2025
アヒージョと呼ばれる料理があります。オリーブオイルとニンニクで食材を煮込んだスペイン料理の総称です。具材はエビ、タコ、カキなど海鮮が第一に来ます。しかしマッシュルーム、しめじ、エリンギといったキノコや、アスパラ、ブロッコリー、パプリカ、ミニトマト等々の野菜、更には鶏肉、ベーコン、ソーセージ辺りの獣肉と、可能性は無限です。アヒージョはスペイン語で刻みニンニクを意味します。煮物というより、バゲットに旨味たっぷりのオリーブオイルを浸して食べるのがメインなのだとか。レシピはシンプルで、まずはカスエラというスペイン鍋にオリーブオイル、ニンニク、唐辛子を入れて熱します。フライパン、スキレット、土鍋でも構いません。次いで下味を付けた材料に火を通すだけです。オリーブオイルは最も健康的な油の一つなので、カロリーにさえ気を遣えば滋養抜群と言えます。ニンニクとの相性も良く、素材のポテンシャルを引き出してくれることでしょう。日本で流行しだしたのは21世紀に入ってからと、割りかし近年です。匂いの問題さえ無ければ頻繁に食べたいと思ってしまう辺り、ニンニクには抗いがたい魔力がありますよね。
(・ω・) ラテン系だとあんまし気にせんのかな
【どれほどのデータが蓄積しているやら】
マ:話し合いて、大事よな。
朱:似合わないことを言い出しました~。
マ:言葉を交わしとる間に、
思想と欲望が読み取れるんや。
黄:よりタチが悪いんだよぉ。
朱:駆け引きで悪魔さんに勝つのが、
難しい理由の一つです~。
【初期の主張って修正が難しいよね】
メ:言わずとも、心が通じれば分かり合える。
黄:熟年離婚するタイプなんだよぉ。
マ:結局、人は何処まで行っても、
読心なんてでけへん生き物やで。
メ:そういうことにしておかないと、
天使の存在意義が揺らぐんじゃないかなって。
【ぽっと出が最強ってのも文句言われるし】
玄:ライバルとの決着は、
どうするのが理想的なのでしょう。
月:決勝でぶつけるのは意外性に欠ける。
しかし途中敗退も熱が冷めるリスクを負う。
黄:負かしたのが圧倒的風格を持てば良いんだよぉ。
月:それが出来るなら苦労はしないの典型例だな。
【定期的に愚痴ってるし間違ってないんじゃ】
朱:黄龍さんも麒麟さんとの再戦を引き伸ばしてます~。
黄:別に雌雄を決する必要が無いんだよぉ。
月:今更黄龍が勝っても困るだろ。
玄:過去と決別する為に非公式で済ませましょう。
黄:我が生涯で最大級の汚点ではあるけど、
引きずり続けてると思われるのは心外なんだよぉ。
黄龍と麒麟はほぼ同格で因縁もありますが、好敵手っぽさが足りません。出番が無いんだから当然だろと言われたらそうなんですけど。新しい切り口でもあれば鉱脈になりえるんですけど、見付からないまま年月が過ぎ去っていきます。
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2025
パルティアンショットと呼ばれる戦い方があります。弓騎兵が後方に向けて矢を放つ戦術の総称です。前提として、馬を乗りこなすだけで相当の技術を要します。その上で追ってくる敵に弓を射るのは曲芸の域です。必然的に使いこなせる部隊は限られます。しかし相手からすると追撃しているはずなのに矢の雨を食らうという、非常にウザったい攻撃です。起源は、紀元前のイラン近辺に存在したパルティアにあります。国家名としても使われましたが、この地方の遊牧民を指す方が多いようです。ローマ兵と相対した際に多用し、頭痛の種になります。ここから彼らの戦法をパルティアンショットと命名しました。基本的な動きはシンプルです。馬を駆って前線に飛び込み、射掛けつつ後退して敵兵を削ります。ヒットアンドアウェイの極地と言えるかも知れません。転じて英語圏では、去り際の捨て台詞という意味でも使われます。どれだけ苛つかせていたかが伺えることでしょう。騎兵に依る機動力は戦史を大きく変えましたが、生活と密着している民族は更に高い練度で応用します。凄いからと言って簡単に真似できないのが、最も厄介な部分なんですね。
(・ω・) 馬任せで後ろ向く時点で信頼がヤバい
【その手の機微が分かるなら苦労してない】
月:キッカケは、些細なことだった。
黄:何か始まったんだよぉ。
朱:大事件の前触れっぽいです~。
月:そうやって展開のハードルを上げるな。
黄:だったら仰々しい語り方をするなと、
言ってしまうのが常識的見解なんだよぉ。
【何を貰ったかで話を広げないからダメなんだ】
月:神界福引で五等が当たってうれしいな、
ってだけなんだが。
黄:本当、肩透かしの達人なんだよぉ。
朱:ガッカリさせたら右に出る者は居ません~。
月:言われたい放題だが、
似たことされたら私も同じ反応になるだろう。
【まず通貨に対する価値観が違うので】
青:評価は加点と減点、
どちらがやる気に繋がるのでしょうか。
黄:物凄く今更な質問をされてるんだよぉ。
白:青龍って仕事でしか自我を保てないから、
モチベーションの概念が無さそう。
玄:金持ちはどれだけ努力しても、
庶民には寄り添えないのと同類ですか。
【疲れるだけじゃなくて命懸けだもの】
朱:私達は褒めて伸びる子です~。
青:そこで満足して上限を設定しますよね。
玄:肯定した以上、問題ないのでは。
黄:飴と鞭とは、かくも難しいんだよぉ。
白:肉食獣は腹が満たされたら狩りをしないし、
際限なく高みを目指すことが誤りなのだろう。
福引と言えば旅行券の類を当てて、導入とするのがお約束です。神界福引だと、黄泉平坂、ヘルヘイム、地獄などなど、死後の世界フルコース辺りでしょうか。神格と言えど簡単に行き来できないので需要はありそうですが、自己責任にされる気がしてなりません。
2025
ビタミンCと呼ばれる栄養素があります。アスコルビン酸の別名です。ビタミンとは人間が生命活動をする上で欠かせない微量有機物の総称であることは以前に触れました。これらは発見された順番でアルファベットが割り振られることになります。つまり3番目です。Bに関しては後の研究で似た働きをする物質の複合体であることが判明し、8種類に細分化されたのは余談としまして。話は大航海時代初頭、つまりは15、6世紀まで遡ります。当時の船乗りは、歯茎から出血、皮膚や毛髪の乾燥、極度の脱力感などに悩まされていました。いわゆる壊血病です。原因不明で解決策は乏しく、死に至ることも珍しくありません。後に柑橘類を摂取することで予防できると気付き始めます。しかしこの時点では理由を説明できませんでした。現代でこそビタミンCの欠乏が引き起こすと半ば常識になっているものの、当時の人からすれば呪いの類にすら感じられたでしょう。オレンジに含まれる化合物が必要だと予測したのは1919年、更にビタミンCの名を与えられたのが翌年で、なんと20世紀になってからです。実に500年ほども苦しめられてきた計算になります。これ程に恐ろしい病ですが、哺乳類全体から見れば珍しかったりします。ホモ・サピエンスは、ビタミンCを合成できない数少ない種なのです。何で切り捨てたんだと思ってしまいますが、御先祖様にも色々あったんだとするほかありません。
(・ω・) 何処にでも含まれてるからええやろってことらしい
【それ故の歪みも発生する】
月:オリンポス十二神の一柱ヘパイストスは、
見栄えがしなく不具だったので海に捨てられた。
朱:蛭子さんに似てます~。
月:現代だと各方面に怒られかねん。
黄:淘汰という意味では自然なんだけど、
今の連中は高尚で潔癖なんだよぉ。
【貴子も伊邪那岐から誕生してるという】
黄:何が酷いって、ゼウスが単独でアテナを産んだから、
腹を立てたヘラが対抗した結果の子なんだよぉ。
朱:斬新な当て付けです~。
ア:ある意味で、お姉様の弟と言えますの。
月:正直なとこ全く同意できない理屈だが、
我ら神族の血縁は複雑であるからなぁ。
【かくもメンタルを完成させるのは困難である】
黒:瞑想は心が落ち着く。
黄:とうとう精神世界に逃げ込んだんだよぉ。
玄:現状から目を逸らすには有効な手段です。
黒:ふっ、貴様らには分からんだろうな。
黄:そうやってちょっと上から見ようとしてる時点で、
悟りからは程遠いんだよぉ。
【ある意味で本質だけどこうはなりたくない】
朱:ですけど極まったお金持ちとか権力者って、
意外とスピリチュアルにハマりますよね~。
黄:俗欲で満たされないと気付いてしまうんだよぉ。
玄:知らないままなら幸せなのが何とも。
朱:やはり私みたいに、
深く考えないのが理想なんじゃないですか~。
ヘパイストスは後に復讐でヘラを動けなくします。解放の条件は美の女神アフロディテとの結婚でした。容姿にコンプレックスがあったからでしょう。それで夫婦生活がうまくいくはずもなく、結局は嫁にも疎まれてしまいます。一方で鍛冶師としては随一の名声を誇っていて、仕事と家庭の両立が難しい好例なのかも知れません。
2025
ハツカネズミと呼ばれる動物が居ます。ネズミ科ハツカネズミ属に所属する小型哺乳類の一種です。日本列島にはネズミが10種類以上生息しています。しかし人間の生活圏に食い込んでいるのは、ドブネズミ、クマネズミ、ハツカネズミの3種のみです。中でもハツカネズミは小柄で、大柄なラットとは対のマウスに分類されています。名の由来は諸説ありますが、妊娠期間が二十日程度だからというのが有名です。他には噛まれても痛くないことから甘口ネズミと呼ばれていたのが、廿日(ハツカ)と書き間違えて定着してしまったなんてのもあります。見た目は可愛らしくもありますが、残念ながら害獣です。作物を食い荒らすのはもちろん、どんな病原菌や寄生虫を持っているか分かりません。また近年だと電気系のコードを噛み千切る被害が多発しています。何よりも恐ろしいのは繁殖力です。二ヶ月程度で成獣となり、前述の通り20日もあれば出産します。一度に6匹程が生まれるのを、1年から1年半くらいの生涯で繰り返します。爆発的に増えることを意味するネズミ算の語源です。ペットとして飼う人も居ますが、対策をしないとえらいことになります。こうなるとネズミ全般を威嚇して近寄らせない猫は実に神々しい存在です。骨抜きにされている現代人は多いですが、恩義が遺伝子に染み付いているからかも知れませんよ。
(・ω・) ネズミは洒落抜きで国を傾けかねない
【世代を跨いだら戦う理由が曖昧に】
亜:世界が団結するには、悪の組織が必要じゃん。
黄:一時的な共闘は望めるんだよぉ。
玄:終戦後に内輪揉めまでがお決まりかと。
亜:つまり半永久的に君臨し続ければ良いのか。
朱:それは新たな権力構造が誕生しただけで、
平和になったとは言い難いです~。
【だから嫌になって辞めたんだけど】
亜:そんなとこなら辣腕を振るえそう。
黄:このアホを雇うのは同類だけなんだよぉ。
白:青龍はぶっ飛んでたのか。
朱:昔は発明を趣味に留めてましたので~。
玄:芸術家も感性を爆発させると売れませんし、
程々に抑制する役回りが必要ですよね。
【欠点を青龍が補ってるだけのような】
白:四神崩壊の危機、とか煽られてみたい。
黄:ハリボテ集団が何か言ってるんだよぉ。
玄:組織としての強みは皆無の自信があります。
朱:胸を張るところでしょうか~。
白:それでも成立しちゃう辺りに、
個の完成度を感じ入っちゃうねぇ。
【何話に相当するかを問うのは許されない】
朱:原作付きの劇場版っぽさがあります~。
玄:相棒がまさかの敵対と触れ込んでおきながら、
凄く雑に和解する的な。
黄:時間内に畳まないといけないんだよぉ。
玄:あくまで番外編なのは理解していますが、
整合性を考えると演算装置が壊れかねません。
80年代辺りの東映ジャンプ映画は、40分くらいで締めないといけないので展開がスピーディです。日常系の導入から悪者が登場し、幹部達をレギュラー陣が薙ぎ倒しつつ、最後は主人公がボスを倒します。話としては出鱈目なのですが、子供の感覚だと満足度が高い辺り大人と同じ目線で語ってはいけないんでしょうね。
2025
マクロファージと呼ばれる細胞があります。白血球の一種で、免疫系の中枢を担う存在です。マクロは大きい、ファージは食らうで、大食を意味します。そもそも免疫とは、体内に入った異物、または自分で作り出しながらも不要な物質をどうにかするシステムの総称です。マクロファージは血液を介して体内を巡回し、怪しげな輩を見付けたら攻撃します。方法は名前の通り丸飲みです。アメーバ状の全身で包み込み、周囲に警告を発します。次いで司令部的な場所に持ち帰って、分析の依頼をする有能っぷりです。働いてくれないと、ちょっとした細菌ですら大繁殖して深刻な状態に陥ってしまいます。白血球の中で数が多い好中球を兵卒とするならば、マクロファージは橋渡しをする下士官といったところでしょうか。一方、さして悪影響が無い連中に過剰反応して無駄なエネルギーを消耗することもあります。いわゆるアレルギーです。ダルい、痒い、お腹痛いくらいならマシな方で、場合に依っては命に関わります。これはマクロファージの働き過ぎが一因です。複数の細胞が関わる中、お勤めを果たしているだけなので誰が悪いという話ではありません。良くも悪くも複雑化した機構の弊害というか、バグみたいなものです。総合的に見れば良く出来ているのですが、世に完璧なんて有り得ないんですね。
(・ω・) 何故か和訳の大食細胞はあまり使われない
【悪いことと認識してないから出来るんだし】
須:儂の趣味が酒を呑むだけと思うちょらんか。
黄:迷惑掛けてなきゃ好きにするんだよぉ。
天:酒乱癖持ちなんですけど。
須:そんな古い話は忘れたわい。
朱:加害者側の罪悪感が稀薄なのは、
神様の世界でも変わりません~。
【まずどうなったら達人なのかが分からない】
朱:道楽と言えば月読さんは何にでも手を出しますが~。
月:褒められてる気がしない。
黄:客観的事実なんだよぉ。
天:何事も多ければ良い訳では無いんですよね。
黄:とはいえ飲酒を極めるのも、
間違ってると言わざるを得ないんだよぉ。
【人格を信頼されてないことが問題なのでは】
朱:月読さん達には育ての母が居ませんから、
姉の天照さんが担うべきです~。
月:これがか?
黄:マジトーンなんだよぉ。
天:少しくらい抜けている方が、
子供はしっかり育つとも言いますよ。
【この姉妹は本当にどうしようもないな】
天:大事なのは、寄り掛かりたくなるかです。
月:カーッカッカッ。
黄:聞いたことない笑い声なんだよぉ。
朱:片腹痛いというやつでしょう~。
月:我、自他共に認める甘え下手であるが、
朽木に身を任せるほど盲目では無いわ。
こうして見ると、天照か月読のどちらかに母性があれば関係は拗れなかったのかも知れません。もちろんアイデンティティが崩壊するので、一長一短なのですが。懐が深い日本神話の神様なんて存在するか怪しいですし、やっぱこれで良いということにしておきましょう。