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2025

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 ドワーフと呼ばれる架空の種族が居ます。トールキン風ファンタジーの定番ですが、原典は北欧神話もしくは欧州の民間伝承です。一般的には人間より頭2、3個ほど身長が低く、がっしりとした体格をしています。洞穴など地下に居住し、酒を好む豪放磊落な性格です。鉱物の扱いに長けた職人気質で、鍛冶師として良く登場します。これは北欧神話の妖精、ドヴェルグが元ネタです。彼らは崇拝の対象となる、いわゆる神ではありません。しかしミョルニルやグングニルなど、伝説級の武具を作れる存在です。ドヴェルグは闇のエルフとも称され、日光を浴びると石になるほど邪悪な立ち位置でした。アレンジしていく内に薄れましたが、エルフとやたら険悪である要素は一部に残されています。近年ではダークエルフのポジションですけど、こちらはテーブルトークRPGで誕生したというのが通説です。なのでドワーフの派生と言えるのですが、私を含めてそう認識している方は少ないでしょう。かつては女性も髭面な設定だった為か、創作物のキャラクターは野郎ばかりでした。柔軟な解釈というか、ルッキズムの侵食に依って小柄で童顔な女ドワーフが珍しくなくなります。ダークエルフも美麗な敵役を望んだ結果に見える辺り、趣味嗜好がダダ漏れです。大本のドヴェルグは醜悪な顔付きとまで書かれているらしいので、なんやかんやでマイルドになっていくものなんでしょうけどね。

(・ω・) やっぱり画面映えは大事にしたいし

【三つ子だから順番なんて飾りだろ】
月:私も妹が居たらしっかりしてたのでは。
黄:意味が無い仮想なんだよぉ。
月:ちなみに姉はこれっぽっちも欲しくない。
黄:何の念押しなんだよぉ。
月:ここは強調しておかないと、
 人格に響く気がしてならんからな。


【子供だって父母は選べないんだよなぁ】
黄:弟ならどうなんだよぉ。
月:そっちも何となく嫌だ。
黄:親になっちゃいけないタイプなんだよぉ。
月:肉親は天が授けるものではある。
黄:理屈が分かってるからといって、
 理解できてるかは別の話なんだよぉ。


【誰しも色眼鏡を掛けて過ごしている】
月:歴史ってのは面白いもんで、
 近年は主観で語られ、やがて客観になる。
黄:生き証人が居るのはでかいんだよぉ。
月:個人の見解を総意とするのもどうだろう。
黄:意見の集合が民意ってやつではあるけど、
 正しく抽出するのは難しいんだよぉ。


【老化すると幼少期ばかり思い出すらしいけど】
月:史料も日記みたいなのが多いから、
 差し引いて見ないといかんのだが。
黄:やっぱ過去なんて曖昧なんだよぉ。
月:自分の経験すら薄れ掛けてるもんな。
黄:仮に何千年と生きる知的生命体が居ても、
 古い時代ほど話半分に聞くべきなんだよぉ。

 本編の記憶が混入しまくる外伝世界ですが、もしかしたらこんな人達で溢れてるのかも知れません。とはいえ我々が誤認識で済ませている既視感の類も、真実はこっちの可能性がありますよね。
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