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 ゲリラと呼ばれるものがあります。スペイン語で小戦争を意味するguerrillaをカタカナ語化したものです。本来は非正規の兵士に依る戦闘行為、ないしは部隊そのものを指します。類語に、イタリア語由来のパルチザンや、独裁や占領に抵抗する部分を強調したレジスタンスなどが挙げられます。転じて、と言っていいのかは曖昧ですが、日本ではテロリズムと同義で用いられることもあります。というか、何らかの目的で暴力を行使することをゲリラと称した時期があり、以降にテロリズムが浸透していったという経緯のようです。最終的に何処を目指していたのか良く分からないのですが、昭和中期に破壊活動を行う集団が居ました。彼らがこれをゲリラ闘争と自称したのがキッカケのようです。後に反社会的であるニュアンスを前面に押し出したテロリズムが取って代わりました。そんなこともあってか、現代ではゲリラライブやゲリラ豪雨といった、急襲だけを抽出した使い方が主流です。何にしても、人を動かすには大義名分が必要です。ゲリラが肯定される為には筆舌に尽くしがたい圧政とかが不可欠なのですが、そこら辺はもう後世が判断するレベルの話ですよね。

(・ω・) ゲリラとレジスタンスで印象が違うのは、創作のせいだと思う

【強固な独裁体制は滅びゆく前兆でもある】
月:王様ゲームってあるじゃございませんこと。
黄:クジで王様役を決めてその命令に服従しなければならない、
 パーティゲームの定番なんだよぉ。
月:そこまでの権力を持った王族は多くなかったのにな。
黄:学者ジョークとして笑える人は居るのかも知れないけど、
 一般層の大半はキョトンとするだけなんだよぉ。


【下から見上げると威張り散らしてるだけにしか思えないし】
月:むしろ家臣に気分良く働いてもらう為、
 あの手この手で機嫌を取る方がリアルと言える。
黄:当たりが当たりになってねーんだよぉ。
月:我が国の総理大臣を見ても分かる通り、
 押し付け合う罰ゲームみたいなところがあるだろ。
黄:とりあえず、遊びに現実を持ち込むやつが、
 碌でもないってことだけは理解したんだよぉ。


【全ての人が認め合う世界ってのもどうかと思う】
月:潜在能力は最強クラスという響きに憧れてるんだが。
黄:実社会で役に立たないポンコツが、
 才能だけはあると夢想するには良い設定なんだよぉ。
月:容赦ないな。
黄:承認欲求だけが肥大化する心根と、
 満たす手段が少ない世間のどちらが悪いという話なんだよぉ。


【学問の世界はふわっとした文言が許されないんだよ】
月:類語に、地頭は良いってのもある。
黄:自己申告制ってのがポイントなんだよぉ。
月:知能テストですら無い、完全なる主観だ。
黄:大学関係者としては、
 標準値と自身の評価値をどう測定したのかが気になるんだよぉ。
月:それを説明できるやつは、地頭なんて絶対に言い出さないがな。

 若者の間は、評価の対象として素質が重要視される部分があります。しかしそこを過ぎると何を成したかにシフトしていきます。そういう風に見ると、若年の天才が主人公に起用されがちというのは、理にかなっていると言えるんでしょうね。
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