2026
失地王または欠地王と呼ばれる人物が居ます。12世紀末から13世紀初頭に掛けてイングランド王であったジョンの異名です。彼は1166年、プランタジネット朝の初代王であるヘンリー2世の末子として生を受けました。1189年、兄であるリチャード1世が王位を継ぎます。獅子心王の別名を持つほど勇猛な王様です。父母からフランス領を相続していて、フランス王フィリップ2世からすると疎ましい存在でした。第3回十字軍で一応は共闘するのもの、亀裂が決定的になります。そこでフィリップ2世はジョンの利用を思い付きました。元々兄弟仲は悪く、王位簒奪を名目としてリチャード1世の所領に攻め込みます。とはいえリチャード1世は二つ名通りの戦上手です。不在の隙に奪われた領土を、あれよあれよと取り返します。しかし戦傷が原因で亡くなり、子供も居なかったので結局ジョンが3代目として即位しました。この直後にジョンはフランス貴族の令嬢と再婚するのですが、いわゆる略奪婚です。相手方の訴えで裁判沙汰になってしまいます。ここでなんと出廷を拒否する暴挙に出ました。結果、事実上のイングランド領を没収する口実にされるのです。ジョンも抗戦を試みますが、能力と人望の欠如で成す術がありません。更に教会から破門されて味方が居なくなります。戦費を賄う為の重税で、領民から恨まれたりもしていました。そんな何一つ良い要素が無い状況で諸侯に詰められ、1215年マグナ・カルタに調印させられます。大雑把に言えば、王だろうと何でもかんでも好きに出来る訳ではないという決め事です。ジョンは強要させられたと反発して戦いに臨みますが、まもなく病死します。絵に描いたような暗愚ということで、イギリスでは最も嫌われている王様として有名です。他にジョンの名を持つ王が居ないのは、こやつのせいという通説すらあります。一方、そこまで酷くなかった見解もあるのだとか。リチャード1世の頃から財政は絶望的で、どうやっても覆せなかった説です。まあ、そこらは学者の領域で、我々は面白おかしく弄れれば何でも良いみたいなところがありますよね。
(・ω・) 戦争に弱いのが人気を得るのは難しいのもありそう
【でっかく第二部とか入れてくれたら許す】
則:最終回を所望する。
黄:わがままエンプレスなんだよぉ。
朱:近頃は区切りが良い所で終わらせて、
すぐさま続編も珍しくありませんから~。
黄:新章突入くらいのノリで巻数リセットは、
順番が分からなくなるから辞めて欲しいんだよぉ。
【現代はアレルギーやらもうるさい】
黄:急転直下の展開で押し切るのはあるんだよぉ。
朱:いきなりのシリアスで反応に困るやつです~。
黄:質がどうこうじゃなくて、求められてないんだよぉ。
則:鰻屋におむらいすは頼まぬわな。
朱:どれだけ美味しくてもモヤモヤが残るのは、
やむを得ないところですよね~。
【種全体で見ればこんな感じである】
朱:未練なく成仏が無難じゃないですか~。
黄:強欲の権化には無理なんだよぉ。
則:満ち足りるとは、成長を終えることじゃ。
朱:一種の怪物と言わざるを得ません~。
黄:人類の業を極限まで煮詰めると、
こういった人格になると思われるんだよぉ。
【充電中には違いないけど容量が桁外れ】
黄:ふらっと旅立って『いつか戻って来るさ』、
的なのも珍しくないんだよぉ。
朱:当たり障りが無いです~。
則:妾がここを出る時は、再び覇業を成す時じゃぞ。
朱:普通の方でしたら大言壮語なんですけど、
本当にやりかねないのはどうしたものでしょう~。
武則天は黄龍が生きてきた期間の半分くらい一緒に居るかのような雰囲気を出していますけど、実際は百年程度と極一部です。なので黄龍視点だと、気付いたら消えてるかもと少しは考えている気がします。上の方に書いてある通り、作風に合わんので作中では起こらんでしょうけどね。
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チュロスと呼ばれる菓子があります。スペインが発祥とされているドーナッツの一種です。現代日本ではテーマパークなど露店の定番になっています。基本的な製法はシンプルです。まずは小麦粉、バター、水、砂糖、塩を練り上げます。そして星型の棒状に成形し、揚げたら完成です。フレーバーとして、ココア、抹茶、黒糖、フルーツ辺りを加えたりもします。またトッピングもパウダーシュガー、チョコレート、きな粉、シナモンといった具合に多彩です。簡易な設備で作れながらも、選択肢の多さが流行している一因なのでしょう。突起が多い形状には理由があります。主に、表面積を増やしてカリッと仕上げる、熱膨張で爆ぜるリスクを軽減できるの二点です。始まりは羊飼いとされています。16世紀頃、手軽に作れる食事として浸透した説です。中国発の揚げパンを改良したという見解もあります。スペイン語で羊の角はチュラと発音するのですが、形が近いことから見立てて命名されました。スは複数形です。日本では1980年代に販売が始まっています。ちなみに国内で『チュロス』は日清製粉が登録している商標です。海外では一般名詞なのに通るものなんだと少し驚きます。当時は知名度が皆無だったからでしょうが、法律ってそういうところがありますよね。
(・ω・) 普通名称化したら更新不可のケースもあるらしい
【正気とは何なのか考えさせられる】
則:酒を飲みたいのぉ。
黄:居候が図々しいんだよぉ。
朱:酔わせたらどうなるんですか~。
黄:ちょっとアホになるんだよぉ。
朱:つまり誤差範囲です~。
黄:酷いことを言っているようで、
たしかにどっちがマシか分からないんだよぉ。
【小屋のような樽をひょいっと持ち上げ可能】
黄:味に拘りは無いから、
自家製を与えとけば大人しくなるんだよぉ。
朱:貯蔵庫がありましたっけ~。
黄:蒸留酒は賞味期限が無いようなもんだから、
気が向いた時に作り置きできるんだよぉ。
朱:力仕事に重機を必要としないのが、
黄龍さん的にはアドバンテージですよね~。
【素人製でなければとてつもない値になるな】
則:最も古いのはいつ頃のじゃ。
黄:正確に憶えてないけど、八百年とかなんだよぉ。
朱:何で年数をメモしないんですか~。
黄:紙が風化したんだよぉ。
則:その様なものを口にする気かえ。
黄:高濃度エタノールの殺菌力を信じろと、
科学的な話をしておくんだよぉ。
【塩を舐めながらは聞いたことあるけど】
黄:問題は、大量のツマミが要ることなんだよぉ。
朱:元が結構な大食です~。
則:油気と塩気は強いほど良い。
黄:いっそそのまま流し込んでやろうかと思うんだよぉ。
朱:どうせもう死ぬことはありませんけど、
満足できるか酒飲みでない私には分かりません~。
ワインやウイスキーの年代物が高級なのは、熟成が付加価値になるからです。酸素や樽と良好に干渉し、得難い風味に変化していきます。なのでちゃんとした手順で保管しないと意味がありません。とはいえ数百年物ともなると、味は別にしても文化学的な意義を持つでしょう。そんな昔に黄龍が密閉容器を作れたかについては、深く考えないことにします。
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冥加金と呼ばれる金銭があります。読みはミョウガキンです。冥加とは、神仏の類から受ける利益や加護を意味しています。冥加金はその返礼として寺社に奉納する現金です。布施は純粋な謝礼なので、厳密には別物として扱われます。とはいえ払うことに変わりなく、受け取った方も運営に回すのでほぼ同一視されていますが。一方で、江戸時代の商工業従事者に課せられた租税に冥加金の名が付けられていました。冥加銭、冥加永の異名もあります。これは営業権を独占することへの対価という考え方からです。現代の政治献金に近い存在とも言い換えられます。御上を森羅万象に見立てている訳ですから、中々に傲慢な命名です。また運上金という似た税があります。漁業権など他の業界も対象ですが見返りとして供出している点は一緒なので、いつしか境界線は曖昧になりました。明治時代に入ってしばらくは維持されたものの、法が整備されていき冥加金と運上金の名は消えることになります。江戸時代は、米本位制から貨幣経済に移行する過渡期です。通貨を稼いで通貨で納税していた商工業者も流れに乗っていました。泰平の世だからこそ現金が信用されるのは、時や場所を選ばないのかも知れませんね。
(・ω・) 終戦直後は、農家無双だったもんな
【お前なら出来ると信じてる的な妄言】
則:あうとどあを始めたいのじゃが。
黄:言えば何でも通ると思ってるんだよぉ。
朱:こと私生活では許される立場でした~。
則:妾は役目を与えているに過ぎぬ。
黄:漠然とした指示を出す上司よりはマシだけど、
無茶振りしかしないのも大概なんだよぉ。
【人工知能が作ったかのように違和を感じる】
黄:スノボとかやったら笑うんだよぉ。
朱:スポーツのイメージが湧きません~。
則:想像力が貧困じゃのぉ。
黄:そういう問題でもないんだよぉ。
朱:白虎さんがフルーツ生活をするみたいに、
頭が合成を拒む組み合わせなんです~。
【常識的なグルメは飽きてるからな】
則:ばーべきゅーも範疇じゃて。
黄:穏当なところなんだよぉ。
朱:人数や食材に融通が利きます~。
則:では任せたぞえ。
黄:変なもん焼いてやろうかと頭をよぎるけど、
珍味と解釈して喜びかねないんだよぉ。
【むしろ犬猫の世話じゃなかろうか】
黄:しかし、本当に何もしないんだよぉ。
朱:準備も楽しむものでは~。
則:せせこましく動くのを見るのも一興よ。
黄:これでよく天寿を全うできたんだよぉ。
朱:別に腹が立つ訳でもありませんし、
上に立つ方の人徳なんでしょうね~。
武則天は自分オリジナルの言葉が大好きだったようです。国号を含む唐の名称を、片っ端から改めまくりました。タイプとしてはインドアだったんでしょうか。皇帝の立場ではホイホイ出歩けないので、必然的にという感じもしますけどね。
2026
メインクーンと呼ばれる猫種が居ます。英語表記はMaine coonです。メインはアメリカ合衆国のメイン州を指していて、クーンはアライグマを意味します。流行りだした場所と、似ている動物から名付けられたというのが通説です。何よりも、その大きさと温厚さが知られています。標準的な家猫の体重は3~5kg程度ですが、メインクーンは雄であれば10kgに達することも珍しくありません。雌も平均で5~6kg程と大柄です。このサイズで凶暴だと手に負えませんが、穏やかな気質が多いので人間の生活圏に入り込めました。また長毛も特徴です。寒冷地に対応する為、保温と防水に優れたたっぷりの毛で覆われています。耳の中、指の間、更に尻尾の先までもっふもふです。原産は北米大陸の北部ですが、詳しいことは分かっていません。一般的には欧州から運ばれてきた猫と現地猫の末裔とされています。またじゃがいもの品種であるメイクイーンと混同するネタが定番です。こちらはMay Queenなので、英語で憶えておけば間違えにくくなると思われます。メインクーンは、でかい、ふわふわ、甘えん坊と、好きな人にはたまらない要素の塊です。大人しいので飼いやすい部類ですが、やっぱり居住環境は課題になりますかね。
(・ω・) 運動好きだから、まあまあドスドスするとのこと
【なので自称扱いされるのも少なくない】
則:皇帝とは、唯一無二の存在じゃ。
朱:基本に立ち返りました~。
黄:乱立したら価値は薄れるんだよぉ。
白:でも、言ったもの勝ちな職業じゃん。
黄:だからこそ正当性が大事なんだけど、
皇帝より偉いのが居ないから厄介なんだよぉ。
【変に取り繕われても困る】
黄:天命という考え方があって、
上位存在から託されてると解釈してるんだよぉ。
白:そういうこと信じるタイプに見えない。
則:方便は重要じゃろて。
朱:ですよね~。
白:ぶっちゃけてくれるだけマシな気がする。
【あと五万年くらいすればきっと】
白:何で黄龍と青龍で任命しなかったのさ。
黄:過干渉は良くないと思ったんだよぉ。
朱:自立が遅れます~。
白:で、人類は少しくらい進歩したの。
黄:その件に関しては、
もうちょっと長い目で見て欲しいんだよぉ。
【傑物の類であることは間違いないので】
朱:皇帝さんが何人認められてるか知りませんけど、
女性は他に居ないらしいです~。
黄:実権を握ったなら存在してるんだよぉ。
則:名目上でも、妾より上など許せぬわ。
朱:この我の強さがあってこそなんでしょうけど、
真似をしたいとは全く思いません~。
権力欲が乏しいので名実共にと、実質的に掌握するにどれほどの違いがあるのか良く分かっていません。お飾りで何の権限も無いのは、矢面に立つばかりでストレスしか無いのは理解できますけど。そう考えると裏から操る方が良いのではなんて思ってしまいますけど、精神構造が根本的に違うんでしょうね。
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菱形と呼ばれる図形があります。辺の長さが全て等しい四角形の総称です。平行四辺形の一種でもあるので、対角が必ず等しくなります。なので同じ形を隙間なく並べて模様にすることが可能です。菱の名は、植物に由来します。日本列島の全域に生息する水草です。葉もしくは実に似ているからとされています。その繁殖力の高さから、子孫繁栄や無病息災の象徴として扱われてきました。無限に敷き詰めた菱文様は代表例で、縄文土器に刻まれていたほどの伝統です。平安時代には貴族のみ使用することが許されました。家紋としては、武田信玄で知られる甲斐武田氏が有名かと思われます。四個の菱形を組み合わせていて、武田菱の通称が付いているくらいに著名です。近年では三菱が知られているでしょうか。シンボルマークのスリーダイヤは、創始者一族岩崎家の家紋である三階菱と、土佐山内氏の三つ柏が元です。他にも菱餅はひな祭りの定番で、縁起物として振る舞われます。と、菱形は日本文化に食い込んでいるのです。正方形だと単なる格子になって面白味が無いですし、ちょっと捻くれた日本人らしさなんですかね。
(・ω・) 長さが違う平行四辺形の家紋とかあるのかしら
【天ぷら蕎麦を称するのは勇気が要る】
朱:ラーメンはお好きですか~?
則:何をもってらーめんと呼ぶのじゃ。
黄:面倒なモードに入ったんだよぉ。
朱:言われてみれば良く分かりません~。
黄:作ったやつの主張が正解派だから
今日の御飯も多分ラーメンなんだよぉ。
【もはや食用油すら不要説】
月:ラーメンライスという伝統食があってだな。
朱:炭水化物の暴力です~。
則:補給には良さそうじゃのぉ。
黄:幽霊はカロリーが何より大事なんだよぉ。
朱:たまに食事じゃなくて石油で良いんじゃないかと、
考えてしまうのは無粋なんでしょうか~。
【一人だと個人の好みで済まされかねない】
朱:麻婆豆腐はどうでしょう~。
黄:何のアンケートなんだよぉ。
朱:元皇帝に近代料理が受け入れられるかは、
企画として面白くありませんかね~。
黄:分からんでもないけど、
出来れば十人くらい集めたいんだよぉ。
【キャラを作ってないとは思われないだろうなぁ】
則:炒飯は食いでがあって悪ぅない。
朱:意外と庶民的ですよね~。
黄:新しもの好きなんだよぉ。
朱:現代は創作料理が際限なく生まれます~。
月:皇帝御用達みたいな触れ込みでレビューしたら、
そこそこ受けそうではある。
武則天は1000年以上前の人物ですが、好物は記録に残されています。出身地域からか、特に四川系の料理を愛したようです。冷やし中華の先祖を開発したなんて伝説もありますが、信憑性はどんなものなんでしょうね。