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 さて、あと数える程の時が流れると、2010年な訳ですが、マジかよ。2010年代なんて、SFの世界じゃねーか。ミニドラSOSは2011年だし、エヴァも2014年だろうが。バックトゥザフューチャーの未来編も、そんなもんだった様な。
 空飛ぶ車も、メイドロボも、クローン人間もそこらに居ないこの時代を、2010年なんて認めて良いんですか、皆さん。

( ・ω・) 何で最後、みのもんた風になってるのかは、私にも良く分からない

「その上で、アレク殿の魔法使いとしての技量は中々のものじゃ。レベルで言うと、ちょうど二十といったところかの。これならば、他の職に就くと言われても、太鼓判を押せるわい」
「とりあえず、その予定は無いですけどね」
 あれ? 僕は戦士、魔法使いの順で言ったはずなのに、何で魔法使い査定を先に言われたの?
「そして戦士じゃが……おまけして七といったところじゃな」
「……」
 現実って、いつだって非情なものだよね。
「ちなみに、ですが。これを勇者に換算すると幾らくらいになるんでしょう?」
 人間って、どうしてこうも、怖いもの見たさの感情が消えないんだろうか。
「本当に、聞きたいのじゃな?」
「ど、どういう意味ですか?」
 あれ、何でこんなに、心臓がバクバク言ってるんだろう。
「後悔しても、儂は知らんぞ」
「も、問題無いですって」
 大丈夫、大丈夫。戦士が七でも、魔法使いが二十あるんだから、大体、その間くらいには――。
「三、くらいじゃのぉ」
「……」
 結論。世の中には、知らなくて良い現実が、相当に多くあるんだね。
「勇者査定は厳しいと言ったじゃろう。御主の様に能力が不均衡な者は、どうしても高くは付けられんのじゃよ。
 じゃが、魔法使いとしては間違いなく一人前じゃから、旅を続ける上で、それ程に不都合は無いじゃろうて」
 正直なところ、ここのところ、剣の修業に重点を置いて頑張ってきたのに、何でこんなことになってるのかなぁ。
「まあ、折角なんで、シスとアクアさん――後ろの二人もやってって下さい」
「ふっ、儂を甘くみるなよ。先程の、ダーマ・スキャァニィングで三人纏めて診断済みじゃ」
 あれ、結局、最初に職業を選ぶ意味って無くなってない?

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