デコイと呼ばれるものがあります。英語だと、decoyです。元は、狩猟で用いる囮を指していました。集団生活を好む鴨などを模した木彫り細工を水に浮かべ、勘違いして近付いたところを狙い撃つ訳です。転じて、騙して誘き寄せるものや行為全般を指すようになりました。日本語だと、サクラが近いでしょう。こちらは元々、芝居小屋の賑やかしのこととされています。対価として、見物料は取らなかったのだとか。桜はタダで見れるのが基本なことと、咲いたと思ったらパッと散ることに掛けているとされています。こうして並べると、人はもしや鳥と同レベルなのではと考えてしまいます。単独で生存可能なタイプでは無いという共通点があるので、納得できる面もありますけど。他に同種を罠に使うというと、鮎の友釣りが思い浮かびます。これは縄張り意識を利用して誘い出すものですが、人間に応用はされているのでしょうか。警察の捜査なんかには使えそうですが、集客となると微妙な感じがあります。オークションでの吊り上げ行為は一般にサクラ扱いされますが、対抗心を煽るという意味では友釣りの方が近い気もします。これを技術と呼ぶか、違反スレスレのグレー行為とするかは、また別の議論が必要そうですけどね。 (・ω・) 手数料さえ貰えればいい運営の放置が元凶な気もする 【結婚さえしてしまえば何とかなるという意見もある】 マ:死体の第一発見者になる為に、早朝ジョギングを始めよう思うんや。 玄:良くあると言えば、そうですけど。 マ:犬の散歩でもええねんけど、飼っとらんしな。 玄:その目的で養い出すというのも順番が違う気もします。 マ:ちゅうて、あいつら鼻が利くし、使い道はあるで。 玄:自身の食い扶持すら怪しい状態で扶養者を増やすのは、 無責任とされる風潮がありますけどね。 【何故だか動物に例えることが多いと気付いてしまう】 マ:せやけど、犬はやっぱアカンな。 玄:警察を思い出すからでしょうか。 マ:それもあるんやけど、 黒猫にすべきゆう熱い意志が心の奥底から湧き上がってくるねん。 玄:あの子達は可愛いですけど、ネズミ退治くらいしか働きませんよ。 マ:この世界やったらスパイをネズミて呼ぶことあるし、 役に立つかも知れへんで。 【一発逆転の無いシンデレラとか広まらなかっただろうし】 マ:アリバイがあらんで動機も充分、更には粗暴な性格しとった場合、 絶対に犯人ちゃうやろなぁと考えてまうんは危険なんやろか。 玄:統計をとった訳ではありませんが、 世間で起こる事件は大抵そういった方がやらかしているのでは。 マ:知らん内に、逆張りが染み付いとるところがあるで。 玄:小兵が大男を倒す、弱小が強豪に食い下がる、恋愛劣等生がモテだす等、 順当さに逆らうことが話作りの王道ではありますからね。 【求められているものを供出するのがエンターテナーという常套句】 マ:世間も似た認識で、波乱が無いと奇をてらっとるてゆわれる始末や。 玄:もはや、逆とは何なのかを考えるべきなのかも知れません。 マ:珍しい切り口は大抵やりつくされとるのが問題やで。 玄:とはいえ、この界隈で奇天烈な展開は求められていないでしょう。 マ:行く先々で殺しが発生してまい、背景には醜悪な人間関係が渦巻いてて、 綱渡りのトリックを成立させる、そういう小料理屋みたいんな素朴さでええんや。 玄:ファンというものが如何に業界ズレしてしまうかという、 典型的事例を見てしまった気がしてなりません。 コアなファンの声が大きくなり、定番だけが繰り返される業界は終焉に向かっているというのが悲しい現実です。ミステリーがどうなのかは何とも言えませんが、多少の粗は大目に見る寛容さを無くしてはいけないのかも知れませんね。 PR |
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