福笑いと呼ばれる遊戯があります。まず、のっぺらぼうの顔と、目、鼻、口、眉、などのパーツが描かれた紙を用意します。これらを目隠しした状態で組み合わせていき、どれだけ違和感の無い顔面に仕上げるかを楽しむものです。仮にトンデモな出来であっても笑って済ませられる、典型的パーティゲームです。主におかめとひょっとこが用いられ、縁起が良いことから長らく正月の定番でした。起源はハッキリしませんが、江戸時代中期から後期には誕生していたとされています。全国に広まったのは明治時代で、昭和後期くらいまで人気がありました。この頃になると版権キャラクターが多くなっていきます。現代でも幼児向けに続いているようですが、年明けのお約束という雰囲気は薄れました。考えてみれば顔の具合を笑いの種にするのは問題ありな気もしますが、デフォルメだから許されてる感じなんですかね。実在の有名人を使ってSNSに上げたら炎上するでしょうし、匙加減が難しい遊びなのかも知れません。 (・ω・) 或いは容姿なんて紙一重という教訓が籠められてるのか 【何もせずに資源が湧いてくると思うなよ】 朱:そういえば黄龍さんは土地持ちですよね~。 黄:広さだけはあるけど、評価額は怪しいんだよぉ。 白:タダで譲ってくれると言われても、 管理責任が生じるから躊躇うのはたしか。 窮:今みたいに好き勝手できるのが一番だよね。 朱:話を聞いてるだけですが、 漁業権が存在する理由を理解してしまいました~。 【まず黄龍クラスじゃないと取り殺されるんじゃ】 黄:それ以前に誰かが亡くなったどころじゃない、 究極のいわく付きなんだよぉ。 朱:悪霊が確定で付属するのは足元を見られます~。 白:そういうのが好きなのも居そうじゃない。 黄:需要がピンポイントでも高価格になることはあるけど、 限度ってものがあるんだよぉ。 【絶妙に持ち上げてない言い回しが好きだよね】 黄:金持ちが幸せになれるかは気構え次第だけど 貧しいせいで不幸なことはあるから稼ぐべきなんだよぉ。 朱:それが目的になってはいけないんですね~。 白:富豪の発言なら嫌味だけど、黄龍くらいだと丁度いい。 朱:実際にそうであるかは解釈が割れますけど、 人生の達人っぽい雰囲気だけはあります~。 【本能要素が限りなくゼロに近い】 朱:もしも資産家になったとして、 使い道に困る自信が溢れて仕方ありません~。 白:残念な浪費をして成金って呼ばれないと。 黄:慣れてないとうまいこと散財できないんだよぉ。 白:経験して技術を会得する普通の行動なのに、 庶民にはそんな機会が無いというね。 日本人が大枚を叩く際、言われて嬉しい言葉は粋や気風が良いかと思われます。この内容は文化圏で異なり、例えばアメリカでは盛大に募金をすると英雄的に扱ってくれます。つまりコミュニティの雰囲気を理解していないと、下品な人になってしまうのです。社会的地位や人望が欲しいのであれば、金銭の使い方に気を配らないといけない訳ですね。 PR ウツボカズラと呼ばれる植物があります。ウツボカズラ属を総称したものです。主な生息域は東南アジアで、70種ほど存在します。何よりの特徴は、葉が変形した細長い袋に虫を誘い込んで餌とすることです。この為、食虫植物の代表である印象の方も多いでしょう。誘引方法は蜜の香りというシンプルなものです。内壁はツルツル、入口はネズミ返しのような構造で、更に溜まった液体は粘性を帯びていて行動の自由を奪います。一度入ってしまうと抜け出すのは困難で、ゆっくり溶かされてしまいます。この生態を獲得したのは、土壌に窒素が足りなくても補えるからです。なので観賞用として育てる際は、敢えて貧しい土にすることで捕食器官を増やす技法があるんだそうです。種と環境次第でビールジョッキ並のサイズになるので、時に小型の哺乳類や爬虫類なども餌食になります。蜜の対価に排泄物を頂戴する共生関係もあるそうです。それにしても植物が動物を食らうのは衝撃的で、食物連鎖は単純じゃないことを思い知らせてくれます。 (・ω・) 草食動物も、たまに肉を食べるらしいしな 【あの件も姫らしさ全開の打たれ弱さでしたね】 朱:天照さんは『御飯が無いならパスタをお食べなさい』 って言いそうですけど~。 天:朱雀さんの中で、私はどういう性格なんですか。 黄:金銭で苦労したことない箱入りなんだよぉ。 月:現実は穴蔵に籠もるんだから、とんだお笑い草だ。 【この能天気さだから借金を気にしてないとも言える】 天:通貨なんて人間が経済効率の為に作った幻想ですし。 朱:まるで神様みたいな物言いです~。 月:ツッコミ待ちか? 黄:微妙なところなんだよぉ。 天:浮世離れという観点では朱雀さんも良い勝負だと、 主張したいんですけど。 【追い出し部屋に負けないサラリーマンっぽさがある】 朱:同じお嬢様でも、月読さんは野良の逞しさがあります~。 月:褒めてねぇな、これ。 黄:弾みで追放されても、楽しくやっていきそうなんだよぉ。 月:限界まで今の立場にしがみつくがな。 朱:こんな感じで自分が恵まれているということを、 天照さんは理解してない節があるんですよね~。 【保護者の伊邪那岐が責任を放棄したせいじゃないかな】 天:月読と一緒に市井で暮らすというのも憧れます。 黄:自ら追い打ちを掛けるんだよぉ。 月:世間の荒波を知らぬ愚か者め。 朱:その点は月読さんも同類ですけど~。 黄:なんやかんや似たもの姉妹なのは微笑ましいけど、 同時に果てしなく面倒くさくもあるんだよぉ。 日本神話の神様は生まれた時に大体の格が決まってるっぽいです。なのでとりあえず見合った役職を与えて経験を積ませる手法がまかり通っているのでしょう。天照と須佐之男が未熟なエピソードで溢れているのはそういった理由なんですかね。月読に関しては逸話自体が稀少なので、成熟度に関して何とも言えません。 飯盒と呼ばれる調理器具があります。ハンゴウと読みます。煮炊きをする為の容器で、携行型かつ金属製のものを指すことが多い単語です。日本の場合は米を炊くのが主な用途なので、飯の字を冠しました。ちなみに盒は蓋付きの器を意味します。原型は軍用のメスティンとされていますが、鉄だと重量が嵩んで不便です。19世紀後半、アルミニウムが量産されるようになって使いやすくなりました。そして第二次世界大戦後に戦地帰りの人々が流用し、定着したとされています。現代では登山やキャンプのお供として活躍しているのは御存知の通りです。飯盒で欠かせないのは、火に掛けて料理することを何と呼ぶかです。元来は炊爨(スイサン)でした。爨とは竈や飯炊きの意です。一方で飯盒炊飯とする人も居ます。誤りではあるのですが、爨を日常で使用するかと言われたら怪しい訳でして。長い目で見たら漢字や音が入れ替わるなんて珍しくないので、その一つとも考えられます。しかし世の中には細かく指摘する方が存在するのも事実なので、面倒事が嫌なら素直に炊爨を使いましょう。 (・ω・) こっちはこっちで、謎の言葉扱いされるかもだけど 【あれは朱雀と別の意味で特異生命体だから】 朱:白虎さんの御両親は傭兵の長でしたよね~。 白:そこそこの資金が無いと出来ないはず。 黄:ネコ科に運営が出来るか疑ってるんだよぉ。 白:凄い偏見が。 黄:どう考えても銭勘定が天敵なんだけど、 朱雀の白毛玉は得意だから分からなくなるんだよぉ。 【多少なら毒を入れられても平気だろうし】 ヘ:報酬から給料と経費を差っ引くだけだろ。 朱:そういえば税金なんかと無縁でした~。 黄:山賊みたいな大雑把さなんだよぉ。 白:うちの親は食費が掛かるから予算を使い切ってそう。 朱:敵陣から現地調達する、 古代の戦い方をしてても驚きません~。 【悪神が経歴扱いされるかは微妙なところ】 朱:窮奇さんは、鰹節で契約したんでしたっけ~。 窮:待遇改善しないと辞めるよが脅しにならないから、 交渉しようがない。 黄:四神と比べて四凶は存在価値が低いんだよぉ。 窮:ロクに働かなくても肩書にはなるから、 諦めて就活の材料にしようかなって。 【人間でも先々を考えられない刹那主義者は居る】 窮:生活なんて出来るはずないから、黄龍の山で狩りしてる。 黄:生態系が壊滅しない程度にして欲しいんだよぉ。 朱:姉妹揃って財産と縁がありません~。 黄:これこそネコ科のあるべき姿なんだけど、 知能を持つ存在としてはどうかとも思うんだよぉ。 冬に備えて餌を蓄える動物は少なくないですが、ネコ科でやるのは聞いたことがありません。寒さ対策を兼ねて脂肪を増やすことはあるっぽいですけど、本能レベルで蓄財に興味が無いのでしょう。潔すぎて人類には真似できないなと、感心してしまうのですよ。 メイラード反応と呼ばれる現象があります。アミノ酸と糖がくっついてメラノイジンなどを生成する過程を総称したものです。メイラードは発見者であるルイ=カミーユ・マヤール氏の英語読みに由来します。分子名を重視して、アミノカルボニル反応とすることもあります。メラノイジンは茶褐色で、焦げが茶色である理由として知られています。一纏めにされますがアミノ酸と糖は多種類存在するので、特定の分子を指す単語ではありません。なんなら組み合わせが膨大なせいで全容が解明されていない分野です。パンを焼く、玉ねぎを炒めるといった加熱調理で合成されるのが有名です。他にも醤油や味噌に代表される発酵食品でも生み出されます。長期間熟成で褐色から黒色になることが多いのは、メラノイジンが増えるからです。黒糖、黒にんにく、黒酢と、日本人は微妙に黒い食べ物が好きですけど、伝統的な嗜好に裏打ちされているからかも知れませんね。 (・ω・) 古典的な和食が茶色いのはそういう理屈なのか 【最後に一人で買い物したのはいつなんだろう】 則:財の多寡を競っている内は小物じゃて。 朱:かつては大国を動かしてましたからね~。 黄:現状は単なる居候なんだよぉ。 白:小遣いとかあげてんの。 黄:逆に小銭の使い方を憶えてるのか、 怪しい水準で浮世離れしてるんだよぉ。 【ここまで来ると俗物から遠くなるのは興味深い】 白:皇帝って手に入らないものが無い状態だし、 金銭が意味を持たないのは分かるけど。 朱:権力が極まると富豪の上を行きます~。 則:高みを目指す意味が分かったかの。 黄:とはいえ今どれだけ財産があるかの話だから、 ランキング的には圏外なんだよぉ。 【地位を保持し続けられるかも含めて】 猫:まーご。 朱:『資産の大半を分散させてるから、 正確な額の把握は難しい』ですって~。 黄:近頃の小金持ちはこんな感じらしいんだよぉ。 白:自分の力が及ばないところで破産は嫌なのか。 黄:そういう風に考えると、 皇帝は全てが究極の自己責任なんだよぉ。 【観光立国でやっていけるだろうか】 猫:にゃおー。 朱:『俺は猫の世界で手一杯だから』だそうです~。 白:猫皇帝でも目指してんの。 黄:偉さがイマイチ分かんないんだよぉ。 朱:仮に独立でもしようものなら、 進んで国民になる方が続出しかねません~。 このドラ猫の最終目標は、猫の幸福度を上げることです。その為に必要であれば、帝位に就くことも検討するでしょう。とはいえ帝国の誕生と臣民の幸せに相関関係があるかは怪しいので、無い気がするんですよね。 ポロシャツと呼ばれる衣類があります。半袖、襟付きで首元に2、3個のボタンが付いたシャツという認識が一般的かと思われます。長袖やボタンが無いものを呼ぶこともあるので、重要なのは薄手のシンプルな作りで襟があるという点なのかも知れません。現代ではカジュアルな上着として定着しましたが、広まったキッカケの一つはポロで着用していたからです。名前もこれが由来になっています。ポロをざっくり言うと、馬に乗りながらホッケーをする競技です。原型は日本にも千年以上前に伝わっていて、打毬の名で細々と続いています。19世紀にイギリスが近代的な整備をして再輸出しました。当初はバラバラの服装で参加していたのですが、フランスのテニスプレイヤーが着ていた衣服を気に入って公式採用します。後にそのテニスプレイヤーがアパレルブランドを立ち上げ、ポロで使われたものを参考に改良を加えて目玉商品にしました。これがポロシャツの雛形です。なので海外ではテニスシャツと呼ぶことも少なくないのだとか。日本では低知名度なポロの名が浸透した理由は良く分かりません。スポーツウェア感が強いと日常使いされないから的な、商売上の作戦だったりするんですかね。 (・ω・) もはやポロシャツで一単語みたいなところはある 【生前は売れなかった画家じゃないんだから】 朱:金を与えてはいけない筆頭の先代玄武さんですが~。 亜:スポンサーを探しても手応えが渋い。 玄:危険視されて裏から手を回されているのでは。 黄:単純にプレゼン能力の問題だと思うんだよぉ。 朱:発明品が荒唐無稽過ぎて、 理解されないというのも良く言われてますよね~。 【流石に材料費の何倍かにはなるだろう】 亜:もしかして玄武を売り飛ばした資金を元手に、 自転車操業すれば効率良かったのかな。 玄:極悪非道な発言がありました。 黄:人格持ちの機械に人権を認めるかで、 感想が変わるんだよぉ。 亜:人形職人が日頃からやってる行動とも言える。 【前に二名しか居なくても代々と言い張る】 朱:かく言う玄武さんは、 給料の大半を売名に注ぎ込んでるんですっけ~。 玄:基本的に生活費は必要ありませんし。 亜:素晴らしい志だよねぇ。私は興味ないけど。 黄:一言余計なんだよぉ。 玄:言い換えれば、歴代の玄武すら諦めた難業に、 挑んでいるとも解釈できるんです。 【それ以前に断られるんじゃないかな】 黄:真武は稼げそうなのに、 巻き込まない微妙な良識があるんだよぉ。 亜:パズルみたいなもんで、誰かの手は借りたくない。 玄:黒い噂になりかねないのはちょっと。 朱:後ろめたいからとかじゃない辺りが、 実に御両人らしいです~。 そういや死後に評価される画家は少なからず居ますが、もう新作を生み出さないというのが理由の一つなんだそうです。つまり稀少性が確保されたので、投資の対象になる訳です。良いのかそれでと思わなくもありませんが、芸術に値段を付ける行為自体が不純なので詮索してはいけない気もします。 |
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