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 阿修羅と呼ばれる神格が居ます。仏教の重鎮で、修羅と略されることも少なくありません。元は古代インド神話のアスラで、習合してこの名になりました。三面六臂、つまり3つの顔に6本の腕を持っているという解釈が一般的です。これは何人分もの力を持っていることを表現したとされています。若い頃の阿修羅は正義扱いの帝釈天と死闘を繰り広げていて悪神ポジションでした。この地を修羅場と称するのですが、激しい戦場やギスギスしている様の語源でもあります。そのあと仏教に帰依し、修羅界の王としての面が強くなります。六道の一つで、争い続ける宿命を背負わされた世界です。この頃には少し丸くなっていたようですが、戦闘能力を買われての役職なのでしょう。現代でも阿修羅のような形相といったらメチャクチャ怖い怒り顔なんですから、言うほど成熟しただろうかという疑問は残りますけど。全身闘争人間が集まるような場所ですし、強面でないとやってけないってだけの話なんですかね。

(・ω・) マウント合戦が好きな人も割り振られそうな道だ

【崇めても大したメリットが無さそうだし】
マ:入信って、見返りを求めてするもんやん。
黄:随分と偏った見解なんだよぉ。
月:まー、即物的な御利益や心の救済が無ければ、
 ここまで流行ってないのは事実だ。
朱:極めて少ない信者しか居ない月読さんが言うと、
 負け惜しみに聞こえてなりません~。


【勘繰りすぎて真意を読むのが大変だ】
マ:せやけど、どれかに傾倒するんもリスクが高いで。
  没落したら共倒れやさかいな。
朱:これって信仰の純度を下げようとしてませんか~。
月:一点集中だから凄い熱量だというのに。
黄:悪魔の提案なんてそれっぽいだけで、
 大抵は裏があるものなんだよぉ。


【人が人である限り終わらないんじゃなかろうか】
マ:そこで考えたんが色んなんを混ぜ合わせた御守りや。
  所属に拘るなんて、ボーダーレスの時代に合わへん。
月:いいとこ取りはしたいよな。
朱:戒律は緩く、恩恵は最大が理想です~。
黄:こういった俗物が無尽蔵に湧くから、
 悪魔の仕事が絶えないとも言えるんだよぉ。


【目玉をスカウトできるかが鍵になる】
黄:とはいえ黄龍を端っこに絡めて貰えれば、
 知ってもらう機会に成り得るんだよぉ。
月:人気雑誌の片隅で細々と続いてる連載理論か。
朱:乗り気なのは意外ですね~。
マ:こないして埋もれた実力者を集めれば、
 相当なパワーを秘める可能性があるでな。

 考えてみれば信仰なんてスポーツみたいなもので、一つに専念する必然性はありません。複数を掛け持ちして良いはずなんですが、あんまし聞かないのは何故でしょう。或いは人間的に信用できないからと思うかも知れません。しかし大抵の宗教は幾つもの思想を混ぜ合わせていて、完全なオリジナルなんて存在しないんですよね。
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