鳩山総理が、本日、辞意を表明しました。
え、ちょ、おま、待てよ。辞めんなよ。折角、参議院選での前代未聞空前絶後、カタストロフィー的大惨敗を期待していたって言うのにさ。まあ、総理をすげ替えるなら、解散して信を問えと言っていたのが当の鳩山さんだったって事実は、言い飽きられてるでしょうからとりあえず流すとして。
しかし、リーマンショックで、好きなタイミングで解散できなかった麻生前総理と違って、唯、参議院選の為だけに総理辞職とか、民主党さんはさすがどすなぁ。口蹄疫とか、まだ収まってませんよ。つーか、大臣、フルーツバスケットタイムですか。このややこしい時期に、各大臣も仕事放り出させるとか、何が何やら。まさか民主党さんともあろう御方が、福田、麻生政権の時に批判した、大臣横滑り制を採用したりしませんよね。
( ・ω・) ああ、もう、幾らでも突っ込みどころが湧いてきて、処理しきれないんだよぉ
サマンオサ北方大陸は南方同様、基本的には原住民に依る自治地域だ。文化水準で言うのであればジパングと同等か、或いはやや劣るというのが一般的な見解である。大陸全土に縦横無尽に流れる川は豊かな土壌を与えてくれるが、同時に地域同士の連絡を断ち、明確に文明と呼べる程の発展を遂げてこなかった理由の一つとして上げられていた。
だが、フロンティアスピリットを持つ一人の原住民が、近代的な都市を創造すべく立ち上がった。東方海岸沿いの土地を切り開き、海外の商人と共に発展させたその地は、誰とも無く、『開拓者の町』と呼ばれ、ロマリアやポルトガといった西方諸国に引けを取らない一大都市へと変貌を遂げた。
海運量が激減し、一時期の勢いが衰えた今でも、内地開発の拠点として相応の権勢を誇っており、北サマンオサ大陸に於ける主要都市であることに変わりはない。
尚、『開拓者の町』は諸外国の面々が使う呼称であり、地元の人間は先ず使用しない。ここでは、最大の功労者である商人、ハン氏の名を取って、『ハン・バーク』と呼ぶのが最も一般的だ。
「いらはい、いらはい。旅のお供と言えば、そう薬草! 今なら謝恩価格で一つ六ゴールドのところを、更に十個セットで五十八ゴールドで御提供だ!」
「あーんなしょっぱい店で買うなんざぁ、素人の証。違いの分かる男は黙ってブンコク堂、ブンコク堂だよ」
「何をぉ。堂々と営業妨害するたぁ、いい度胸だ。表出やがれ!」
「あんだ、こるぁ、やんのか、ボケ」
「アンタ! バカなことやってないでとっとと客を呼び込んできな!」
「ごめんよ、カーチャン」
何だか、町に入って早々、切ない家族模様を見た気がしないでもない。
PR