2025
ジャン=フランソワ・ミレーという人物が居ます。19世紀に活躍したフランス出身の画家です。後の世でバルビゾン派に分類されます。バルビゾン派とは風景や農村を自然のまま描く面々です。彼らが台頭する少し前は新古典主義が主流でした。これはギリシャ・ローマ時代をリスペクトする考え方です。良くも悪くも荘厳であった為、反動でもっと素朴な絵が描きたくなったのかも知れません。ミレーも若かりし頃は肖像画がメインだったものの、キャリアを重ねて農民画家の肩書が知れ渡ります。1857年、疎い方でも目にしたことがあるであろう『落穂拾い』を発表します。3人の女性が、こぼれ落ちた麦の粒を拾う構図です。一見すると牧歌的なようでいて、僅かな収穫も無駄に出来ない厳しい生活を切り取ったものとされています。当時のフランス上流階級は芸術を高貴な存在と考えていて、題材が下賤なミレーを過小評価しました。結果、社会主義的なメッセージを籠めているなどの誤った認識が蔓延し、本国では批判すらされます。一方、伝統に縛られないアメリカでは価値を認められます。フランスでも晩年に見直されるものの、当初は合衆国が多く所蔵していました。農耕民族である日本人とも親和性があるのか、高い人気を誇っています。山梨県立美術館は70点を保有し、世界有数のミレー美術館として有名です。絵画に限らず創作物は、背景なくして語ることは出来ません。作品だけを見てあーだこーだ言うのは片手落ちなのですが、どれほどの教養が必要になるって話ではあるんですよね。
(・ω・) 情報だけ詰め込むのも違うんだろうけど
【更に地域や年代で細分化される】
月:話の導入に使われる理系学者は多いが、
文系が稀少なのはどういうことだ。
黄:どんな転がし方するんだよぉ。
月:古文書を発見するとかあるだろ。
黄:それは考古学系じゃないと不自然で、
利便性がかなり落ちるんだよぉ。
【むしろ居た堪れなくなるから辞めてくれ】
月:世間は理学者が一通り修めてると思ってるよな。
黄:現代の学問は専門性が極まる一方なんだよぉ。
月:雑食の私が時代遅れみたいに。
黄:個性的と言い換えておくんだよぉ。
月:そうやって無理矢理に褒められるのは、
小学校の頃から変わってないなぁ。
【わざわざ人が入るサイズを特注したらしい】
月:大体の単語は頭に『血の』を付けることで、
物騒な歴史的事件っぽくなる説を提唱する。
黄:血の電子レンジとか良く分からないんだよぉ。
月:文明の機械化を拒む一団が、
反対派の粛清に電子レンジを使った惨劇だな。
黄:こじつけ力が試されるというか、
初手から何でもありなんだよぉ。
【不謹慎論者が噛み付きかねない案件だ】
黄:血のブラッディマリーとかどうなるんだよぉ。
月:あのカクテル自体がプロテスタントを惨殺した、
メアリー一世が元ネタな件。
黄:知りたくなかった豆知識なんだよぉ。
月:日常に潜む恐怖こそ、
我々を心から震え上がらせてくれるのである。
世界史には、ブラディサンデーと呼ばれる事件が幾つも登場します。一週間はいつだって7日なのに、やたらと日曜日だけ多いようです。休みだと悲劇性が強調されるからでしょうか。AIさんが言うにはキリスト教的に重要な日だからだそうですけど、本当かは分かりません。
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2025
贈与税と呼ばれる国税があります。文字通り、個人から財産を受け取った際に掛かる税金です。相続税と同じく、資産が一族間で継がれるのを抑制する名目で制定されています。順番としては、相続税が先です。1904年、日露戦争の戦費調達が目的で施行されました。しかし終結後も財政難のままで、結局1949年まで続くことになります。ここら辺は新たな憲法の下で税制を再構築している時代です。現代まで続く相続税はこの頃に形作られました。贈与税は同時期の新参で、生前に渡す節税への対抗策として設けられます。背景としては、財閥解体も一因です。軍国主義からの脱却と、富の独占に依る不公平を減らすのが主な趣旨でした。こちらに関しては、中途半端に終わったという見解が強いようですけど。相続税、贈与税は共に累進課税です。移動する額が大きいほど、率が上がります。やはり金持ちが金持ちで有り続けることを少しでも抑える為のものなのです。一方で、この手の税が無い海外に移住されたら意味がありません。そもそも税金対策が庶民よりうまいからこそ資産家な訳ですし。必要悪なのかは微妙なところですが、何か腹立つ徴収だなと感じるのは仕方ないと思うんですよね。
(・ω・) 蓄えずに使えやってのが国の本音ではある
【近所付き合いを大事にって観点なら分かる】
月:プリントを家に届けるって謎の風習、
今でも行われてる学校は少なくない。
黄:ネットで済むんだよぉ。
月:そもそも学生に一日を争う用件があるのか。
黄:もしや小中学校は古のシステムを保存する、
社会実験でもしてるのかと疑うんだよぉ。
【どうせ無くしたらそれまでだしな】
月:個人情報問題から連絡網は廃止されたらしい。
欠席もメールでオーケーとか。
黄:チグハグなんだよぉ。
月:片手落ちなのが実に役所的だ。
黄:紙は視認性や保存性で優れてるけど、
大層なことが書かれてる率は低いんだよぉ。
【そろそろ文化財に片足突っ込んでるかも】
黄:わら半紙は絶滅寸前と聞いてるんだよぉ。
月:あの安っぽさが懐かしい。
黄:今だと別に安価でも無いんだよぉ。
月:技術の進歩で消えるのかと思ったが、
別に失われたところで困ることは無いな。
【納得できるなら不便要素は何でも良い】
月:生徒がタブレットを使う時代なのになぁ。
黄:少しくらいアナログを残しておかないと、
凄さが分からないのかも知れないんだよぉ。
月:敢えて右腕だけで過ごして、
左腕に感謝するみたいなもんか。
黄:まあまあ珍妙な光景だけど、
考え方としては間違ってないんだよぉ。
学校ってのは不可思議空間で、世間とは違う時間の流れ方をしていると思うことがあります。実際に教師と生徒だけで話が進んで、保護者でさえ外的要素に過ぎないと言えるんですけど。ガラパゴス進化を遂げて異形の習わしが誕生するのは自明なのかも知れません。
2025
金団と呼ばれる和菓子があります。読みはキントンです。金飩、橘飩など別の表記もあります。甘いという共通項はあるものの、示す対象は様々です。最も認知されているのはおせち料理で良く見る一品でしょう。さつま芋、栗、いんげん豆などを味付けして、裏漉ししたものの総称です。また求肥、練り切りを団子状にし、そぼろ状の餡をまぶした甘味も指します。他には米団子に砂糖を詰めた品も範疇です。なので文脈なく登場すると、齟齬を引き起こすかも知れません。金団の字は、金色の塊を意味しています。めでたさが凝縮していることから、縁起物の側面を獲得した訳です。呼び名や元となる調理法は大陸からやってきたとされています。しかしアレンジや新機軸が重なって別物に派生し、言葉だけ残ったというのが通説です。なので元祖については解釈次第で、名乗ったもの勝ちの面は否定できません。豆類を使う際も工夫して黄色系統に仕上げるのが主流な辺り、金の部分が重要視されています。かつて装飾以外には役立たなかった黄金に何ゆえ惹かれるのか。心理学的に興味深いですよね。
(・ω・) 光沢がレアだったとかかしら
【責任者には絶対しちゃいけないタイプ】
長:メイドの性根を叩き直す、
更生施設に放り込もうか悩んでるんだけど。
芽:残念なメイドも居たものだ。
長:どう考えてもあんたでしょうが。
芽:例え明言されようと現実は見ない、
それもまた処世術なんじゃないかな。
【寝てる間に箱詰めされかねない】
芽:突拍子もない特訓をさせられて、
新たな必殺技が身に付きそう。
長:少年マンガ的な場所じゃないから。
芽:じゃあ行かない。
長:拒否権を発動できると思ってるのが、
危機感の無さを象徴してるわよね。
【新兵ならまだしも掃き溜めはどうだろう】
芽:逆に考えよう。
私みたいなのが大量に寄り集まったら、
教官の内臓がボロボロになるのでは。
長:個人的にはやりたくないわ。
芽:ああいうのは歴戦の猛者が晩年にやるから、
将来の就職先に困らなくて良いじゃない。
【何処かで我に返って放り投げる気はしてる】
芽:本当に送られたら、同士を募って反逆する予定。
長:そこで頑張るなら働いた方がマシじゃ。
芽:誰しも自尊心は死に物狂いで守るべき。
長:言葉だけは立派なんだけどねぇ。
芽:自分でも基準がおかしいと感じるけど、
きっとこれが私の本質なのだ。
監禁して訓練すると言えば、タイガーマスクの『虎の穴』が挙げられます。日本の創作物に於ける元祖かは分かりませんが、代名詞的存在です。近年は専門学校のような組織も多いですが、子孫と呼べるのかも知れませんね。
2025
アッピア街道と呼ばれる道があります。紀元前312年、ローマのアッピウス・クラウディウス・カエクスの要請で建設が開始された道路に付けられた名前です。後に大帝国となるローマですが、一因は国中を網羅した交通にあります。軍隊が素早く移動することで、速やかに軍事行動を行えるのです。また副産物として物流も大きく改善しました。アッピア街道はローマ街道で括られる動脈の、最初の一本です。功績を讃えて、提唱者である氏の名が冠せられました。幾度となく補修はされてきたものの現存していて、世界遺産に登録されています。構造は、現代と比較しても遅れを取りません。まず幅4メートル程、深さ1.5メートルから2メートルくらいの穴を掘るのが始まりです。底に砂利、石、瓦礫などを重ね、ローマ式コンクリートで固めます。その上に石畳を敷き詰めれば完成です。路面は中央がやや盛り上がっていて、雨が降っても排水される仕組みになっています。この作りは地球二周分と言われるローマ街道全体に踏襲されました。後世では極めて高い評価を得ているものの、当時は元老院が猛反対したと伝えられています。コストパフォーマンスが悪いと判断したからです。現代人の視点でさえ、掛かる人的、経済的負担を考えると躊躇してしまいます。偉人は何千年も未来の価値観で世を見ていると言えますね。
(・ω・) 5年後も想像できない政治家だらけの現実が辛い
【寄生虫だって必死に生きてるんですよ】
芽:本気を出せば凄いと自認する人は、
精神的な逃げ道を用意してるに過ぎない。
長:自分に対して言い訳できないものね。
芽:その点、私は才能を過信しない。
長:最低限の能力すら誇示しないのを、
世間はお荷物と評するのよ。
【伝聞なのが地味に重いな】
芽:力を示さないと居場所が無いのは、
真の信頼関係と言えるだろうか。
長:職場ならそれで充分なんだけど。
芽:アットホームさが足りない。
長:家族であっても役割が皆無だと、
孤立感を覚えるものらしいわよ。
【小悪党など世に溢れているのだ】
芽:メイドが闇落ちしたらどうなるのだろう。
長:御主人様の食事に嫌がらせするとか。
芽:やることが小さい。
長:生活密着型の仕事だし。
芽:社会を揺るがす大事件を起こさずして、
黒く染まるとは言い難い。
【メイドって一体なんなんだろうね】
長:私の技能をフル活用すれば色々できるけど。
芽:メイド成分が吹っ飛ぶ件。
長:メイド裏工作、メイド天誅、メイド究極神みたいに、
頭に付けときゃ良いんじゃない。
芽:まさかメイド長に対して、
『メイドを舐めるな』と口走りたくなる日が来るとは。
隔年でメイドについて考えるのですが、回を重ねるごとに分からなくなっていってる気すらします。大体は、この二人がまともじゃないせいなんでしょう。オーソドックスから外さないとキャラクターの面白味は出ませんが、こいつらはどうなんだと自問自答の日々です。
2025
ミルワームと呼ばれる虫が居ます。ゴミムシダマシ科に所属する甲虫の幼虫を総称したものです。養殖が容易で季節を問わないことから、ペットフードや釣りの生き餌などで利用されています。ゴミムシダマシ科は世界に約16000種、日本だけでも300種ほど居る巨大なグループです。その一部が人間社会に侵入し、貯蔵穀物を食い荒らしました。なので害虫として扱われます。言い換えると人の環境に適応した種であるからこそ、意図的に繁殖させる難易度が低いのです。餌としては、爬虫類に良く与えます。うねうね動くのが本能を刺激するのか、食い付きが違うとのことです。一方で脂肪分が多い為、主食として食べさせすぎると肥満になる問題が存在します。利点は、自力で増やすのが簡単なことでしょう。小さなケースさえあれば、後は米ぬか、ふすま、野菜くずといった安価な食材で飼育できます。もちろん苦手な方にはしんどいんですけど、ペット愛があれば耐えられるに違いありません。またプラスチックを分解する機能の持ち主としても知られています。環境汚染対策として期待が掛かり、実用化間近とのことです。人間が口にしても害は無いとされているものの、何の細菌が付いているか分からないので生食は向いていません。栄養価が高く味もマイルドなことから、昆虫食の定番なのだとか。常々、原型を留めないくらい加工してくれれば抵抗感も少ないだろうにと思っているのですが、何故だか連中はそのまま食べさせようとするのですよ。
(・ω・) 小エビも似たようなもんだろと言われたら困るけど
【今までサボった分を取り返してるだけでは】
芽:虐げられてるダメメイドが、
伝説の清掃道具で覚醒するのはどうだろう。
長:需要が限定的すぎる設定ね。
芽:痛快逆転劇なのに。
長:それでやることは掃除って、
復讐になってない気がするんだけど。
【地上を更地にするまで止まらない】
芽:ちゃんと変身機能も備わってる。
長:汚れてもいい服に着替えただけじゃ。
芽:異物を弾くマジカルコーティング付き。
長:なんて無駄な技術力。
芽:家があるから片付けなければならないと、
気付いてしまうのがオチなのだろう。
【言うほど社会人生活してるだろうか】
芽:酒は飲まないけど、肴は好き。
長:おおよそ若い女の子らしくない。
芽:カテゴリで決め付けるのは加齢の証。
長:そっくりそのまま返してあげるわ。
芽:誰しも俗世に塗れ続けることで、
偏見を獲得してしまうという話。
【だから人類は大して成長しない】
芽:濃厚な旨味と塩気が後を引く。
長:年取ってから食生活を悔いるやつね。
芽:未来の私が何とかしてくれる。
長:ならないのが現実なのよ。
芽:年長者の説教は含蓄があるけど、
若者が価値を見出さないのも世の理。
メイドという本来は地味な存在が、別の顔で活躍する筋書きは王道と言えるでしょう。二十年くらい前の、メイドが跳梁跋扈していた時代に大量発生していた気もします。近頃はメイドに専念すべきという空気なので、見かける頻度は減りましたけどね。