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2010

0120

 そういや、何かすげー気になってたことがあったんですが、思い出しました。ゆくゆくは総理になろうと思って小沢に媚び擦り寄った田中真紀子元外相、これからどうすんの?

( ・ω・) 彼女が媚びたら、逆セクハラとか言うな!

「ヒャヒャヒャ、宝じゃ、宝じゃ、お宝じゃ。
 これを全てダーマ神殿に納めれば、七大老筆頭の地位も夢じゃないぞい」
 ダメだ、完全に欲に飲み込まれてる。役に立ちそうもないや。
「昔の賢者は言いました。
 『メラで焼肉。ギラでロースト。イオでミンチ肉。バギでスライス。ヒャドで長期保存。嗚呼、魔法とは何と素晴らしいことか』と」
「肉ばっかりじゃねぇか!」
「僧侶じゃないし、節制する必要など無い」
「そういう問題じゃねぇ!」
「あれ、どこらへんから夫婦漫才に変わったの?」
「いやぁん、夫婦だなんて、そんな」
 シルビーさん、一瞬で頬を染められるとか器用だなぁ。
「こういう暗い世の中だし、色んなところで二人して笑いをとって回るのとか良いんじゃない? ほら、リオール君だと、逆に気分が落ち込みそうだし」
「成程。魔法使いが生業にならないのであれば、そういうのもありやも知れぬ」
「ねぇよ」
 一言でバッサリと切り捨てられた。
 笑いそのものには疎いかも知れないけど、クレインは、ことの本質を見極める能力は高いし、訓練次第では良い線行くと思うんだけどなぁ。本人のやる気は無視するとして。
「で、結局、何でここに来たかったの?」
「実は、私達の前の師の、更に師に当たる方の秘宝が、ここに保管されていると聞いたもので」
「吐くのかよ!」
「いや、何だか、はぐらかし続けても意味が無いかなって感じがして」
 そりゃ、まあ、ねぇ。
「んで、その宝ってのは何なんだ。物によっちゃ、縁切り銭代わりにくれてやる」
「それは、じっくり吟味した上で考える」
「あぁん! 今のもフカシか、クルァ!」
 三歩進んで五歩下がる。人生も、往々にしてこんなものなのかも知れないねぇ。

 

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2010

0119

 二週間程前に、『もしかして小沢切ったらむしろ支持率上がるんじゃね? でも、民主党の内部事情的に小沢は絶対切れないんだよな』と雑談していました。まさにその通りの流れになってる訳で、自分でもびっくり。しかし、一日1,2%の単位で支持率が削られている現状は、針のむしろでしょうなぁ。菅氏なんかは、『予算を通せば、支持率は上がるよ!』などと言ってますが、一般市民は、去年、編成が終わった時点で通ったも同然と思ってますからねぇ。

( ・ω・) ま、与党ならこの程度、困難とも言えないんだから、精々苦しみな

「やっぱ基本は本だよね」
 文字という発明は、人が死後も知識を継承出来るという意味で、歴史的に大きな分岐点だった。魔法や何かで映像を残すという手段が無い訳じゃないけど、期間は魔力依存だし、かなりの熟達した腕が無いと出来無い。その点、本というのは特別な才能を必要としない上、キチンとした保管をすれば数百年だって残すことが可能だ。
 ここにある本は、かの大賢者メロニーヤ様が集めていたものだ。稀少で高価だというのはともかくとして、何よりも魔法使いとしてタメになる情報が詰まっているに違いない。
「こういう時、アリアハン人っていうのがちょっと得だったりって思うよね」
 魔法の世界で本を書き記す場合、アリアハン語を使うというのが基本になっている。これは、かつてアリアハンが世界を統治していた頃の名残だ。世界が再び分断され、各地の言語が分化し始めてるけど、意思の疎通が困難になるという理由で、学術の世界では厳格な適用が求めらている。この道に入ったばかりの人は微妙なニュアンスとかで苦労するらしいけど、僕にとっては便利この上ない。幾らか文面が、固すぎるなぁって思わなくも無いけどね。
「ん、『イオ系魔法の威力を上げる方法』……?」
 何か、凄く実用的なタイトルが目に入ってパラパラと読んでみたんだけど――。
「一言で纏めると、『気合でどうにかしろ』って書いてあるんだけど、どうしよう」
 いや、言葉に出して文句を言わないと、やりきないことってあるじゃない。
「ひょっとして、結構、玉石混交だったりする訳?」
 うーわ。一つ一つ読んでくのは大変そうだし、ここはアダムスさん辺りに、貴重で役に立ちそうな本を聞こうかな。
 こういう時、知識は無くても、どういう訳か価値判断は得意なシスが居ないと不便だよね。 

 

2010

0118

 小沢氏の政治資金問題について、一部マスコミは検察の暴走という方向に持っていきたいようです。その論法の一つが、『検察の当事者が事情をリークするのは異常だ』というもの。
 んー? いや、検察からのリークが違法だというのはそりゃそうかも知れませんが、違法な手段で得た情報をソースにして記事を書いたり、テレビ報道してるってことは、マスコミサイドも同罪なのではないかと思ったりもします。結局、記事を書いた方も、『関係者筋からの情報』ってことで明かさないでしょうし、その論法は無理があるような。
 ってか、何処ぞの世論調査じゃ、八割くらいは、検察は適正だと思ってるみたいですし。ちなみに暴走だと思ってるのは7、8%くらいでしたかね。

( ・ω・) 要は、何であんなわかりづらい金の流れがあったか、洗いざらい吐けば良いだけじゃない

「僕もバラモスを倒す力を得る為に、人の道を外れないといけないかと思うと、気が滅入ってくるよ」
「てめぇは、端から充分に変人だろうが」
 えー。打倒バラモス連盟、最後の良心を自認してる僕に、何を言っちゃってるかなぁ。
「むむむ。この魔道書は、アリアハン統治時代のもの。失われた魔法体系を知る為の、重要な史料ではないか」
「こっちには、レア鉱物として名高いピュアミスリルがあるぞい。一欠片で黄金一抱えと交換出来る程の稀少さじゃ」
「てめぇら、ちったぁ大人しくしやがれ!」
 それはこの人選をした時点で無理な話だとは思うよ。じゃあ、誰だったら穏便に済んだかと言われると、僕の仲間二人が論外な時点で思い付かないんだけどさ。
「んでぇ、そっちの魔女っ子。結局、何が目的にここへ来やがった」
「うむ。魔女っ子という表現が気に入った。今後、そう名乗ってみることも検討してみる」
「下手な話の逸らし方してんじゃねぇよ」
 理力の杖を手に、クレインはズズイっとシルビーさんに詰め寄った。正直、何を企んでるかは僕も知りたいところだし、ここは様子見させて貰おうかな。
「実はメロニーヤ様のファンで、自宅を拝見出来ればな、って」
「ほぉ、だったらもう満足だな。真のファンなら、これ以上は迷惑になることくらいは分かるだろう?」
「いやいや、あっしなんぞは軽薄なもんでして、迷惑と分かっていてもやめるにやめられず――」
「再犯を繰り返す窃盗犯か何かか!」
 やれやれ、こりゃダメだ。しばらくは、はぐらかされて何も進まないね。
 折角だし、僕もちょっとそこらを調べてみようかな。

2010

0117

 何か鳩山総理が、つい調子に乗って、『小沢先生は検察と戦って下さい』と言っちゃったとか何とか。いや、あんたは民主党の代表だけど、同時に国民が選出した国会が選んだ行政の長でもあるねんで。これには、流石の民主党支持者も、多分、苦笑い。

( ・ω・) この発言は、ある意味のリトマス試験紙だったんだよ!

「宝じゃ、宝じゃ、ふいっひっひひ」
「アダムスさんって、本当にダーマの要人なんですか?」
 失礼とか何だとかいう以前に、素直に思っちゃったんだからしょうがないじゃない。
「お邪魔しまーす」
 誰が居るという訳でも無いのに、何とはなしに挨拶してしまう。
「あれ、意外と片付いてる」
「どんな状態を想定してやがった」
「クレインがこまめに掃除する性格だとは思えないじゃない」
 実際、シャンパーニの塔も、そんなにすっきり纏まってた訳じゃないし。
「舐めんなよ。たしかに俺と爺ぃは、掃除という言葉を口にするだけで寒気がするくらいに好きやしねぇ」
 だったら、メイドさんでも何でも、雇えば良いじゃない。世界に名を知られたメロニーヤ様なら、それくらいしても誰も怒らないよ。
「そこで俺らは考えた。物が散らかるのは何故か。それは必要なもんと、そうでないもんがゴチャ混ぜになってるからだ」
「はぁ」
「出た結論として、必要なもんには自然に所定の場所に戻る魔法を掛けた。こうすりゃ、多少、物が散逸してようと、そこらにあるもんは不必要なもんだけだからな。後はバギか何かで吹き飛ばして、燃やしちまえば良いって寸法さ」
「何でその努力ってか、労力を、日頃の掃除に回せないの?」
 こういう偏った人の考えることは、今一つ分からない。
「てめぇの尊敬する、メロニーヤの爺ぃの発案だぜ」
「うん、最近、ちょっと悟って来たから大丈夫。高い能力を持つ人って、大抵の場合、人格を犠牲にして、その領域にまで達したんだよね」
 トウカ姉さん、クレイン、トヨ様――ほら、僕の理論、間違ってないよね?

 

2010

0116

 小沢先生の周辺が何かと騒がしいですが、個人的な好悪を無しにして客観的に考えてみた。もう、潮時じゃないですかねぇ。いえ、金丸問題を切っ掛けに自民党を飛び出して17年。細川政権も誕生させた。更に今回、自民党を真の意味で下野もさせた。政治家小沢一郎の天命は、ここで終わったと思っても仕方が無いんじゃないでしょうか。やり残したことは幾らでもあるでしょうが、やりたいこと全部やって引退出来る政治家なんて、殆ど居ませんし。まあ、だからといって、それで簡単に権力の座からおりられるなら、政治家なんて楽なもんですが。
 ここでさくっと後継者に任せられないのが、小沢一郎という男。ってか、後継者なんてロクに育ててない印象ですが。財を残すは下、仕事を残すは中、人を残すを上とす、って言葉がありますが、このままじゃ下の下ですよねぇ。

( ・ω・) 腕力で権力に座った奴は、腕力で叩き落すしかないってのも現実ですけどね

「あのチビの方にしときゃ良かったか?」
「まあ、男四人で御家探索ってのも何だし、華だと思えば良いんじゃない?」
「ガキのくせに、こまっしゃくれたこと言いやがって」
 まあ、華と言っても、食虫植物辺りの珍種ではあるけどね。
「それじゃ、失礼して――」
 バチンっ!
 シルビーさんがドアノブに手を掛けた途端、弾けるような音がした。
「割と本気で、痛い」
「魔力結界、じゃの。それもかなり強力なものじゃ」
「たりめぇだろ。こんな物騒な時代、何処の世界に、施錠もしないで外出する阿呆が居やがる」
 クレインとメロニーヤ様のどちらも家の中に居ない場合、勝手に締まる仕組みになっているとも付け加えてくれた。
「さぁて、家も見せたことだし、そろそろ神殿に帰るとすらぁね」
 あぁ、まーたクレインの屁理屈が始まった。
「そんな詭弁が、通じるとでも?」
「チッ。本意じゃねぇことさせられてんだ。口先くらい抵抗させやがれってんだ」
 何て言うか、クレインって、何処までも精神年齢が残念だよね。
「ほらよ」
 クレインが杖でドアノブに触れると、そこを起点に家を包んでいた魔力が消えて行くのを視認出来た。
 へー、便利な仕掛けだなぁ。ノアニールで兄さんがやったみたいに、クレインの魔力に反応する仕組みなのかな。これを一般的な技術として広めれば盗賊の憂いは減るだろうし、良い商売になりそうだね。
「では、改めて失礼」
「その、コソ泥みたいな忍び足はやめやがれ!」
 言って、クレインは理力の杖でシルビーさんを叩こうとしたんだけど、直前で躱されてしまう。
「ふっ、甘いな。その攻撃は既に見切ってある」
 嗚呼、たった四人なのに、相変わらず話が進まないなぁ。

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