2025
蟇蛙と呼ばれる動物が居ます。読みはヒキガエルです。ガマガエル、イボガエルなどの異称も存在します。虫を舌で引き寄せて食べることから名付けられたとされる両生類の一種です。日本ではニホンヒキガエルとアズマヒキガエルの二種に大別されます。生息域は概ね前者が西日本、後者が東日本です。但し一部で交雑が進んでいて、境界線が曖昧になってきています。他にも外来種であるオオヒキガエルが幾つかの離島で勢力を広げていて、問題になっているとのことです。大型で鈍重な為、その気になれば捕まえるのは容易でしょう。しかし軽々に触れてはいけません。耳の後ろや背中のイボから毒が出ているからです。ブフォトキシンと呼称される神経毒で、心筋を強く収縮させます。言い換えると強心作用があるので、蟾酥(センソ)の名で薬としても扱われてきました。またガマの油も有名です。切り傷系に有効とされる軟膏で、行商人が小気味良く口上を述べて売り込みました。実際に蟾酥が使われていたかは曖昧ですが、触れ込みとしてはそういうことになっています。ヒキガエルは見た目のインパクトから醜悪の代名詞として扱われてきました。根拠になっていませんが、原料にしたら効きそうというのは分からんでもありません。思い込みが金になるのは、昔から変わらないのかも知れませんね。
(・ω・) 現代では医薬品メーカーしか使えない
【上司の前で言える胆力に乾杯】
茜:古今東西、類を見ない徳を積みたいんだけど。
麗:今からですか。
千:出立点が地の底なんじゃ。
茜:だからこそやり甲斐があるとも言える。
麗:撤回される前提の発言に思えるので、
上っ面だけ付き合うのが正しいのでしょう。
【言葉だけは立派なもんである】
千:具体的に何をすれば善行になるか分からない。
茜:ちょっと優しくなるだけで違うよ。
麗:砂粒で大仏を建立する様な遠大さです。
千:人の寿命なんて、長くて百年なのに。
茜:例え現世で成し得なくても、
誰かが夢を継いでくれれば良いんだよ。
【公権力と融合したら碌なことにならん】
千:好みとしては、一発大逆転だなぁ。
麗:現世の人々全てを救うくらいしませんと。
茜:救済ってなんだろう。
千:あ、面倒な雰囲気になってきた。
麗:そこら辺は宗教家にお任せして、
私達は武家の本分を全うすべきです。
【影響力がでかいのは間違いない】
茜:家族を養うのが良い家主、地域なら領主、
一国なら国主、じゃあ全人民ならどうなるの。
千:とても個人が成す仕事とは思えない。
麗:後の世で神として伝えられるでしょうね。
茜:伴天連の祖がそんな感じじゃなかったっけ。
千:あれはあれで争いの種を蒔いてるから、
功罪どっちが上か何とも言えないと思う。
徳という概念は、洋の東西を問わず世界中に存在します。善い行いをすれば立派な人間になれるとしておけば、秩序を保つ一助になるからでしょう。コスいことばかり考えていると人間が小さくなる一方なので、社会の為だけという訳でもないんですけどね。
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2025
林檎飴と呼ばれる菓子があります。生の林檎をシロップなどでコーティングし、持ち手を付けた甘味の総称です。日本では縁日の定番と認識されています。起源は、解釈次第です。林檎自体の歴史は極めて長く、少なくても8000年前には食べられていました。昔は品種改良が進んでいなかったので、砂糖などを加えて補ったこともあったでしょう。こういった甘露煮の類を源流とするなら、何処まで遡れるか分かりません。現代に繋がる商品としては、アメリカのウィリアムW・コルブ氏が1908年に開発したとされています。当初はクリスマス用のシナモンキャンディと合わせたものでした。それが日本に入ってきて、アレンジの後に定着したというのが一説です。近年はフレーバーやトッピングが多彩になり、無限の広がりを見せています。特に色を自在に変化させられる部分が、SNSを好む層に受けているのだとか。考えてみればオーソドックスな赤い品は、見栄えの為に食紅が使われています。米国での元祖も、ハレの日向けに作られた一種の御馳走です。豪奢では無いものの、何故だか心躍らされるスイーツなのかも知れません。
(・ω・) 多分だけど、人生で一度として食ったことがない
【贅沢で骨抜きにさせるのは基本戦術】
岬:逆に、天下無双の働き者になりますか。
綾:志だけで充分ですわ。
結:明らかに煙たがってる。
舞:やりたい放題できなくなるからな。
海:実権という甘露は人を歪ませるのだろう。
岬:任せきりは悪い気がしたんですけど、
様々な解釈があるものです。
【喋ってないと窒息する生態である】
舞:或いは、家事に目覚めた旦那を連想した。
海:満足気だけど、下手すぎて迷惑なやつ。
結:生兵法は実生活にも通じる。
岬:楽しげですね。
綾:こういった無駄話が息抜きになるんですから、
安上がりで助かりますの。
【一周して大人物に見えてくるのが恐ろしい】
綾:将は仕事を委ねるのも器量ですわよ。
海:細々と指示を出されたらやる気がなくなる。
結:ざっくり過ぎても困るがな。
舞:裁量についてはハッキリしてもらいたい。
岬:上に立つって大変なんだなと、
しみじみ感じ入る次第です。
【秘密兵器が活躍するケースはレアなのだ】
岬:一日全力を出したら精根尽き果てました。
結:働く体力も、怠けてると衰えるものだ。
綾:変に動かれると計算が狂いますわ。
海:非常時の予備戦力と考えていたが。
舞:もしかすると全くもって役に立たんのかも知れん。
楽器の練習は、一日サボると戻すのに三日掛かるなんて言います。無根拠とする方も多いですが、ブランクが長ければナマクラになるのは事実でしょう。年単位で社会から隔離されたニートが復帰するのにどれだけの時を要するのか、考えたくもありません。
2025
虎徹と呼ばれる刀工、もしくは刀剣があります。読みはコテツです。江戸時代初期の刀鍛冶、長曽祢興里が出家した際の入道名に由来します。後に後継者である興正が襲名するものの、特に興里を指す固有名詞です。興里は近江、または越前の甲冑師でした。しかし50歳くらいで江戸に出てきて刀を打ち始めるという異色の経歴です。刀は象徴や護身用として需要があったものの、泰平の世で鎧は誰も求めなくなった為とされています。武器は、実戦から遠ざかると実用性より見た目重視になっていくのが一般的です。江戸時代初頭もその傾向がありました。一方、武家の魂であり切れ味を求める声が少なくありませんでした。興里の作品はその点で優れていて、数える程しか居ない最上大業物に選出されます。抜群の知名度を誇る代償として、贋作の多さでも有名です。『虎徹を見たら偽物と思え』とさえ言われています。新選組局長近藤勇の愛用品としても知られていますが、現代では紛い物を掴まされたというのが通説です。実は名前自体、古鉄、虎徹、乕徹と変遷していて、コピー品対策で苦心していた様が伺えます。特許権、商標権、著作権などが曖昧な時代からやってるんですから、人のしょうもなさを体現していると言えるんですかね。
(・ω・) 見抜けん方にも問題があるという風潮
【君に悪者なんて無理だよという教訓展開】
公:逆に、史上最大の悪党を目指すか。
莉:それはそれで難しいんじゃ。
遊:虐殺系も描写が無いと評価されない業界だ。
公:心が病みかねないのはちょっと。
莉:この時点で向いてなさが漏れてるけど、
自身を見つめる良い機会だよね。
【結局は納得感が優先されてしまう】
遊:大体、悪人ってのは、
権力者の都合で盛られるもんだからなぁ。
莉:目立つ為に珍説を主張するのも居るし。
公:何事も伝え方が大事なのは変わらん。
遊:すぐさま情報が行き交う時代になろうと、
偏った見方で判断するやつは消えないはずだ。
【賊軍の定義そのものだからな】
公:まず、悪とは何かから始める。
遊:日ノ本では、皇家への反逆が最上級だぞ。
公:全ての大名を敵に回すのは御免被るわ。
莉:何なら許容するのさ。
遊:こうやって下方修正を繰り返して、
当初の目標を見失うのは珍しくない。
【天下人は無理でもそれなりの君主なら目指せる】
公:小悪党界の大物に、なってみせよう。
遊:良く分からない感じに落ち着いたな。
莉:算術に疎い客からボッタクるくらいの。
公:それは単なるペテン師だろうが。
遊:やっぱりお前に悪は務まらんと、
物足りないような安心したような心持ちだ。
AIさんに歴史上で最も悪い人は誰ですかと聞いてみたところ、20世紀の社会主義国家、共産主義国家の元首が羅列されました。キルスコアだけで判断してると思われますが、重要な材料なのかも知れません。
2025
釈迦に説法という言い回しがあります。説法とは、仏教の教えです。釈迦に経とも言います。釈迦牟尼という開祖に対して教示する愚かしさの例えです。類語は多く、孔子に悟道、河童に水練、猿に木登り、極楽の入口で念仏を売る、などがあります。いずれもその道のプロに対して通ぶっても痛いだけの意です。また謙遜として有識者に対して使うこともあります。学会で良く聞く、『素人質問で恐縮ですが』の一種でしょう。とまあ、一見するともっともらしい物言いですが、正しい表現なのか考えてしまいます。たしかに半端者が知識をひけらかすのはキツい行為です。しかし賢者視点だと、自分には無い考え方ですから気付きを得られる可能性があります。もっとも半可通は固定観念に囚われがちで、聞き齧った知識を反芻するしか能が無いのかも知れませんけど。他にも釈迦は始まりの人ですが、後年に派生しまくった学派の全てを網羅しているとは思えません。お釈迦様なんだから知ってて当然だろとするのは神格化しすぎの気がします。屁理屈っぽくなりましたが、恥を掻きかねないという観点では正鵠な諺ですよね。
(・ω・) それでも辞められないのが愚者の業なのじゃ
【裏で何かしてそうと勘繰られてる】
玄:悪徳探偵を駆除しませんか。
マ:えらい正義感に溢れとるで。
玄:このままですと、うちも同類扱いかと。
マ:アホ言いなや。地域密着型で愛されとるがな。
玄:むしろ便利屋の実態が定着を始めていて、
探偵事務所の看板が胡散臭さを帯びているんです。
【印象操作してナンボの稼業だし】
玄:弱みに付け込む連中を告発して、
実直さをアピールしましょう。
マ:出来レース感があるんやけど。
玄:世間はプロレスで簡単に騙されます。
マ:普通の大人なら上から目線を嗜めるけど、
そういう考え方は大好きやねん。
【ある意味で最強の税金対策】
マ:ちゅうて悪貨は良貨ゆうしな。
公明正大なウチに迷惑かけるのは堪らんわ。
玄:その件に関しては、否定も肯定もしません。
マ:帳簿見てみぃ。こんな綺麗なんは滅多に無いで。
玄:零細すぎて悪さをする余地が無いと、
言ってしまうのは野暮なんでしょうか。
【いずれ纏めて出版されるかも知れない】
マ:たしかに知られたくない部分を晒して、
金儲けの道具にするんが探偵や。
玄:表現一つで最低の職業になりました。
マ:そこで堕ちんと光の道を歩むんが、
モラルゆうもんちゃうかいな。
玄:どの口が言うんだ語録を、
平然と増やしていく所がありますよね。
一般的には心にも無いことほどペラペラ喋れるとされていますが、マモンの場合はどうなんでしょう。個人的には虚実が入り混じった発言を延々と出来る、真の嘘つきな気がしています。正確にはそれっぽいことを口にして真偽は後回しなんでしょうが、結果として煙幕になれば良いのです。
2025
野箆坊と表記し、ノッペラボウと読む妖怪が居ます。人型ですが、目や鼻など顔面の器官が無い怪異です。語源はのっぺりという、平らな様を表す方言とされています。ちなみに箆は、調理器具のヘラです。形状から平べったい存在全般に用いられます。魚類のヘラブナは、漢字で箆鮒と書くのが一例です。音と見た目が近いことから、字を当てたと推測されます。一般的に野箆坊は遠目、或いは後ろ姿なら人と大差ありません。なので近付いて顔を覗き込んだ際、驚く展開になりがちです。またそれっぽい目鼻立ちを作っておいて、急に消すパターンもあります。物理的な危害は加えてきませんが、市井に紛れた身近な物の怪です。全国的に伝承が残っていて、正体は良く分かっていません。有名なのはキツネやタヌキといった、化かす獣です。中国の怪談が源流とも言われています。仮に出会ってしまっても、慌てなくて大丈夫です。前述の通りからかうのが主目的なので、堂々としていましょう。シチュエーションが夜の山道や井戸の近くだったりするので、よほど肝が座ってないと難しいのかも知れませんけどね。
(・ω・) あいつら人間がビビる心理に詳しいな
【人の負を覗きたいやつが言うセリフではない】
マ:金儲けしたいのは探偵にならんから、
清廉潔白な仕事や思うねん。
玄:珍説ですね。
マ:一刀両断かい。
玄:むしろ金銭に拘らなくても実直とは限らない、
反例として挙げたいくらいですから。
【理解を超えた呪いが降りかかりそう】
玄:というか一流でも稼げないんですか。
マ:それは定義論になるで。
手にした情報で悪さしたりするんを、
探偵と認めたくないやん。
玄:高額報酬とかありそうですけど。
マ:旧家の依頼でも舞い込んでくればええけど、
逆に怖うて貰うの躊躇うわ。
【構造的に不可能なんじゃないかしら】
マ:探偵は警察とちごて現実主義やから、
どないな手段をつこてでも謎解きするんや。
玄:単に法令遵守の精神が欠けているだけでは。
マ:連中が守てるみたいな言い草やな。
玄:取り締まる側がやりたい放題なのは、
歴史の何処を切り取っても珍しくないです。
【社会的損失はプライスレス】
玄:精神攻撃で動揺させて、
失言を誘発するのは聞きますが。
マ:トリックの解明より、
人間心理が重要な時もあるで。
玄:能力の使い方を間違ってる気がします。
マ:他の業界で成功できるやろって人材が、
敢えて探偵の世界に足を踏み入れるんや。
探偵が秩序と混沌、どちら側の存在かと言われたらおそらく後者でしょう。謎を解き明かしていますが、基本的には無法者なので。警察が全て網羅できる訳ではないので、グレーな連中が必要とも言えますかね。