番頭という言葉があります。一般にはバントウと読みます。幾つか意味はありますが、最も使われるのは商家の役職としてでしょう。雇われではあるものの実務を一手に担っていて、経営する上で不可欠な存在です。現代で正式な肩書として用いているところは少ないでしょうが、例えとして呼ぶことはあるようです。あくまで使用人であるというのがポイントで、現実的な視点で店を切り盛りする立場です。従業員と経営者を繋ぐ橋渡し的な役目もあります。ある程度の企業ならともかくとして、中小以下ですと個人の能力に依存していることはありがちです。番頭は要ですが頼りすぎると実権を握られ、店主がお飾りになってしまうことも珍しくありません。役割分担と立場を理解することこそ大事なのですが、簡単にはいかないのが組織というものでもあります。これは商売に限らず、政治家と民衆なんかにも言えることな辺り、人の世の難儀さが伺えますね。 (・ω・) 権力の綱引きは、完勝か完敗まで続けられることが多い訳で 【お茶菓子をタダ食いしてからだと言い難さが増すぞ】 メ:随分と、薄汚れたところ。 マ:とうとうカモがきおったで。 玄:気持ちは分かりますが、本心は隠した方が良いのでは。 マ:こんくらいで帰ってまうようなんは、冷やかしも同然や。 玄:それも一理あります。 メ:私が刑事だって、切り出すタイミングを逸しそう。 【野良の狂犬の方がタチ悪くないですかね】 マ:なんや、国の飼い犬かいな。 メ:初対面なのに、酷い言われようなんだけど。 玄:私達のような零細から見れば、 黙っていても給料が降ってくる公務員は敵のようなものです。 メ:賃金分くらいは働いてるつもりなのに。 マ:常識的な月給で守れる治安いうんがあるとは知らへんかったで。 【話の種になると思って応募しただけなのに】 マ:ほいで、何の用や。 メ:探偵の経験も無いのに開業した胡散臭いのが居ると聞いて、 犯罪の可能性を考えて様子を見に来た。 玄:良くも悪くも、正直な方です。 マ:反論でけへんのが痛いところや。 玄:まさかとは思いますが、ここでのバイト歴が、 私の将来に大きく影を落としたりしませんよね。 【ここで第三者と話をすること自体が珍しいという】 マ:ゆうて後ろめたいことあらへんからな。 見たいんやったら、日誌でもなんでも好きにせーや。 玄:書き込むこともないので、ほぼ真っ白ですけど。 メ:それは、笑っていいの? マ:高笑い、嘲笑い、苦笑い、よりどりみどりでかまへんで。 玄:この自暴自棄感に免じて、 今日のところはお引取り頂ければと考えております。 キャストに関しましては、前述の通り悪魔的ナースのメンバーを引き継ぐことにしています。あんまし考えてませんでしたが、特異点である朱雀は何処かに湧くのか、作者たる私も注目していきたい所存です。 PR |
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