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 年の瀬という言葉があります。御存知の通り、今のような年末のことを意味しますが、どうして瀬なのでしょうか。辞書を引いてみると、川の浅いところ、川の流れの速いところ、海流の流れ、置かれている立場、機会、などがあります。どうやら、年の暮れの慌ただしさを、川の流れの速さに喩えて成立したようです。情報としてインプットされていないと、まず正解には辿り着けそうもない理由でした。何気なく使っている単語も、由来を調べると意外なものが多いのかも知れません。そういったものを発掘していくことで、このコーナーも埋まっていくと考えると、中々の鉱脈なんだと思えてきました。

(・ω・) 要約すると、いつだって書くこと無くて困ってる。

【難易度エキスパートはゲーマーの嗜み】
茜:周辺勢力を惑わす為の密書を偽造し続けていたら、
 筆跡模写の極意を身に付けてしまったんだけど。
千:この人は、何をしてるんだろう。
茜:とはいえ、流石の私も勅命を偽るのは腰が退けるけどね。
千:そんなことしてバレたら、日ノ本全てを敵に回しますよ。
茜:でも、食べちゃいけないフグの肝とか、
 どんな味なんだろうって興味そそられちゃうよね。


【まともにやったら試さない操作なら許される傾向はある】
茜:妹のところの家老を引き抜きたいんだけど難しくてね。
千:鬼畜っぷりが通常営業すぎて、感覚が麻痺してきた。
麗:彼の国は大黒柱一本だけで支えていると聞いていますから、
 折れるようなことがあれば倒壊というより消滅するでしょうね。
茜:そういう風に言われると何か面白くないよね。
  最後の決戦で、低確率だけど一撃死可能なんて要素あったら荒れそうじゃない。
千:何を言ってるのか全然分からないようでいて、
 少しだけ共感できる部分があるのはなんでなんだろう。


【江戸時代に一万石以上の藩主と定義されたのだとか】
千:今更だけど、僕達の勢力は大名って呼んでいいの。
麗:まず、大名とはなんなのかという話になると長いですよ。
茜:大名主が転じて、ある程度以上の規模を持つ武家の意味になったんだっけ。
麗:守護職として任命された時期もありましたけど、
 中央の権威が落ちてからは形骸化していると耳にしたことがあります。
千:つまり、名乗ったもの勝ちってこと?
麗:大陸の皇帝も似たようなところがありますから、あながち間違いとは言えませんね。


【後世の史家を幻惑するのが目的だとしか思えない】
茜:うん、分かった。石高的に大名を名乗ってもいい感じではあるけど、
 敢えて豪族としてやっていく。
麗:理由を伺ってもいいでしょうか。
茜:能力は高いのに格付けは低いって、主人公感あるじゃない。
千:思ったより、気分の成分が多かった。
麗:元々、なんとなくで名家の後を継ぐのを拒んだ方ですから、
 さもありなんという感じはありますけどね。

 という訳で、番外編も閉店。次回から飽きもせず黄龍ちゃん本編が再開致します。
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 露払いという言葉があります。元は貴人の先導をして道を開く人のことだったのですが、転じて切り込み隊長的な、先行して厄介事を取り除く人の意味になりました。相撲の太刀持ちにも用いられることがあるようです。バトル作品では、とりあえず最初に出ていって雑魚狩りをするか、強敵にやられる担当のことになるでしょう。負ける場合は払えてない気もしますが、物語的には必要な手順なのでいいとしておきましょう。最終決戦近くになって、見せ場を作ってあげたい味方サイドと、消化しきれていない中ボスを処理するのに有用な手段でもあります。俺に任せて先に行け、お前が俺以外に倒されるのは許さん、は便利過ぎる魔法の言葉です。

(・ω・) どんなお約束な展開も、演出次第で幾らでも盛り上がる厳然たる事実

【むしろ自我が肥大化して悟りからは遠ざかっている説もある】
岬:働かない極意について考えていたら、訳が分からなくなりました。
結:人間、時間が余ると碌なことをしないという現実を見た気がするでござる。
岬:究極的に言えば仙人になりたいんじゃないかなとも思うんですよね。
  生産にも消費にも寄与しないと言いますか。
舞:それ、生きてるって言えるのだろうか。
海:全ての関わりから断絶しつつも、
 現世への未練を捨てきれないという人の業を感じ入ればいいのやも知れない。


【少数派であることはステータスなのよ】
綾:真の怠け者は、楽をする為の努力を惜しまないものですわよ。
岬:たしかに、人を使って楽をするというのは、
 権力の座から転げ落ちた時が不安ですよね。
  カラクリ仕掛けの、全自動生活維持装置の開発を急ぐべきやも知れません。
綾:そんなものが庶民の手にも届く時代が来たら、
 堕落して人の世は終わると思われますわ。
岬:その場合、働いていることが誉になるという価値観になってるでしょうから、
 特に問題は感じないですけどね。


【綾女の人体実験説が濃厚になってきたな】
結:一度くらい、突撃ぃ、と号令を掛けてみたい。
舞:何しろ、我らの戦場での仕事と来たら、囮、撹乱、待ち伏せ、と。
海:便利屋以外のなにものでもないでござるからな。
岬:仕事を与えられる内が華ですよと、働かない立場で言ってみます。
舞:なんかとてつもなく説得力が有るような、無いような。
結:とりあえず家臣の立場でこうなったら御家断絶間違い無しなので、
 何の参考にもならない気しかしませんな。


【衣食住に問題が無いのに不満たらたらな国民が居るらしい】
海:一度くらい、退けぇ、退けぇ、と号令を掛けてみたい。
結:何しろ、うちの家老殿の手際が良すぎるせいで。
舞:そのような危機に陥ることがないのでござる。
綾:心外過ぎる批判を受けた気がしますわ。
岬:誰しも、現状が余りに恵まれていると、その素晴らしさに気付きづらいものです。
綾:貴女が言うと、妙な説得力が有るようで、無いですわね。

 最近、戦国浪漫編で、台詞としてカタカナ語を控えるようにしています。しかし言語学に詳しい訳でもなし、江戸時代以降に成立した日本語も多そうなので、深く考えたら負けな気もしています。

 ハクスラと呼ばれる略称があります。略さずに書くと、ハック・アンド・スラッシュになります。ハックは切り刻む、スラッシュは叩き切るを意味するのだそうです。テーブルトークRPGの黎明期に、ロールプレイ、つまりはなりきり遊びを楽しむ派が、モンスター退治を主目的とする派に対する嫌味のような形で成立したのだとか。昔から、オタクという人種は同好の士の間で対立をしていたのだなぁと、悲哀を感じてしまいます。後にコンピューターRPGが流行しだし、少ない容量で長く遊べるようにとレアドロップアイテムを導入したことで、ある意味においてハクスラは完成に至りました。ダンジョン内部では、今日も今日とてトレジャーハンターという名の強殺団がモンスターを殺戮して回っています。人間の脳は、低確率の幸運に当たると快感を得られるように出来ているみたいですが、どういう経緯で成立したんでしょうね。大昔、珍しい獲物を狩った時に似たような感じになったんでしょうか。そう考えると、原点回帰の疑似行為と言えるのかも知れません。他の動物に近しいは感情はあるのかとか、色々、考えてみる余地はある気がしてきました。

(・ω・) まず、猫に確率という概念があるのかが大問題だ

【技術と人格が簡単に両立できるなら苦労しない】
公:流浪の医者になりたい。
遊:まーた、現実逃避が始まったか。
公:各地を転々としながら、無償、もしくはそれに近い安価で治療を施して、
 崇められる日々とか最高じゃないか。
遊:とてつもない資産か、後援者が居ないと成り立んな。
公:そんな金があるなら楽隠居を決め込んで、
 どっかで悠々自適に暮らす方に流れそうだ。


【精神的にくらい逃げ場を作っておかないと自決待ったなしだぞ】
遊:まず、今の世でそんな医者は、間者としてとっ捕まる確率が高い。
公:浪漫が足りんな。
遊:乱世の現実なんてそんなもんだ。
  大名面だけはいっちょ前なくせに、国内勢力にへーこらしてるのも居るしな。
公:誰のことだろうなと目を逸らしても、何一つ発展性が無い事実が憎たらしい。


【リアクション担当の相棒が重要になってくるな】
公:流浪の刀鍛冶になりたい。
遊:想像を絶するくらい難易度高いもん持ち出してきたな。
公:飛び込みで武家屋敷に入り込んで、
 こんなもんを使っているようでは名折れですぞ、と煽る仕事なんだ。
遊:何軒目で叩き斬られるかで賭けが成立しそうだ。
公:そこで自前の刀を持ち出して、
 切れ味の違いを売り込むくらいの営業力を発揮したい。


【赤の他人の方が客観視できる典型例】
公:流浪の――。
遊:いいから、大名としての仕事をしろ。
公:元々、その日暮らしの根無し草で、安定した生活がしたいとここまで来たのに、
 色々と行き詰まりを感じて昔に帰りたいとか、人生って奥深いよな。
遊:単に目先のことしか考えてないからこうなったんじゃないかと、
 他人事だから気楽に言わせてもらうことにする。

 なんか公康陣営は遊那とのマンツーマン感が増し増しな雰囲気がありますが、北島先輩とかどこ行ったんでしょう。立ち位置喋り方被ってるせいとかは、敢えて気付かない振りをしています。

 謎の王道感がある設定や展開に、絶対音感や粉塵爆発などがあります。絶対音感に関しては、多分、名前が格好いいってことなんでしょう。絶対とか、この場合、単に基準がキッチリしているという程度の意味です。なのに過大に解釈して、一部の人の琴線に触れてきやがります。絶対零度も、理論上行き着く温度の最低点という意味なのですが、よく分からない風格があります。まあ、こっちはこっちで、色々と妄想が膨らむ要素が残っていますが。粉塵爆発の方は、可燃性の粒子物質を、大量の空気に触れさせて着火することで、急激な燃焼現象を引き起こすことの総称のようです。小麦粉など、よくあるもので引き起こせるので、機転を利かせるネタにしやすいのでしょう。ここいらまで広がってしまうと、お約束としての価値以外はもう望めそうもありませんが。何事も王道を知らずして捻ったことは出来ませんから、定番を学ぶというのは大事なことなのです。自分で使うかどうかに関しては、その時その時で、適当に処理していきますけどね。

(・ω・) 絶対音感って訓練で身に付くから、天才設定には不向きらしいぜ

【逆に言えば隙間産業としてワンチャンあるかも知れない】
茜:戦国探偵になりたいんだけど。
麗:日々、数多の民草が散っている状況で、
 一人、ないしは数人の不可解な死の真相を解明することに、
 誰も興味を抱かないと思うのですが。
千:しれっと、えげつないこと言ってるなぁ。
茜:戦国と探偵って、どっちも凄く人気が出そうな言葉なのに、
 掛け合わせると微妙感満載なのを論理的に説明されちゃったね。


【弱みを握りすぎて幕府樹立後も所領安堵される気がしてきた】
茜:大大名が謎の死を遂げても、敵対勢力が暗殺したんじゃないかで済まされるよね。
麗:その時代の内に究明しておかないから、
 後の世に妄想全開の諸説が入り乱れるという気もしてきました。
千:真実なんて為政者にとって都合が悪いから隠蔽されるって話じゃないの。
茜:じゃあ、それを暴露して回る立ち位置を目指すっていうのは。
千:ただでさえ全方位にケンカ売ってるのに、
 これ以上って話になったら僕の臓腑がもたないです。


【同調すると見せかけて息の根を止めに掛かってる】
茜:兵法書を書き記しておこうと思うんだけど。
千:とても素晴らしいことなんじゃないですかね。
麗:考えるのが面倒だからといって、適当に持ち上げるのはどうかと。
千:だって、どうせ僕達の意見を取り入れるかどうかなんて気分次第だから、
 真面目に頭使うだけ無駄な気がするんだけど。
麗:大筋では否定しませんが、結局のところ下っ端の人生全てが、
 そのようなものというのが正しいところではないでしょうか。


【ソースの九割が妄想の週刊誌みたいなもんだな】
千:ってか、離反してから防衛戦しかしたことない人の兵法書なんて、
 誰か読もうって思うんだろうか。
麗:絶対に負けないという意味では、充分に需要がある気もしますが。
茜:世の中、指南書を書いてるのなんて素人ばかりだから大丈夫。
千:それなりに詳しい人は読まない訳だから騙すことは可能だよねと、
 流れ者時代に培った商売っ気が出てきたよ。

 戦国探偵でググってみたら、よく分からないイベントっぽいものが引っ掛かりました。本当に殆ど組み合わせられてないんだなと、変な部分で納得してしまいました。

 ネタが無いので、公康陣営の能力値でも妄想してみることにします。戦力かつかつで、人数少ないから盛り上がる要素が無いんじゃないかという、至極真っ当な御意見は、聞き流すという処世術で対応致します。

七原公康 政治63 知性67 武勇59 軍略72 野心33
椎名莉以 政治43 知性71 武勇95 軍略75 野心21
浅見遊那 政治27 知性44 武勇97 軍略81 野心35
北島涼  政治85 知性82 武勇89 軍略90 野心51
若菜由夢 政治10 知性25 武勇90 軍略31 野心24

 北島先輩の名前なんだっけとか、そういや忍者扱いで若菜先輩出したっけとか、色々と不備が出まくりでした。考えてみたら莉以って公康より勉強は出来る設定でしたね。頭の良さは似たようなもんだと思いますが。全項目で北島先輩の下を行く君主様が一番の笑いどころかも知れません。そしてドン引きするくらいの武勇無双。システム次第では軍備特価の殺伐とした運営で、一発狙える可能性もあります。領地を広げれば広げるほど、国内が痩せ細っていきそうな危ういメンバーであるとも言えますが。やっぱり公康の器的にも、現状の中堅大名が限界点なのかもと思わせてくれる話です。

(・ω・) 北島先輩抜きでは内政がパンクするのも道理なのがよく分かるな

【奇書として一部で人気を博す可能性も有り得る】
結:唐突だが、日記を付けようと思う。
舞:老齢になった折、当時、何を思っていたか振り返るのが楽しみとなるであろう。
海:こういったものが、後の世で史料としてバカに出来ぬものとなることもある。
舞:その手の欲目も入れて、少しだけ盛っておくのも悪くはない。
結:問題は、似たような、だけどちょっとずつ違う三冊の日記がどう思われるかだが。
海:その様を思い浮かべることも楽しみと思えば、特に問題は無いな。


【将棋棋士の昼食は何故エンターテイメントとなったのか】
岬:日々の活動を書き記すなんて凄いですね。
  私なんて、せいぜい何を食べたかくらいしか題材がありませんよ。
舞:大名の食事など、ある意味、注目の的だと言えると思うのだが。
海:もしも今より、遥かに情報の伝聞速度が上がる時代が来るとして。
結:富貴の食事内容が一種の娯楽として伝わる日が来るやも知れぬではないか。
岬:むしろ庶民が承認欲求を満たす為に懸命に背伸びして、
 食べ歩きを晒す未来が見えた気がするんですけど。


【ジョーカーが持ち主に害を及ぼさないとは限らない】
岬:兄弟姉妹で敵対するなんて珍しくない時勢ですが、
 三つ子ちゃんが別の所属になる様だけは想像できないんですよね。
綾:血を分けた肉親が、同じ勢力に属しているからといって、
 味方であるとは限りませんわよ。
空:とまあ、お約束は軽く流すとして。
岬:これだけ堪えないと皮肉を考える甲斐がないなと、
 他人事ながら感じ入ってしまいました。


【調整の達人である綾女を信じよう】
海:我らは三人揃うてこそ、力を発揮できるというもの。
舞:バラバラになれば、その仕事量は十分の一にも満たないであろうな。
岬:一人だけ使者として遠国に赴かせたらどうなるか試してみたいですね。
結:不可思議な力が働いて、残る二人も引き寄せられるとみた。
岬:それ、本来業務を放棄して物見遊山に出掛けてませんかねと、
 この時代に似つかわしくない発想が湧いて出ました。

 日記を付ける習慣はありませんが、ブログは断続的に十年以上やってしまっているので、見事に恥の歴史を積み重ねてると思っています。生きるって、そういうことだぞと居直ることで精神の安定を保つ日々です。


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