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 つー訳で、トップ絵恒例、線画のお披露目です。
 作品自体には詳しくないので、そちらに関して触れることは特に無いのですが、美人女教師って、凄い単語ですよね。それだけで心動かされるものがあるって、文化学的に研究されてもいいんじゃないでしょうか。
 描いた-keighさんは、ふよんふよんな質感がお気に入りの模様。
 直接の関係は無いんですが、ヱヴァンゲリオン・破にマリさんって新キャラ出てくるじゃないですか。パイロット随一のグラマラスボディを誇る彼女を見て、私が一言。
『人類補完計画とは、豊胸手術のことだったんだよ! 綾波は失敗作な』
 と言ったら、-keighさんに、『お前、バカだろ』と言われました。

( ・ω・) あんなアイキャッチ切り取る奴に、言われたくないやい

「そ、そんな都合の良いものなんてあるの?
 それって、僕でも出来る――」
 そこまで口にしたところで、はっと一つのことに気付いた。
「そう、何故か勇者だけが使える雷撃呪文、ライデインだ」
 魔法使いと僧侶の両系統に属さない呪文は幾つかあるが、その中でもライデインは、その華々しさから勇者の象徴として扱われている。
「僕が、ライデインを――?」
 今までは僕は、魔法使い系統の攻撃呪文を主体として、それに次ぐ形で基本的な回復呪文を憶えてきた。逆に言えば、二つの系統から外れたものは意識してこなかった訳で、何だか真横から殴られたような、そんな意外な心持ちになってしまう。
「ま、出来るかどうかはてめぇ次第だ。当然、俺ぁ使えねぇから、自分で何とかしな」
 言って、手をヒラヒラさせてクレインは歩き去っていった。
 後に残された僕は呆然としたままシスを見詰めていた。だけど、間が持たなくなったのか、いつもの調子で口を開いてくる。
「何にしても御飯食べよー。お腹すいたまんまじゃ、頭も動かないでしょ」
「う、うん、そうだね」
 僕の当面の目標は、世界に散らばるオーブ、トウカ姉さんの解放手段、兄さんの行方を探しだすことだった。だけど旅人として一人前になりつつある今、僕自身の在り方についても考えなければならない時期に差し掛かっていると気付かされる。
 勇者とは一体、なんなのか。強くあることは必然として、その方向性と心の有り様はどうあれば良いのか。すぐさま答が出るものでは無いけれど、心にしっかり留めることとにして、とりあえずはシスを追って食堂に向かうことにした。

 

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