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 この際なので断言しますが、難解なことを高尚だと思うことは、中二病というか、物事を斜めに見過ぎというか、いずれにしても偏った思想です。ことがややこしいことには、何の価値もないのです。問題は、中身があるかどうかで、分かり易い、分かり難いは、発信側と受け手側のキャッチボールが円滑に行われてるかどうかの指針に過ぎないというか、表現の手法というか、そういった類のものに過ぎないはずなんです。
 まあ、言うは易く行うは難しは世の常で、実際にそういった観点でものを評価して、行動できているかどうかは全く別の話ではあるんですが。ともあれ、何がしかの作品を誰かと見た時、『こんなのも分かんねーのかよ』とか言い出すような人にはなりたくないなぁという話です。あなたが理解したつもりになっている作品は、本当に作者の意図するものと一致しているのでしょうか。私なんかは、ドノーコンの豪速球投手みたいなもので、とりあえず投げてみて、ちゃんとキャッチャーが捕れる範囲に行くかどうかはボールに聞いてくれというスタンスなので、どう受け取って頂いても構いませんが。緻密な構成って、どこの宇宙の言語ですか。
 というか、頭の理屈側でものを考えだすと、面白い、面白くない、中身がある、ないなんてものは、全て錯覚じゃないかという気すらしてきて、こんがらがってきたりもします。あれ、こういうものの考え方も、少し偏ってたりするのかしら。

(・ω・) 考えるな、感じるんだは、一種の真理なのかも知れませんね

【始まりはいつだってこんなもの】
月:舌の根も乾かぬ内にとか言うが、アレって、滅多なことじゃ乾かないよな?
黄:知ったことか、なんだよぉ。
玄:嘘つきは閻魔様に舌を引っこ抜かれると言いますし、何らかの関連があるのでは。
月:あの野郎、行動に移す前に嘘かどうか見極めてる可能性があるな。
玄:閻魔の裁きは、心の内にまで及ぶということですね。
黄:何か、もしかしたらちょっとくらいはいいことを言ってるんじゃないかと、
 錯覚しつつある自分が怖いんだよぉ。


【そして宇宙は終焉へと向かう】
月:天然ボケと天才の境目は、極めて曖昧なものである。
朱:ふに?
黄:ある意味、これ以上に実践している生き物も居ないんだよぉ。
月:何らかの手段で朱雀を百匹くらいに養殖して、
 有意義なことをしでかすか検証してみたい。
黄:そこまで増やすと臨界突破のように無尽蔵に増殖し続けるんじゃないかと、
 愚にもつかない妄想が現実味を帯びてくるんだよぉ。


【要は思考停止が問題】
月:アクションゲームのやりすぎで、
 空中で方向転換が容易にできるのではないかと錯覚する。
玄:エレベーターが落下しても、着地の瞬間にジャンプすれば衝撃を緩和できますよね。
黄:お前ら、慣性とか、自由落下について勉強しやがれなんだよぉ。
月:普通の人類でも、気合い入れれば、二段ジャンプくらい習得できるものだろ?
黄:これがゲーム脳という奴かとツッコみたいけれど、
 創作と現実の差が分からない奴は小説や映画でも居るし、冤罪に近いものなんだよぉ。


【初動捜査に失敗したみたいな】
月:ふぅ、これだけ語っておけば、弟子が適当にまとめてくれるだろう。
黄:凡作をヒット曲に化けさせる、敏腕プロデューサーの仕事に思えてきたんだよぉ。
月:結局のところ、世の中、宣伝が全てということさ。
黄:日本神話の根幹である古事記と日本書紀で残念極まりない月読が言うと、
 如何ともし難い気分になるのは必然というものなんだよぉ。
月:ギブミーモアコマーシャル!

 ふぅ、これで朱雀が休んだのは一回だけという準皆勤記録は維持されたな。
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