2026
キャトルミューティレーションと呼ばれる事件があります。英語表記はcattle mutilationです。直訳すると、畜牛の損傷辺りになります。1970年代に発生した、欠損状態で牛が死亡する一連を総称したものです。内臓が綺麗に切り取られている、傷口の割に流血が少ないといった特徴から、謎の現象として一部で話題になりました。諸説語られましたが、中でも宇宙人に依る実験が知られています。一夜の内に宇宙船へと連れ帰り、切除後に戻した説です。オカルトブームも相まって、まことしやかに囁かれます。その浸透っぷりは凄まじく、現代に至っても誘拐を意味するアブダクションと混同している人が居る程です。真相はどうだったのでしょう。残念ながらと言うべきか、単なる自然現象というのが定説です。動物の死体を放置すると、野生生物が柔らかい部位から食していきます。切り口は、ナイフで抉ったかのように鋭利です。また血液も、下に流れて地面が吸い取っただけだったりします。蓋を開けてみたらそんなものかという典型例です。広まった理由については、家畜に慣れていない人が勘違いした、分かった上で面白おかしく騒ぎ立てた、畜産家が保証金目当てですっとぼけた、などが挙げられます。とはいえ全ての事例が観察された訳では無いので、僅かばかりの例外が無いとは言い切れませんよ。
(・ω・) どうせ話の種にするなら、盛り上がる方を選ぶ
【無理して食うのは何一つ良いことが無い】
メ:天啓特盛りキャンペーンを始める。
朱:意味が分かりません~。
黄:きっと増量でも値段が変わらないんだよぉ。
朱:普通のを買うと損した気分になります~。
黄:卑しさが抑えられてなくて、
むしろ悪魔連中が喜びそうなんだよぉ。
【天使のやることじゃない点が問題なだけで】
メ:厳選して導くのは面倒だから、
ちょっと多めにバラ撒こうかなって。
朱:具体的にどれくらいですか~。
メ:十億人とか?
黄:迷惑メールなんだよぉ。
朱:数の暴力で何人かを引っ掛けるのは、
手法として間違ってない気がします~。
【揉め事の種を作るのは本末転倒】
朱:預言者がたくさん誕生したらどうしましょう~。
メ:競わせて本物を見出だせば。
黄:蠱毒なんだよぉ。
朱:それで世界が救われるんでしたら~。
黄:実際は宗派争いと同じで、
離合集散を繰り返す泥沼が濃厚なんだよぉ。
【あっちは本能を揺さぶってくるし】
メ:変な夢見たくらいの扱いで相手にされなかった。
朱:本当にやってしまいました~。
黄:現代人は天使の言葉を無視するんだよぉ。
朱:頭の心配をされますから口外しませんよね~。
メ:そのくせ悪魔の言うことには乗るんだから、
やってられない感が凄い。
かのジャンヌ・ダルクは大天使ミカエルの声を天啓とし、聖女の道を歩んだとされています。その後の活躍は御存知の通りですが、最後は魔女として処刑されてしまいました。責任を負いたくない現代っ子からすれば、救世だの使命だのは邪魔くさいだけなのかも知れません。
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2026
シュモクザメと呼ばれる魚類が居ます。シュモクザメ科に属する鮫の総称です。シュモクを漢字で書くと撞木になり、この場合は丁字型の槌を意味します。主な用途は鐘を叩くことです。そして英名はハンマーヘッドシャークになります。これらから分かる通り、まさにトンカチのような頭部が何よりの特徴です。一般的な鮫は抵抗対策で鋭角な頭をしていますが、シュモクザメは両脇が大きく飛び出ています。目玉が先端に付いていて、最高速度を犠牲に広い視野を確保しているのです。但し旋回能力は高く、決して鈍重という訳ではありません。また両目で同じ目標を捉えられない為に、距離感が掴めない弱点を持ち合わせています。それを補うのがロレンチーニ器官です。微弱な電気を読み取って、獲物を捉えます。多くの鮫が有しているものの、シュモクザメは特に優秀です。鮫の一種で体長数メートル程ありますから、本気で狙われたら危険な存在ではあります。ですが明確にシュモクザメが原因の死亡事故はほぼ起こっていません。基本的に臆病で、よほどのことがない限り人間を襲わないからです。生息域が沿岸部で、目撃頻度が高いので脅威に思われて部分はあるかも知れません。鮫というだけで何でもかんでも恐れる必要は無いのですが、海中でデカブツに出会ったらパニックになるのは仕方ないんですかね。
(・ω・) しかし視神経はどうなってんだ、これ
【人気があるからに勝る理由は存在し得ない】
メ:最大のライバルと手を結ぶ展開は王道らしい。
朱:分からなくもありません~。
黄:天使と悪魔が結託して、何と戦うんだよぉ。
メ:それはこれから考える。
朱:新展開で雑な加わり方をする、
前章のボスみたいになってます~。
【いつの世も加害者は被害者を気取る】
黄:茶番感が拭いきれないんだよぉ。
朱:元々、兄弟姉妹みたいなものですし~。
メ:離れたからこそ元鞘の価値が増す的な。
朱:何で別れたかについては言及なしですか~。
黄:悪魔側はこの無神経さが一因だとしてるけど、
未だにピンと来ていないようなんだよぉ。
【必要なら強権の発動も辞さない覚悟を】
マ:主導権を渡す気ぃ無いくせに、
何がタッグやねんな。
黄:まあ、こうなるんだよぉ。
朱:普通は提案した方が譲歩しますけど~。
メ:私は良くても、他の天使が聞かない。
朱:組織としてまとまってないのに、
よそと連携とか良く言えたものです~。
【二大勢力で拮抗してるだけマシだけど】
黄:大手が合併しても意外に伸びないんだよぉ。
マ:派閥争いで摩耗するさかいな。
朱:ままなりません~。
メ:そもそも私達は何で分裂してしまったのか。
黄:巨大なグループを維持する難易度は、
ある意味で作る時より高いんだよぉ。
時期に依っても違いますが、三国志で知られる魏の国力は呉と蜀を足したより大きいくらいです。それでも呉と蜀がうまく連携すれば防衛は可能です。しかし実態は仲違いばかりしていました。天下統一は容易なようで決着が長引いたのは、魏も一枚岩では無かったからです。デカい所ほど運営が難しい一例と言えるかも知れません。
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大喜利と呼ばれる演目があります。読みはオオギリです。現代日本語では、特定のお題に対して面白おかしく返すことを指します。センスと即興力が試される、奥深い遊興です。この用法が定着した理由は、テレビ番組『笑点』を抜きには語れません。1966年に開始した中の一コーナーとして続いているので、実に半世紀以上の歴史があります。ここから影響を受けた後発番組、ラジオ、ネットなどで定番のプログラムになったのです。しかしテレビ関係者が開発した言葉ではありません。大本は江戸時代後期の歌舞伎とするのが通説です。二部構成が一般的で、前半のラストを大詰め、後半を大切りとします。一方、寄席ではトリを飾る大物が居ない際、アドリブで盛り上げるのが慣例でした。客を喜ばせ演者は利を得ることから漢字を改めた上で拝借し、大喜利の名が生まれたのです。ちなみに内容は、即興落語、音楽、漫才と、何でもありだったりします。私達が認識しているのは、とんちという一項目に過ぎません。意外にも、世界的に見て似たエンタメは少ないとされています。平安時代くらいから延々と言葉遊びを続けてきた国ですし、下地が違うのかも知れませんね。
(・ω・) あの題字が、長年『大喜和』に見えてた
【上司としては最悪の部類と言える】
メ:ステマを始めたい。
朱:ステルスマーケティングでしたっけ~。
黄:あからさまにしないで持ち上げる、
宣伝の一種なんだよぉ。
メ:これなら天使振興に貢献できる。
朱:やる気があるのは結構ですけど、
逆効果でも責任を取らない匂いがします~。
【心を保つ為に仕方ない時だってあるさ】
メ:天使を信仰したら、悩みが解決した的な。
黄:ステルスとは、なんだよぉ。
メ:人間関係、経済問題、健康、恋愛、
自己肯定感、不遇と、なんでもござれ。
朱:怪しげな広告になってます~。
黄:宗教に嵌まるのは不安が理由の一つだけど、
足元を見てる感じにはなってしまうんだよぉ。
【やっぱり手法も似てくるんだなって】
朱:もう少し自然な感じでないと身構えます~。
黄:現代人は警戒心が強いんだよぉ。
メ:発想が悪魔じみてる。
黄:何が違うかと問われたら困るんだよぉ。
朱:天使さんと大本が一緒ですし~。
メ:その認識が浸透してしまったら、
取り返しがつかないことになりそう。
【教会の御墨付に権威があったのは昔の話】
メ:天使キャラを売り出す辺りから始めようか。
黄:世の中に溢れてるんだよぉ。
朱:個性を出すのは難しそうです~。
メ:うちは本家本元のはずだけど。
黄:その手の主張は参考程度で流すのが、
自由主義経済らしいんだよぉ。
カトリックの総本山が天使のゆるキャラ的なものを公認したら、それは末期なのでしょうか。でも考えてみたらルネサンス期に形作られた羽人間のイメージも、それまでと比べたらぶっ飛んでる訳でして。百年単位で見たら、意外と受け入れられるかも知れません。
2026
スケートボードと呼ばれる遊具があります。一般的に、長方形の板に車輪が4つ付いた構造です。上に乗り、斜面を駆け下りるなどして楽しみます。陸上でのサーフィンっぽくもありますが、まさしくサーファーが波の合間に暇潰しとして開発したものでした。始まりは20世紀半ばのアメリカとされていますが、詳細は不明です。靴に車を搭載したローラースケートが18世紀に発明されていることを考えたら、意外と新参だったりします。商品としては、1950年代のローラーダービー社が最初です。この時点では、本体が木製、ホイールが金属製でした。60年代にブームが訪れるものの、単調な動きしか出来なかったので飽きられます。70年代になると設計や素材が改良され、操作性や疾走感が向上しました。また名手の登場もあって再燃の動きを見せます。この頃は日本にも渡ってきて、盛り上がった時期です。一方でマナー、というか完全に犯罪なのが横行します。そもそも交通の多い場所では使用自体が違法です。他にも公共の場所を占拠したり、トリックで物品を傷付ける輩も存在しました。なのでスケボー自体に悪印象を持っている方が少なくありません。若者のヤンチャが根底にあるので、お行儀良くってのはレゾンデートルに関わる気もします。ここら辺の折り合いは人類史から切り離せないんで、終わらないでしょうね。
(・ω・) 芸術になる落書きがあっても、99%は迷惑行為
【暗黒信仰が流行しても良いじゃない】
朱:天使さんの輪っかを有効活用したいです~。
黄:演出の一環だから実用性は無いんだよぉ。
メ:輝いてると凄い感が出るよね。
月:明るいだけで騙される人間に問題がある。
メ:太陽を敵視してないと出ない発想で、
いっそ清々しいと思う。
【求めてるのが科学的な理屈でないことは分かる】
月:無駄に光ってるから夜道で役に立つぞ。
メ:クリスマスのトナカイ扱い。
黄:それは月も一緒なんだよぉ。
朱:何ゆえお月様は可視光を放つのでしょう~。
月:そんな哲学の話をされても、
知らんわしか返しようがない件について。
【赤の他人を信じるハードルは高いからな】
黄:聖者も割と持ってるから、
免状みたいなところはあるんだよぉ。
月:免許皆伝の証を見せびらかすのはどうなんだ。
朱:ちょっと嫌味です~。
黄:無ければ説得力を帯びないと考えたら、
合理的なシステムと言えるんだよぉ。
【生け捕りにされる天使が出てきかねないのでは】
月:力の塊っぽさがあるから、武器にならんか。
朱:触っただけで火傷しそうです~。
メ:熱源を頭の上に置きたくない。
黄:冬場は助かるんだよぉ。
朱:応用して発電できないものかと、
考えたくなりますよね~。
現代社会では、電力こそ国力みたいなところがあります。足りないとやれることに制限が掛かって身動きできません。なので国策として重要になりますが、国民の大半はお金さえ出せば無尽蔵に使えると思ってる節がありますよね。
2026
失地王または欠地王と呼ばれる人物が居ます。12世紀末から13世紀初頭に掛けてイングランド王であったジョンの異名です。彼は1166年、プランタジネット朝の初代王であるヘンリー2世の末子として生を受けました。1189年、兄であるリチャード1世が王位を継ぎます。獅子心王の別名を持つほど勇猛な王様です。父母からフランス領を相続していて、フランス王フィリップ2世からすると疎ましい存在でした。第3回十字軍で一応は共闘するのもの、亀裂が決定的になります。そこでフィリップ2世はジョンの利用を思い付きました。元々兄弟仲は悪く、王位簒奪を名目としてリチャード1世の所領に攻め込みます。とはいえリチャード1世は二つ名通りの戦上手です。不在の隙に奪われた領土を、あれよあれよと取り返します。しかし戦傷が原因で亡くなり、子供も居なかったので結局ジョンが3代目として即位しました。この直後にジョンはフランス貴族の令嬢と再婚するのですが、いわゆる略奪婚です。相手方の訴えで裁判沙汰になってしまいます。ここでなんと出廷を拒否する暴挙に出ました。結果、事実上のイングランド領を没収する口実にされるのです。ジョンも抗戦を試みますが、能力と人望の欠如で成す術がありません。更に教会から破門されて味方が居なくなります。戦費を賄う為の重税で、領民から恨まれたりもしていました。そんな何一つ良い要素が無い状況で諸侯に詰められ、1215年マグナ・カルタに調印させられます。大雑把に言えば、王だろうと何でもかんでも好きに出来る訳ではないという決め事です。ジョンは強要させられたと反発して戦いに臨みますが、まもなく病死します。絵に描いたような暗愚ということで、イギリスでは最も嫌われている王様として有名です。他にジョンの名を持つ王が居ないのは、こやつのせいという通説すらあります。一方、そこまで酷くなかった見解もあるのだとか。リチャード1世の頃から財政は絶望的で、どうやっても覆せなかった説です。まあ、そこらは学者の領域で、我々は面白おかしく弄れれば何でも良いみたいなところがありますよね。
(・ω・) 戦争に弱いのが人気を得るのは難しいのもありそう
【でっかく第二部とか入れてくれたら許す】
則:最終回を所望する。
黄:わがままエンプレスなんだよぉ。
朱:近頃は区切りが良い所で終わらせて、
すぐさま続編も珍しくありませんから~。
黄:新章突入くらいのノリで巻数リセットは、
順番が分からなくなるから辞めて欲しいんだよぉ。
【現代はアレルギーやらもうるさい】
黄:急転直下の展開で押し切るのはあるんだよぉ。
朱:いきなりのシリアスで反応に困るやつです~。
黄:質がどうこうじゃなくて、求められてないんだよぉ。
則:鰻屋におむらいすは頼まぬわな。
朱:どれだけ美味しくてもモヤモヤが残るのは、
やむを得ないところですよね~。
【種全体で見ればこんな感じである】
朱:未練なく成仏が無難じゃないですか~。
黄:強欲の権化には無理なんだよぉ。
則:満ち足りるとは、成長を終えることじゃ。
朱:一種の怪物と言わざるを得ません~。
黄:人類の業を極限まで煮詰めると、
こういった人格になると思われるんだよぉ。
【充電中には違いないけど容量が桁外れ】
黄:ふらっと旅立って『いつか戻って来るさ』、
的なのも珍しくないんだよぉ。
朱:当たり障りが無いです~。
則:妾がここを出る時は、再び覇業を成す時じゃぞ。
朱:普通の方でしたら大言壮語なんですけど、
本当にやりかねないのはどうしたものでしょう~。
武則天は黄龍が生きてきた期間の半分くらい一緒に居るかのような雰囲気を出していますけど、実際は百年程度と極一部です。なので黄龍視点だと、気付いたら消えてるかもと少しは考えている気がします。上の方に書いてある通り、作風に合わんので作中では起こらんでしょうけどね。
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