2026
分福茶釜という民話があります。読みはブンブクチャガマです。粗筋は何パターンか存在しますが、有名なのは童話風にアレンジしたものでしょう。とある和尚が、古びた茶釜を入手したところから話は始まります。湯を沸かそうと火に掛けたら、何と狸の頭と手足が生えてきました。猟師から逃れようとして化けたものの、戻れなくなったのです。次いで古道具屋の手に渡り、生き延びる為に一計を案じます。閃いたのが、大道芸で一儲けするというものです。目論見は当たり、一財産と呼べる程に稼ぎます。狸は数年後に亡くなってしまいますが、変化は解けないままでした。物語は古道具屋が前の持ち主である寺に、多額の寄付をして弔う場面で終わります。福を分け与えたことから、分福の名が付いた訳です。また茂林寺(モリンジ)という群馬県に実在する寺院が登場するケースもあります。伝説として茶釜を受け継いでいるからです。この逸話を下敷きに、文学者である巖谷小波氏が再構築して全国に広まったとされています。特に教訓めいたストーリーではありませんが、人情と愉快さが混じり合っていて人気です。大筋は忘れがちですが、綱渡りしながら扇子を広げる姿は憶えている辺り金太郎に通じるものがあるかも知れません。
(・ω・) 金太郎の武家編は駄作という風潮
【魔王城に乗り込む英雄譚くらいの道のり】
朱:黄龍さんって自炊派ですよね~。
玄:派というか、必然では。
白:こんなとこに出前なんか無理だし。
朱:割増料金を払えば可能性はあります~。
白:いっぺん試してみたい気持ちはあるけど、
迷惑客としてブラックリストだろうねぇ。
【同居人がうるさいからやらんだけで】
玄:仮にも高位聖獣なんですから、
下界に直通ルートとか作れませんか。
黄:必要性を感じないんだよぉ。
朱:いざとなったら数年食べなくても平気ですし、
人間とは事情が違うのを忘れてました~。
【優劣を決める意味が分からんから仕方ない】
白:それだけの期間続けてるなら、
腕前は相当なものじゃないかな。
朱:美味しいのは間違いありません~。
玄:始めますか、バトル企画。
黄:昨今は料理対決よりも、
レビューして終わりなのが主流なんだよぉ。
【いつの世も生きていくのは大変なのだ】
朱:内心で点数を付ける程度に留めます~。
黄:何様なんだよぉ。
白:声にしないだけ社会性あるじゃん。
黄:ハードルが低いんだよぉ。
玄:常に本音を漏らして関係構築は難しいですけど、
全て覆い隠すのが本末転倒なのも事実です。
黄龍をゲーム的に考えると、成長速度が遅い代わりに全ステの上限が取っ払われている感じでしょうか。つまり正しく努力すれば調理技術も無限に上達する可能性があります。でもいわゆる男の料理的な、豪快な感じで済ませている気がしてなりません。
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2026
細川ガラシャの名で知られる人物が居ます。戦国大名細川忠興の正室である玉の別名です。彼女は1563年、明智光秀の娘として生を受けました。そして1578年、細川家に嫁ぎます。新婚時、夫婦仲は睦まじいものでした。一つの転機は、1582年に起きた本能寺の変です。御存知の通り明智光秀が織田信長に反旗を翻し、羽柴秀吉に討たれます。光秀は娘婿の関係から、細川家を味方に出来る目算だったとする説が有力です。しかし忠興の父である藤孝が異を唱えます。明智派には与せず、玉と離縁するよう迫りました。この時代、別れる場合は実家に帰すのが一般的です。しかし妻を溺愛していた忠興は承服せず、山奥に幽閉します。1584年に解放されますが、この2年で冷めてしまったというのが通説です。他にも子供が病弱であったりと、精神が不安定になってしまいます。そこでキリスト教に救いを求めました。ガラシャは、この際の洗礼名です。なお忠興には無許可だったので、棄教を迫られる程に激昂されます。これには秀吉の伴天連追放令も絡んでおり、信仰だけの話では無いのですが。時は進んで1600年、関ヶ原の戦いに突入します。徳川派に付いた忠興ですが、家族は大坂に残されたままです。石田三成の指示で屋敷は取り囲まれ、人質になりかけます。経緯は諸説ありますが、確実なのはガラシャが家臣ともども死を選んだ結末です。自害を禁じるキリスト教の教え通り、互いに刃を突き立てたとされています。数えで38歳という若さでした。時代と身内に翻弄され、壮絶な人生を歩んだガラシャは現代でも慕われています。何かが少し違えば平穏な生涯を送れたかもと考えたら、運命とは残酷なものです。
(・ω・) 忠興は、ヤンデレ気質でも有名なんだがな
【マフィアは物腰低い方がタチ悪い的な】
白:こう、被害が漏れない空間でさ。
黄龍とメタトロンに戦って欲しいんだけど。
朱:配信して一山当てましょう~。
黄:何か言ってるんだよぉ。
メ:私、平和主義なんだけど。
白:その手の御題目掲げる奴はヤバいって、
ちょっとは学習してるつもりだから。
【当人達は主導する側に回りたいんですけど】
黄:戦闘で何とかするのは下策なんだよぉ。
メ:もっと面倒なことになるだけ。
朱:強者の余裕です~。
白:うちの両親を全否定してるような。
黄:実際、解決はしてないんだよぉ。
メ:戦士の生き様と考えたら正しいから、
別に良いんじゃないの。
【アイドル文化に対する嫌味だろうか】
天:でしたら『天使の歌声』の触れ込みでライブを。
朱:肩書は有効活用しましょう~。
白:音痴でも嘘にならないって良いね。
メ:決め付けられてる。
黄:文字通り信者が客席を埋めてくれるだろうし、
技量はそこまで問題にならないんだよぉ。
【大天使は比較的近いからまだ通じ合える】
メ:人間に聞こえる音域で歌えるかな。
朱:イルカさんやコウモリさんでしょうか~。
メ:あと理解できずに発狂する可能性も。
黄:やってることは邪神なんだよぉ。
天:高位すぎて概念に寄っているから、
人と接触しないのが熾天使でしたっけ。
サイズ的な視点で見ると、地球なんてちっぽけな星に唯一神が関わっているなんて考えはナンセンスです。しかし生命の完成度は、何かしらの意志が関わっていないと無理ではとも言われています。つまるところ世の中はまだまだ謎だらけで、しばらく宗教は終わりそうも無いのです。
2026
麩と呼ばれる加工食品があります。読みはフです。一般的には、小麦粉のグルテンを原料にした生麩、または焼き麩を指します。グルテンは、タンパク質の一種です。粘着質なので、水で流すと残留します。これと餅米の粉、もしくは小麦粉を水で練り上げたものが生地です。蒸す、茹でる、焼くなどして熱を加えることで、ふわふわやもちもちの食感になります。歴史的には、大陸に渡った修行僧が持ち帰ったというのが通説です。当時は小麦の生産量が少ないこともあって、貴族階級や僧しか口に出来ない高級品でした。江戸時代になると製法が全国に広まり、独自の進化を始めます。なので地域性が高く千差万別です。食事の具材だけでなく、麩菓子のような間食として扱われるようになったのが一例でしょう。また植物100%で高タンパクなことから、現代でも精進料理には欠かせません。一方で、グルテンフリー生活を営む方々にとっては落とし穴の食材です。何しろ抽出した上で主原料にしているのですから、怨敵と称しても過言では無いに違いありません。日本人とグルテンの相性はまだまだ研究半ばで、何とも言えないのが現状らしいんですけどね。
(・ω・) そこらは医者と相談しながらってことで
【絵的にも映えそうに無いな】
メ:ハロウィンを私達のイベントにしたい。
黄:相性が悪いんだよぉ。
朱:魔女さんが定番な時点でダメそうです~。
黄:悪魔との契約者なんだよぉ。
メ:そこを天使にすげ替えて何とか。
黄:つまり聖人の仮装をするってことになるけど、
安っぽさが半端ないんだよぉ。
【キリストは誕生日どころか生誕年すら諸説ある】
朱:クリスマスは乗っ取ったんでしたっけ~。
黄:元は別宗教の冬至と言われてるし、
前例があったんだよぉ。
玄:既存の存在を掠め取るのは常道です。
朱:成功したことない玄武さんが発言しましても~。
メ:何の話でも自陣をコツコツ広げて、
既成事実化するのは大事だよね。
【天に真っ直ぐ伸びるって部分も重要だから】
メ:七夕も、欧風にアレンジしよう。
黄:ヨーロッパに笹や竹は生えてないんだよぉ。
朱:そもそも何で短冊を飾るのに使うんでしたっけ~。
黄:生命力に溢れてるから神聖視されてるんだよぉ。
玄:もしや雑草で良いのではと、
考えてしまうのは不敬になるんでしょうか。
【永遠に大人しくして欲しいタイプの最終兵器】
メ:節分は、破邪が目的だし行けるはず。
玄:野心的ですよね。
黄:言うだけで、実行には移さないんだよぉ。
朱:ダメな方みたいな表現です~。
黄:本気出すと焼け野原になるからなんだけど、
実質的にニートなのは間違いないんだよぉ。
対立している宗教は、叩き潰すより取り込んだ方が効率的です。そういった意味で多神教は習合しやすい下地があります。日本神話やギリシャ神話も、元を辿れば複数の集合体です。この視点で見ると最後は一つに収束しそうですが、実際は枝分かれしていくのが良く分かりません。
2026
キャトルミューティレーションと呼ばれる事件があります。英語表記はcattle mutilationです。直訳すると、畜牛の損傷辺りになります。1970年代に発生した、欠損状態で牛が死亡する一連を総称したものです。内臓が綺麗に切り取られている、傷口の割に流血が少ないといった特徴から、謎の現象として一部で話題になりました。諸説語られましたが、中でも宇宙人に依る実験が知られています。一夜の内に宇宙船へと連れ帰り、切除後に戻した説です。オカルトブームも相まって、まことしやかに囁かれます。その浸透っぷりは凄まじく、現代に至っても誘拐を意味するアブダクションと混同している人が居る程です。真相はどうだったのでしょう。残念ながらと言うべきか、単なる自然現象というのが定説です。動物の死体を放置すると、野生生物が柔らかい部位から食していきます。切り口は、ナイフで抉ったかのように鋭利です。また血液も、下に流れて地面が吸い取っただけだったりします。蓋を開けてみたらそんなものかという典型例です。広まった理由については、家畜に慣れていない人が勘違いした、分かった上で面白おかしく騒ぎ立てた、畜産家が保証金目当てですっとぼけた、などが挙げられます。とはいえ全ての事例が観察された訳では無いので、僅かばかりの例外が無いとは言い切れませんよ。
(・ω・) どうせ話の種にするなら、盛り上がる方を選ぶ
【無理して食うのは何一つ良いことが無い】
メ:天啓特盛りキャンペーンを始める。
朱:意味が分かりません~。
黄:きっと増量でも値段が変わらないんだよぉ。
朱:普通のを買うと損した気分になります~。
黄:卑しさが抑えられてなくて、
むしろ悪魔連中が喜びそうなんだよぉ。
【天使のやることじゃない点が問題なだけで】
メ:厳選して導くのは面倒だから、
ちょっと多めにバラ撒こうかなって。
朱:具体的にどれくらいですか~。
メ:十億人とか?
黄:迷惑メールなんだよぉ。
朱:数の暴力で何人かを引っ掛けるのは、
手法として間違ってない気がします~。
【揉め事の種を作るのは本末転倒】
朱:預言者がたくさん誕生したらどうしましょう~。
メ:競わせて本物を見出だせば。
黄:蠱毒なんだよぉ。
朱:それで世界が救われるんでしたら~。
黄:実際は宗派争いと同じで、
離合集散を繰り返す泥沼が濃厚なんだよぉ。
【あっちは本能を揺さぶってくるし】
メ:変な夢見たくらいの扱いで相手にされなかった。
朱:本当にやってしまいました~。
黄:現代人は天使の言葉を無視するんだよぉ。
朱:頭の心配をされますから口外しませんよね~。
メ:そのくせ悪魔の言うことには乗るんだから、
やってられない感が凄い。
かのジャンヌ・ダルクは大天使ミカエルの声を天啓とし、聖女の道を歩んだとされています。その後の活躍は御存知の通りですが、最後は魔女として処刑されてしまいました。責任を負いたくない現代っ子からすれば、救世だの使命だのは邪魔くさいだけなのかも知れません。
2026
シュモクザメと呼ばれる魚類が居ます。シュモクザメ科に属する鮫の総称です。シュモクを漢字で書くと撞木になり、この場合は丁字型の槌を意味します。主な用途は鐘を叩くことです。そして英名はハンマーヘッドシャークになります。これらから分かる通り、まさにトンカチのような頭部が何よりの特徴です。一般的な鮫は抵抗対策で鋭角な頭をしていますが、シュモクザメは両脇が大きく飛び出ています。目玉が先端に付いていて、最高速度を犠牲に広い視野を確保しているのです。但し旋回能力は高く、決して鈍重という訳ではありません。また両目で同じ目標を捉えられない為に、距離感が掴めない弱点を持ち合わせています。それを補うのがロレンチーニ器官です。微弱な電気を読み取って、獲物を捉えます。多くの鮫が有しているものの、シュモクザメは特に優秀です。鮫の一種で体長数メートル程ありますから、本気で狙われたら危険な存在ではあります。ですが明確にシュモクザメが原因の死亡事故はほぼ起こっていません。基本的に臆病で、よほどのことがない限り人間を襲わないからです。生息域が沿岸部で、目撃頻度が高いので脅威に思われて部分はあるかも知れません。鮫というだけで何でもかんでも恐れる必要は無いのですが、海中でデカブツに出会ったらパニックになるのは仕方ないんですかね。
(・ω・) しかし視神経はどうなってんだ、これ
【人気があるからに勝る理由は存在し得ない】
メ:最大のライバルと手を結ぶ展開は王道らしい。
朱:分からなくもありません~。
黄:天使と悪魔が結託して、何と戦うんだよぉ。
メ:それはこれから考える。
朱:新展開で雑な加わり方をする、
前章のボスみたいになってます~。
【いつの世も加害者は被害者を気取る】
黄:茶番感が拭いきれないんだよぉ。
朱:元々、兄弟姉妹みたいなものですし~。
メ:離れたからこそ元鞘の価値が増す的な。
朱:何で別れたかについては言及なしですか~。
黄:悪魔側はこの無神経さが一因だとしてるけど、
未だにピンと来ていないようなんだよぉ。
【必要なら強権の発動も辞さない覚悟を】
マ:主導権を渡す気ぃ無いくせに、
何がタッグやねんな。
黄:まあ、こうなるんだよぉ。
朱:普通は提案した方が譲歩しますけど~。
メ:私は良くても、他の天使が聞かない。
朱:組織としてまとまってないのに、
よそと連携とか良く言えたものです~。
【二大勢力で拮抗してるだけマシだけど】
黄:大手が合併しても意外に伸びないんだよぉ。
マ:派閥争いで摩耗するさかいな。
朱:ままなりません~。
メ:そもそも私達は何で分裂してしまったのか。
黄:巨大なグループを維持する難易度は、
ある意味で作る時より高いんだよぉ。
時期に依っても違いますが、三国志で知られる魏の国力は呉と蜀を足したより大きいくらいです。それでも呉と蜀がうまく連携すれば防衛は可能です。しかし実態は仲違いばかりしていました。天下統一は容易なようで決着が長引いたのは、魏も一枚岩では無かったからです。デカい所ほど運営が難しい一例と言えるかも知れません。
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