2025
クラーク博士と呼ばれる人物が居ます。フルネームはウィリアム・スミス・クラークです。アメリカ出身の科学者で、教育者としても知られています。博士号は化学で取得しましたが、植物学、動物学などにも通じた才人です。明治9年、50歳だった博士は日本政府の要請で北海道大学の前身である札幌農学校初代教頭に就任します。当時の校長は北海道を開拓する仕事も任されていたので、学内では事実上のトップでした。そこでマサチューセッツ農科大学のシステムを踏襲し、熱心に務めます。しかし長期休暇を利用しての赴任だったので、一年に満たない期間で帰国しなければなりませんでした。それでも指導を受けた教え子達、更に同学校の運営に多大な影響を与えます。帰り際に発したとされるboys,be ambitiousは『少年よ大志を抱け』と訳され、代名詞として扱われています。晩年は新大学を設立しようと資金調達に四苦八苦しますが、うまくいきませんでした。心労が祟ったのか、心臓病で60歳を目前に召されてしまいます。日本人の学者イメージにそぐわぬ挑み続ける生き様は、言うは易しの典型例なのかも知れません。
(・ω・) 体現者が口にすると説得力が違うな
【完全に別種のアプローチになってる】
朱:世にはアニマルセラピーがあると聞きました~。
黄:動物と触れ合うことで癒やしを得るんだよぉ。
白:それを私に言うの?
朱:テンションは上がりそうです~。
黄:食欲と狩猟本能を刺激することは、
若々しさを保つ上で重要かも知れないんだよぉ。
【庇護欲が満たされるからかしら】
白:獲物を前にして食べられないのは、
むしろ精神的負担になりかねない。
朱:我慢は良くありません~。
黄:やっぱり根本的に間違ってたんだよぉ。
白:人間が良い気分になる理由を解明しないと、
応用は出来ないだろうね。
【とりあえず動くものを追えれば満足だ】
朱:同じく、園芸は心を安らがせます~。
白:肉食獣に効果あるかなぁ。
黄:系譜の何処にも栽培の要素が無いんだよぉ。
朱:土いじりが有効なのは、
農耕の歴史があるからですか~。
黄:飼われてる猫も狩りモドキで発散するし、
あながち間違ってないんだよぉ。
【野生化しきれずに帰ってきかねない】
黄:その理屈だと牧畜も無意味そうなんだよぉ。
朱:庭先で飼育してませんでしたっけ~。
白:時間が掛かるから諦めた。
黄:こういう途中放棄が生態系を乱すんだよぉ。
朱:黄龍さんの土地は恐竜さんが居ても驚きませんし、
誤差だと思いますけどね~。
現代の家畜化された鶏、豚、牛は人間が好む形に品種改良したものです。なので野生に帰れたとしても、世界中で外来種みたいな扱いになります。人のエゴが生み出したと言ってしまえばそれまでですが、こうなった以上は運命共同体として最後までやっていくほかありません。
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2025
天和という単語があります。どう読むかは、人それぞれになるでしょう。歴史に詳しければ、元号のテンナ(テンワ)が第一に来ます。江戸前期、霊元天皇の代に使われました。グレゴリオ暦でいうと、1681年11月9日から1684年4月5日までです。改元理由は讖緯(シンイ)説に基づきます。一種の占術なのですが、問題となるのは辛酉(シンユウ)革命です。干支は十干十二支の組み合わせで、60年で一回りすることは御存知かと思われます。辛と酉が合わさる年、西暦だと60で割って1余る年は大変革があると信じられていました。その為、良く厄払いをしたのです。甲子(キノエネ)革令、戊辰(ツチノエタツ)革運と共に三革として扱ったりもします。一方で、テンホウの方が多数派と推測されます。麻雀の役の一つです。親が最初の14牌で和了することが条件になります。イカサマを抜きにすれば純粋な運でしか成立しません。その確率は約33万分の1とされていて、雀士にとっては夢なのだそうです。見方に依っては実力と関係が無いんですけど、ロマンとは即ち何者かの寵愛と言い換えられます。どちらの読みでもオカルトめいていますが、天の字が入っている時点で避けられないのかも知れません。
(・ω・) 日本人が無宗教ってのは、割と嘘っぱちだからな
【まだ人工知能の要約に信頼感は無い】
玄:東洋医学では血流を良くするのが基本なのだとか。
白:そりゃ、栄養と酸素が運ばれなきゃ体調崩すよ。
朱:意外と理に適ってるんですね~。
黄:長く続いてるものには理由があるんだよぉ。
白:問題は機械である玄武の発言だから、
ギャグに聞こえかねない点か。
【一発逆転食材なんてある訳無いだろ】
玄:手っ取り早いのは身体を温め、
澱みを減らす食事や運動を習慣づけることでしょう。
白:何ていうか、普通。
黄:そういうコツコツが大事なんだよぉ。
朱:出来ないから怪しい健康法が蔓延ってる件は、
あまり考えないでおきます~。
【所詮は同じ哺乳類だからな】
玄:経絡、いわゆるツボへの刺激も、
生命力の循環効率を上げる思想に基づきます。
朱:凝りをほぐすだけじゃないんですね~。
白:ネコ科って人間のと同じなの。
黄:データが少ないから何とも言えないけど、
割と通用する部分があるらしいんだよぉ。
【それも療法的には因果関係が無い】
玄:漢方で有効成分を摂取する選択肢もあります。
自然物由来なので劇的な効果は望めませんが、
副作用は抑えめなのが利点です。
白:マズいとか臭かったりすると効く気がする。
黄:医学から最も遠い考え方なんだよぉ。
玄:苦しい思いをしたんだから見返りを寄越せは、
人情として理解できないことはありません。
漢方はそれなりに科学的ですが、高額だから効くという訳でもありません。体質的な相性がありますし、単に稀少な材料を使っているケースも多いからです。人間社会の垢に塗れると質は値段に比例すると思い込んでしまいますが、例外は幾らでもあるので判断力が重要になります。
2025
鉄礬土と呼ばれる鉱石があります。テツバンドと読みます。ボーキサイトの和名です。主成分は酸化アルミニウムで、主に金属アルミニウムの原料として用います。礬とは硫酸を含む化合物の意です。硫酸アルミニウムがメインの明礬、硫酸鉄が多い緑礬などで見受けられます。しかしボーキサイトに硫酸化合物はさほど含まれていません。かつてアルミニウムが礬素と呼ばれていた名残なのでしょう。ボーキサイトと比べて聞き馴染みが無いのは、名は体を表していないせいかも知れません。ちなみにボーキサイトの方は、フランスの都市レ・ボー・ド・プロヴァンスで初めて発見されたことに由来します。人類の発展に、金属の話題は不可欠です。青銅から鉄への移行は言うに及ばず、各種元素の活用方法が模索されました。アルミニウムが工業的に広く利用され始めたのは19世紀末と、割かし近年です。アルミ合金は軽量で頑丈という特性を持ちながら時間が掛かりました。鉄、銅、金、銀など古くから身近にあった金属と違い、精製が困難だった為です。地殻にはアルミニウム原子が大量に存在しているものの、ケイ酸塩が大半を占めています。これはケイ素との結び付きが強く、引き剥がしの難易度が桁違いです。なのでボーキサイトの加工法が確立するまで活かされませんでした。気候が大きく関わっている影響で、ボーキサイトの産出地域は熱帯から亜熱帯に偏っています。日本国内には無いと言っていいので輸入頼みが実情です。ケイ酸塩の方から大量生産できる手法を開発したら、余裕でノーベル賞でしょうね。
(・ω・) 物語なら、利権絡みで研究者が狙われかねない
【不摂生だから不味いとは限らないんだけど】
マ:将来なんてどないなるか分かったもんやないで。
そん時そん時で流されとけばええんや。
黄:好き放題やっても長命なのは居るんだよぉ。
朱:こればかりは才能です~。
白:草食獣が清く正しい暮らしをしたところで、
私にとっちゃ御馳走ってのはある。
【理性で制御すべきなのは欠陥の気がしてならない】
マ:まー、大抵はツケを払うんやけどな。
朱:悪魔さんらしい誘惑でした~。
黄:とはいえ抗えないのが多いんだよぉ。
白:御飯が美味しいのは健やかな証だし。
マ:そこら辺の匙加減で牙を剥くんやから、
肉体いうんはワガママや思うで。
【ネコ科に理解できる思想かは別にして】
メ:だから宗教で抑制させる。
黄:質素倹約を尊びがちな理由ではあるんだよぉ。
朱:自制できないなら致し方ありません~。
白:だがそれは私が望む生き方だろうか。
黄:心を捻じ曲げる生活は屍同然だけど、
実際は何かしら妥協するのが大多数なんだよぉ。
【知能よりも精神性に問題がある】
白:欲望に打ち勝たず、それでも快調でいたい。
黄:そんな都合いい話ある訳ないんだよぉ。
朱:ですけど楽して痩せる広告は見掛けます~。
マ:引っ掛かるんは悪魔的にカモやで。
メ:天使から見ても救いが必要かなって。
朱:自立しないと食い物にされる現実を垣間見ました~。
特権階級だけでなく庶民まで飽食になったのは、歴史的に見れば極めて短期間です。食事系の生活習慣病は、その急激な変化に対応しきれていないせいで発生しています。言い換えれば何代か続けば食べ放題が可能になるのかも知れませんけど、飢えに恐ろしく弱くなりそうな気がしてなりません。
2025
SAN値と呼ばれる数字があります。20世紀に創作された、クトゥルフ神話を題材にしたテーブルトークRPGで用いられるものです。この神話は設定が壮大で、人間社会を前提としていません。クトゥルフという単語自体、人類には発音不可能とされています。大昔に地球を支配していたものの姿を消した、強大にして異形の神々が現代に復活する筋書きです。彼らは旧支配者の名で括られます。見た目や価値観など、全てが人と相容れない存在です。故に常人が接触してしまうと、理解を拒み気が違っていきます。ゲームではsanity(正気度)というパラメータが数値化されていて、遭遇や真理を垣間見ることで減少します。零まで落ちると完全な発狂状態になり、ゲームオーバーです。そのキャラクターはNPCとなり、使用することは出来なくなります。SAN値とはこの値なのですが、あくまでファンが名付けた通称です。しかし言葉だけが独り歩きして、まともじゃない状況で精神が削られる際に使われるようになりました。クトゥルフ神話を良く知らなくても、SAN値を耳にしたことがある人は少なくないと思われます。私もその一人な訳ですが、かくも文脈は大事だと考えさせられる次第です。
(・ω・) 流れで何となく意味が分かるもんな
【むしろ盛大に弄り倒した方が立ち直り早そう】
月:壮健の秘訣なんざ、簡単だよチミィ。
生き甲斐だ。やりたいことこそ生を輝かせる。
白:何キャラなの、これ。
黄:ちょくちょく迷走するんだよぉ。
朱:三分後には『無かったなぁ』と後悔しますから、
そっとしてあげるのが優しさです~。
【それは何かやり遂げた人の老後としてでは】
黄:惰性的に過ごしてると精神は腐るんだよぉ。
朱:刺激は大切ですよね~。
白:意図してた訳じゃないけど、
狩猟で野生の感覚を取り戻してたのか。
月:やっぱ趣味と耄碌予防を兼ねるのが理想だ。
【民族レベルで共依存みたいに言うな】
天:手の掛かる家族が居ると、
私がしっかりしなければという張りになります。
月:うむうむ、うちの身内は問題児だらけである。
朱:なんでしょう、この空気感~。
黄:自立が困難な者同士で支え合ってる、
トランプタワー的な一族なんだよぉ。
【そんな堂々と宣言しなくても】
白:我が家は自主独立がモットー的なとこあるけど。
朱:ネコ科ですからね~。
黄:言い換えると、責任感が無いんだよぉ。
白:社会性は協力が不可欠だから必要なんじゃ。
天:我が民が絆という名の同調圧力が好きなのも、
個々人でやっていく能力に欠けているからです。
どれだけ有能な人物であろうと、個人で文化的な生活を営むことは出来ません。なので社会に所属している以上は、還元する義務が生じます。しかしシステムが構築されれば、悪用するやつが出てくるのも人の世な訳でして。貢献しないくせに汁だけは吸う輩が湧いて難儀するのですよ。
2025
黒毛和牛と呼ばれる品種があります。業界的な正式名称は黒毛和種です。しかし牛であることが分かり易い為か、こちらの方が一般的かと思われます。稀少で上等なイメージですが、生産される和牛の98%が黒毛和種です。そもそも和牛とは、明治以降に肉牛を改良しブランド化したものの総称です。黒毛和種、褐毛和種、無角和種、日本短角種の4種に分類されます。ちなみに国産牛とは生育期間を国別で分けた際、国内が最長であることを意味します。なので和牛と国産牛は別物として両立するのです。高級牛肉の代名詞と言えばA5ランクですが、こちらも個体の由来とは連動していません。AはABC三段階の最高点ですが、一頭にどれだけ可食部があるかの評価です。つまり生まれや育ち、更に美味しさとは無関係です。5の方は五段階の最上位で、肉の色沢、締まりとキメ、脂肪の色沢と質、脂肪の入り具合の四項目を総合的に採点しています。大きい数字なら高品質の傾向はあるでしょうが、あくまで一要素です。何故だか日本人は黒いのは良い食べ物だと信じている節があります。黒毛和牛だって体毛が黒から濃い褐色なだけなのに凄そう感がある辺り、印象の刷り込みとは恐ろしいものですね。
(・ω・) 外国人だったら別の感想になるんかな
【フォアグラの鴨みたいな生活してても平気そう】
白:健康を気遣うなら、何から始めるべきだろう。
朱:急にどうしました~。
白:長生き自体はあんま興味ないけど、
体調不良で過ごすのは嫌じゃんか。
黄:一般的感性なんだよぉ。
朱:そこら辺と無縁であろう黄龍さんが発言しても、
説得力の有無が分かりません~。
【スローライフと言い出したくもなるさ】
黄:真面目な話、ストレスが一番の敵なんだよぉ。
朱:良く食べて適度に動いてグースカ寝る白虎さんは、
もしや無敵じゃないですか~。
白:後は仕事さえ無ければ。
黄:生きる為には働かないといけないけど、
それで命を削るんだから世は不条理なんだよぉ。
【他者と縁があってこその生物である】
白:そういや朱雀の血は不死の妙薬だっけ。
黄:死ねない肉体になりそうなんだよぉ。
朱:なのでオススメしません~。
白:他の動物が絶滅しても生き長らえるのはしんどい。
黄:着眼点が肉食獣だけど、
あんまし間違ってはいないんだよぉ。
【余計な手出しはしないと誓った】
白:成分分析して、必要な薬効だけ抽出できないかな。
黄:恐ろしい提案をしてきたんだよぉ。
朱:私の身体は謎しかありません~。
白:爆発でもすんの。
黄:それならマシな方で、
ブラックホールの発生くらいは想定内なんだよぉ。
ヘルシーという概念は、生活が保障されてこそ成立するものです。しかし安穏とした暮らしをしているペットが持っているとは思えないので、人間独自に近いのでしょう。そう考えると現代人にとっては常識的な願望ですが、生物史全体で見ると極めてローカルなのかも知れません。