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 差し金という道具があります。曲尺(カネジャク)とも呼ばれ、主に大工仕事で使用する直角に曲がった定規のことです。この形状である利点は幾つも存在します。まず単純に、建材が90度になっているかをチェックできます。また切断面に対して垂直に線を引けます。他にも三角関数の理屈で特定の角度を導き出せます。更には斜めに目盛りを合わせることで、三等分、五等分と、自在に分割が可能です。この様に、一本あるだけで様々な応用が出来るのでDIYでも必需品の一つとされたりします。歴史的には聖徳太子が大陸から持ち込ませたという俗説があるくらいに古いものです。向こうでは少なくても後漢時代には利用していたようです。そこから何処まで遡るかは不明ですが、ある程度の建造技術が成立した時期には実用化されていたと推測されています。一方で、誰かが裏で糸を引いて操っていることを差し金と表現します。これは歌舞伎で蝶や鳥などを動かす為の竹竿、または傀儡を操作する細長い棒から来ているというのが通説です。大工の棟梁が指示棒として差し金を使っていたからとも言われていますが、黒幕感が足りないので信憑性は微妙です。職人の魂に悪いイメージが付くのも何なので、前者ってことにしておいた方が丸く収まるのかも知れません。

(・ω・) 1958年、尺貫法が禁止になって一悶着あったとか

【選別試験を兼ねてる展開なら許される】
玄:朱雀さんは何かありませんか。
朱:イベント会場として貸し出すのはどうでしょう~。
黄:アクセスが最悪なんだよぉ。
玄:辿り着くまでを含めれば良いんです。
  つまりオリエンテーリング的な。
黄:遭難者続出で責任問題になる未来しか見えないんだよぉ。


【むしろ限られた物資を奪い合うのでは】
玄:サバゲーマーなら喜び勇んでくれるでしょう。
朱:サバイバルの意味が変わりませんかね~。
黄:リアル路線ってことにしておくんだよぉ。
玄:味方の屍を乗り越えてこそ、真の生還者と言えます。
朱:戦ってる場合じゃなくなりそうです~。
黄:極限状態で一時共闘ってのは良くあるけど、
 それを抜けたら対立が復活するんだよぉ。


【だとしたら玄武に使わせてくれるとは思えない】
黄:発案者としてはどうなんだよぉ。
玄:玄武の名を知らしめる手段を考えていましたが、
 これといって思い付きません。
朱:こんな僻地と売名は繋がりません~。
黄:酷い言われようなんだよぉ。
玄:何で都会の一等地じゃないんだと、
 恨み言の一つも言いたくなってきました。


【引き立て役の存在が底上げを促す可能性はある】
玄:仕方ないので、継続案件とさせて頂きます。
青:本来業務をしてください。
黄:見慣れた遣り取りなんだよぉ。
玄:四神のブランド価値を高めるという意味で、
 決してマイナスにならないはずです。
朱:これも何度か聞いてますけど、
 未だに事実なのか疑ってるんですよね~。

 キャラの立った四人衆を創作する場合、ほぼ同格であるより序列を感じられる方が印象に残るのではないでしょうか。言い換えると噛ませ犬にも立派な役割があるって感じですけど、当人が納得できるかは別の話というのも分かります。
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