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 一般論として、コレクション趣味は男性の方に人気があるとされています。女性もモノに対して執着はしますが、どちらかというと見せびらかす方に比重が置かれていて、ズラッと並べられた蒐集物に対して一人悦に入ることは男性より少ないでしょう。コレクター巡りをしたことがないので、あくまでもイメージですが。
 それにしましても、文化と呼べるものが無かった大昔に、物を集めて満足するタイプの人間は存在したのでしょうか。食料や衣類といった、生活必需品を蓄えておくのをコレクションと呼ぶのは、ちょっと違う気がします。只の準備がいい人です。では、生きていく上で役立ちそうもないものを世界で初めて蒐集した人は、何を対象としたのでしょうか。全く想像も付きませんが、後に通貨となった貝殻とかですかね。綺麗ですし、食べ物集めのついでに出来ますし、アクセサリーに加工も出来ますし。犬やカラスが何か集めることはあるらしいので、人類が最初って訳でも無いと思うんですよね。ある程度の知能を持ったら、そういった趣味に目覚めるのかも知れません。つまり蒐集癖とは、溢れ出る知性の象徴と言い換えることも出来る気がしてきました。

(・ω・) 価値観が多様化する一端だとすれば、実に文化的な行動ではあるわな

【水面がどんなに美しかろうとそんなものさ】
月:聞くところに依ると、世の中には一貫教育なる、
 小学校なんかから、内部進学で大学にまで行けるシステムがあるらしい。
黄:うちの様な底辺大学には、縁のない話なんだよぉ。
月:常用漢字が半分くらい読めて、加減乗除が何とかできれば入学可能だからな。
  若い頃から確定しておくような進路じゃない。
黄:よくそんなので最高学府を名乗ってるなとは思うけど、
 湖の底に溜まるヘドロのようなものだと思えば納得なんだよぉ。


【死なばもろともは下民の基本思想】
月:底面が広いほど、でかいピラミッドを作れる。
  下層に甘んじていようと、それを誇れるでかい懐を持ちたいものだ。
黄:土台がガッタガタじゃ、単なる欠陥建築なんだよぉ。
月:潰れる時は上層も道連れということだな。何と胸がときめく話だろうか。
黄:何という最低な発言と思いつつも、ちょっと共感してしまう部分がある辺り、
 朱に染まりつつあるんだよぉ。


【結局は縦型社会が安定するってことなのかも】
月:そんな訳だから、人材と呼べる輩が入ってこない。
  研究、就職共に悲惨だから大学の名が挙がる機会もないという悪循環だ。
黄:そんな中でも最底辺扱いを受ける教授がいる辺りに、
 人間社会の深い業を感じてしまうんだよぉ。
月:私がサンドバックとなることで心の安らぎとなるなら、それでいいじゃないか。
黄:別に、具体的に誰とは言ってないんだよぉ。
月:貴様、誘導尋問とは卑怯だぞ!


【教育と商売のバランスが崩れるようではもう末期】
月:極稀に入ってくる優秀な生徒も、大学院は別のところを選ぶからな。
  残るのは社会に出るのを先延ばしにしたい類の外れしか居ない。
黄:八方塞がりすぎて、打開策が全く思い浮かばないんだよぉ。
月:こうなってくると、スポーツに特化したり、
 タレントに教授の肩書をばら撒いて名を売るのも、否定しきれない感があるな。
黄:だから学問を修める場所として根本から間違ってるんだけど、
 給料が出なくなっても困るし、見て見ぬ振りを決め込むんだよぉ。

 という訳で本日よりいきなり月読教授です。とりあえず困ったら穴埋めに使えばいいんじゃないという便利屋的ポジションですが、元来の月読からして数合わせなのでそんなに間違ってません。
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