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2024

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 俗にデゴイチと呼ばれる乗り物があります。D51形蒸気機関車の愛称です。日本に於ける蒸気機関車の代名詞的存在かと思われます。何ゆえこれほどの知名度を得たのかと言えば、第一に生産台数が挙げられます。世界恐慌の傷も癒えつつあった1930年代半ば、輸送力を強化する為に新型鉄道車両の開発が求められました。電車が広範囲で稼働するほどに電力網は行き渡っておらず、必然的に蒸気機関車の発展型が選択されます。その中で産声を上げたデゴイチは傑作と言える完成度で、終戦までに千台以上が生産されました。その後も30年近く働き続け、1970年代に事実上の引退をします。現代でも博物館に飾られていたり、記念で走らせることがあり、愛され具合が伺えます。さりげに後継機としてD52形があったりします。D51の製造が開始された1936年には企画されていたのですが、御存知の通り戦争に足を踏み入れる時代です。大型化で大量の貨物を運べるよう設計されたものの、資材や工期の不足で能力を発揮することが出来ませんでした。結果、失敗作の様な扱いを受けて歴史の狭間に埋もれてしまいます。後に一部車両がC62形やD62形に転用されたのは、せめてもの救いと言えるでしょうか。この視点で考えると泥沼の末に新型機を量産して戦局を変えるSF戦記は、中々にぶっ飛んだ設定の気がしてきました。

(・ω・) そうしないと盛り上がらんじゃろがいって意見は正しい

【それこそが人の本質と主張】
マ:警察に呼び出し食らったわ。
玄:とうとうここも閉所ですか。
  今までお世話になりました。
マ:なんで最悪の結論やねん。
玄:惜しまれる内に辞めるのが華と聞きます。
マ:若いもんらしい潔さやけど、
 世の中は見苦しい連中で溢れてるねんで。


【もうこっちが推理すれば良いのでは】
マ:ちょい知恵を貸してくれゆわれただけや。
玄:見栄を張ってますよね。
マ:助手に信頼されてへん探偵ってどうなん。
玄:交通事故の目撃証言でも、そう表現可能です。
マ:見透かされとる。
玄:そろそろパターンを読める程度の付き合いですから。


【八方丸く収めるのは難しい仕事よね】
マ:しかし礼儀正しい連中やったわ。
玄:粗雑に扱われたいんですか。
マ:敵役として物足りんやないかい。
玄:常に対立相手を探している節があります。
マ:フリーの探偵なんてカッコつけとるけど、
 やり込めるのがおらんと成り立たんからな。


【ゼロで無い限り思考し続けるという意味では似てる】
マ:ああいうのが裏でえげつないねん。
玄:優しくしてもらったのに偏見で勘繰るとか、
 どちらが人として間違っているのでしょう。
マ:全てを疑うんは職業病やし、しゃーないわ。
玄:宇宙創生が五秒前であることは否定できないと、
 主張する哲学者みたいな捻くれっぷりです。

 ミステリ世界の警察は、舞台装置的な側面が強いので能力が安定しません。アホみたいな見逃しで犯人を間違えたかと思えば、公僕にあるまじき完璧な連携で追い詰めたりもします。探偵は高水準でないと読者が納得しないので、調整弁を担わされた悲しき立場なのかも知れません。
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