の問題から、今となっては億の大台も珍しくないとのことです。有名な理由は幾つかあります。60年代といえば、いわゆる高度経済成長期です。衣食住に困る人は減りましたが、乗用車の世帯普及率は10%程度に過ぎません。そんな中で性能に振り切った高級車の登場は衝撃的だったとされています。66年に行われた記録会で複数の世界記録を出し、日本車が外国車に引けを取らないと証明したのも大きかったようです。また映画007シリーズに登場する、いわゆるボンドカーになったのも一因とされています。半世紀以上前の車ですから、メンテは大変です。純正部品は本体以上に貴重で、扱える技師も少ないと思われます。更に燃費を気にしない構造なこともあって、手にしてからも金食い虫です。それでも欲しい方は無数に居るらしいので、業が深い趣味ですよね。
(・ω・) エコロジーに逆行していて、いっそ潔い
【無傷で終わるとは考えにくい】
朱:青龍さんには必殺技がありません~。
青:必要が無いですから。
黄:殴る蹴るばっかりだけど、
勝てるのがどれだけ居るかって話なんだよぉ。
玄:黄龍さんは数少ない一名ですよね。
黄:例え勝率が五割より高かろうと、
真っ平御免なんだよぉ。
【ド派手にぶっ放すのが醍醐味では】
白:麒麟も似たようなもんだけどねぇ。
玄:突き詰めれば最適解なんでしょうか。
朱:いわゆるステータス上限がありませんから~。
白:消費技とか使ってられなくなるのかな。
玄:継戦能力を至上とするのは良いですが、
絵として映えないのは間違いない訳でして。
【泣きながらもアレだしどうしろと】
黄:表情が分かりづらいから、
迫真さと切実感が足りないんだよぉ。
白:淡々と拳を振るうのはサイコパスっぽい。
青:やらなければならないなら、只の仕事ですし。
朱:ニッコニコのままやられても怖いので、
匙加減が難しいところはあります~。
【十中八九青龍にとってではないだろう】
玄:仕方ありませんから、私達が開発します。
黄:文脈が繋がってるか疑問なんだよぉ。
青:素直に面白がってると言ってください。
白:愉快なことになると思うけど。
黄:主語が誰になるかで意味合いは変わるけど、
興味深い展開は約束されてるんだよぉ。
いつの時代も、子供達は必殺技に心躍らせます。生きる上で不可欠なものとは思えませんが、何ゆえでしょうか。人類は一発大逆転を本能的に望む生き物だとか、適当なことを考えてみました。
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2026
九尾の狐と呼ばれる妖怪が居ます。文字通り、尾が九股に分かれた狐です。聖獣に分類されますが、国を傾ける厄災の象徴として扱われたりもします。初出は2000年以上前に編纂された山海経とするのが通説です。地理と伝承が纏められていて、数々の物の怪も記述されています。ここでは赤ん坊のような声で鳴き、人を喰らう悪獣です。一方で、肉を口にすれば邪気を祓えます。この時点で正邪を併せ持つ存在だった訳です。後世で100年の修行を重ねる毎に尻尾が一本増える、悠久の時を経ると白狐になるなどの設定が追加されます。中でも知られているのが、美女に化けて男を惑わすでしょう。封神演義の妲己は、九尾の狐という解釈もあります。日本では玉藻御前が有名です。平安時代末期、彼女は鳥羽上皇に仕え、図抜けた美しさと知識で寵愛を得ました。しかし日に日に上皇が体調を崩していきます。陰陽師が玉藻の呪いだとして追放し、那須高原で討った展開が一般的な筋書きです。当地に残る殺生石は九尾が変化した姿とされていて、死してなお怨念をバラまいています。国内ではコンビ扱いされている狸と違い、狐は霊獣の面が強調されがちです。見た目が可愛い系の狸は身近に感じられたからでしょうか。レッサーパンダと同様に、威嚇したところで愛嬌が勝るのは分かりますけどね。
(・ω・) 動画見たけど、やっぱそんな怖くねぇな
【小遣い稼ぎのつもりで戻れなくなってそう】
月:近頃、神器を投機の対象にする輩が多くてな。
朱:神様界隈は、人間界の世相を反映します~。
黄:単価が高いからリスクもヤバいんだよぉ。
月:仕入れ値を見誤って破産するのは見た。
朱:自己責任と言ってしまえばそれまでですけど、
本当に覚悟があっての参加かは疑問です~。
【生まれるべくして生まれる争い】
月:個人的に連中が潰れようと心は痛まない。
黄:マニア視点だと、そりゃそうなんだよぉ。
月:市場を掻き乱すだけの存在だ。
朱:そういった方から買わなければ良いのでは~。
黄:自制できるようなのはマニアじゃないという、
難儀な性質を併せ持ってるんだよぉ。
【気にしてなかったらヘラヘラするタイプ】
朱:そういえば月読さんってコピー職人でしたけど~。
黄:流石にニセモノを掴ませはしないんだよぉ。
月:……。
黄:その沈黙はなんなんだよぉ。
月:真贋見極められんやつに手を出す資格は無い。
朱:理論武装してる辺り、
後ろめたい感情はあるようです~。
【本物とは何なのかを考え直したくなる】
月:知り合いが買った時は微妙な気分になった。
朱:もしや場を乱してる同類なのでは~。
黄:言ってしまったんだよぉ。
月:つまり完成度が高いのである。
黄:セミプロが判別できないなら大差ないだろうに、
市価は全く違うから無情なんだよぉ。
世には専門家が本気を出しても、確信を得られない品が割とあるそうです。鑑定書が誤っていることも珍しくありませんし、まさに魔境と言えます。贋作でも死ぬまで本物だと信じていたら問題は無いのですが、後始末が面倒そうです。
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錬金術という学問があります。一般的な英訳はalchemyです。ありふれた金属から黄金の類を生み出す技術として知られています。材料は卑金属と称される、鉄、銅、鉛などの酸化しやすい物質です。変換先は化学的な安定度が高い金、銀、白金といった高級品で、貴金属の名で括られます。この差を古の学者は、完成度の違いと捉えました。不完全な存在を完璧に近付けることで変化すると考えたのです。人間に応用すれば不老不死や真理に到達し得ます。鍵を握るのは触媒として作用する賢者の石です。錬金術は、賢者の石を追い求める道筋とも言い換えられます。ルーツは紀元前まで遡れるというのが定説です。場所については、古代中国、古代エジプト、古代ギリシャ、古代アラビアと諸説あります。我々が持つイメージは、主に中世から近世に掛けてのヨーロッパで発展したものです。ここで培われた知見や技法が、近代化学の礎になったのは大きいと言えるでしょう。また『低価値もしくは無価値な状態から多大な益を得る』の意で、比喩に用いられることもあります。本来の意味から外れていますが、こちらの印象が強いとも解釈可能です。現代では工学的に不可欠な元素が増えました。核反応を伴わずに生成することは不可能で、錬金術が実在すれば争いの種は一つ減ります。それはそれで別の諍いを招きそうなのが、人の業と言ってはいけません。
(・ω・) 小惑星から回収の方が現実味ありそう
【苦渋の決断だと思ってそうなのが酷い】
月:ブームに乗るなどマニアには恥ずべき行為だ。
朱:そういうものですか~。
黄:盛り上がらないと継続できないのに、
俺だけ詳しいをしたい面倒な連中なんだよぉ。
月:うまいこと十把一絡げから搾取して、
経済面での問題をクリアしたい。
【人は他と違うを望む生き物だからなぁ】
黄:だから古参気取りは疎まれるんだよぉ。
朱:親切なベテランになれないものでしょうか~。
月:何でそんな厄介を背負い込むのだ。
黄:こうやって業界は廃れるんだよぉ。
朱:栄枯盛衰と言葉にすれば短いですが、
何事にも原因がある典型例かも知れません~。
【五歳児と中学生のメンタルを併せ持つ】
月:家族を大事にしろと皆は言う。
朱:正しいんじゃないですか~。
月:メリットが分からん。
黄:損得が先行するのは末期なんだよぉ。
朱:月読さんは構われないと拗ねるのに、
情愛を無駄とする困った方ですよね~。
【黄龍を母親扱いするんじゃない】
黄:とはいえ思想は自由なんだよぉ。
朱:強要されるのは窮屈です~。
月:型に嵌められないと、逆張りしたくなる。
朱:面倒な性格と言わざるを得ません~。
黄:こういうウザい絡みは身内だけで済ませろと、
天照に進言しておくんだよぉ。
今はどうか知りませんが、一昔前は女性が話を聞いてくれる酒場の主人をママと呼んでいました。従業員と立場が違うからでしょうが、甘やかしてくれる相手という意味もあるんでしょうか。身内に見せられない姿はあるので、そういった店も程々なら良いんですけどね。
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イースト菌と呼ばれる食品添加物があります。酵母とほぼ同義です。英語のYeastを直輸入した単語ですが、菌類の意があるので重複している気もします。カタカナ語にするとEastと同じ表記なので、強調しているのでしょうけど。微生物が進める反応の中で、人にとって有用であれば発酵、害悪なら腐敗とするのは御存知かと思われます。イースト菌は実用的な菌を培養して扱いやすい状態にした集合体の総称です。酵母は天然物を含み、厳密にはイコールでないとする見解もあります。人類は有史以前から細菌を利用してきました。ブドウの果皮にはワインに適したものがついていて、果汁を熟成するだけで変化するのが一例です。また我々が食すパンの多くはふっくらしていますが、菌の力を借りています。歴史的には古代エジプトで放置してしまった生地を焼いたら美味しかったのが始まりです。原理は分かっていなかったので、種を受け継いで繁殖させました。ちなみにベーキングパウダーは19世紀に登場した新しい技法です。こちらは化学反応を利用していて、パンを膨らませるのは同じでも用途と仕上がりが異なります。雑にイースト菌の名で括られていますが、目的に依って中身はバラバラです。現代日本語だとパン用のニュアンスが強かったりと、会話で出す時は擦り合わせが必要なのかも知れません。
(・ω・) 世には米麹パンなるものもあるらしい
【月読バーガーに行きたいかと聞かれると】
月:ファーストフード店を開きたい。
黄:謎の願望なんだよぉ。
朱:意味不明さは他の追随を許しません~。
月:月読ブランドの確立に役立つだろう。
黄:玄武みたいなこと言い出したけど、
名前を冠すること自体がハンデなんだよぉ。
【話を大きくして色々と曖昧にするスタイル】
月:高級料理感を出してる寿司も、
元を辿れば庶民向けの立ち食い屋だ。
朱:いつの世も需要があります~。
黄:調理は手間が掛かるんだよぉ。
月:自炊の時間を取れない社会構造こそが、
諸悪の根源なのかもなぁ。
【それまで飽食が続くとも思えんけど】
黄:要項として、すぐ出てくる、お手頃価格、
まあまあ美味しいが挙げられるんだよぉ。
朱:ジャンクになりがちです~。
月:糖分、脂肪分、塩分があれば脳は騙せる。
黄:食料が常に不足してた時代の名残だけど、
あと何世代あれば解除されるんだよぉ。
【世にはダメな見本も必要だから】
月:つまり健康的なのを提供すれば革命的だ。
朱:お客さんが来ますかね~。
黄:コストの問題もあるんだよぉ。
月:成立するんならどっかがやってるわな。
朱:そこで無謀な挑戦を仕掛けるのが、
月読さんの役割だと思います~。
食事は結局のところバランスなので、ファーストフードでも選び方次第で多少は何とかなります。そこら辺を考えたくないから赴く店舗なんですけど。自炊はコストというより栄養価の為にするものですが、現代人は面倒がるんですよねぇ。
2026
マグニチュードと呼ばれる数値があります。本来の意味は、巨大さ、重要さ、などです。現代日本語では、ほぼ地震の強さを指します。馴染み深い震度は揺れた度合いです。なので場所ごとに値が変わります。一方のマグニチュードは発したエネルギーそのものです。算定方法でブレは生じるものの、一回につき一つの数字が基本になります。1935年、地震学者であるチャールズ・リヒター氏が提唱しました。その為、リヒタースケールとも称します。指数で表され、2.0の上昇につきパワーは1000倍です。つまり1.0だと約31.6倍になります。7.0と8.0ではそこまで差が無いようでいて、イメージ以上の違いがあるのです。大雑把な目安としては、3までは微小、5以下が小、7より下なら中、これより上は大といった感じになります。地球上で起こり得る最大値は、12というのが通説です。これは星が割れる水準とされているので、地震に分類していいか分かりませんけど。1900年以降、最大とされるのは1960年にチリで起きたマグニチュード9.5のものです。近場はもちろんのこと、日本にも津波が届いて甚大な被害を与えました。マグニチュードは規模を示す絶対値ですが、影響は震源地までの距離など要因が幾つも絡みます。防災の基本は正しい知識と冷静な行動なのですが、非常時に暴走するのが人なんですよね。
(・ω・) 買い占めを不定期イベくらいに考えてる奴いるよな
【設定だけで跳ねるのは無理と分かる】
月:なぜ月読之命は外伝ブームに乗れなかったのか。
朱:たしかに近年は人気キャラを使い回します~。
黄:結論の気がするんだよぉ。
月:何ゆえ月読之命は民心を得られなかったのだろう。
朱:その件に関しては、
千年以上の積み重ねなので一概には言えません~。
【不快感を与えない匙加減が難しい】
月:こっちが本編と呼ばれたい。
朱:それも良くある流れです~。
黄:色々とこなれて完成度が高まるとか、
主人公として縛られない辺りが考えられるんだよぉ。
月:やはりダークヒーロー路線しかあるまい。
黄:方向性としてはありなんだろうけど、
月読に可能かは別の問題なんだよぉ。
【顔芸でカバーしていけば何とか】
朱:素直に食べ歩きをしましょう~。
月:無難に無難を重ねていくスタイル。
黄:お似合いではあるんだよぉ。
朱:問題は食レポ能力ですけど~。
月:逆に語彙を放棄して、
うめーうめーだけで乗り切ろうと思う。
【悪感情も包み隠さず漏らしちゃうんじゃないの】
黄:脳内とはいえ、あんな言語化しないんだよぉ。
月:そこはお約束ってことで。
朱:変身中は攻撃をしないみたいなものです~。
黄:或いは感覚を変換してるのかも知れないんだよぉ。
月:自動翻訳機能説。
朱:議論なんかでも使えそうで、
可能性を感じるシステムですね~。
番外編のはずが正編を食っちまった元祖は何になるんでしょう。詳しくはありませんが、二千年前の中国やローマとかに何かあると思うんですよ。或いはもっと遡れるのかも知れません。作者の思惑なんて読者は気にしてくれないのが、世の常なんでしょうねぇ。
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